観光学研究科 観光学専攻 博士課程後期課程
観光学研究科 観光学専攻 博士課程前期課程
ランドスケープデザイン
風景計画
景観保全
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2015年4月 - 現在観光学部 観光学科 教授
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2022年4月 - 現在観光学研究科 観光学専攻 博士課程前期課程 教授
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2015年4月 - 現在観光学研究科 観光学専攻 博士課程後期課程 教授
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2015年4月 - 2022年3月観光学研究科 観光学専攻 博士課程前期課程 教授
2025/04/21 更新
ランドスケープデザイン
風景計画
景観保全
環境・農学 / ランドスケープ科学 / 風景計画学・造園学
環境・農学 / 環境農学 / 風景計画学・造園学
国名: 日本国
国名: 日本国
港町能代における空間構造の変遷と賑わいの場の特性
辛承憲, 小野良平
第38回日本観光研究学会全国大会学術論文集 195 - 200 2023年12月
港町の地域資源としての日和山における景観体験の場の特性 査読有り
辛承憲, 小野良平
ランドスケープ研究86 ( 5 ) 543 - 548 2023年3月
伯耆大山における眺望景観からみた信仰の場の立地特性 査読有り
小野良平
ランドスケープ研究83 ( 5 ) 491 - 494 2020年3月31日
田村剛にみる用語「郷土風景」における風景概念の変遷 査読有り
横関隆登, 小野良平, 下村彰男
ランドスケープ研究(オンライン論文集)10 93 - 102 2017年7月12日
小野良平
ランドスケープ研究80 ( 5 ) 585 - 588 2017年3月31日
Cultural aspects of the visual landscape as a basis for everyday life: case studies in rural Japan 査読有り
Ryohei Ono
52nd World Congress of the International Federation of Landscape Architects Congress proceedings 99 - 100 2015年6月10日
『星山別曲』にみる物境,情境,意境概念に着目した息影亭の景観構造 査読有り
崔賢妊, 下村彰男, 小野良平
ランドスケープ研究78 ( 5 ) 461 - 466 2015年3月31日
中国山東省栄成市寧津地域における海草房集落の景観的特徴 査読有り
銭玉蓮, 下村彰男, 小野良平
ランドスケープ研究77 ( 5 ) 473 - 476 2014年3月31日
雑誌『國立公園』表紙にみる添景人物と自然風景の描かれ方 査読有り
櫻井宏樹, 下村彰男, 小野良平, 横関隆登
ランドスケープ研究77 ( 5 ) 507 - 510 2014年3月31日
新潟県十日町市松之山地区にみる棚田景観地の景観構造に関する研究 査読有り
横関隆登, 小野良平, 伊藤弘, 下村彰男
ランドスケープ研究76 ( 5 ) 583 - 586 2013年3月31日
玉川上水緑道にみる緑地と住民の関わりの変遷 査読有り
山下結, 伊藤弘, 小野良平, 下村彰男
ランドスケープ研究76 ( 5 ) 677 - 682 2013年3月31日
周宏俊, 小野良平, 下村彰男
ランドスケープ研究(オンライン論文集)5 17 - 27 2012年1月20日
玉川上水にみる緑地と住民との関わりの変遷 査読有り
山下結, 伊藤弘, 小野良平, 下村彰男
ランドスケープ研究75 ( 5 ) 677-682 - 682 2012年
周宏俊, 小野良平, 下村彰男
ランドスケープ研究74 ( 5 ) 389 - 394 2011年3月31日
Landscape Preference of Tourists in Chocolate Hills, Bohol, Philippines 査読有り
LAPIDO,X, SHIMOMURA,A, ONO,R
ランドスケープ研究74 ( 5 ) 609 - 612 2011年3月31日
用語「鎮守の森」の近代的性格に関する考察 査読有り
小野良平
ランドスケープ研究73 ( 5 ) 671 - 674 2010年3月31日
The Awareness and Impressions of Filipinos on Japanese Gardens 査読有り
LAPIDO,X, SHIMOMURA,A, ONO,R
ランドスケープ研究73 ( 5 ) 447 - 457 2010年3月31日
國村周平, 伊藤弘, 小野良平, 下村彰男
ランドスケープ研究72 ( 5 ) 845 - 848 2009年3月31日
ウェブサイトにみる国立公園に関する情報提供の現状と課題 査読有り
長谷川学, 下村彰男, 伊藤弘, 小野良平
ランドスケープ研究72 ( 5 ) 821 - 824 2009年3月31日
三好学による用語「景観」の意味と導入意図 査読有り
小野良平
ランドスケープ研究71 ( 5 ) 433 - 438 2008年3月31日
住宅情報誌にみる公園のアピールポイントと住宅の価格・環境条件との関連 査読有り
菅原晋, 伊藤弘, 小野良平, 下村彰男
ランドスケープ研究71 ( 5 ) 611 - 614 2008年3月31日
戦前期の新聞記事にみる都市住民と街路樹との関わりの変遷に関する研究 査読有り
工藤豊, 下村彰男, 小野良平
ランドスケープ研究71 ( 5 ) 769 - 772 2008年3月31日
The meaning and creeping loss of holy trees of district shrines in the Tokyo region 査読有り
POGGENDORF,L, ONO,R, SHIMOMURA,A
環境情報科学21 213 - 218 2007年10月31日
Shrine settings in Japan as life-cultural landscape with diverse relations to nature 査読有り
ONO,R
Journal of the Landscape Architecture in Asia3 145 - 150 2007年10月15日
柿の表象表現にみる風景観の変遷に関する研 査読有り
工藤豊, 小野良平, 伊藤弘, 下村彰男
ランドスケープ研究70 ( 5 ) 369 - 372 2007年3月31日
京都府美山町における重要伝統的建造物群保存地区選定に伴う景観変化に関する比較研究 査読有り
鄭秀珍, 小野良平, 下村彰男, 伊藤弘
ランドスケープ研究70 ( 5 ) 695 - 700 2007年3月31日
東京・不忍通りにみる近代都市計画に基づく道路整備が都市形成に与えた影響 査読有り
藤原敦, 小野良平, 伊藤弘, 下村彰男
ランドスケープ研究70 ( 5 ) 701 - 706 2007年3月31日
A Study on the Historical Change of Landscape Perception Reflected in the Representation of Kaki (Japanese Persimmon) 査読有り
KUDOH,Y, ONO,R, ITO,H, SHIMOMURA,A
Journal of the Landscape Architecture in Asia2 203 - 206 2006年8月15日
Reconsideration of the role of Railway Forest in Japan 査読有り
CHONG,S, ONO,R, SHIMOMURA,A
Journal of the Landscape Architecture in Asia2 13 - 16 2006年8月15日
GPSを用いた新宿御苑における利用者の行動パターンに関する研究 査読有り
山本泰裕, 伊藤弘, 小野良平, 下村彰男
ランドスケープ研究69 ( 5 ) 601 - 604 2006年3月31日
戦前期における風致地区制度の位置付けに関する歴史的考察 査読有り
原泰之, 小野良平, 伊藤弘, 下村彰男
ランドスケープ研究69 ( 5 ) 813 - 816 2006年3月31日
A study on landscape transformation by the selection of important preservation district for group of historic buildings - a case study in Miyama, Kyoto Prefecture 査読有り
CHON,S, ONO
Journal of the Landscape Architecture in Asia1 253 - 257 2005年8月15日
明治末期以降の山林の変容と「ふるさと」風景観の成立 査読有り
小野良平
ランドスケープ研究68 ( 5 ) 411 - 416 2005年3月31日
史蹟名勝天然紀念物保存における「社叢」の意味と位置付けの変遷に関する研究 査読有り
藤田直子, 小野良平, 熊谷洋一
ランドスケープ研究68 ( 5 ) 417 - 420 2005年3月31日
明治末から昭和初期における史蹟名勝天然紀念物保存にみる「風景」の位置づけの変遷(平成16年度日本造園学会全国大会研究発表論文集(22))
黒田 乃生, 小野 良平
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture67 ( 5 ) 597 - 600 2004年3月31日
都市近郊鉄道における車窓からの景観の特性に関する研究 査読有り
柳田健太, 小野良平, 伊藤弘, 下村彰男
ランドスケープ研究67 ( 5 ) 643-646 2004年1月
屋久島におけるエコツアーガイドの動態とその背景に関する研究 査読有り
瀬戸口真朗, 下村彰男, 伊藤弘, 小野良平, 熊谷洋一
ランドスケープ研究67 ( 5 ) 601-604 2004年1月
観光地の成立過程における記号化に関する計画論的研究-岐阜県大野郡白川村を事例に- 査読有り
黒田乃生, 小野良平
都市計画論文38 ( 38 ) 679 - 684 2003年
白川村研究の系譜にみる文化財としての集落景観保全における問題点 査読有り
黒田乃生, 小野良平
ランドスケープ研究66 ( 5 ) 665 - 668 2003年
地域住民による観光ボランティアガイド活動の実態と動向に関する研究 査読有り
加藤麻理子, 下村彰男, 小野良平, 熊谷洋一
ランドスケープ研究66 ( 5 ) 799 - 802 2003年
森林のイメージ形成に与える個人背景と既成イメージの影響 査読有り
上田裕文, 小野良平, 下村彰男
ランドスケープ研究65 ( 5 ) 685 - 688 2002年
目黒川沿川にみる氏子コミュニティの空間構成とその変容に関する研究 査読有り
加納潤吉, 小野良平, 下村彰男, 熊谷洋一
ランドスケープ研究65 ( 5 ) 845 - 850 2002年
小石川後楽園にみる歴史的庭園と都市空間との相互的関係性に関する考察 査読有り
小野良平
ランドスケープ研究64 ( 5 ) 825 - 830 2001年
自然眺望景観の評価と緑量のイメージとの関連についての考察 査読有り
高山範理, 小野良平, 下村彰男, 熊谷洋一
ランドスケープ研究64 ( 5 ) 747 - 750 2001年
「自己形成期における風景」と居住空間の景観評価における関連性 査読有り
塚本俊介, 下村彰男, 小野良平, 熊谷洋一
ランドスケープ研究64 ( 5 ) 709 - 712 2001年
枯山水様式の石庭における石組構成に関する研究 査読有り
宮江介, 下村彰男, 小野良平, 熊谷洋一
ランドスケープ研究64 ( 5 ) 431 - 434 2001年
白川村萩町伝統的建造物群保存地区における集落景観の特徴とその保全に関する研究 査読有り
黒田乃生, 下村彰男, 小野良平, 熊谷洋一
ランドスケープ研究64 ( 5 ) 759 - 764 2001年
東京都練馬区を事例とする銭湯の立地特性と空間構成に関する研究 査読有り
山本清龍, 下村彰男, 小野良平, 熊谷洋一
ランドスケープ研究63 ( 5 ) 735 - 738 2000年3月
Interactive relationships between urban spaces and the historic garden - a case study in Koishikawa Korakuen,Tokyo 査読有り
ONO,R
Journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture International Edition ( 1 ) 140 - 143 2000年
東京市区改正委員会の公園計画における配置計画とその衛生行政との関連 査読有り
小野良平
ランドスケープ研究63 ( 5 ) 423 - 428 2000年
多摩ニュータウンにおける街区公園の利用実態と公園の評価に関する研究 査読有り
加納潤吉, 熊谷洋一, 下村彰男, 小野良平, 石橋整司
ランドスケープ研究63 ( 5 ) 653 - 656 2000年
大道芸空間における行動特性に関する研究 査読有り
篠崎高志, 下村彰男, 小野良平, 熊谷洋一
ランドスケープ研究63 ( 5 ) 721 - 724 2000年
明治期東京における公共造園空間の計画思想 査読有り
小野良平
東京大学農学部演習林報告 ( 103 ) 121 - 241 1999年2月8日
年齢層別に見る新宿御苑の利用形態と空間選択の要因に関する研究 査読有り
山本真理, 下村彰男, 小野良平, 熊谷洋一
ランドスケープ研究62 ( 5 ) 627 - 630 1999年
東京市区改正審査会の公園計画における配置計画の思想に関する考察 査読有り
小野良平
ランドスケープ研究61 ( 5 ) 423 - 428 1998年
中国恵州西湖の景観形成と杭州西湖景観が及ぼした影響 査読有り
沈悦, 熊谷洋一, 下村彰男, 小野良平
ランドスケープ研究61 ( 5 ) 637 - 642 1998年
上野公園における公的儀式とその空間形成への影響 査読有り
小野良平
ランドスケープ研究60 ( 5 ) 409 - 412 1997年
北京頤和園における景観形成と西湖景観の影響について 査読有り
沈悦, 熊谷洋一, 下村彰男, 小野良平
ランドスケープ研究60 ( 5 ) 577 - 582 1997年
明治初期の内国勧業博覧会における会場デザインの思想 査読有り
小野良平
ランドスケープ研究59 ( 5 ) 25 - 28 1996年
日本との比較にみる法制度を中心とした韓国温泉地開発の特徴に関する研究 査読有り
金Hyun, 下村彰男, 熊谷洋一, 小野良平
ランドスケープ研究59 ( 5 ) 121 - 124 1996年
林試の森,小石川植物園における子どもの遊びと空間特性との関係に関する研究 査読有り
後藤知朝子, 下村彰男, 熊谷洋一, 小野良平
ランドスケープ研究59 ( 5 ) 137 - 140 1996年
野川流域に関わる市民団体の活動の変遷に関する基礎的研究 査読有り
松本浩, 下村彰男, 熊谷洋一, 小野良平
ランドスケープ研究59 ( 5 ) 225 - 228 1996年
観光地の駐車場を中心とするアクセス空間の実態と計画・設計論に関する考察 査読有り
堀木美告, 下村彰男, 熊谷洋一, 小野良平
日本観光研究者連合論文集 ( 11 ) 91 - 98 1996年
震災復興期に至る公園設計の史的展開について 査読有り
小野良平
造園雑誌53 ( 5 ) 73 - 78 1990年
広重・五十三次に見るみどころ演出法 査読有り
小野良平, 篠原修
造園雑誌52 ( 5 ) 241 - 246 1989年
飛鳥山に見る名所づくりの思想 査読有り
小野良平
造園雑誌51 ( 5 ) 13 - 18 1988年
小野良平, 佐々木邦博, 愛甲哲也, 大窪久美子, 青木達司, 宮脇勝, 水内佑輔
ランドスケープ研究88 ( 3 ) 192 - 199 2024年11月1日
信仰の場と風景 招待有り
小野良平
浅草寺仏教文化講座 ( 68 ) 129 - 148 2024年8月
第1回座談会:日本造園学会の創設と展開
小野良平, 粟野隆, 水内祐輔, 寺田徹, 荒木笙子, 山崎嵩拓, 惠谷浩子
ランドスケープ研究88 ( 1 ) 31 - 36 2024年4月
都立公園150年のあゆみ 招待有り
小野良平
東京都公園協会広報誌「緑と水のひろば」 ( 特別号 ) 2 - 15 2023年10月
東京における都市公園の制度的展開とその現代的意義 招待有り
小野良平
都市公園 ( 238 ) 2 - 5 2023年3月
太政官布達と公園緑地の未来 招待有り
小野良平
公園緑地83 ( 4 ) 19 - 22 2023年1月
鼎談 遺産を経巡り、ニワを遺す
中村良夫, 小野良平, 松田法子, 秋田典子, 田中尚人
土木学会誌107 ( 8 ) 5 - 11 2022年8月
近現代を紐解く 公園はどのように市民に開かれていったか 招待有り
小野良平
東京人 ( 453 ) 86 - 92 2022年4月
国立公園と風景の政治学-近現代日本の自然風景の価値付けはどのように行われてきたのか-(書評と紹介) 招待有り
小野良平
日本歴史 ( 887 ) 100 - 102 2022年4月
感染症と近代日本の公園計画論
小野良平
ランドスケープ研究85 ( 3 ) 224 - 229 2021年10月29日
疫病と公園 招待有り
小野良平
都市公園 ( 230 ) 2 - 3 2021年1月
神社の空間イメージを再考する
小野良平
ランドスケープ研究84 ( 3 ) 254 - 257 2020年10月30日
小野良平, 渡辺貴史, 秋田典子他
ランドスケープ研究84 ( 2 ) 82 - 85 2020年7月31日
東京緑地計画と森林 招待有り
小野良平
都市公園 ( 228 ) 16 - 19 2020年3月20日
地面のデザイン、都市と人と自然の関係 招待有り
小野良平, 霜田亮祐, 平賀達也
建築ジャーナル ( 1296 ) 4 - 9 2019年11月1日
復興小公園の一日 招待有り
小野良平
公園緑地80 ( 2 ) 13 - 14 2019年9月30日
街をブランド化する風景としての並木道 招待有り
小野良平
都市公園 ( 226 ) 42 - 43 2019年9月20日
公園の誕生と歴史 招待有り
小野良平
Re ( 202 ) 22 - 25 2019年4月1日
長岡安平(書評) 招待有り
小野良平
公園緑地79 ( 4 ) 33 2019年2月26日
観光の推進における景観の意義とみどり 招待有り
小野良平
グリーン・エージ ( 541 ) 13 - 16 2019年1月15日
東京の公園の「公園以前」を歩く1・兵どもが夢の跡-中世城郭跡の公園 招待有り
小野良平
東京都公園協会広報誌「緑と水のひろば」 ( 94 ) 2 - 13 2019年1月
長岡安平(書評) 招待有り
小野良平
ランドスケープ研究82 ( 3 ) 318 2018年10月31日
H・フォン・ザーリッシュ 森林美学(書評) 招待有り
小野良平
森林技術 ( 918 ) 34 - 35 2018年9月10日
東京の文化財庭園と観光 招待有り
小野良平
都市公園 ( 221 ) 8 - 11 2018年7月31日
読書案内 フンボルトの冒険 自然という「生命の網」の発明/出来事と写真
小野良平
交流文化 ( 17 ) 42 - 43 2018年3月20日
景観 土地の相貌を求めて
小野良平
交流文化 ( 17 ) 4 - 15 2018年3月20日
みちから見えるもの-風土- 招待有り
小野良平
高速道路と自動車61 ( 3 ) 20 2018年3月1日
みちから見えるもの-象徴- 招待有り
小野良平
高速道路と自動車61 ( 2 ) 24 2018年2月1日
みちから見えるもの-地域- 招待有り
小野良平
高速道路と自動車61 ( 1 ) 19 2018年1月1日
観光とランドスケープデザイン 招待有り
小野良平
Re ( 195 ) 20 - 23 2017年7月1日
観光インフラとしてのオープンスペース 招待有り
小野良平
公園緑地77 ( 5 ) 11 - 14 2017年3月22日
井の頭恩賜公園の歴史と自然 招待有り
小野良平
都市公園 ( 216 ) 8 - 11 2017年3月20日
本多静六の公園計画論を読む 招待有り
小野良平
都市公園 ( 214 ) 4 - 7 2016年9月
混乱の陰で 誌評「特集:オリンピックのランドスケープ」を読んで 招待有り
小野良平
ランドスケープ研究80 ( 1 ) 37 - 37 2016年4月
東京の公園の歴史を歩く5・近郊の緑地保全と丘陵地公園 招待有り
小野良平
東京都公園協会広報誌「緑と水のひろば」 ( 82 ) 2 - 13 2016年1月
歴史からみる公園と観光 招待有り
小野良平
公園緑地76 ( 2 ) 5 - 7 2015年10月
書評『日本風景史』 招待有り
小野良平
ランドスケープデザイン ( 103 ) 79 - 79 2015年8月
東京の公園の歴史を歩く4・1964年東京オリンピックと公園 招待有り
小野良平
緑と水のひろば ( 124 ) 2 - 13 2014年7月
スポーツとランドスケープ-新国立競技場問題から- 招待有り
小野良平
造園修景 ( 124 ) 2 - 4 2014年7月
東京の公園の歴史を歩く3・東京緑地計画とその遺産 招待有り
小野良平
緑と水のひろば ( 74 ) 6 - 17 2013年12月
太政官布達公園の歴史とその現代的価値 招待有り
小野良平
都市公園 ( 203 ) 2 - 5 2013年12月
明治期の公園経営から考える 招待有り
小野良平
公園緑地74 ( 2 ) 18 - 19 2013年10月
200号によせて -志を言葉に記して- 招待有り
小野良平
都市公園 ( 200 ) 9 - 10 2013年3月
東京の公園の歴史を歩く2・帝都復興と公園 招待有り
小野良平
緑と水のひろば ( 70 ) 2 - 13 2012年12月
討議 (第十回国際神道文化研究会 明治神宮の林苑計画をめぐって : 造園学と森林美学の系譜から)
司会, 小野 良平, 水内 佑輔
神園 ( 8 ) 147 - 162 2012年11月
「ランドスケープ遺産インベントリーづくり」の目指すところ 招待有り
小野良平
遺跡学研究 ( 9 ) 254 - 257 2012年11月
本郷高徳の業績と本資料の意義 招待有り
小野良平
神園 ( 8 ) 194 - 201 2012年11月
都市公園の過去、現在、未来 招待有り
小野良平
森発見 ( 27 ) 8 - 13 2012年10月
都市公園法の半世紀-施設と地べたのはざまで- 招待有り
小野良平
ランドスケープ研究76 ( 2 ) 102 - 105 2012年8月
造園分野の視点から、東日本大震災をいかに記録に止め,何を学ぶのか 招待有り
下村彰男, 小林恭子, 小野良平, 押田佳子, 伊藤弘
ランドスケープ研究75 ( 4 ) 271 - 276 2012年3月
東京の公園の歴史を歩く1・公園の誕生 招待有り
小野良平
緑と水のひろば ( 66 ) 2 - 13 2011年12月
自然風景地および諸スケールの集住地の被災状況:岩手県宮古市
小野良平
ランドスケープ研究75 ( 3 ) 208 - 209 2011年12月
特集「東日本大震災復興支援:ランドスケープの学術・技術・芸術に何が可能か」にあたって
小野良平
ランドスケープ研究75 ( 3 ) 171 - 171 2011年12月
護りの森林風景(ランドスケープダイバシティ-森林の風景から地域を考えるVol.5)
下村彰男, 小野良平, 伊藤弘
ランドスケープデザイン ( 77 ) 90 - 93 2011年
食と暮らしの森林風景(ランドスケープダイバシティ-森林の風景から地域を考えるVol.3)
下村彰男, 小野良平, 伊藤弘
ランドスケープデザイン ( 75 ) 92 - 95 2011年
ランドスケープからみた都市の河川と地域 招待有り
小野良平
都市公園 ( 191 ) 2 - 5 2010年12月
里の森林風景 招待有り
小野良平
ランドスケープデザイン ( 76 ) 88 - 91 2010年12月
鼎談・これからの"公園“をどうつくるか 招待有り
小野良平, 貝島桃代, 忽那裕樹
ランドスケープデザイン ( 75 ) 18 - 23 2010年10月
高齢社会の健康づくりと公園 招待有り
田代順孝, 松本守, 小野良平, 樋渡達也
都市公園 ( 188 ) 2 - 11 2010年3月
歴史的公園としての震災復興公園 招待有り
小野良平
都市公園 ( 183 ) 14 - 19 2008年12月
まちづくりの取組みと「歴史的風致」
小野良平
ランドスケープ研究72 ( 3 ) 300 - 301 2008年12月
特集「ランドスケープ研究の動向」にあたって 招待有り
小野良平
ランドスケープ研究72 ( 1 ) 1 - 2 2008年4月
造園学原論・造園史 招待有り
小野良平, 粟野隆, 井原縁
ランドスケープ研究72 ( 1 ) 3 - 20 2008年4月
「ランドスケープ遺産」とは何か?~その保全と研究への取り組み~
進士五十八, 赤坂信, 鈴木誠, 小野良平
ランドスケープ研究72 ( 1 ) 91 - 92 2008年4月
「暮らし・安全」分野における公園・緑化技術の課題と今後のあり方 招待有り
田代順孝, 斉藤庸平, 柳井重人, 小野良平
都市緑化技術 ( 65 ) 14 - 17 2007年10月
新宿御苑,旧古河庭園 招待有り
小野良平
東京人 ( 241 ) 38 - 43 2007年6月
近代の公園の文化的価値とその保全の意義 招待有り
小野良平
ランドスケープ研究70 ( 4 ) 269 - 272 2007年3月
ランドスケープ近代化遺産を考える-近代ランドスケープ遺産の保全に向けて-
小野良平, 平澤毅, 赤坂信
ランドスケープ研究70 ( 3 ) 203 - 208 2006年12月
大学の植物園-小石川植物園の場合 招待有り
小野良平
都市公園 ( 175 ) 29 - 31 2006年12月
ランドスケープ近代化遺産を考える : 学会設立前後をめぐる状況
小野 良平, 赤坂 信, 井原 縁, 岡田 昌彰, 黒田 乃生, 佐々木 邦博, 鈴木 誠
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture69 ( 3 ) 236 - 243 2006年1月31日
特集「社会実験としての巨大イベントと都市計画」の編集にあたって
小野 良平, 河合 康之
都市計画54 ( 2 ) 4 - 4 2005年4月25日
ランドスケープ近代化遺産を考える-「風景」と近代化
小野良平, 平澤毅, 赤坂信
ランドスケープ研究68 ( 3 ) 258 - 265 2005年1月
パネルディスカッション (シンポジウム 観光地の個性化と景観形成--only oneの観光地づくり)
下村 彰男, 小野 良平, 寺川 重俊
観光研究16 ( 1 ) 30 - 43 2004年9月
ランドスケープ近代化遺産を考える-明治時代に作られた空間の形、デザイン、特徴
赤坂信, 小野良平, 佐々木邦博他
ランドスケープ研究67 ( 3 ) 240 - 247 2004年
明治期東京における公共造園空間の計画思想(平成13年度日本造園学会賞受賞者業績要旨) 招待有り
小野良平
ランドスケープ研究66 ( 1 ) 32 - 37 2002年
首都高速/都市景観 招待有り
小野良平
道路と自然 ( 117 ) 16 - 17 2002年
ランドスケープ遺産分科会 検証・20世紀のランドスケープ遺産―引き継いだもの,生み出したもの,失ったもの
小野 良平, 平沢 毅, 服部 勉
ランドスケープ研究65 ( 3 ) 237 - 244 2002年
景観計画・デザイン分科会 公共性と造園デザイン―「公園」を成り立たせるもの
小野 良平, 下村 彰男
ランドスケープ研究65 ( 3 ) 245 - 252 2002年
文化遺産/史跡の保存・整備とランドスケープその3 : 庭園:風景とまちづくり(平成12年度日本造園学会全国大会分科会報告)
進士 五十八, 赤坂 信, 佐々木 邦博, 平澤 毅, 小野 良平, 仲 隆裕, 服部 勉
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture64 ( 3 ) 242 - 249 2001年1月29日
ポスト近代のランドスケープ(平成12年度日本造園学会全国大会分科会報告)
下村 彰男, 小野 良平
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture64 ( 3 ) 250 - 257 2001年1月29日
小石川後楽園にみる歴史的庭園と都市空間との相互的関係性に関する考察
小野良平
ランドスケープ研究64 ( 5 ) 54 - 56 2001年
ポスト近代のランドスケープ
下村彰男, 小野良平
ランドスケープ研究64 ( 3 ) 250 - 257 2000年
原風景としての郊外 招待有り
小野良平
グリーン・エージ ( 292 ) 23 - 26 1998年
『水路の親水空間計画とデザイン』, 渡部一二著, 技報堂出版, 1996年4月刊, B5版, 126項, 4,120円
小野 良平
ランドスケープ研究 : 日本造園学会誌 : journal of the Japanese Institute of Landscape Architecture60 ( 2 ) 140 - 140 1996年11月8日
道の表情を楽しむ 招待有り
小野良平
道路と自然 ( 89 ) 15 - 17 1995年
日本のランドスケープアーキテクト 本郷高徳:造園「学」の黎明期を支えた先駆者
下村彰男, 小野良平, 西村公宏
ランドスケープ研究59 ( 1 ) 1 - 4 1995年
日本のランドスケープアーキテクト マルチオピニオンリーダー 本多静六
熊谷洋一, 下村彰男, 小野良平
ランドスケープ研究58 ( 4 ) 349 - 352 1995年
日本の公園その歴史的流れ 招待有り
小野良平
CIVIC DESIGN ( 4 ) 22 - 25 1993年
飛鳥山の名所づくり 招待有り
小野良平
自然と文化 ( 27 ) 32 - 39 1989年
図説わかる公園緑地計画
森田, 哲夫, 木下, 剛, 赤澤, 宏樹, 塚田, 伸也, 武田, 史朗, 小野, 良平, 村上, 暁信, 加我, 宏之, 福岡, 孝則, 水庭, 千鶴子, 武, 正憲, 丸谷, 耕太, 村上, 修一, 竹田, 和真, 柳井, 重人( 担当: 分担執筆 , 範囲: 公園緑地の歴史と理論Ⅱ(日本))
学芸出版社 2025年3月 ( ISBN:9784761533090 )
造景2023
小野良平( 担当: 分担執筆 , 範囲: 復興公園の転変 時間をかけた模索)
建築資料研究社 2023年8月 ( ISBN:9784863588837 )
造園大百科事典
亀山, 章, 池邊, このみ, 小野, 良平, 加藤, 和弘, 倉本, 宣, 小林, 達明, 斉藤, 庸平, 佐々木, 邦博, 下村, 彰男, 塚本, 瑞天, 梛野, 良明, 濱野, 周泰, 藤井, 英二郎, 村上, 曉信, 本中, 眞, 横張, 真( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 造園と歴史;景観;風景;空間における体験;近世以前の都市とオープンスペース;明治時代の都市改造;大正期の都市とオープンスペース;緑地計画の思想と実践)
朝倉書店 2022年7月 ( ISBN:9784254410419 )
造園学概論
小野, 良平, 一ノ瀬, 友博, 亀山, 章( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 造園学の対象と方法)
朝倉書店 2021年9月 ( ISBN:9784254440317 )
新しい空間と社会のデザインがわかる ビルディングタイプ学入門
中村陽一, 高宮知数, 五十嵐太郎, 槻橋修, 小野良平( 担当: 分担執筆 , 範囲: 公園・広場)
誠文堂新光社 2020年5月26日 ( ISBN:9784416520048 )
大学的東京ガイド-こだわりの歩き方
千住一, 大橋健一, 高岡文章, 毛谷村栄治, 小野良平( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 面影の武蔵野)
昭和堂 2019年3月30日 ( ISBN:9784812218143 )
実践 風景計画学
小野良平( 担当: 分担執筆 , 範囲: 風景の概念と風景計画)
朝倉書店 2019年3月5日 ( ISBN:9784254440294 )
東京の公園の歴史を歩く
小野良平( 担当: 単著)
公益財団法人 東京都公園協会 2016年11月30日 ( ISBN:9784908178696 )
東京の緑をつくった偉人たち
小野良平( 担当: 監修)
公益財団法人 東京都公園協会 2014年3月31日 ( ISBN:9784908178573 )
東大教師青春の一冊
小野良平( 担当: 分担執筆 , 範囲: 『砂丘が動くように』日野啓三)
信山社 2013年3月10日 ( ISBN:9784797281019 )
『復興の風景像』ランドスケープの再生を通じた復興支援のためのコンセプトブック
公益社団法人日本造園学会東日本大震災復興支援調査委員会( 担当: 分担執筆)
マルモ出版 2012年5月15日 ( ISBN:9784944091485 )
武蔵野に大学の森をたずねて~東京大学田無試験地の80年~
東京大学演習林出版局( 担当: 分担執筆)
東京大学演習林出版局 2010年3月31日 ( ISBN:9784903321097 )
森林風景計画学
塩田敏志, 熊谷洋一( 担当: 共編者(共編著者))
地球社 2008年11月25日 ( ISBN:9784804950686 )
みんなでつくる美しい道
鈴木忠義( 担当: 分担執筆)
技報堂出版 2007年5月 ( ISBN:9784765517195 )
おもしろ研究 秩父の森
東京大学秩父演習林( 担当: 分担執筆)
東京大学演習林出版局 2006年10月 ( ISBN:9784903321004 )
Wild Urban Woodlands -New Perspectives for Urban Forestry-
Ingo Kowari, Stefan Korner 他( 担当: 分担執筆)
Springer-Verlag 2005年3月 ( ISBN:354023912X )
公園の誕生
小野良平( 担当: 単著)
吉川弘文館 2003年7月1日 ( ISBN:4642055576 )
ランドスケープのしごと
日本造園学会ランドスケープのしごと刊行委員会( 担当: 分担執筆)
彰国社 2003年5月10日 ( ISBN:439500640X )
新領域土木工学ハンドブック
池田俊介, 嘉門雅史( 担当: 分担執筆)
朝倉書店 2003年3月 ( ISBN:9784254261431 )
道と緑のキーワード事典
道路緑化保全協会( 担当: 単著)
技報堂出版 2002年5月24日 ( ISBN:4765516342 )
ランドスケープ批評宣言
( 担当: 共編者(共編著者))
INAX出版 2002年3月20日 ( ISBN:4872751078 )
里山を考える101のヒント
日本林業技術協会( 担当: 分担執筆)
東京書籍 2000年2月 ( ISBN:4487795273 )
ランドスケープ大系3 ランドスケープデザイン
日本造園学会( 担当: 分担執筆)
技報堂出版 1998年11月16日 ( ISBN:4765521230 )
国立公園等の観光資源価値の再評価に関わる霊山の景観特性に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
文化的景観概念の再考に関する研究
科学研究費補助金
2011年4月 - 現在
資金種別:競争的資金
人と自然の関わり合いの結果とされる文化的景観について、結果として成立する景観の評価のみならず、成立の要因・基盤条件としての景観条件を考慮することで、文化的景観の概念の拡充を図る。
景観概念に関する研究
信仰空間の景観構造に関する研究
科学研究費補助金
風景史に関する研究
造園史に関する研究
歴史的参詣道の景観資源性を活かした新たな自然歩道ネットワークの計画論に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
小野 良平
2020年4月 - 2023年3月
課題番号:20K12438
配分額:3900000円 ( 直接経費:3000000円 、 間接経費:900000円 )
本研究は、観光計画論、観光資源保全論の立場から、自然公園等の自然歩道に活かし得る歴史的参詣道の特性は何かということを捉えることをねらいとして、霊山・霊場などの信仰空間へ到達する、あるいはそれら相互を繋ぐ歴史的参詣道を対象に、その立地環境と周辺の自然環境との視覚的繋がり(可視性)を指標とした景観特性を明らかにし、その資源性を自然歩道のネットワーク計画に活用する検討を行うことを目的とする。
令和3年度は、前年度に引き続き、事例対象地の絞り込みを目的として、旧来の参詣道ルートの同定・推定およびルート上の視点の選択方法の検討、さらにその視点群からの可視特性の試行的把握を実施した。具体的には、四国遍路道のうち徳嶋県内の低地部の十番切幡寺から十一番藤井寺を経て山岳地の十二番焼山寺至る参詣道を対象に実施した。参詣道の原ルートを現地形図上で推定し、地形やルート線形の変化点を視点候補として抽出し、その上で国土地理院・基盤地図情報の数値地図を活用し、対象地を含む広域の範囲において、信仰対象となる山岳山頂周辺の各視点からの可視領域、およびそれ以外の重要な自然環境要素(海域など)の可視領域等を重層させて可視頻度を検討した。また参詣路の標高変化から参詣者の身体の疲労度に関係する指標値を設定し、その変化と可視性の関係についても試行的に検討した。また十二番焼山寺付近において実際の景観の状況の確認も実施した。その結果、参詣道上から登山経路に伴って海域への可視性などに特徴がみられることが確認され、次年度以降の本調査に向けた一定の準備・試行を実施した。
自然災害多発地域の文化的景観に見る「護」と「親」の自然共生像に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
下村 彰男, 小野 良平, 伊藤 弘
2014年4月 - 2018年3月
課題番号:26292186
配分額:7930000円 ( 直接経費:6100000円 、 間接経費:1830000円 )
自然災害多発地域における文化的景観の分析を通して、長年の災害経験を踏まえ、自然の驚異から生活を「護り」つつ、自然の状態把握や変化に対する認識を高めるために自然に対する「親和性」を保つ方策について検討した。その結果、微地形等を活かしながら大きな災害を回避するとともに、自然(水)に対する視認性、アクセス性、心理的親近性を確保する工夫がなされており、自然(水)に対する親和性も保たれていた。
文化的景観概念の拡充のための生活基盤景観に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
小野良平
わが国における文化的景観の多様性保全管理方策に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
下村 彰男, 小野 良平, 伊藤 弘, 山本 清龍
2011年4月 - 2014年3月
課題番号:23380016
配分額:10660000円 ( 直接経費:8200000円 、 間接経費:2460000円 )
地形と土地利用により文化的景観の関するパターン分類を行い、基本類型として12の区分を得た。そして、各地の個性的な文化的景観を保全管理する仕組みの検討を行うために、大分県由布院においてケーススタディ調査を実施した。来訪者(観光客)の文化的景観の保全管理に対する協力意志や支払意志額、および来訪者の地域の資源性や保全に対する認識・理解について調査・分析を行い、実効性の高い保全管理方策について検討を行った。また、これまで検討を進めてきた、受益者支援型の資源保全管理方策の全国的な動向や、個性的な地域景観の抽出方策とを合わせて考察し、文化的景観の多様性保全方策について考察した。
地域における自然環境を基盤とする歴史的風致の評価手法に関する景観保全論的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
小野良平
2009年4月 - 2012年3月
課題番号:21380024
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
地域における神社の立地環境の特質を景観構造として評価し、これを地域の歴史的風致の保全に活かすための方法論を考察した。遥拝軸上の縦断地形を景観構造の指標として解析を行った結果、平地部で水系と強くかかわる神社において、縦断地形が遥拝点前面で平坦もしくは上昇し、背面では下降するというランドマークを成立させる景観構造の特徴が得られ、歴史的風致の維持のための土地評価に活用可能であることなどの知見を得た。
文化的景観保全の観点からみた都市内社寺林の管理計画手法に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
小野良平
2004年4月 - 2006年3月
課題番号:16610004
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
近年認識の高まりを見せている「文化的概念」の取り扱いにあたって、まず景観研究の現状を踏まえた上で、景観研究が内包する近年の課題を整理し、その上で文化的景観を取り扱うことの意義について考察した。さらにわが国における文化的景観の代表例として、特に都市部においては宗教施設である神社仏閣の存在によって形成される、社寺林を中心に構成される地域の景観やが重要であることを示した。
社寺林の文化的景観の価値を規定するものとして、その自然立地環境とその信仰との関連性を重視し、対象を神社に絞り、東京都板橋区を中心に、渋谷区、中野区、新宿区、豊島区、北区、練馬区などにおいて50ヶ所の神社の現地踏査を行なった。『東京都神社名鑑』所収の神社について、信仰軸と地形の方向性の関係を中心に分析を行なった。その結果、神社における信仰軸、すなわち遥拝の方向と地形の関係にある程度の共通性が認められた。従来理解されている、遥拝方向に高所(山や丘)を擁する神社の立地は当然確認されたが、これとは反対の、遥拝方向に低所(谷、河川、沼、湿地)などを擁する神社が多数認められ、板橋区周辺においてはこのケースのほうが、高所遥拝型にくらべて事例の多いことが明らかとなった。またこうした神社は、特に埼玉県さいたま市の氷川神社を勧請した諸地域の氷川神社において顕著であった。この要因として、文化人類学的手法による古事記の分析により、従来の一般的解釈である「天-地」とは異なる、「地-水」関係を見出す既往研究の適用可能性について考察を行なった。さらに文化的景観として神社およびその周辺環境を価値付け、保全を図る際の留意点について整理を行なった。
農山村における文化的景観の景観構造および境界形態に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
下村 彰男, 小野 良平, 黒田 乃生, 伊藤 弘
2005年 - 2006年
課題番号:17380018
配分額:6800000円 ( 直接経費:6800000円 )
・文化庁による調査「農林水産業に関連する文化的景観の保護に関する調査研究」(平成12〜14年)の中から、重要地域「集落に関連する景観(13事例)」および「複合景観(54事例)」を対象として調査を実施した。その67事例に関して地形図(1/2,5000,管内図等)での検討を行い、この段階で景観構造の把握が可能な24事例に絞り、空中写真、景観写真を収集するとともに、景観を形成し支えてきた地域情報(地域の歴史、生活文化、産業等)に関する情報も収集し景観構造について検討を行った。
・そしてさらにその中で、特に平地水田型の農村地域に焦点をあて、集落の形状が典型的な塊村形式と散居形式を設定し、典型的な塊村型の黒部川扇状地、手取川扇状地、散居型の砺波地域、出雲地域をケーススタディエリアとした。そして、各々の文化的景観を構成する要素が形づくる構造について検討したところ、塊村型の場合には微地形による高低差、屋敷周辺の森林、道路の形式に特徴があることが整理され、それを支える要因としては、水の利便性や水害リスク、風向や風力が影響していることが検討された。
・また、こうした文化的景観を保全する仕組み(制度)に関して、白川町荻町と下郷町大内宿において詳細調査を実施した。その結果、各々の文化的景観の特徴を保全していくことが必要であるもの、現行の景観要素を中心として保全していく制度では限界があることが指摘された。そして要素間の関係を保全するための仕組みとして、景観コードを設定し、その保全を担保するような制度が必要であることが考察された。
自然公園における利用志向の変化に対応した新たな利用計画技術に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
熊谷 洋一, 小野 良平, 下村 彰男
2001年 - 2002年
課題番号:13460010
配分額:4700000円 ( 直接経費:4700000円 )
自然風景地における人々の利用志向の変化に伴って、自然公園に求められる役割も大きく変化してきており、特に自然との〓のあり方を学ぶ学習の場としての役割が重要性を高めている。また、国立公園を中心とした自然公園では、その制度の硬直性〓点や、オーバーユースなどの利用上の問題が表面化しており、新たな利用と保全のあり方について検討が求められ、自然公園〓な動きも加わって、各地で現実的な施策が動き出そうとしている。
そのような現状をふまえて、本研究では特に、新たな利用形態として国立公園における自然体験活動の推進に注目し、現地〓タディとして整理することで、国立公園の利用方策の現状整理を行い、今後の新たな利用計画のための問題点と展望を明らか〓地は、タイブの異なる国立公園を有する北海道東部の知床国立公園、阿寒国立公園、釧路湿原国立公園の3自然公園とし、(1)〓までの公園利用・観光産業の推移から地域としての課題の整理、(2)現時点で行われている自然体験活動のガイド主体の整理・〓民間・個人の関係の把握、(4)環境保全・観光振興・まちづくりなどの施策の計画等の把握・整理、のプロセスを経て各地域ご〓まとめ、最後に総括を行なった。
その結果、共通した問題点としては基本的に現時点では、自然体験のガイド活動と、自然公園の管理運営とが結びつ気が弱〓的かつ効果的な施策が取りにくい現状が明らかとなった。これをうけて今後の方策の展望として、(1)効果的な情報提供、(2)利〓た計画、(3)ハード施設の再整備、の重要性を指摘した。
森林のレクリエーション利用に伴う環境管理コストの受益者負担に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
熊谷 洋一, 小野 良平, 下村 彰男
1999年 - 2000年
課題番号:11460065
配分額:4100000円 ( 直接経費:4100000円 )
本研究の目的は、第一に森林の環境保全コストの、利用者(受益者)による負担の可能性について検討すること、つまり、森林の総合利用に際して必要となる経費と、利用者が負担してもよいと考える対価とのバランスについて検討することであり、第二に森林の総合利用に関する事例の収集・分析を通して、〇〇森林等の民有林に適用できる内部経済化手法について検討・整理することである。本研究の成果は以下のようにまとめられる。
1)総合利用森林の実態の整理・把握
総合利用、特に保健・休養利用を実施している全国の民有林の中から、各地域で代表的な事例を対象に山岳地域、中山間地域、都市近郊地域の区分に配慮して選出し、158事例を対象にアンケート調査を行い、対象森林の面積、土地所有、利用者数、利用者層、利用者の居住地、利用交通手段、維持管理形態、管理主体、所有者と管理主体の関係、維持管理費の有無等に関しての実態を把握した。
2)総合利用森林の管理費用に関する調査
上の事例の中から選出した16事例を対象に、総合利用森林の管理費用に関するアンケート調査を行い、管理費用と敷地面積や利用者数との間に一定の関係性があることを見出した。また、管理費用の内訳として森林管理費、施設管理費、運営費、人件費、一般管理費等に関する、森林面積や利用者数あたりの費用の、オーダーやレンジを把握し、総合利用森林の標準的管理費の目安を求めた。
3)利用者の支払意志に関する調査
東京都檜原都民の森を事例対象とし、来訪者に対し聞き取りアンケート調査を実施し、利用者の属性と利用形態、森林や林業に対する意識、環境保全コストに対する負担・協力意志、支払意志額についての知見を得た。
4)総合考察
以上の調査結果をもとに、総合利用森林における環境保全コストの利用者(受益者)による負担の可能性と、民有林に適用収方法について考察した。
マルチメデイア景観予測評価支援システムの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業
熊谷 洋一, 蒲谷 肇, 斎藤 馨, 下村 彰男, 藤原 章雄, 小野 良平
1997年 - 1998年
課題番号:09556006
配分額:12000000円 ( 直接経費:12000000円 )
景観アセスメントの情報化について、マルチメディアとインターネット技術を応用した景観予測評価支援システムを構築し、以下の点を明らかにした。
(1)景観アセスメントにおける景観情報を、映像を含むマルチメディア形式のデジタルデータベース(以下「景観情報マルチメディア・データベース」という)に変換し、その保存性とネットワークでの検索容易性と配信容易性を示した。フィールドデータのもっとも基本的な映像情報は、景観を記録する上で1次情報に近い意味を持つことを示した。
(2)景観情報マルチメディア・データベースをインターネットを使って公開する方法について検討し、現時点ではMpeg1フォーマットが最適であることを示した。
(3)映像情報の配信では、現在インターネットでは情報転送速度の制限から実用的なレベルに至っていない。本研究ではATMネットワークを利用したVODシステムを応用してシステム構築・運用を行い、将来的なマルチメディア・データベースに必要な情報源内容とデータフォーマット、及びデジタル情報化手法を検討し、その結果、Mpeg2が将来的に有効であることを示した。
(4)本研究で開発したマルチメディア景観アセスメントシステムに関する一連の実証的研究成果については、報告書としてとりまとめた。さらに、映像デジタル情報を含む一連のファイルについては、デジタルメディア(DVD-RAM)を制作した。
新たな森林景観管理システムの構築のための視覚心理学的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
熊谷 洋一, 小野 良平, 斎藤 馨, 下村 彰男
1997年 - 1998年
課題番号:09460068
配分額:5600000円 ( 直接経費:5600000円 )
本研究は、日常生活の場における森林景観のありようを考える上で、「地域」とのかかわりを考慮し、わが国の森林環境において歴史や社会経済状況までを含んだ地域の個性、地域らしさがどのように森林の景観に反映されているかを明らかにし、今後森林景観を進めて行くに当たって、地域らしさをどのように表出させ、維持管理していったら良いのかという問題を議論していくための基礎的および試論的な研究である。成果としては以下のようにまとめられる。
(1)地域森林景観試論
森林景観の捉え方として、従来の視覚像としての景観を扱う立場に加えて、「地域」を取り入れることにより、生活の場としての森林景観を捉える立場の必要性を新たに提言し、その森林景観管理への計画的活用の方策について考察を行った。
(2)地域森林景観の特徴とその形成
(1)で示した理論的枠組みを、わが国の森林における地域森林景観の把握に適用し、5箇所の事例対象地域(奈良県・吉野、大分県・日田、宮崎県・諸塚、埼玉県・三富、滋賀県・琵琶湖周辺)に対して現地調査等を行い、地域の概要、森林景観の特徴、森林景観の管理と特性、という観点から評価を試みた。
(3)地域森林景観のデータベース化の試み
地域特性の反映としての地域森林景観を相対的に評価するために、景観情報のデータベース化による相互評価の可能性を検討し、森林景観データベースの基本的概念設計をおこない、試作を試みた。
地理情報システムと樹木成長モデルを用いた森林景観予測システムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業
熊谷 洋一, 小野 良平, 斎藤 馨, 下村 彰男, 梶 幹男, 蒲谷 肇, 岩岡 正博, 露木 聡
1995年 - 1996年
課題番号:07556034
配分額:3100000円 ( 直接経費:3100000円 )
本研究により以下の成果を得た。
1.森林景観シミュレーションシステムの開発
森林に関する既存情報である林相図・林小班図と森林簿を、地理情報システムに入力し、森林空間情報を作成した。このデータを利用して、景観シミュレーションに必要な空間データの入出力・修正管理を行った。
リアルな樹木の3次元形状の生成のために、樹木成長モデリングシステムを応用するために、樹種・樹高に対応して樹木形状を生成し、地理情報システムのデータから、林班単位で3次元形状を生成するプロセスを構築した。また、人工林の樹木成長モデルを応用した森林景観シミュレーションシステムを開発した。
2.地区・地点レベルでのシステム応用による実用化
ケーススタディとして、東京大学附属秩父演習林既存地形データ、樹木データを用い、樹木単木レベルの成長シミュレーションモデルを樹林・林分レベルに適用し、地形情報を加え、数万本の樹木からなる森林景観について、当該システムにより写実的に表現(可視化)し、システムの実用化を示した。
3.現地フィールド景観観測システムの開発
枝葉、単木レベルの森林景観構成要素画像から森林全体の広域景観画像までを、現地で系統的に収集するシステムを設計・開発した。設置場所は東京大学秩父演習林内の2ヶ所に設置し、定点定時に自動的に撮影し、景観シミュレーションのための基礎的観測・データ収集を行ない、その有効性を実証した。
4.インターネットによる研究成果の公開
景観シミュレーションのCGアニメーションや、定点定時観測データ等を、インターネット上のウェッブページにより公開した。(URL http://cyberforest.fr.a.u-tokyo.ac.jp)
都市住民の利用と地域環境保全を目的とする森林レクリエーションに関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
熊谷 洋一, 小野 良平, 斉藤 馨, 下村 彰男
1995年 - 1996年
課題番号:07456016
配分額:7300000円 ( 直接経費:7300000円 )
前年度における都市近郊森林レクリエーション地としての諸条件に関する検討を踏まえ、本年度はケーススタディ調査を通して森林レクリエーション地としての資源性評価手法を試みると同時に、森林を中心とする地域景観と土地の諸特性との関わりに関する検討を行った。
資源性評価に関しては、首都圏をケーススタディエリアとし、都市近郊域における森林公園など複数のレクリエーションを抽出し、地形条件や植生の状況、土地利用、観光資源の分布状況、道路密度(アクセス条件)などの条件を比較検討し、森林レクリエーション地としての適性を評価した。周辺との同(異)質性に関する情報をも加えて検討し、特に地形と土地利用の多様性に関する多様性が重要な要素であることが明らかとなった。
また、景観と土地条件との関係に関しては、東京都多摩エリアの秋留台地区をケーススタディ地とし、森林を中心とする地域景観を心理実験を通して類型区分し、その類型と土地条件との関わりについて検討を行った。土地条件に関しては広域の首都圏での検討と同様、土地利用を中心に、地形や植生を含んだ景観の多様性が類型の重要な決定要因であることが明らかとなった。
最後にこれらの成果に関する報告書としてのとりまとめを行った。