写真

氏名

藤巻 明 (フジマキ アキラ)

FUJIMAKI Akira

所属

文学部 文学科英米文学専修

文学研究科 英米文学専攻博士課程前期課程

文学研究科 英米文学専攻博士課程後期課程

職名

教授

出身地

長野県

研究分野・キーワード

イギリス・ロマン主義、十九世紀イギリス散文、コールリッジ、モダニズム、翻訳

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • イギリス文学の中でも特に、ロマン主義の時代を研究テーマとする。詩を中心として、その前後の時代も含めた包括的な文学研究をめざしている。これまで特に、ロマン主義詩人・批評家サミュエル・テイラー・コールリッジ、散文家トマス・ド・クインシーの研究と紹介に焦点を合わせてきた。ロマン主義文学を複雑な形で継承したヴィクトリア朝の詩と散文にも強い関心を寄せている。

 

主要研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • イギリス・ロマン主義文学研究

研究経歴 【 表示 / 非表示

  • イギリス・ロマン主義・文学研究
    研究期間: 1985年04月 ~ 継続中
    研究課題キーワード: イギリス,ロマン主義,文学
    専門分野(科研費分類): ヨーロッパ文学
    研究活動内容:
    産業革命とフランス革命を契機として生じたイギリス・ロマン主義文学を、近代化による世界の変貌に対する最初の文学的な反応と捉えて、詩を中心とした研究を行なっており、具体的には、詩人で批評家のサミュエル・テイラー・コールリッジにおける近代人としての心理的葛藤を作品の中に跡づける論文を幾つか書き、一般向けの共著書でこの時代の文学全般について紹介した。また、ヴィクトリア朝時代の評論家ジョン・ラスキン、モダニズム詩人エズラ・パウンドについても論文を書いたほか、コールリッジとその盟友ウィリアム・ワーズワスを後輩として近くから見詰めた散文作家トマス・ド・クインシーによる先輩詩人たちについての回想録、及び現代の英米研究者による文学理論や美術論の翻訳を行ない、ロマン主義文学を中心としつつ、できるだけ幅広く近代以後のイギリス文学を見続けている。

論文 【 表示 / 非表示

  • Thomas De Quincey's Portrait of the Lake Poets: Individual Reality and Universal Ideal
    言語区分: 英語
    掲載誌名: 立教大学文学部英米文学科 英米文学  73号  (頁 69 ~ 94)
    掲載紙 発行年月: 2013年03月
    著者氏名(共著者含): 藤巻 明

    掲載種別: 研究論文(大学,研究機関紀要)
    共著区分: 単著

  • 一八一六年六月十八日のクリスタベル―バイロン、ハズリット、シェリー―
    言語区分: 日本語
    掲載誌名: 亡霊のイギリス文学―豊饒なる空間―  (頁 81 ~ 98)
    掲載紙 発行年月: 2012年08月
    著者氏名(共著者含): 藤巻 明

    掲載種別: 研究論文(その他学術会議資料等)
    共著区分: 単著

  • 文学の舞台裏を覗く―トマス・ド・クインシーとワーズワス一家の往復書簡―
    言語区分: 日本語
    掲載誌名: 書簡を読む(桑瀬章二郎編)  (頁 119 ~ 154)
    掲載紙 発行年月: 2009年10月
    著者氏名(共著者含): 藤巻 明

    掲載種別: 研究論文(その他学術会議資料等)
    共著区分: 単著

  • 新聞―『モーニング・ポスト』とサミュエル・テイラー・コールリッジ
    言語区分: 日本語
    掲載誌名: 人文資料学の現在I(浦野聡・深津行徳編)  (頁 45 ~ 102)
    掲載紙 発行年月: 2006年04月
    著者氏名(共著者含): 藤巻 明

    掲載種別: 研究論文(その他学術会議資料等)
    共著区分: 単著

  • 北村透谷とワーズワス―冥交論に見るロマン主義的世界観の影響―
    言語区分: 日本語
    掲載誌名: 新保祐司 編 北村透谷―«批評»の誕生 『国文学 解釈と鑑賞』 別冊 至文堂  (頁 156 ~ 166)
    掲載紙 発行年月: 2006年03月
    著者氏名(共著者含): 藤巻 明

    掲載種別: 研究論文(その他学術会議資料等)
    共著区分: 単著

全件表示 >>

著書 【 表示 / 非表示

  • チャールズ・ラム『完訳エリア随筆IV』続篇[下]
    記述言語: 日本語
    出版機関名: 国書刊行会
    発行年月: 2017年05月
    著者氏名: 藤巻明, 南條竹則

    著書種別: 単行本(学術書)
    専門分野(科研費分類): ヨーロッパ文学

  • チャールズ・ラム『完訳エリア随筆III』続篇[上]
    記述言語: 日本語
    出版機関名: 国書刊行会
    発行年月: 2016年03月
    著者氏名: 藤巻明, 南條竹則

    著書種別: 単行本(一般書)

  • チャールズ・ラム『完訳エリア随筆II』正篇[下]
    記述言語: 日本語
    出版機関名: 国書刊行会
    発行年月: 2014年08月
    著者氏名: 藤巻明, 南條竹則

    著書種別: 単行本(一般書)
    担当部分: 163-258ページ

  • チャールズ・ラム『完訳エリア随筆I』正篇[上]
    記述言語: 日本語
    出版機関名: 国書刊行会
    発行年月: 2014年05月
    著者氏名: 藤巻明, 南條竹則

    著書種別: 単行本(一般書)
    担当部分: 188-337ページ

  • 肖像と個性
    記述言語: 日本語
    出版機関名: 春風社
    発行年月: 2008年03月
    著者氏名: 藤巻明

    著書種別: 教科書
    著書形態: 共編著

全件表示 >>

総説・解説記事 【 表示 / 非表示

  • 20世紀のこの1点
    記述言語: 日本語
    出版機関名: 研究社
    掲載誌名: 英語青年 144巻 11号 (頁 59 )
    掲載誌 発行年月: 1999年02月
    著者氏名(共著者含): 藤巻 明
    掲載種別: 総説・解説(学術雑誌)
    共著区分: 単著

  • 『湖水地方と湖畔詩人の思い出』 詩人たちの生々しい実像
    記述言語: 日本語
    出版機関名: 朝日新聞社
    掲載誌名: 週刊朝日百科世界の文学7ヨーロッパIIワーズワス、バイロンほか (頁 208 ~ 209 )
    掲載誌 発行年月: 1999年08月
    著者氏名(共著者含): 藤巻 明
    掲載種別: 総説・解説(商業誌)
    共著区分: 単著

  • 宴の後―ロマン主義詩人の晩年―
    記述言語: 日本語
    出版機関名: 研究社
    掲載誌名: 英語青年 147巻 1号 (頁 6 )
    掲載誌 発行年月: 2001年04月
    著者氏名(共著者含): 藤巻 明
    掲載種別: 総説・解説(商業誌)
    共著区分: 単著

  • 編年体vs紀伝体
    記述言語: 日本語
    出版機関名: 研究社
    掲載誌名: 英語青年 147巻 4号 (頁 224 )
    掲載誌 発行年月: 2001年07月
    著者氏名(共著者含): 藤巻 明
    掲載種別: 総説・解説(商業誌)
    共著区分: 単著

  • 豊穣なる混沌―アイルランド詩の現在―
    記述言語: 日本語
    出版機関名: 研究社
    掲載誌名: 英語青年 147巻 7号 (頁 439 )
    掲載誌 発行年月: 2001年10月
    著者氏名(共著者含): 藤巻 明
    掲載種別: 総説・解説(商業誌)
    共著区分: 単著

全件表示 >>

その他の研究業績 【 表示 / 非表示

  • Steve Clark and Masashi Suzuki (eds.), The Reception of Blake in the Orient (London: Continuum, 2006). 書評(英文)
    活動期間(研究年月など): 2008年03月
    研究活動区分: 書評
    活動概要:
    Studies in English Literature English Number 49 (2008): 108-16.

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • イギリス・ロマン主義批評に関する綜合的研究
    研究期間: 1993年04月 ~ 1994年03月
    研究種目: 奨励研究A
    研究内容:
    イギリス・ロマン主義文学批評について、以下の諸点を明らかにした。1. 文学は、伝統的な規範を尊びながら、無意識のうちにそこから逸脱する傾向があること。2. 既成のイギリス文学批評が、経験論、現実主義、保守主義などに立脚していたのに対し、ロマン主義文学批評は、当時の社会、政治、経済の大変動に対応する形で、観念論的、理想主義的な革命的文学批評を確立したこと。3. 生真面目なロマン主義的理想に対して、ヴィクトリア朝期以降、とりわけモダニズムの文学者たちは反発したが、古典的規範からの逸脱を意識化・先鋭化したほか、公認されているよりもはるかに多くの要素をロマン主義から継承していること。ロマン主義批評とその前後の時代との断絶と継続性の両面についての認識を得て、その後いくつかの論文にその知見を盛り込んで発表した。

  • 定期刊行物への寄稿によるイギリス・ロマン主義文学の自己形成と世論形成
    研究期間: 2003年04月 ~ 2005年03月
    研究種目: 萌芽研究
    研究内容:
    1790年代から1830年代までの主要な文学雑誌と新聞の政治的傾向、読者層、購読者数、相互の敵対関係、協力関係などを詳しく調べて、当時の定期刊行物出版の見取り図を作成すしながら、主要なロマン主義作家たちが、どの定期刊行物にどのような形で関わり、どのような寄稿をしていたのかを明らかにした。以上をを踏まえて、作家として自己形成する際に定期刊行物への寄稿によっていかなる影響を受けたか、また、反対に、編集者との遣り取りや寄稿した文章を通して、作家の存在が発表媒体の姿勢にどのような影響を与えたかを探り、さらには、作家と編集者との駆け引きを経て世に出た定期刊行物が、産業革命の光と影に直面しながら、海外進出を盛んに行なうイギリスの世論形成にどのような影響を与えたのかを明らかにした。

  • イギリス・ロマン主義文学の生成過程と正典化についての実証的研究
    研究期間: 2010年04月 ~ 2013年03月
    研究種目: 基盤研究(C)
    研究内容:
    本研究の目的は、フランス革命の影響下保守派と急進派に分かれて争う騒然とした18世紀末のイギリスにおいて、革命支持派として政治色の濃い文学活動を開始したロマン主義詩人たちが生み出した作品について、当時の歴史や社会の状況、とりわけ興隆しつつあったジャーナリズムと作家の関わりを視野に入れて作品の生成過程を実証的に把握することによって、その後に正典化されていく段階でつけられた尾鰭をできるだけ取り払った執筆当時のままの姿で捉え直し、ロマン主義文学の周囲に張り巡らされてきたさまざまな常識の壁を打破することにある。作品生成過程と、各時代の作品受容の積み重ねとしての正典化の実証的再検討により、作品本来の姿に立ち向かい、その力を理解する批評方法の確立を目指す。

  • イギリス・ロマン主義文学における公共圏――友愛共同体と印刷文化
    研究期間: 2014年04月 ~ 継続中
    研究種目: 基盤研究(C)
    研究内容:
    18世紀末のイギリスにおいてフランス革命に発する自由と平等の理想の夢破れた後、それに代わる友愛共同体を形成した第一世代のロマン主義作家たちが、そのような比較的狭い公共圏の中で相互に影響し合いながら成長し、やがて時期に違いはあっても、作家として自立し印刷文化というより広い公共圏へ乗り出して活動を続ける中で、友愛共同体時代の影響が持続したり、退けられたりする様子を辿ることによって、私圏に属する個人的な才能や自己同一性だけを拠り所にした孤高の芸術家というロマン主義文学者像を修正し、それぞれの作家を二つの公共圏の中で相互に影響し合う群像の中に位置づけ直すことによって、その作品にも新たな光を当て、さらには当時の文学状況を立体的な形で再構築することを目指す。

その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 撞着語法を中心とするイギリスロマン主義文学の修辞学的研究
    研究期間: 1998年04月 ~ 1999年03月
    資金名称: 立教大学研究奨励助成金
    資金支給機関名: 立教大学
    研究内容:
    例えば、コールリッジが掲げる「自由な生命力と抑制する形式という相容れない原理の完全な一致」という芸術の理想、あるいは、シェリーが詩の理想とする「調和の取れた狂気」など、ロマン主義詩の中に頻繁に現われる撞着語法、あるいは矛盾語法的な表現は、デカルト的な主客二元論から脱却しようとして苦悩したロマン主義詩人たちが払わなければならない代償であり、視覚の歪みを感情の真実性によって裏づけようして、過剰な自己耽溺に陥る危険と戦った痕跡であることを突き止め、その後この知見をいくつかの論文に反映させた。

研究発表 【 表示 / 非表示

  • トマス・ド・クインシーによる湖畔詩人の肖像
    会議名称: 「肖像と個性」国際シンポジウム (2006年10月)
    会議区分: 国際会議
    開催場所: 立教大学
    発表形態: シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)

  • 名作を読む3 Samuel Taylor Coleridge, The Rime of the Ancient Mariner (1798)
    会議名称: 日本英文学会関東支部4月例会 (2008年04月)
    会議区分: 国内会議
    開催場所: 東京大学(駒場)
    発表形態: シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)

 

教育活動概要 【 表示 / 非表示

  • 教育活動については、上記の研究の最新の成果を反映させつつさらに視野を広げ、視覚的資料の多用によりイギリスの風土の紹介を行なって関心を惹きつける努力をしながら、学生が楽しく深く学べるような工夫を凝らしている。

 
 

学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示

1998年04月 ~ 1999年05月  
日本英文学会 事務局長補佐・大会準備担当書記
1999年04月 ~ 2000年05月  
日本英文学会 第72回大会開催校委員
2012年04月 ~ 2015年03月  
日本英文学会 編集委員
 

キーワード(記述) 【 表示 / 非表示

  • イギリス・ロマン主義

  • 十九世紀イギリス散文

  • コールリッジ

  • ド・クインシー

  • モダニズム

全件表示 >>

 

お問い合わせ先