Graduate School of Sociology Doctoral Program in Sociology
Graduate School of Sociology Master's Program in Sociology
フィールドワークを基盤に、インタビューを通して語り手の〈ライフ〉を捉えること、また聞き手自身の〈ライフ〉および語り手と聞き手のせめぎ合いにも目を向け、両者がともに生きている社会を描き出すことが課題である。20年以上にわたって「ひきこもり」のフィールドワークを継続してきた。近年は関心の幅が広がっており、様々な領域・場所に足を運んでいるが、通底するのは人をいかなる基準であれ序列化し、下に位置づけた者の存在を無視するような社会のあり方に対する憤りである。自分とは異なる人生を歩み、異なる価値観を培ってきた他者といかに折り合いをつけることができるのか、他者と出来る限りフラットに関わっていくためにはどうすればよいのだろうか。このことを問うていきたい。
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9 2023 - PresentCollege of Sociology Department of Sociology Professor
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9 2023 - PresentGraduate School of Sociology Master's Program in Sociology Professor
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9 2023 - PresentGraduate School of Sociology Doctoral Program in Sociology Professor