Graduate School of Contemporary Psychology Master's Program in Body Expression and Cinematic Arts
映画における撮影、照明技術を研究テーマとする。フィルム、ビデオ、デジタルと撮影フォーマットは変遷し、特にデジタル化後はそのスピードは加速し4K映像、8K映像などさらに高精細になっている。また、今日の映画ではCG合成におけるVFXが当たり前に使われているのが現実である。テクノロジーの進化はそのこと自体素晴らしいことではあり、バーチャルな世界に引き込まれる人も多いことであろう。だが、撮影者は切り取るフレームで観客に「何を見せ、何を感じさせたいのか」の原点を失ってはならない。フィクション、ノンフィクションに関わらずそこにはドラマが表現されなければ何の感動もないであろう。そのためには、それを表現出来る技術が必要である。逆に言えば技術が向上すれば表現の選択肢も増え、そのことは作品全体のクオリティーにも繋がっていく。劇映画では演出や演技者の力量や背景によって大きく作品は左右される。そしてそれを切り取る撮影者のフレーミング、カメラワークによって現実化される。最終的には、それらすべてを包み込む「光と陰」の表現がすべてを調和させる。ドラマを撮るとは何なのか、こうした表現手法を考えていきたい。
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4 2023 - PresentCollege of Contemporary Psychology Department of Body Expression and Cinematic Arts Specially Appointed Professor
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4 2023 - PresentGraduate School of Contemporary Psychology Master's Program in Body Expression and Cinematic Arts Specially Appointed Professor
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4 2018 - 3 2023College of Contemporary Psychology Department of Body Expression and Cinematic Arts Specially Appointed Associate Professor
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4 2018 - 3 2023Graduate School of Contemporary Psychology Master's Program in Body Expression and Cinematic Arts Specially Appointed Associate Professor