2024/02/29 更新

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カドタ タケヒサ
門田 岳久
KADOTA Takehisa
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
観光学部 交流文化学科
観光学研究科 観光学専攻 博士課程後期課程
観光学研究科 観光学専攻 博士課程前期課程
職名*
准教授
学位
博士(学術) ( 2011年10月   東京大学 )
連絡先
メールアドレス
研究テーマ*
  • 文化人類学・民俗学の立場から、現代日本における宗教的実践のあり方に関する民族誌的研究を行ってきた。具体的には巡礼や聖地、呪術といった宗教的事象と、ツーリズム、メディア、文化遺産制度などの現代的システムとの関係が主な関心対象である。また欧米民俗学や経験社会学を基礎とした語り研究(ナラティブアプローチ)の観点から、宗教経験に関する経験的語り・生活史の収集・分析も行っており、その観点から現代民俗学の理論的再編を試みている。近年ではコミュニティの持続と文化運動を主題に、廃校や博物館の再活用、「野の学問」に関する実践的な研究を、主に国内島嶼部をフィールドに行っている。

  • 学内職務経歴*
    • 2015年4月 - 現在 
      観光学部   交流文化学科   准教授
    • 2015年4月 - 現在 
      観光学研究科   観光学専攻 博士課程前期課程   准教授
    • 2015年4月 - 現在 
      観光学研究科   観光学専攻 博士課程後期課程   准教授
    • 2012年4月 - 2015年3月 
      観光学部   交流文化学科   助教
    プロフィール

    文化人類学・民俗学を専門として、主に日本でフィールドワークを行ってきました。

    研究の関心

    (1)エスノグラフィーを応用した離島文化運動に関するアクションリサーチ
    2010年から佐渡島(新潟県)において、小西公大(東京学芸大学)・杉本浄(東海大学)両氏と研究集団「生活文化研究フォーラム佐渡」を立ち上げ、廃校舎再活用、民俗写真を活用した生活史的研究、ヴァナキュラーアート、民俗博物館の再活性化などに関する、実践的な研究を共同で行っています。その一環で、1970年代に佐渡で文化運動を展開し、中央と地方の関係の問い直しや、ヘゲモニーへの”抵抗”を試みた民俗学者・宮本常一に注目。成果を『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学——地方からの叛逆』(2023年9月)にまとめました。

    【著者書き下ろし寄稿】宮本常一は地方といかに向き合ったのか(門田岳久) | note - 慶應義塾大学出版会 Keio University Press

     書評・書誌紹介
    『図書新聞』3623号,2024年01月20日(川森博司氏)/『図書新聞』3620号,2023年12月23日・短評(石原俊氏)/『週刊読書人』2023年12月15日号・短評(重信幸彦氏)/日本島嶼学会『NEWS LETTER』Vol.74, 2023年12月20日(長嶋俊介氏)/『中央公論』2023年12月号・短評(上林達也氏)/『朝日新聞』2023年11月25日17面(椹木野衣氏)/『新潟日報』2023年10月29日12面(菅豊氏)/『東京新聞』2023年10月21日9面・短評/『日本経済新聞』2023年10月14日30面(藻谷浩介氏)/『毎日新聞』2023年10月7日11面(伊藤亜紗氏)

     

    (2)ポスト世俗化と現代宗教の研究
    博士論文では現代日本の巡礼、聖地をめぐる人々の実践、企業や文化遺産制度による資源化、宗教や信仰をめぐる概念的な流動化を、民族誌として描きました。その内容は『巡礼ツーリズムの民族誌—消費される宗教経験』として上梓しました(日本宗教学会賞、版元品切)。その後も沖縄の御嶽や聖地をフィールドに、スピリチュアリティとツーリズム、聖地開発と政教分離などに関する調査を進め、モビリティの時代の宗教人類学の構想を行っています。

     

    (3)現代民俗学の理論化
    民俗学の現代的な可能性を理論、学際化、グローバルな展開に注目しながら探究しています。『〈人〉に向き合う民俗学』(共編著)や『方法としての〈語り〉—民俗学をこえて』(分担執筆)などでその成果の一端を公表し、多言語誌『日常と文化』を編集。入門書『民俗学の思考法—〈いま・ここ〉の日常と文化を捉える』(共編著)では、こうした日常研究としての民俗学の方向を解説しています。

     

    教育

    所属先では院生(M/D)・学部生に対し、広い意味での「観光」研究(移動、モビリティ、越境、文化の表象・保存・商品化など)の観点から研究指導や教育を行っています。人類学・民俗学・宗教学の手法にもとづき、これらの主題に関心のある院生の受け入れを行っています。

     

    研究分野

    • 人文・社会 / 文化人類学、民俗学

    経歴

    • 2015年4月 - 現在 
      立教大学   観光学部交流文化学科   准教授

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    • 2005年4月 - 現在 
      東京大学東洋文化研究所   研究協力者

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    • 2022年4月 - 2022年7月 
      慶應義塾大学文学部   非常勤講師

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    • 2021年9月 - 2022年3月 
      関西学院大学大学院   社会学研究科   非常勤講師

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    • 2020年9月 - 2021年9月 
      ミュンヘン大学   日本研究所   客員研究員

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    • 2017年9月 - 2018年3月 
      東北大学   大学院文学研究科   非常勤講師

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    • 2010年10月 - 2017年3月 
      国立民族学博物館   共同研究員

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    • 2015年10月 - 2016年3月 
      金沢大学   人間社会学域   非常勤講師

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    • 2012年4月 - 2015年3月 
      立教大学   観光学部 交流文化学科   助教T

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    • 2011年4月 - 2014年3月 
      京都造形芸術大学芸術学部   非常勤講師

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    • 2010年4月 - 2014年3月 
      国立歴史民俗博物館   共同研究員

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    • 2012年4月 - 2013年3月 
      国際日本文化研究センター   共同研究員

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    • 2010年4月 - 2012年3月 
      日本学術振興会   特別研究員(PD)

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    • 2010年4月 - 2011年9月 
      立教大学観光学部   兼任講師

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    • 2008年4月 - 2010年9月 
      埼玉工業大学人間社会学部   兼任講師

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    • 2009年1月 - 2010年3月 
      東京大学科学技術インタープリター養成プログラム   技術補佐員

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    • 2005年4月 - 2007年3月 
      日本学術振興会   特別研究員(DC2)

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    学歴

    • 2004年4月 - 2010年3月 
      東京大学大学院   総合文化研究科   超域文化科学専攻(文化人類学コース)博士課程

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    • 2002年4月 - 2004年3月 
      東京大学大学院   総合文化研究科   超域文化科学専攻(文化人類学コース)修士課程

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    • 1997年4月 - 2002年3月 
      東京都立大学   人文学部   社会学科

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    委員歴

    • 2020年10月 - 現在 
      一般社団法人日本民俗学会   評議員、理事(第33期)

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      団体区分:学協会

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    • 2019年9月 - 現在 
      日本宗教学会   評議員

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    • 2018年5月 - 現在 
      日本文化人類学会   編集委員(第28、29期、30期)

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      団体区分:学協会

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    • 2022年6月 - 2024年6月 
      「宗教と社会」学会   常任委員

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    • 2022年6月 - 2024年6月 
      一般社団法人日本文化人類学会   評議員(第30期)、理事(編集担当)

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    • 2018年5月 - 2022年5月 
      現代民俗学会   運営委員(編集委員)(第6、7期)

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    • 2017年6月 - 2019年6月 
      「宗教と社会」学会   常任委員

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      団体区分:学協会

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    • 2016年5月 - 2018年5月 
      日本文化人類学会   評議員(第27期)

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      団体区分:学協会

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    • 2010年5月 - 2014年5月 
      現代民俗学会   運営委員(第2、3期)

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      団体区分:学協会

      現代民俗学会

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    受賞

    • 2017年11月  
      第1回立教大学教育活動特別賞 
       
      門田 岳久

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    • 2014年9月  
      日本宗教学会賞 『巡礼ツーリズムの民族誌―消費される宗教経験 』(森話社 2013年3月) 
       
      門田 岳久

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    論文

    • エスノグラフィと生成変化─宮本常一の民族誌的実践を事例としたそのエイジェンシーに関する分析

      門田岳久

      立教大学観光学部紀要24   40 - 59   2022年3月

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    • 「あしもとの歴史」から考える共有の民俗学(小特集「あしもとの歴史をみつめる―語り、書き、あらわす」 )

      門田岳久

      日本民俗学 ( 306 ) 103 - 112   2021年5月

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    • 虚構のボーダーレス──パンデミック下の国境管理と日常に関するオートエスノグラフィー

      門田岳久

      立教大学観光学部紀要 ( 23 ) 38 - 54   2021年3月

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      掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

      添付ファイル: AA11362100_23_05.pdf

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    • Telling Stories about Oneself: Reflexivity in Folklore Studies

      Takehisa KADOTA

      Everyday life and culture(日常と文化)8   49 - 64   2020年

    • Museum und Partizipation. Die Verwurzelung von Museen in ihren Regionen am Beispiel des Ogi Folk Museum auf der Insel Sado.

      Takehisa Kadota, Translated by Christian Göhlert

      Working Papers des Japan-Zentrums der LMU München ( Nummer 4 )   2020年1月

    • インターセクションとしてのジェンダー研究―ベアーテ・ビンダー論文に寄せて (小特集 日本民俗学会・ドイツ民俗学会共催国際シンポジウム ドイツ民俗学の最前線)

      門田 岳久

      日本民俗学 ( 299 ) 62 - 69   2019年8月

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      記述言語:日本語  

      添付ファイル: BF_201908_kadota.pdf

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    • 宗教空間の経済的管理に関する基礎研究:聖地における料金徴収の民族誌的データから

      門田岳久, 石野隆美

      立教大学観光学部紀要21   19 - 36   2019年3月

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      This paper aims to grasp the economic management of sacred places as tourists’ destination from the perspective of Cultural Anthropology and Ethnology. Authors are going to describe how fee-collecting-system in the sacred places are understood and explained by managers, guides and visitors. The ethnographic data is obtained in two sacred sites in Japan: Sefa Utaki in Okinawa and catholic churches in Nagasaki. Both of the places are listed in UNESCO's world heritage. Since then there are more and more tourists as well as traditional pilgrim-ages. Authors analyze that the explanations for the entrance fees of these sacred places are becoming more ambiguous. It is unclear in the explanations what the money is paid for. The visitors generally expect that these fees would be used for the preservation of the sites’ environment, furthermore, the payment itself results in satisfying visitors’ religious needs. As a conclusion, authors argue that the act of payment and the religious experience in sacred places are not mutually exclusive, but they are reciprocal.

      DOI: 10.14992/00017700

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    • フォト・エリシテーションを用いた教育と社会実践:宮本常一写真を通じた佐渡の開発/観光史研究から

      門田 岳久, 小西 公大

      立教大学観光学部紀要 ( 20 ) 40 - 53   2018年3月

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      記述言語:日本語  

      DOI: 10.14992/00015653

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    • 四国遍路の後背地:〈周辺〉から見る大師信仰と巡礼ツーリズム 招待有り

      門田 岳久

      四国遍路と世界の巡礼 ( 3 ) 47 - 55   2018年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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    • 叙述自我: 关于民俗学的“自反性”(中村贵, 程亮訳)

      门田岳久, 中村贵, 程亮

      文化遗产2017年第5期   74 - 83   2017年9月

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      掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:中山大学中国非物质文化遗产研究中心  

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    • 聖地と儀礼の「消費」:沖縄・斎場御嶽をめぐる宗教/ツーリズムの現代民俗学的研究 査読有り

      門田 岳久

      国立歴史民俗博物館研究報告205 ( 205 ) 255 - 290   2017年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:国立歴史民俗博物館  

      本論文は消費の民俗学的研究の観点から、沖縄県南部に位置する斎場御嶽の観光地化、「聖性」の商品化の動態を民族誌的に論じたものである。二〇〇〇(平成一二)年に世界遺産登録されたこの御嶽は、近年急激な訪問者の増加と域内の荒廃が指摘されており、入場制限や管理強化が進んでいるが、関係主体の増加によって御嶽への意味づけや関わり方もまた錯綜している。例えば現場管理者側は琉球王国に繋がる沖縄の信仰上の中心性をこの御嶽に象徴させようとする一方、訪問者は従来の門中や地域住民、民間宗教者に加え、国内外の観光客、修学旅行客、現場管理者の言うところの「スピリチュアルな人」など、極めて多様化しており、それぞれがそれぞれの仕方で「聖」を消費する多元的な状況になっている。メディアにおける聖地表象の影響を多分に受け、非伝統的な文脈で「聖」を体験しようとする「スピリチュアルな人」という、いわゆるポスト世俗化社会を象徴するような新たなカテゴリーの出現は、従来のように「観光か信仰か」という単純な二分法では解釈できない様々な状況を引き起こす。例えばある時期以来斎場御嶽に入るには二〇〇円を支払うことが必要となり、「拝みの人」は申請に基づいて半額にする策が採られたが、新たなカテゴリーの人々をどう識別するかは現場管理者の難題であるとともに、この二〇〇円という金額が何に対する対価なのかという問いを突きつける。古典的な枠組みにおいて消費の民俗学的研究は、伝統社会における生活必需品の交易と日常での使い方に関してもっぱら議論されてきたため、情報と産業によって欲求を喚起されるような高度消費社会的な消費実践にはほとんど未対応の分野であったと言える。しかし斎場御嶽に明らかなように、信仰・儀礼を含む既存の民俗学的対象のあらゆる領域が「商品」という形式を介して人々に経験される時代において、伝統社会から「離床」した経済現象としてこれを扱うことは、現代民俗学の重要な課題となっている。

      添付ファイル: 聖地と儀礼の「消費」(『国立歴史民俗博物館研究報告』205, 2017).pdf

      DOI: 10.15024/00002325

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    • 「離島性」の克服:宮本常一と反転する開発思想

      門田 岳久

      立教大学観光学部紀要19 ( 19 ) 23 - 37   2017年3月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:立教大学観光学部  

      DOI: 10.14992/00014716

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    • 聖地観光の空間的構築―沖縄斎場御嶽の管理技法と「聖地らしさ」の生成をめぐって 招待有り

      門田 岳久

      観光学評論4 ( 2 ) 161 - 175   2016年9月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:観光学術学会 ; 2013-  

      本稿の目的は観光地化する聖地において、「聖地らしさ」の維持・生成を果たす要素を、特に聖域管理の技法や仕組みの空間的な展開に着目しながら民族誌的に明らかにすることである。沖縄にある斎場御嶽は琉球王国時代より最高位の聖地として信仰を集め、世界遺産にも登録されているが、2010年代に入り急激な訪問者の増加を見ている。その結果聖域の管理主体にとっては単に自然環境を維持するだけでなく、場所に埋め込まれた信仰や宗教性の維持が課題となっている。聖地の宗教性がいかに持続可能であるか明らかにするには複数の着眼点があるが、本稿では立て札、参道、ゾーニングといった可視的な管理技法に特に着目し、それらが訪問者の行動や意識に働きかけている状況を描写することを目指した。本稿ではこうした構造物やモノ、ボランティアを含む公共的な管理の仕組み、そして文化遺産の保護制度が聖地空間において結びつくことで、宗教とツーリズムの対立が(不完全ながらも)回避されている状況が明らかとなった。

      DOI: 10.32170/tourismstudies.4.2_161

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    • 観光と巡礼 招待有り

      門田 岳久

      交流文化14 ( 14 ) 4 - 13   2013年11月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:立教大学観光学部  

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    • 運動と開発―1970年代・南佐渡における民族博物館建設と宮本常一の社会的実践― 査読有り

      門田 岳久, 杉本 浄

      現代民俗学研究5 ( 5 ) 33 - 49   2013年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:現代民俗学会  

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    • 宗教/ツーリズムの再帰的民族誌―現代日本の聖地巡礼と消費される宗教経験 査読有り

      門田 岳久

      東京大学大学院総合文化研究科博士学位論文   1 - 364   2011年9月

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      記述言語:日本語   掲載種別:学位論文(博士)  

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    • 消費/消費社会から捉えなおす日常への視角 ―人・物・商品の社会的プロセス 査読有り

      門田岳久

      日本民俗学262 ( 262 ) 205 - 222   2010年5月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本民俗学会  

      添付ファイル: 消費/消費社会から捉え直す日常への視覚(『日本民俗学』262, 2010).pdf

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    • 「宗教」の資源化・商品化・再日常化―巡礼ツーリズム,及びその地域的展開からみた「生活」論としての宗教研究試論 査読有り

      門田 岳久

      国立歴史民俗博物館研究報告156 ( 201 ) 243 - 243   2010年3月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:国立歴史民俗博物館  

      本論の目的は,第一に,「文化資源化」「宗教の商品化」といった概念を用いて,現代日本における巡礼ツーリズム(半ば産業化された巡礼)の成立と地域的展開の民族誌的記述を行うことであり,第二に,市場経済や消費社会の文脈上に生成される「宗教的なるもの」を記述していく作業が,日常生活の全体を描こうとする現代民俗学的な宗教研究において,いかなる理論的貢献をなすものなのか明らかにすることである。本論はマクロからミクロへとスコープを絞っていく記述方式を採る。まず,20世紀初頭以降の日本において,「観光」という行為形式が人々に広まっていくマクロな状況を背景に,巡礼が生活世界における慣習的習俗から脱埋め込みをなされ,文化産業によって,人々が自由選択可能な「商品」としての巡礼ツーリズムへと転化するプロセスを描く。次に,宗教的習俗の商品化が,よりローカルな社会空間において具体化していく姿を示すために,新潟佐渡地方における調査事例から,地元巡礼産業の営業活動と,そこに参与する巡礼者たちの日常的実践を記述していく。ここに観察されるのは,資源化=脱埋め込みによってもとの文脈を離れた諸要素が,巡礼産業の地域活動と巡礼経験者の諸実践を媒介することで,再び日常の文脈に再埋め込みされていくプロセスである。一見「信仰」が盛んであるように見える佐渡の巡礼ではあるが,人々の宗教的経験を可能としているのは地域的伝統であるというよりも,このように巡礼諸産業に下支えされた市場経済的構造である。従って生活論としての現代民俗学は,空間的に境界付けられた小地域(村)を記述の外延として設定し,その内部の出来事をただ描くだけでは不十分である。「文化資源化」は,観察対象が「全体」においていかなる布置を見せているのかという,ミクロとマクロの相互反照性を常に考慮すべきことを,我々に要求する概念なのである。

      添付ファイル: 「宗教」の資源化・商品化・再日常化(『国立歴史民俗博物館研究報告』156, 2010).pdf

      DOI: 10.15024/00001790

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    • 巡礼ツーリズムにおける「経験」の解釈―サービスと宗教性の交叉的生成に基づく間身体的共同性

      門田岳久

      日本民俗学261 ( 261 ) 1 - 33   2010年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本民俗学会  

      この論文は現代日本で展開される巡礼ツーリズムを事例に、消費社会における宗教的経験のあり方を民族誌として描いていくものである。民俗学では資料分類の観点から記述対象を「ジャンル」に類型化する傾向があり、宗教(信仰)の題材を観光(市場経済) の文脈上で論じるような、ジャンル間を交叉させた記述様式は一般化されていない。だが巡礼ツーリズムとは単なる宗教的習俗でも産業的商品でもなく、両者が不可分に融合したものとして捉える必要がある。本論はこの点在踏まえ、ツアーの運営情造やサービスの内容と、ツーリスト(≒巡礼者)の「経験」の内容との相互反照性を基軸とした分析を行う。とりわけ中心的議題となるのは、団体バス巡礼ツアー参加者たちの言語的コミュニケーションや身体性への観察に基づく分析である。巡礼ツアーは表向き宗教的な雰囲気を醸成する設計がなされており、ツーリストたちの言 葉遣いや様々なルーティンが「お参り」の文脈上へと意昧付けられていくものの、ツーリストには身体的苦痛のある修行的な行為が課されず、宗教的経験に関するツーリスト間のこれといった対話や語りも生み出されない。その一件空虚な雰囲気を埋め合わせるかのように深い印象をツーリストたちに刻むのは、全員でなされる読経である。ここで「間身体性」に関する先行研究を参照することで、巡私ツアーでは読経などの共同作業を通じ、複数の主体間における身体の「絡み合い」(可逆性)を媒介とした共同性の創発が見られ、巡礼ツアーがもたらす「経験」も間身体的共同経験 に凝縮されていることを析出した。ただし注意すべきは、この共同経験のあり方自体が、巡礼ツアーの諸特徴を顕著に反映し、「商品」の一環として予め組み込まれた予定調和であることだ。消費社会の宗教的経験とは宗教性と商業性、能動性と受動性の交叉地点に生成されるのである。

      添付ファイル: 巡礼ツーリズムにおける〈経験〉の解釈(『日本民俗学』261, 2010).pdf

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    • 『信仰』の価値―聖地の遺産化と審美の力学― 査読有り

      門田岳久

      文化人類学73 ( 2 ) 243 - 254   2008年9月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本文化人類学会  

      This paper discusses how a global policy system adopts local customs, places and knowledge as cultural heritage, and how the "value" of heritage is constructed. That is done through an analysis of the process by which Sefa Utaki, a sacred place in Okinawa, Japan, became a UNESCO World Cultural Heritage (WCH) site. As a backdrop to that theme, two interrelated problems may be pointed out. The first concerns the structure of discourse over WCH. Due to a recent change in UNESCO's world heritage strategy, not only material heritages such as historical buildings or monuments, but also intangible heritages such as people's living spaces, religious places, and traditional rituals have been included among WCH under the name of "cultural landscapes" or "living heritages". Similarly, the core value of Okinawa's cultural heritage - "Gusuku Sites and Related Properties of the Kingdom of Ryukyu" - was specified as not being limited to archaeological value, but also to comprise living religious beliefs as well. That means that UNESCO's cultural policy continuously overlaps with the research fields of anthropologists. Secondly, in spite of those circumstances, little anthropological research has been conducted on that new cultural heritage trend. Cultural heritage, of course, has been dealt with in the anthropology of tourism and regional development research, but discussions there have focused on tourism, people's identities and local community itself. In contrast, an analysis of religious heritage from the viewpoint of that ever-expanding global policy has been rare. Based on those two issues, this paper directs attention to the "value" of heritage by inspecting those religious phenomena that are specifically indicated as "valued beliefs." For that purpose, I examined official documents and discourses authored by UNESCO, local governments and local volunteers working for Utaki. It turned out that the "belief' surrounding Sefa Utaki can be interpreted as having two different meanings. The first is the "belief' considered to be legitimate, having originated in the Ryukyu kingdom era with pilgrimages held by munchu descent groups. The second is the "belief' considered to be private or personal, like ritual and prayer by yuta, the Okinawan shaman. The former corresponds to the "value" of WCH, while the latter is classified as a matter removed from the heritage. In the above situation, where the essentially relativistic concept of "belief' has been divided into valued and valueless parts, I recognized an anthropological subject. I analyzed the subject of religion in modern society from the viewpoint of Anthony Giddens' "disembedding mechanisms." Giddens has shown that modern society detaches social activity from direct interaction between people based on local context, and reconstructs social relations across vast space and time by using, among other methods, an "expert system." I consider UNESCO, local governments, and the volunteers who execute cultural policy to be the "expert system" mentioned by Giddens. Consequently, the process by which a sacred place of local villagers becomes the common heritage of all humankind is the result of disembedding mechanisms. The current situation, in which the cultural heritage system involves local society, consists of a dynamics that promotes the grading of "culture" while newly inventing "valueless culture."

      DOI: 10.14890/jjcanth.73.2_241

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    • (書評)山泰幸・川田牧人・古川彰(編)『環境民俗学 新しいフィールド学へ』

      門田 岳久

      比較日本文化研究12 ( 12 ) 111 - 121   2008年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:比較日本文化研究会  

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    • 『純化』する民俗学―教科書の分析を通した日本・民俗学の自己イメージ変遷過程

      『Local Cultures and Their Inter-actions in Asia』(全南大学校BK21 CAA+ 専門研究人材養成事業)   276 - 280   2007年

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    • 対話と信心―巡礼経験者の語りにみる自己・他者・社会

      門田岳久

      日本民俗学251 ( 251 ) 55 - 87   2007年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本民俗学会  

      現代は語りの溢れる時代である。巡礼に限っても、書籍やネッ トなど様々なメディアを通して巡私経験の自己語りが大量に流通 しており、全体として見た場合その集合体は現代社会の一面を象る言説となっている。このように語りとは事実を他者に示すための情報伝達手段のみならす、語り手の意図やその人の置かれた社会的文脈を織り込みながら、意昧や現実を構成していく行為だと言える。本論で言う「対話」とは、フィールドでの対面的調査の 現場を焦点化すぺく、この行為の共同作業的側面を強調した概念であり、同時に「話者の思い」や「信心」を記述する方法として、 「聞き書き」の可能性を引き出そうとする意図を込めたものでもある。 本論は語り/物語(ナラティブ)の持つ現実構成機能に着目した方法論的認識 に基づき、新潟県佐渡に住みつつ熱心に巡礼を行ってきたある女性との対話から、彼女にとって巡礼はどのように意味付けられる経験であったのか、またいかなる思いを込めた経験だったのかを分析したものである。四年間の調査の中で特徴的だった三つの語りを事例として掲載したが、この中で女性は観光として/先祖供養として/白衣の獲得としての巡礼経験、という三つの異なる意味付けを行った。筆者はまずそれぞれの「物語」が対話状況下でいかに構造化されるのかを分析し、次に各「物語」に彼女のライフヒストリーや社会的人間関係、また地域の歴史の投写を読み取った。重層的な想起を経て形作られていく彼女の「信心の物語」は、単に彼女自身を知るための手がかりと言うよりも、むしろ逆に彼女の生にリアリティーを与える佐渡社会の現在的世界観を読み手に伝えるものであり、その意昧で対話の分析は、一個人の「信 心」がよりマクロな文脈との相互反照性において立ち現れてくることを動的に示す作業でもあった。

      添付ファイル: 対話と信心(『日本民俗学』251, 2007).pdf

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    • 商品としての宗教的経験 -巡礼産業の誕生と『宗教の資源化』-

      次世代人文社会研究1   385 - 405   2005年

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    • 宗教研究におけるナラティブ・アプローチ―『宗教経験』の構築から社会空間を見据えるために

      門田 岳久

      超域文化科学紀要10 ( 10 ) 210 - 244   2005年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻  

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    • ドイツ民俗学の転機とフォークロリスムス―ヘルマン・バウジンガー『科学技術時代の民俗文化』を読んで

      門田 岳久

      日本民俗学232 ( 232 ) 139 - 145   2002年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本民俗学会  

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    MISC

    • 【著者書き下ろし寄稿】宮本常一は地方といかに向き合ったのか

      門田岳久

      note - 慶應義塾大学出版会 Keio University Press   2023年9月

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    • 25年を生きる(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   1   2021年12月26日

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    • 書くことと死ぬこと(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   1   2021年11月21日

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    • ディスタンスと情動(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   1   2021年10月17日

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    • 歴史としてのコロナ禍(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   1   2021年9月12日

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    • 戦争経験の生活史(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   3   2021年8月8日

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      掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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    • 時速5キロの都市感覚(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   1   2021年7月4日

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      掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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    • 団地暮らしの人類学―北区・赤羽台団地(2009 年度東京⼤学⽂化⼈類学研究室社会調査実習報告書)

      岩本通弥, 松前もゆる, 門田岳久, 大堀文, 編

          2021年7月

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      出版者・発行元:東京⼤学⽂化⼈類学研究室  

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    • 記憶と実在(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   1   2021年5月30日

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      掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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    • もし何かあったら(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   1   2021年4月25日

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      掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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    • 博物館における自然と文化

      門田岳久

      生活文化研究フォーラム ( 2 ) 90 - 93   2021年4月

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    • 豊かさの不幸:近代佐渡イメージの形成と島民の葛藤

      門田岳久

      生活文化研究フォーラム ( 2 ) 3 - 21   2021年4月

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    • 遍在化する〈観光〉―フライトシェイム運動から近所の再発見まで

      門田岳久

      RT ( 1 ) 16 - 24   2021年4月

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      出版者・発行元:立教大学観光学部  

      添付ファイル: RT_vol_01.pdf

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    • 故郷への向き合い方(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   1   2021年3月21日

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    • 辺境から眺める(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   1   2021年2月14日

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      掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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    • 橋と平等性(連載・道標)

      門田岳久

      愛媛新聞   1 - 1   2021年1月11日

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      掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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    • 支線の末端化—宮本常一における離島問題と道

      門田岳久

      生活文化研究フォーラム ( 1 ) 25 - 33   2020年3月

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    • 宮本常一写真で読む佐渡4・道

      門田 岳久, 小西 公大, 杉本 浄

      生活文化研究フォーラム ( 1 ) 2 - 25   2020年3月

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    • 貨幣と礼拝—鑑賞的聖地における入場料と賽銭の〈あいだ〉

      門田岳久

      『宗教研究』(第78回学術大会紀要号)93(別冊)   40 - 41   2020年3月

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    • 青汁と子育て 招待有り

      門田 岳久

      マクロビオティックマガジンむすび ( 720 ) 2 - 4   2019年9月

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    • 近代のモビリティと巡礼団 招待有り

      門田 岳久

      運輸と経済79 ( 6 ) 4 - 9   2019年6月

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    • (インタビュー記事)正食は宗教か?

      門田 岳久

      マクロビオティックマガジンむすび ( 716 ) 5 - 12   2019年5月

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    • 巡礼

      観光の事典(白坂蕃・稲垣勉・小沢健市・古賀学・山下晋司編、朝倉書店)   2019年4月

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    • 「枠」を出る現代の観光―「おもてなし」の呪縛を超えるために 招待有り

      門田 岳久

      地域文化(公益財団法人八十二文化財団)128   10 - 15   2019年4月

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    • 久高島における巡礼ツーリストとヴァナキュラーな宗教性(パネル発表・現代世界における「宗教性」の変容)

      門田 岳久

      『宗教研究』(第77回学術大会紀要号)92(別冊)   90 - 91   2019年3月

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    • 聖地/巡礼地経営における疑似宗教組織

      門田 岳久

      南山大学人類学研究所公開シンポジウム講演録「『宗教組織の経営』についての文化人類学的研究」(藏本龍介編)   59 - 73   2017年3月

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    • 現代の巡礼ツーリズム

      門田 岳久

      文化愛媛 ( 77 ) 18 - 21   2016年10月

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      記述言語:日本語  

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    • 宮本常一の社会開発論と「回収」の論理―参加と関係性の隘路をめぐって― 招待有り

      門田 岳久

      生活学論叢 ( 29 ) 56 - 58   2016年9月

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    • 養生からスローフードへ ―日本における自然食の系譜 招待有り

      門田 岳久

      Vesta ( 102号 ) 10 - 13   2016年4月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:味の素食の文化センター ; 1989-  

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    • 博物館と住民参加—「佐渡國小木民俗博物館」にみる地域とのかかわり方

      門田 岳久

      交流文化16   34 - 41   2016年3月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:立教大学観光学部  

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    • 文化遺産の保護と活用を通じたソーシャルインクルージョン—沖縄県南城市における3年間の調査実習から

      門田 岳久

      交流文化16   28 - 33   2016年3月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:立教大学観光学部  

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    • 二〇〇円の聖地―観光化に伴う斎場御嶽の入場管理と公共性

      門田 岳久

      『 宗教研究 』88巻 ( 別冊 ) 136 - 137   2015年3月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本宗教学会  

      DOI: 10.20716/rsjars.88.Suppl_136

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    • 公開シンポジウム「人類学の明日、人類学との明日-『いま・ここ』から考える」(日本文化人類学会設立50周年記念行事報告3,資料と通信) 査読有り

      木村 周平, 門田 岳久, 梶丸 岳, 山田 亨, 高野 さやか

      文化人類学79 ( 4 ) 447 - 450   2015年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本文化人類学会  

      DOI: 10.14890/jjcanth.79.4_447

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    • 書評 山中弘編『宗教とツーリズム―聖なるものの変容と持続』 招待有り

      門田 岳久

      宗教と社会 ( 20 ) 120 - 125   2014年6月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:「宗教と社会」学会  

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    • 特集・〈民俗宗教〉研究の新展開

      門田 岳久

      現代民俗学6   1 - 2   2014年3月

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    • 時代を映す四国遍路―「救いの旅」からポストモダンツーリズムへ

      門田 岳久

      SYNTHESIS 2012(明治学院大学教養教育センター付属研究所年報)   30 - 33   2013年3月

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      記述言語:日本語  

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    • コーディネーター報告 民俗学における「学際的」孤立

      門田 岳久

      現代民俗学研究 ( 5 ) 117 - 119   2013年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:現代民俗学会  

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    • 「政治」と「生活」の混淆の中で(コーディネーター報告)

      門田 岳久

      現代民俗学研究 ( 4 ) 120 - 121   2012年5月

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    • 南佐渡の文化運動と宮本常一

      門田 岳久

      『佐渡周辺部における暮らし・廃校・コミュニティ―〈尖端〉の生き方を考えるための基礎研究』(首都大学東京・社会人類学分野社会人類学演習Ⅱ調査実習報告書)(小西公大・鈴間公子・森田雄介編)   66 - 67   2012年3月

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    • 生の全体的記述は可能か―空間・文脈・民族誌―

      門田 岳久

      現代民俗学研究3   110 - 114   2011年3月

    • 廃校調査が地域社会にもたらす「自己発見」

      門田 岳久

      『JOINT』(公益財団法人トヨタ財団)6   18 - 19   2011年3月

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    • 「セラピーツーリズム」としての現代巡礼

      門田 岳久

      宗教研究84 ( 4 ) 161 - 162   2011年3月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本宗教学会  

      DOI: 10.20716/rsjars.84.4_1001

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    • 生の全体的記述は可能か--空間・文脈・民族誌

      門田 岳久

      現代民俗学研究 ( 3 ) 88 - 92   2011年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:現代民俗学会  

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      その他リンク: http://id.nii.ac.jp/1062/00010760/

    • 結婚の日本史 全国各地に残る変わった風習 東海編

      門田 岳久

      歴史読本(新人物往来社)2010年 ( 10月号 ) 194 - 195   2010年10月

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    • 連載・島の社会学(12)くじも平等・公平の日本社会

      門田 岳久

      島の新聞37   6 - 6   2009年7月

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    • 連載・島の社会学(11)地元は見えないが,余所は見える

      門田 岳久

      島の新聞36   6 - 6   2009年6月

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    • 連載・島の社会学(10)廃校にもスポットライトを!

      門田 岳久

      島の新聞35   6 - 6   2009年5月

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    • 連載・島の社会学(9)Iターンは人口増の決定打?

      門田 岳久

      島の新聞34   6 - 6   2009年4月

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    • 連載・島の社会学(8)佐渡のオンリーワンは何か?

      門田 岳久

      島の新聞33   2009年3月

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    • 連載・島の社会学(7)なぜ島民はまとまらないのか?

      門田 岳久

      島の新聞32   2009年2月

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    • 連載・島の社会学(6)霊力をなくしたトンチボ

      門田 岳久

      島の新聞31   2009年1月

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    • 連載・島の社会学(5)タバコとジェンダー

      門田 岳久

      島の新聞30   6 - 6   2008年12月

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    • 連載・島の社会学(4)みんなで老いれば老老介護

      門田 岳久

      島の新聞29   6 - 6   2008年11月

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    • 連載・島の社会学(3)みんなで老いれば怖くない?

      門田 岳久

      島の新聞28 ( 6 ) 6   2008年10月

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    • 連載・島の社会学(2)歩かない社会

      門田 岳久

      島の新聞27   6 - 6   2008年9月

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    • (辞典項目)フォークロリズム

      『沖縄民俗辞典』(渡邊欣雄・佐藤壮広・塩月亮子・岡野宣勝・宮下克也編,吉川弘文館)   452 - 453   2008年

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    • (発表抄録)『現代』を語るための言葉―自己/個人にまつわる概念の問題を中心に

      現代民俗学研究1   114   2008年

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    • 旅をしていた日々の記憶

      月刊みんぱく32 ( 2 ) 22 - 23   2008年

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    • 観光と生活文化の共生―観光人類学の視点から

      門田 岳久

      島の新聞14   1 - 1   2007年10月

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    • 移動と定常―巡礼とツーリズムから考える「文化輸送」―

      門田 岳久

      日本民俗学249   147 - 149   2007年2月

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    • (発表抄録)〈信心〉の対話構成論的取り込み―ナラティブ・セラピーを応用した宗教経験記述に向けての理解枠組み構築

      日本民俗学240   169 - 171   2004年

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    書籍等出版物

    • 宮本常一 〈抵抗〉の民俗学: 地方からの叛逆

      門田岳久( 担当: 単著 ,  範囲: 1-420)

      慶應義塾大学出版会  2023年8月31日  ( ISBN:4766429036

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      総ページ数:420  

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    • 宗教組織の人類学: 宗教はいかに世界を想像/創造しているか

      藏本, 龍介( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第7章 巡礼地管理と〈政教〉関係―四国遍路および斎場御嶽における管理組織の形成過程と法的規範―(pp.303-344))

      法蔵館  2023年3月24日  ( ISBN:4831856517

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      総ページ数:350   記述言語:日本語

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    • 基本概念から学ぶ観光人類学

      市野沢, 潤平( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 「第7章 観光経験:旅がわたしに現れるとき」)

      ナカニシヤ出版  2022年4月30日  ( ISBN:4779514339

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      総ページ数:194   担当ページ:95-108   記述言語:日本語

      観光学術学会 2023年度学会賞(教育・啓蒙著作賞)

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    • 宗教性の人類学 近代の果てに、人は何を願うのか

      長谷, 千代子, 別所, 裕介, 川口, 幸大, 藤本, 透子( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 「ヴァナキュラー・スピリチュアリティ:沖縄における聖地経験と〈地域〉のあいだ」(322-350))

      法蔵館  2021年4月9日  ( ISBN:4831857181

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      総ページ数:420   記述言語:日本語

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    • 民俗学の思考法:〈いま・ここ〉の日常と文化を捉える

      岩本, 通弥, 門田, 岳久, 及川, 祥平, 田村, 和彦, 川松, あかり( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 「はじめに」(1-10)、「何も信じられることがない時代の宗教性——信仰と実践」(85-96)、「民俗学の人間モデル」(198-199)、「フィールドワーク」(240-241)、「エスノグラフィ」(242-243)、「複数の民俗学」(252-253))

      慶應義塾大学出版会  2021年3月19日  ( ISBN:4766427319

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      総ページ数:272   記述言語:日本語

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    • いま私たちをつなぐもの-拡張現実時代の観光とメディア

      山田, 義裕, 岡本, 亮輔( 担当: 分担執筆 ,  範囲: オートモビリティと移動身体―宮本常一におけるフィールドワークの〈速度〉と拡張現実)

      弘文堂  2021年2月19日  ( ISBN:4335552041

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      総ページ数:288   担当ページ:128-148   記述言語:日本語

      日本観光研究学会 第15回(2021年度)観光著作賞(学術)

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    • 観光・娯楽・スポーツ (郷土史大系-地域の視点からみるテーマ別日本史-)

      竹内, 誠, 白坂, 蕃, 新井, 博( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 民俗と観光(4-6)、巡礼と観光(8-10)、柳田国男『遠野物語』と観光(71-73))

      朝倉書店  2021年1月20日  ( ISBN:4254535783

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      総ページ数:438   記述言語:日本語

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    • 現代宗教とスピリチュアル・マーケット

      山中, 弘( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 神々の過疎化—地域開発のなかの聖地と政教分離、229-248)

      弘文堂  2020年8月6日  ( ISBN:433516100X

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      総ページ数:384   記述言語:日本語

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    • 方法としての〈語り〉:民俗学をこえて

      岩本, 通弥( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 民族誌的研究とナラティヴ―対話のパフォーマティヴィティ、203-234)

      ミネルヴァ書房  2020年4月3日  ( ISBN:4623088014

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      総ページ数:380   記述言語:日本語

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    • 아시아 투어리즘 동아시아여행과 지리적 상상(アジアツーリズム:東アジアの旅と地理的想像力)

      ( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第7章「오키나와의 성지와 종교적인 것의 관광적 재발견(沖縄の聖地と観光的再発見)」(237-270)강명구, 정근식 訳)

      진인진  2019年12月31日 

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    • フィールドから読み解く観光文化学:「体験」を「研究」にする16章

      西川, 克之, 岡本, 亮輔, 奈良, 雅史( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 関係性としての地域開発—佐渡の集落に見る伝統・街並み・再帰性)

      ミネルヴァ書房  2019年4月24日  ( ISBN:4623085856

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      総ページ数:348   担当ページ:161-181   記述言語:日本語

      観光学術学会 2020年度学会賞(教育・啓蒙著作賞)

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    • 大学的東京ガイド

      立教大学観光学部( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 工場街の生活世界―大田区・京浜蒲田周辺を歩く、43-61)

      昭和堂  2019年3月22日  ( ISBN:4812218144

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      総ページ数:256   記述言語:日本語

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    • Themen und Tendenzen der deutschen und japanischen Volkskund

      Johannes Moser, Münchner Beiträge zur Volkskunde( 担当: 分担執筆 ,  範囲: Takehisa Kadota "Spirituelle Touristen und profane Pilger: Zusammentreffen von Religion und Tourismus an einem japanischen Kulturerbe", 139-159, 櫻木さつき訳)

      Waxmann  2018年  ( ISBN:3830936923

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    • 文明史のなかの文化遺産

      飯田卓編, 飯田 卓( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 聖地を担う――「生きた信仰」をめぐる斎場御嶽のコミュニティ管理、121-150)

      臨川書店  2017年6月  ( ISBN:4653043620

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      総ページ数:376   担当ページ:121-150  

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    • 東アジア観光学―まなざし・場所・集団

      金成玟, 岡本亮輔, 周倩編( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 沖縄の聖地と宗教的なものの観光的再発見、127-160)

      亜紀書房  2017年3月  ( ISBN:4750515051

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      総ページ数:320   担当ページ:127-160   記述言語:日本語 著書種別:学術書

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    • 民俗学事典

      民俗学事典編集委員会( 範囲: 現代の巡礼)

      丸善出版  2014年12月  ( ISBN:4621087738

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      総ページ数:800   担当ページ:358-359  

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    • フィールドに入る (100万人のフィールドワーカーシリーズ)

      椎野若菜, 白石壮一郎( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 「協働」を生み出すフィールド―廃校をめぐる研究・開発・教育のはざまで(小西公大・門田岳久・杉本浄)、137-157)

      古今書院  2014年6月  ( ISBN:4772271228

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      総ページ数:242  

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    • “人”に向きあう民俗学 (叢書・“知”の森)

      門田岳久, 室井康成編( 担当: 共編者(共編著者) ,  範囲: 「民俗から人間へ(序章)」8-39、「自分自身について語ること―民俗学における〈再帰性〉」226-259)

      森話社  2014年6月  ( ISBN:4864050651

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      総ページ数:267   担当ページ:8-39, 226-259  

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    • 巡礼ツーリズムの民族誌―消費される宗教経験

      門田 岳久( 担当: 単著)

      森話社  2013年3月  ( ISBN:4864050473

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      総ページ数:393  

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    • 聖地巡礼ツーリズム

      星野英紀, 山中弘, 岡本亮輔編( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 「四国遍路―時代を映す日本最大の巡礼地」「佐渡―離島社会に生まれた宗教的風土」「斎場御嶽―公共空間としての聖地へ」)

      弘文堂  2012年11月  ( ISBN:4335160712

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      総ページ数:272  

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    • 宗教と社会のフロンティア: 宗教社会学からみる現代日本

      高橋典史, 岡本亮輔, 塚田穂高( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 日常/生活のなかの宗教―〈民俗〉を超えて、129-150)

      勁草書房  2012年8月  ( ISBN:4326602422

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      総ページ数:303  

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    • 宗教の人類学 (シリーズ来たるべき人類学)

      花渕馨也, 石井美保, 吉田匡興編( 担当: 分担執筆 ,  範囲: トンチボのいなくなった日常―宗教装置の置換と偏在化する宗教)

      春風社  2010年11月  ( ISBN:4861102472

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      総ページ数:273  

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    • 都市の暮らしの民俗学〈1〉都市とふるさと

      新谷尚紀, 岩本通弥編( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 都市民の信心―新巡礼ブーム)

      吉川弘文館  2006年9月  ( ISBN:4642079645

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      総ページ数:257  

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    講演・口頭発表等

    • ノスタルジーと日本の「失われた時代」:未来の民俗学に向けた試論 招待有り

      門田岳久

      実践民俗学会(韓国)  2024年2月22日 

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      開催地:オンライン  

      【要旨】 本報告は近代化や経済発展の時代以降に現れるノスタルジー消費の特色を捉え、そこに民俗学がどのように対峙していくべきか考えることを目的とする。近代におけるノスタルジーは、多くの場合、喪失した時空間としての「過去=農村」に向けられたものであった。それは経済発展を謳歌する「現在=都市」を基点とした眼差しであり、都市生活を通じて人々が明るい未来像を持っていたからこそ、「過去=農村」を美化し、懐かしむことができた[Davis 1979]。20世紀の民俗学はこの文脈において、「過去=農村」の民俗文化研究を進め、結果的にノスタルジー消費の構造にも加担してきた[岩本 1998;岩本編 2007]。しかし1990年代以降の日本では、「失われた30年」と呼ばれる経済停滞によって「現在=都市」は決して輝かしい時空間ではなくなり、気候変動や人口減少が続く中で「未来」は更に憂鬱でリスクをはらむものとなった。それに伴ってノスタルジーの対象も大きく変化している。21世紀の現在、人々の情動を喚起するノスタルジックな景観は農村ではなく、経済成長期(1960-80年代)の都市生活だと言って良いだろう。つまり、「未来が明るかった時代の都市」が最もノスタルジックな時空間になっているのである。その典型例である下町や団地の生活、シティポップ、「バブル」時代のイメージ、レトロフューチャーは、消費文化や科学技術の浸透した「昭和」の都市を舞台としており、ポピュラーカルチャーで好んで取りあげられるだけでなく、民俗博物館の展示でも増加している[金子 2023]。このように都市がノスタルジックに美化される一方、農村についてはむしろネガティブな表象が増殖している。多くのフィクションで農村は「迷信」がはびこる閉鎖的なコミュニティ(「因習村」)として描かれ、そうした作品に登場する「民俗学者」は、「迷信」や事件を読み解く呪術師的存在として描かれる傾向がある。ポピュラーカルチャーにおけるこの種の「フォークロレスク Folkloresque」[Foster and Tolbert 2015]はもちろん以前から存在したが、「過去=農村」の過度な他者化は近年ますます増殖しつつある。「過去=都市」に収斂するノスタルジーは、農村や民俗文化へのイメージを大きく書き換えつつある。 では、このようにノスタルジーが反転する時代において、民俗学はいかなる立場を取り得るだろうか。「因習村」的なフォークロレスクを批判的に検証することは、農村や歴史を研究してきた民俗学の重要な役割である。しかしそのために農村を賛美し、過去を美化することは、古典的なノスタルジーへの加担にしかならない。こうした隘路を乗り越えるために参照したいのは、過去を創造的に改変し、「別様でもあり得た未来」を構想しようとするスペキュレイティヴ・フィクション(Speculative Fiction)と呼ばれる思想的実践である。スペキュレイティヴ(思弁的)なフィクションとは、抑圧的な権力構造の枠組みの外で過去を改変した物語を構成し、理論・実践の両面からヘゲモニーの権威を除去する思想的実践である[Anderson, Backe et.al. 2018]。それは例えば、環境悪化をもたらす人間が滅んだ後の地球で多様な生物が繁栄する小説、アフリカン・アメリカンが主体として世界を構築する「アフロフューチャリズム」など、多様な形態が見られるが、いずれも抑圧された存在が主体となり、「別様でもあり得た未来」をフィクションとして描く点に共通性がある。こうしたフィクションは、現在の権力関係を相対化し、不確実な時代に思考を方向付けるツールとなる[Wolf-Mayer 2019]。そしてそのような試みは、実は民俗学でも既に行われてきた。本報告の後半では、古典的な民俗誌(例えば宮田登や伊波普猷の歴史民俗研究)を「スペキュレイティヴ民俗学」(Speculative Folklore Studies)と読み替えることで、周辺化された存在(常民、農民)が「別様でもあり得た未来」を想像していたことを読み解いていく。それによって「過去=農村」のネガティブな誇張からも、またノスタルジックな美化からも距離を取る立場を探究したい。そのことは、建設的な未来像を描きにくい「失われた時代」において、民俗学は人々の生に対していかなるビジョンを示すことができるのか、考えるための足がかりとなるだろう。 参考文献 Anderson, R., E. L. Backe, T. Nelms, E. Reddy, and J. Trombley, 2018, "Speculative Anthropologies." Theorizing the Contemporary, Fieldsights, December 18. https://culanth.org/fieldsights/series/speculative-anthropologies. Davis, F. 1979, Yearning for Yesterday : A Sociology of Nostalgia, The Free Press. Foster, M.D. and J. Tolbert, 2015, The Folkloresque: Reframing Folklore in a Popular Culture World, Utah State University Press. Wolf-Meyer, M. J. 2019, Theory for the World to Come: Speculative Fiction and Apocalyptic Anthropology, University of Minnesota Press. 金子淳, 2023, 「昭和ノスタルジーブームの終焉とサブカルチャー化するノスタルジー展示」『博物館研究』58(8):10-14. 岩本通弥, 1998, 「民俗学と「民俗文化財」とのあいだ:文化財保護法における「民俗」をめぐる問題点」『国学院雑誌』99(11):219-231. 岩本通弥編, 2007, 『ふるさと資源化と民俗学』吉川弘文館. 宮田登, 1975, 『ミロク信仰の研究(新装版)』未來社.

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    • コメント

      国立歴史民俗博物館シンポジウム「四国遍路 文化遺産へのみちゆき」  2024年1月21日 

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      開催地:国立歴史民俗博物館  

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    • 宮本常一とその視野:虫瞰・流動・眺望の〈民俗〉

      門田岳久

      We are Generators ジェネレーター研究講座(2023年12月)  2023年12月27日 

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      開催地:オンライン  

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    • コメント:民俗学と宗教学の対話に向けて—「宗教」概念批判と Vernacular Religion

      門田岳久

      日本民俗学会第928回談話会(ヴァナキュラー宗教の民俗学)  2023年11月19日 

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      開催地:國學院大學  

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    • 門田岳久×石原俊『宮本常一 〈抵抗〉の民俗学』刊行記念対談(ジュンク堂書店池袋本店)

      門田岳久, 石原俊

      2023年10月25日 

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      開催地:ジュンク堂書店池袋本店4階MJカフェ  

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    • コメント:〈狭さ〉の人類学へ

      門田岳久

      『観光が世界をつくる』書評会  2023年9月23日 

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      開催地:立教大学  

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    • フィールドで小さな問いを立てる:海外学生引率業務に見る人類学的フィールドワークの布置(分科会・文化人類学を「業務」から リ・デザインする:「社会課題」と「連携」の獲得免疫化に向けて)

      門田岳久, 小西公大

      日本文化人類学会第57回研究大会  2023年6月4日  日本文化人類学会

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      開催地:県立広島大学  

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    • 四国遍路の〈外部性〉: 世俗化社会における巡礼・規範・モビリティ

      門田岳久

      高知大学人文社会科学部門共同研究プロジェクト「高知に関する人文学・社会科学研究の拠点づくり」2022年度第9回研究会  2023年3月7日 

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      開催地:高知大学  

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    • 宗教とツーリズム

      門田岳久

      「宗教と社会」学会 創立30周年記念特別企画 ―近現代宗教研究の到達点とその先―  2022年9月17日  宗教と社会学会

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      開催地:オンライン  

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    • コンバージェンス、レジスタンス、フォークロア——内在的批判をめぐって 招待有り

      門田岳久

      現代文化人類学会第25回研究集会  2022年7月16日 

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      会議種別:口頭発表(基調)  

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    • 国境と身体:〈戦後〉のモビリティ研究へ向けた試論

      門田岳久

      国立民族学博物館共同研究会「グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究」(ゲスト報告)  2021年12月18日 

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      開催地:国立民族学博物館  

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    • 『民俗学の思考法』批評へのリプライ:本作りの観点から

      門田岳久

      現代民俗学会第57回研究会「『民俗学の思考法』をどう読むか:日常とヴァナキュラーの民俗学」  2021年11月21日 

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      開催地:オンライン  

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    • レジスタンスとしての民俗学(1)―宮本常一と「大学」構想をめぐる文化運動から

      門田岳久

      日本民俗学会第73回年会  2021年10月10日 

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      開催地:神奈川大学(オンライン)  

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    • 研究の継続と“お金”

      門田岳久

      日本文化人類学会次世代支援ワーキンググループ「若手・アーリーキャリア研究者セミナー 人類学をベースにキャリアアップしよう:アカデミアの場合」  2021年9月10日 

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      開催地:オンライン  

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    • オートモビリティと移動身体:宮本常一にみるフィールドワークの〈速度〉と現実の知覚

      門田岳久

      日本民俗学会第72回年会  2020年10月4日 

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    • 佐渡の霊場と〈聖地〉の発見 招待有り

      門田 岳久

      新潟大学・佐渡市教育委員会連携事業 シンポジウム「近現代の佐渡と『歴史の場』」  2019年11月16日 

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    • 貨幣と礼拝―鑑賞的聖地における入場料と賽銭の〈あいだ〉

      門田 岳久

      日本宗教学会第78回学術大会(パネル 人とモノの現代宗教~意味づけから消費へ~)  2019年9月14日 

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    • 久高島における巡礼ツーリストとヴァナキュラーな宗教性

      門田 岳久

      日本宗教学会第77回学術大会(パネル 現代世界における「宗教性」の変容—日本と中国の事例から)  2018年9月9日 

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      記述言語:日本語  

      開催地:大谷大学  

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    • 神々の過疎化:『久高島総合計画』にみる聖地と行政支援のゆくえ

      門田 岳久

      宗教とツーリズム研究会  2018年7月4日 

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      会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:立教大学池袋キャンパス  

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    • 予測=期待をめぐるエスノグラフィの可能性と有限性:宮本常一写真プロジェクトの自己分析から

      小西 公大, 門田 岳久

      日本文化人類学会第52回研究大会(分科会 エスノグラフィから未来を見る)  2018年6月2日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:弘前大学  

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    • 聖地のプライバタイゼーション:場所の商品化と〈信仰〉のゆくえ

      門田 岳久

      第163回 東北人類学談話会  2017年12月22日 

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    • 地域開発の中の聖地:沖縄における御嶽経営をめぐる組織内競合とその帰結

      門田 岳久

      「宗教と社会」学会第25回学術大会・テーマセッション「宗教組織の『経営』についての民族誌的研究」  2017年6月4日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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    • 四国遍路の後背地―〈周辺〉から見る大師信仰と巡礼ツーリズム 招待有り

      門田 岳久

      愛媛大学法文学部附属四国遍路・世界の巡礼研究センター春季公開講演会  2017年4月22日 

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      記述言語:日本語  

      開催地:愛媛大学  

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    • 地域ハブとしての民俗博物館:佐渡国小木民俗博物館にみる〈場〉と拠点主義

      門田 岳久

      第3回立教大学ミュージアム研究会  2017年3月27日 

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    • 聖地/巡礼地経営における擬似的宗教組織:日本の二つの事例比較

      門田 岳久

      南山大学人類学研究所主催・公開シンポジウム『宗教組織の経営』についての文化人類学的研究  2016年12月3日  南山大学人類学研究所

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      記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

      開催地:南山大学  

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    • 宮本常一が撮った佐渡:社会開発とフォトグラフィーの接合

      小西公大, 杉本浄, 門田岳久

      フィールド・フォトグラフィーの祭典  2016年11月26日  NPO法人Fenics

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      記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

      開催地:武蔵野公会堂(東京都武蔵野市)  

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    • Spiritual Tourists and Secular Pilgrims: An intersection of Religion and Tourism in a World Heritage Site in Japan 国際会議

      門田 岳久

      “Perspectives and Positions of Cultural and Folklore Studies in Japan and Germany”  2016年10月28日  ドイツ民俗学会・日本民俗学会

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      開催地:Ludwig-Maximilians-Universität München  

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    • 沖縄・斎場御嶽をめぐる開発思想と住民参加

      門田 岳久

      日本文化人類学会第50回研究大会(分科会「黒船としての文化遺産」)  2016年5月28日 

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      開催地:南山大学  

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    • 宮本常一の観光文化論と「回収」のロジック

      門田 岳久

      日本生活学会第43回総会・公開シンポジウム  2016年5月21日 

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      開催地:立教大学  

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    • 公共聖地論―沖縄南部聖域における空間管理の技術と〈秩序〉生成をめぐって

      門田 岳久

      観光学術学会第3回研究集会  2016年2月20日 

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      記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

      開催地:法政大学  

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    • 大学生にとっての地域の魅力—稲鯨祭り調査から—

      門田岳久, 小西公大, 杉本浄, 山本はるな, 山梨太郎, 山浦唯, 加藤留美子, 吉村竜, 川辺千秋

      平成27年度地域活動報告会—大学生にとっての佐渡〜稲鯨地区の事例から〜  2016年2月7日  佐渡市

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

      開催地:佐渡中央会館(佐渡市)  

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    • 観光の中の宗教性—沖縄南部の聖域巡礼者にみるパワー・俗信・スピリチュアリティ

      門田 岳久

      国立民族学博物館共同研究「宗教人類学の再創造―滲出する宗教性と現代世界」研究会  2016年1月10日 

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      開催地:国立民族学博物館  

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    • 人に向き合う民俗学

      門田 岳久

      國學院大學大学院文学研究科公開講演会  2015年12月18日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

      開催地:國學院大學  

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    • 博物館活動を通した地域人材育成事業・資料調査中間報告、「称光寺写真」の整理と分析

      門田 岳久

      平成27年度文化芸術振興費補助金(地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業)「佐渡国小木民俗博物館を地域の文化拠点として活性化する事業」中間報告会  2015年12月5日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

      開催地:佐渡中央会館(佐渡市)  

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    • 地域開発と〈宗教的なもの〉の発見―沖縄本島南部の聖域化/観光化をめぐって

      門田 岳久

      拡張現実の時代における<場所>と<他者>に関する領域横断的研究  2015年11月19日 

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      記述言語:日本語  

      開催地:北海道大学  

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    • 地域開発と〈宗教的なもの〉の発見――沖縄本島南部エリアの聖域化をめぐって

      門田 岳久

      国立民族学博物館共同研究「宗教の開発実践と公共性に関する人類学的研究」研究会  2015年11月14日 

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    • 佐渡の廃校で模索する『新しい野の学問』〜廃校プロジェクトの試み〜 招待有り

      門田 岳久

      日本文化人類学会関東研究懇談会・若手支援検討ワーキンググループ共催「人類学をヒラく~知をたずさえて世界に出よう~」  2015年7月18日 

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      記述言語:日本語  

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    • 「聖」を保全する―沖縄・斎場御嶽の観光化と聖域管理の相克 招待有り

      門田 岳久

      国立民族学博物館機関研究「文化遺産の人類学─グローバル・システムにおけるコミュニティとマテリアリティ」成果公開フォーラム「文化遺産の人類学」  2014年11月8日  国立民族学博物館

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      開催地:国立民族学博物館  

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    • 宮本民俗学と地域の課題 ―南佐渡の取り組みに学ぶ― 招待有り

      門田 岳久

      新潟大学人文学部・佐渡市教育委員会連携協定事業「シンポジウム 宮本常一と佐渡 ―地域で語る・地域を語る―」  2014年10月24日  新潟大学人文学部

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      記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

      開催地:佐渡市金井コミュニティセンター  

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    • 200円の聖地―観光化に伴う斎場御嶽の入場管理と公共性―

      門田 岳久

      日本宗教学会第73回学術大会  2014年9月14日 

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      会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

      開催地:同志社大学  

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    • 「野の学校」に託されたもの 招待有り

      門田 岳久

      アースセレブレーション2014 セミナー「日本海大学と佐渡国小木民俗博物館:宮本常一の構想」  2014年8月24日  鼓童文化財団

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      開催地:佐渡国小木民俗博物館  

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    • 消費される聖地―沖縄・斎場御嶽における観光/宗教の重層的コンフリクト

      門田 岳久

      国立歴史民俗博物館共同研究「民俗儀礼の変容に関する資料論的研究」  2014年2月  国立歴史民俗博物館

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)  

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    • 佐渡の〈豊かさ〉とは何か: 民俗学の観点から 招待有り

      門田 岳久

      総合地球環境学研究所・国際日本文化研究センター連携研究「アジアにおける自然と文化の重層的関係の歴史的解明」佐渡研究会「島の豊かさ:佐渡から考える新たな社会」  2013年10月  総合地球環境学研究所

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      記述言語:日本語  

      開催地:金井能楽堂(新潟県佐渡市)  

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    • 宮本常一と幻の日本海大学―『生活』を学ぶ若者たち 招待有り

      門田 岳久

      アースセレブレーション2013 セミナー「宮本常一と鬼太鼓座の時代」  2013年8月  鼓童文化財団

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      記述言語:日本語  

      開催地:小木民俗博物館(新潟県佐渡市)  

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    • 移住者たちの郷土主義―南佐渡における「旅の者」と住民参加型地域開発

      門田 岳久

      国際日本文化研究センター共同研究「現代民俗研究方法論の学際的研究」第5回研究会  2013年2月16日 

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    • 移住者たちのローカリズム―南佐渡の地域開発と宮本系民俗学の関わり

      門田 岳久

      国立歴史民俗博物館共同研究 「人の移動とその動態に関する民俗学的研究」 平成24年度第3回研究会  2013年1月26日 

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    • 文化運動の中の宮本常一―1970年代・南佐渡における 博物館建設と『ローカルガバナンス』

      門田 岳久

      国立民族学博物館共同研究「日本におけるネイティブ人類学/民俗学の成立と文化運動:1930年代から1960年代まで」  2012年10月28日 

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    • 時代を映す四国遍路―「救いの旅」からポストモダンツーリズムへ 招待有り

      門田 岳久

      2012年度 明治学院大学 公開講座「巡礼―そのさまざまなかたち」第5回  2012年10月27日 

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    • 講座:宿根木と宮本常一 招待有り

      門田 岳久

      EC関連イベント・佐渡体験交流フェスティバル  2012年8月19日  佐渡体験交流フェスティバル実行委員会,鼓童文化財団

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      記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

      開催地:新潟県佐渡市  

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    • 〈対話〉のパフォーマティヴィティ―民俗学における3つのナラティヴ

      門田 岳久

      現代民俗学会2012年度年次大会シンポジウム  2012年5月26日 

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      記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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    • 「寄合民主主義」とローカル・ガバナンス ―廃校舎再利用をめぐる住民参加と合意形成のゆくえ

      門田 岳久

      現代民俗学会第11回研究会  2011年12月 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:お茶の水女子大学  

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    • The decision-making process in community development: Remodeling abandoned schools in Nigata, Japan.

      2011年10月 

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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    • 参加型開発と人類学的コミットメント―『廃校プロジェクト』から考えるその可能性と不可能性

      第24期日本文化人類学会関東地区研究懇談会(連続企画・協働するフィールド:文化人類学の何をどう活かすのか?第1回)(小西公大と共同発表),2011.07,於・東洋大学  2011年 

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    • フィールドをめぐる認識論的差異と道徳性:人類学的日本研究(民俗学)の観点から

      Fieldnet合宿@白川郷(第4セッション「フィールドからの学際的研究の可能性Ⅱ」),2011.01,於・トヨタ白川郷自然学校  2011年 

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    • 出郷の民族誌/民俗学―系譜的理解のために

      歴博共同研究「人の移動とその動態に関する民俗学的研究」第2回研究会,2010.10,於・国立歴史民俗博物館  2010年 

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    • 『セラピーツーリズム』としての現代巡礼―ポスト消費社会における『経験』の価値

      日本宗教学会第69回学術大会(パネル発表「聖地・巡礼」と「ツーリズム」をめぐって),2010.09,於・東洋大学  2010年 

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    • 巡礼ツーリズムにおける「経験」の解釈:サービスと宗教性の交叉的生成をめぐって

      「宗教と社会」学会プロジェクト「宗教とツーリズム」第8回研究会,2010.02,於・國學院大学  2010年 

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    • 〈街おこし〉のパラドクス:廃校の地域社会学・試論

      生業誌研究会大会,2010.2,於・三省ハウス(新潟県越後松代)  2010年 

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    • 経験的語りにおける時間性概念―「語り得ないこと」と聞き書き―(グループ発表:民俗学的人間観への挑戦)

      日本民俗学会第61回年会,2009.10,於・国学院大学  2009年 

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    • コスモロジーの代替可能性―民俗学的ナラティブアプローチからみる宗教経験と日常性

      科研費基盤研究(B)「人間と動物の関係をめぐる比較民族誌研究~コスモロジーと感覚からの接近~」研究会,2008.12,桜美林大学  2008年 

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    • 『ムラ』であることの固有性と偶有性―民俗学の村落研究,40年目の省察から(シンポジウムディスカッサント)

      第41回南アジア研究集会,2008.07,於・多賀温泉  2008年 

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    • 「現代」を語るための言葉:自己/個人にまつわる概念の問題を中心に

      現代民俗学会第3回事前研究会,2008.04,於・筑波大学  2008年 

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    • 聖の商品化/商品の聖化:巡礼ツーリズムと消費社会の民俗学

      国立歴史民俗博物館共同研究「人文・自然景観の開発・保全と文化資源化に関する研究」第12回研究会,2008.03,於・国立歴史民俗博物館  2008年 

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    • 信仰の『価値』 :沖縄・斎場御嶽の文化遺産化をめぐる審美の基準とカテゴリー化

      日本民俗学会第59回年会,2007.10,於・大谷大学  2007年 

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    • Purification of Folklore Studies: The history of self-definition of Japanese folklore Studies based on an analysis of textbooks.

      전남대학교 BK21 CAA+ 전문연구인력양성사업단 제1회 국제심포지움* "Local Cultures and Their Interactions in Asia",2007.2,Chonnam National University, Gwangju, South Korea  2007年 

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    • 移動と定常―巡礼とツーリズムから考える『文化輸送』―

      第824回日本民俗学会談話会,2006.09,於・成城大学  2006年 

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    • アプライド・フォークロリストとは誰か―巡礼産業従事者の民俗知識運用―

      日本民俗学会第57回年会,2005.10,於・東京大学  2005年 

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    • 商品としての宗教的経験:巡礼産業の展開にみる『宗教の資源化』のケーススタディー

      日本民俗学会第56回年会,2004.10,於・園田女子大学  2004年 

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    • 民俗学における『宗教』研究の現在 ―巡礼の現代的展開を事例に

      日韓次世代学術FORUM2004国際学術大会,2004.07,於・東西大学校日本センター  2004年 

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    • 〈信心〉の対話構成論的取り込み―ナラティブ・セラピーを応用した宗教経験記述に向けての理解枠組み構築

      日本民俗学会談話会(2003年度民俗学関係修士論文発表会),2004.03,於・武蔵大学  2004年 

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    担当経験のある科目(授業)

    • 2022年4月 - 2022年9月 
      文化人類学X ( 慶應義塾大学文学部 )

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    • 2021年9月 - 2022年3月 
      社会学特殊講義H ( 関西学院大学大学院社会学研究科(集中講義) )

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    • 2017年9月 - 2018年3月 
      文化人類学特論 ( 東北大学大学院文学研究科・文学部 )

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    • 2015年10月 - 2016年3月 
      社会人類学 ( 金沢大学文学部(集中講義) )

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    •  
      文化政策論 ( 立教大学 )

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    •  
      交流文化フィールドワーク論 ( 立教大学 )

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    •  
      観光人類学(宗教) ( 立教大学 )

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    •  
      文化人類学の方法 ( 立教大学 )

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    •  
      風土と人間 ( 京都造形芸術大学 )

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    •  
      文化展示論 ( 立教大学 )

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    •  
      地誌学 ( 埼玉工業大学 )

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    •  
      観光人類学研究 ( 立教大学大学院 )

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    所属学協会

    共同研究・競争的資金等の研究

    • 聖典宗教の人類学:教義のエージェンシーに注目して

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      藏本 龍介, 高野 さやか, 岡部 真由美, 中尾 世治, 石森 大知, 門田 岳久, 金子 亜美

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      2022年4月 - 2026年3月

      課題番号:22H00766

      配分額:17290000円 ( 直接経費:13300000円 、 間接経費:3990000円 )

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    • モノ・人・権力の現代民俗学:日中韓の比較に基づく批判的〈民具〉研究の構築

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      門田 岳久, 周 星, 島村 恭則, 及川 祥平, 松田 睦彦, 加賀谷 真梨, 田村 和彦

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      2021年4月 - 2025年3月

      課題番号:21H00648

      担当区分:研究代表者 

      配分額:15730000円 ( 直接経費:12100000円 、 間接経費:3630000円 )

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    • ソーシャルデザインの人類学的研究:生活・地域・人をどう生み出すか

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      木村 周平, 小西 公大, 伊藤 泰信, 内藤 直樹, 門田 岳久, 早川 公

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      2021年4月 - 2025年3月

      課題番号:21H00641

      担当区分:研究分担者 

      配分額:8320000円 ( 直接経費:6400000円 、 間接経費:1920000円 )

      現在、デザインを通して社会をよりよいものにしようという「善い」・「ヒューマンスケールの」・「コンテクストに応じた」営為が、様々な領域で行われている。そうした営為は「ソーシャルデザイン」と総称できるが、それらに対し、我々はどう向き合い、関わればよいのか。本研究はSDの実践について、生活・地域・教育の領域において、それを推し進める「準専門家」の実践に着目して研究することで、SDに対して文化人類学からどのような関わり方が可能なのかについての知見を提示する。それによって、現代的な、様々な力と人々の関係が錯綜する状況をふまえて、「生を規定する政治や経済の大きな力を批判し、よりよい社会のあり方を模索する」という文化人類学が従来目指してきた方向性を受け継ぎつつ練り直し、人類学や近接学問領域の蓄積、さらに公共的な実践に対して貢献することが、本研究の目的である。
      2021年度は5月に研究会を行い、研究方針を確認し、各自の具体的な研究対象について、文献その他の手法で研究を進める予定であった。新型コロナウイルス感染症の流行状況を受け、対面での研究会は断念したが、代わりにオンラインで1~2か月に1回程度の研究会を行い、相互の研究の進捗状況や情報共有を進めた。また、オンライン研究会では本研究に関わる2名の方をお招きし、その活動について報告していただいた。
      他方、現地での調査もまだ十分には行いにくい状況のところもあり、感染状況や現地の反応の様子を見ながら進めている。

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    • 宗教組織の経営プロセスについての文化人類学的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      藏本 龍介, 清水 貴夫, 東 賢太朗, 岡部 真由美, 田中 鉄也, 中尾 世治, 門田 岳久

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      2018年4月 - 2022年3月

      課題番号:18H00781

      配分額:17160000円 ( 直接経費:13200000円 、 間接経費:3960000円 )

      本年度は、全体研究会とフィールドワークを実施した。
      (1)全体研究会(2019年7月20-21日):
      宗教組織の定義、関連する先行研究について、全員で検討した。同時に前年度のフィールドワークについて報告、意見交換を行った。
      (2)フィールドワーク:全体研究会での議論を踏まえ、各メンバーがフィールドワークを実施した。①藏本龍介はミャンマーにおける社会福祉僧院の組織構造についての情報収集を行った。②岡部真由美はタイで調査を行い、仏法センターが発する言説(「公共性」など)が人とカネ(布施)を惹きつけ、モノ(仏塔)を囲い込み、さらにカネを喚起するという、言説・人・モノの構成過程の実態を把握した。③門田岳久は過疎化に伴う檀家の減少で存亡の危機にある日本の寺院経営に関し、まず「本山」である大寺院がどのような対応をしているのか浄土真宗本願寺派総合研究所(京都西本願寺)にヒアリング調査を実施した。また新潟県佐渡市にてクラウドファンディングで経営改善を試みる寺院や、組織の立て直しを図る霊場会へのヒアリング調査も行った。④田中鉄也は主に北インドのハリヤーナー州ビワーニー村で、同一敷地内に存在する二つのヒンドゥー寺院で聞き取り調査を実施した。⑤東賢太朗はフィリピン・アクラン州で現地調査を実施した。具体的な内容は、カトリック教会が行う祭礼と地方政府の観光化の関係について、祭礼の参与観察や関係者への聞き取り、現地発行パンフレットなどの資料収集である。⑦中尾世治は広範な文献収集をおこないつつ、前年度に得られた史料に基づいた研究成果の公表に重点をおいて研究活動をおこない、レヴィ=ブリュルの再解釈などのいくつかの理論的な課題について論文等で発表をした。

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    • 〈日常学としての民俗学〉の創発性―世相史的日常/日常実践/生活財生態学の国際協働

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      岩本 通弥, 周 星, 島村 恭則, 山口 輝臣, 山 泰幸, 及川 祥平, 田村 和彦, 門田 岳久

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      2018年4月 - 2021年3月

      課題番号:18H00780

      担当区分:研究分担者 

      配分額:17160000円 ( 直接経費:13200000円 、 間接経費:3960000円 )

      最終年度であるため、「日常学としての民俗学」としての初学者向けのテキストを、研究代表者および研究分担者を中心に作成、出版したのをはじめ、研究雑誌『日常と文化』を8号(2020年10月)、9号(2021年3月)と刊行し、「日常学としての民俗学」の広報・普及に努めた。
      テキストの刊行は、これまで2期に及んだ科研研究会(前期の科研タイトルは「東アジア〈日常学としての民俗学〉の構築に向けて―日中韓の研究協業網の形成」)の総決算でもあり、〈いま・ここ〉にある人びとの生を、その生活や日常、文化を、ミクロな視点と同時代の世相や社会との絡みのなかで捉える民俗学=「生きる技法」を捉える民俗学として提示してみた。
      日中韓の3か国語のよる国際学術交流のための研究雑誌『日常と文化』も、蓄積が2号付加されて、基盤的プラットホームとしてほぼ定着したといえる。第8号では日本の若手研究者の投稿を掲載したが、中国から若い研究者の投稿もあり、東アジアの若手民俗学者に少しずつ浸透してきており、本・科研費終了後も、引き続き、所属メンバーで刊行してゆくことになった。
      また2021年3月6日にはオンラインで、「家族・日韓・日常学―民俗学を展望する」と題したミニシンポジウムも行った。岩本が基調講演をし、韓国東国大学校の南根祐と、関西学院大学の山泰幸がコメントを行った。
      加えて本科研の研究班Aである世相篇研究会では、柳田國男『明治大正史世相篇』第1章の注解を完成させ、ホームページ上で公開した。
      なお、研究分担者の門田は、ヨーロッパにおけるアカデミズムの民俗学と博物館展示がいかに連動しているかを調べるため、トロイヒトリンゲン博物館、シュバービエン博物館(以上ドイツ)、アルクティクム博物館、ルオスタリンマキ博物館、農業博物館(以上フィンランド)を訪れ、資料調査と巡検を実施した。

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    • 有料化する聖地:宗教空間の経済的ゾーニングと公共的管理に関する観光学的研究

      日本学術振興会  科学研究費補助金若手研究(B) 

      門田 岳久

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      2017年4月 - 2021年3月

      課題番号:17K13313

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      聖地など日常における宗教実践で形成されてきた空間の観光地化に伴い、入域料を徴収したり、ゾーニングを行ったりする手法で、空間管理が増加している。本研究は宗教空間の管理が既存の儀礼や信仰、民俗に与える影響を精査した。沖縄・長崎・新潟における事例を比較検討する中で、経済的な空間管理の導入は「世俗的」な管理組織の組織化を促し、過疎化により衰退する共同体に代わって聖地や宗教実践を担う主体になりつつあることが見て取れた。こうした世俗と宗教の交錯した新たな管理組織の体制は、精神性や宗教性を求める現代の観光客のニーズと重なり合うことが明らかとなった。

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    • 東アジアにおける拡張現実時代の観光に関する研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      山田 義裕, 岡本 亮輔, 清水 賢一郎, 金 ソンミン, 山村 高淑, 奈良 雅史, 山中 弘, 内田 純一, 門田 岳久

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      2017年4月 - 2020年3月

      課題番号:17H02248

      配分額:7020000円 ( 直接経費:5400000円 、 間接経費:1620000円 )

      本研究の研究成果は以下3点にまとめられる。第1はフィールド調査等による現在の観光とメディアの融合状況の実態把握である。ネット空間と現実空間、メディアと観光が融合している現在の状況について、東アジアの各地域でのフィールドワークを通じてその実態を把握した。第2はメディア言説(画像・映像・サウンドも含む)の観点から観光行動を調査し計量的および質的に分析した。第3は上記2つの調査を総合的に考察する際の枠組みについて、場所論や情報メディア論の観点から理論的考察を行った。

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    • ツーリズムにおける「スピリチュアル・マーケット」の展開の比較研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      山中 弘, 岡本 亮輔, 別所 裕介, 安田 慎, 外川 昌彦, 鈴木 涼太郎, 門田 岳久

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      2016年4月 - 2019年3月

      課題番号:16H03329

      配分額:8840000円 ( 直接経費:6800000円 、 間接経費:2040000円 )

      (1)現代社会において、消費主義的な態度を介して宗教的マーケットが成長しており、開発途上の諸地域でも中間層を中心に消費主義的態度が滲透し、巡礼などの宗教的商品の需要が高まっている。しかし、これは、オルタナティブな宗教の需要の増加を意味するものではなく、伝統宗教が中間層に受容されやすいように加工されている場合も多い。
      (2)「スピリチュアル・マーケット」の理論的枠組みは、(1)宗教的多元化、(2)宗教の消費者的選択、(3)宗教的商品のマーケットの形成、(4)需要側の「探求の志向性」ないし「再帰的スピリチュアリティ」の心理的状況の出現、からなっている。

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    • エスノグラフィを援用した課題解決手法構築に向けた人類学的実践の再帰的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 

      木村 周平, 伊藤 泰信, 内藤 直樹, 門田 岳久, 小西 公大, 鈴木 麻美子, 早川 公

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      2016年4月 - 2019年3月

      課題番号:16K13300

      配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

      本研究の目的は人類学的な理論化と実践とを再帰的に接合することで、地域的な課題解決への文化人類学的な手法の可能性を明らかにすることにあった。この目的の達成のため、メンバーがこれまで関わってきた国内諸地域での当事者と連携した諸活動を取り上げ、相互乗り入れ型で調査を行い、本科研における調査の方法を「1.5次エスノグラフィ」として定式化し、そこから「フィールドワークをし、エスノグラフィを書く」という文化人類学のあり方の見直しや、文化人類学の実践を拡張的に捉える視点、エスノグラフィないし論文を最終成果物だとするのではなく、むしろ活動プロセスを進めるうえでの中間的なプロダクトを重視する視点を提示した。

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    • 宗教組織の経営についての比較民族誌的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 

      藏本 龍介, 清水 貴夫, 東 賢太朗, 岡部 真由美, 門田 岳久, 中尾 世治

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      2015年4月 - 2018年3月

      課題番号:15K12956

      配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

      ・2015年度:メンバーのこれまでの研究内容を共有すると同時に、「宗教組織の経営」という問題をいかに共通の枠組みで分析しうるか議論した。・2016年度:前年度の議論を踏まえ、経済人類学者(住原則也氏)、宗教社会学者(白波瀬達也氏)を招き、シンポジウムを開催した。そしてその成果を『「宗教組織の経営」についての文化人類学的研究』(2017年、南山大学人類学研究所)として刊行した。・2017年度:前年度までの議論を踏まえ、「宗教と社会」学会(2017年6月)において、宗教社会学者(西村明氏)をコメンテーターとして招き、「宗教組織の「経営」についての民族誌的研究」と題するテーマセッションを開催した。

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    • 東アジア〈日常学としての民俗学〉の構築に向けて:日中韓と独との研究協業網の形成

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A) 

      岩本 通弥, 森 明子, 周 星, 島村 恭則, 篠原 聡子, 安藤 耕己, 山 泰幸, 及川 祥平, 外村 大, 松田 睦彦, 桑山 敬已, 加賀谷 真梨, 小島 孝夫, 田村 和彦, 大月 敏雄, 門田 岳久, 重信 幸彦, 法橋 量, 法橋 量, 金 賢貞

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      2014年4月 - 2018年3月

      課題番号:26244052

      配分額:36400000円 ( 直接経費:28000000円 、 間接経費:8400000円 )

      日中韓の東アジアの民俗学が、もう一方の極に位置するドイツ民俗学の、市民運動的実践との協働性や、その鍵概念である〈日常〉を、いかにして包摂できるか、各国の異なる蓄積や方法を組み合わせることで、共創的にこれを検討した。口承研究に特化してきた中国では、生活世界や日常実践に焦点を当てる研究に強みを発揮するのに対し、「普通の人びと」の生活財を悉皆調査で記録化する韓国では、そこに暮らし向きを読み解く生活財生態学が盛んである。いずれ東アジアにおいても、地域分権的な市民本位の文化政策や住民主体のガバナビリティを築く〈社会-文化〉概念の受容が、喫緊の課題となることを明らかにした。

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    • 聖地巡礼の商品化をめぐるコンフリクトと融和のための観光学

      日本学術振興会  科学研究費補助金若手研究(B)(研究課題番号:26760024) 

      門田 岳久

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      2014年4月 - 2017年3月

      課題番号:26760024

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      本研究は現代社会において聖地が開発現象の文脈で再編成されるプロセスと派生的諸問題について、民族誌的なアプローチによって考察したものである。世界遺産にも登録された沖縄県南部の聖地を中心としたフィールドワークを通じ、宗教的な空間が観光地となり、訪問者が質量ともに増加する状況を背景に、以下の3点を明らかにした。(1)観光客増加に伴い聖域の保護が喫緊の課題となり、それに対応する形で宗教/観光を一元管理する仕組みが体系化されたこと、(2)管理体系化は文化遺産を社会に開放していく公共性の理念と必ずしも両立しないこと、(3)聖地の公共的管理においては既存の宗教伝統と融和的な関係を持つ必要性があることである。

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    • 民俗学的実践と市民社会―大学・文化行政・市民活動の社会的布置に関する日独比較

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      岩本 通弥, 森 明子, 重信 幸彦, 法橋 量, 山 泰幸, 田村 和彦, 門田 岳久, 島村 恭則, 松田 睦彦, 及川 祥平, フェルトカンプ エルメル

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      2011年4月 - 2014年3月

      課題番号:23320189

      配分額:17550000円 ( 直接経費:13500000円 、 間接経費:4050000円 )

      本研究は、日独の民俗学的実践のあり方の相違を、市民社会との関連から把捉することを目指し、大学・文化行政・市民活動の3者の社会的布置に関して、比較研究を行った。観光資源化や国家ブランド化に供しやすい日本の民俗学的実践に対し、市民本位のガバナビリティが構築されたドイツにおける地域住民運動には、その基盤に〈社会-文化〉という観念が根深く息づいており、住民主体の文化運動を推進している実態が明確となった。

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    • セラピーツーリズムと自己物語にみる〈ライフポリティクス〉の民俗学的研究

      日本学術振興会  科学研究費補助金特別研究員奨励費(研究課題番号:10J07601) 

      門田岳久

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      2010年4月 - 2013年3月

      課題番号:10J07601

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      本研究は「心」や「経験」を商品化したツーリズムの社会的成立条件を分析し、そうした移動行為への参与観察や参加者へのインタビューを行うことで,高度消費社会に特徴的な自己や主体の形成過程を明らかにすることを目的とした。2年目にあたる平成23年度は、前年度までの実地調査でのデータ分析、理論枠組みの洗練作業、そしてアメリカやドイツの民俗学会・研究所での成果相対化が実施作業の中心となった。事例の検討は(1)2010年度末に行った沖縄でのスピリチュアルツーリズムの調査、(2)2011年夏期新潟県佐渡島にて行った短期農村移住者への調査に関して行った。調査ではこれらの移動実践を行った人々への生活史調査を行ったが、それらの語りの分析から導き出された一つの強い傾向は「脱イデオロギー性」とも言うべき、自己の経験を大きな物語へと回収されることを強く拒む志向性である。たとえば沖縄の聖地を旅する人々は自身に「信仰」が無いことを強調し、スピリチュアリズムや神秘主義といった宗教類型への文脈化を拒み、他方農村移住者も環境主義や農本主義的といった思想とは自らが無縁であることを語りの上で強調する。ここに見られるのは、実践上の動機をあくまで個人の意思や生活歴に位置付けようとする傾向であり、宗教研究で言う一種の私事化の表れであるが、自己が焦点化されている点に経験消費経済に顕著な特徴を窺うことができる。イデオロギーに対するリアリティーの衰退と、「自己」や「経験」への内閉化がパラレルな関係であるとすれば、それはどのようにして進捗したのか。今後はこれまでの質的データや理論枠組みを統合する形で上記の問いへの道筋を示す予定である。

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    • コミュニティ・ハブとしての『廃校』再利用プロジェクト

      公益財団法人トヨタ財団  研究助成(共同研究) 

      門田岳久

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      2009年11月 - 2011年10月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      本研究の題目:「コミュニティ・ハブとしての〈廃校〉再利用プロジェクト」

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    • 対話するネットワークを通じた「自己」の再定位に関する研究:過疎地域日本における巡礼者たちの紐帯形成と経験の共有活動を例に

      公益信託澁澤民族学振興基金  大学院生等に対する研究活動助成 

      門田岳久

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      2007年4月 - 2008年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 資源化された宗教と喚起される信心:巡礼産業の民俗学的研究

      日本学術振興会  科学研究費補助金特別研究員奨励費(研究課題番号:05J10932) 

      門田岳久

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      2005年4月 - 2007年3月

      課題番号:05J10932

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      本研究課題は近現代の社会的システム、ことに消費社会に於ける地域文化や宗教文化の変容を考察するものであり、事例として巡礼ツーリズムなどの文化観光に関する民俗学的・文化人類学的なアプローチを試みた。前年度、消費社会的システムの中での巡礼のあり方をマクロ局面から概観するために、ツアー会社への調査やマスメディア分析を行ったが、平成18年度は調査対象をよりミクロな局面へと絞り、文化観光の地域社会との関わりやツーリズムに参加する一般の人々に対する参与調査を行った。
      この点を前年度に於けるマクロ局面での調査事例と接合することで、巡礼ツーリズムなどの文化観光を生み出す側の文化産業が、実際にそれらのツアーに参加する人々や地域社会にどのように受容されているのか、更に産業システムが人々の経験や信心をいかに形作っているのかという、巡礼産業側と巡礼者という二つの軸を統合して議論するための素材を確保した。また補足的な研究になるが、巡礼が生活世界に埋め込まれた習俗から、除々にツーリズムや文化財などの文脈へと取り込まれていく過程を通時的に把握するため、地方に於ける観光開発に関する歴史人類学的調査も行った。
      以上の研究成果は順次公表している。『都市の暮らしの民俗学』所収論考「都市民の信心」では、近年都市在住者の注目される巡礼ツーリズムを調査分析し、一般の観光旅行商品と差異化を求め、精神的意味への渇望を持った人々が増加していることを明らかにした。また日本民俗学会談話会での口頭発表「移動と定常」では村落や地方都市に焦点を移した歴史的分析を行い、交易人や巡礼者など外部社会からの情報・物質を輸送してきた人々の役割を通史的に明らかにし、現在でも移動や旅行の経験を経た者が、農村部での社会変革を担っていると論じた(『日本民俗学』誌に発表要旨が掲載)。

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    社会貢献活動

    • さどの島銀河芸術祭アートツアー「自然をめぐる想像力の旅」(杉本浄と共同)

      さどの島銀河芸術祭  2022年8月27日

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      種別:フェスティバル

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    • さどの島銀河芸術祭2021「芸術民俗学ゼミ」(杉本浄と共同)

      出演

      さどの島銀河芸術祭  2022年8月27日

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      種別:セミナー・ワークショップ

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    • 佐渡博物館特別写真展・宮本常一写真で読む佐渡 最終回「自前の文化」

      企画

      新潟県佐渡市立佐渡博物館  2022年4月1日 - 2022年6月15日

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    • ゼミ教育を基盤としたサイト・スペシフィック・フィールドワーク:新潟県佐渡島での 10 年間の実践例

      講師

      県立広島大学 令和3年度地域課題解決セミナー「学生とともに地域で動く ~他大学の試みに学ぶ~」  2022年2月2日

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      種別:講演会

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    • 「違和感」を旅する

      立教新座高等学校1年生特別授業  2021年9月30日

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      種別:講演会

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    • 大学連携プロジェクト 宮本常一写真で歩く鉱山町・相川(生活文化研究フォーラム佐渡としてキュレーション)

      さどの島銀河芸術祭実行委員会/一般社団法人佐渡国際芸術推進機構/アース・セレブレーション実行委員会  さどの島銀河芸術祭2021  新潟県佐渡市相川八百屋町5(京町茶屋)  2021年9月10日

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      種別:フェスティバル

      「日本各地を旅してまわった民俗学者・宮本常一(1907-81年)。その旅の途上で「メモ代わり」に撮った写真は約10万点にのぼる。昭和30年代から亡くなる前年まで佐渡に通った宮本は、約4000点の写真を残した。展示では宮本写真とともに、彼の写真を片手にさまよった学生たちの調査をリメイクして、鉱山町・相川のイメージの世界を巡る。」(さどの島銀河芸術祭2021公式ガイドより)

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    • 佐渡博物館特別写真展・宮本常一写真で読む佐渡 第4回「道」

      企画

      新潟県佐渡市立佐渡博物館  2020年4月1日 - 2020年5月31日

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    • 公開対談・本願寺茶房「ツーリズムと浄土真宗-観光と寺院の関係考-」

      講師

      浄土真宗本願寺派総合研究所  2020年2月20日

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    • 佐渡博物館特別写真展・宮本常一写真で読む佐渡 第3回「モノと暮らし」

      企画

      新潟県佐渡市立佐渡博物館  2019年3月25日 - 2019年7月15日

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    • 島へのまなざし~佐渡・東京・インド(杉本浄・小西公大との共同講演)

      講師

      新潟県立佐渡高等学校  文化講演会  新潟県立佐渡高等学校  2018年11月9日

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      対象: 高校生, 教育関係者

      種別:講演会

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    • 佐渡博物館特別写真展・宮本常一写真で読む佐渡 第2回「観光以降」

      企画

      新潟県佐渡市立佐渡博物館  2018年3月19日 - 2018年5月31日

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      種別:施設一般公開

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    • 明日を拓くエスノグラフィー:混迷の時代の課題発見と解決

      出演, 司会, 運営参加・支援

      日本文化人類学会  一般シンポジウム  立教大学  2017年11月10日

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    • 何気ない日常/変わりゆく日常—なぜ考え、いかに把握し、どう記録するのか

      司会, 運営参加・支援

      日本民俗学会  国際シンポジウム  成城大学  2017年7月8日 - 2017年7月9日

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    • 佐渡博物館特別写真展・宮本常一写真で読む佐渡

      企画

      新潟県佐渡市立佐渡博物館  2017年4月1日 - 2017年6月22日

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    • “当たり前”を問う!—日中韓・高層集合住宅の暮らし方とその生活世界

      司会, 運営参加・支援

      日本民俗学会  国際シンポジウム  成城大学  2014年10月4日

      詳細を見る

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