2024/10/07 更新

写真b

オオタ マキコ
太田 麻希子
OTA Makiko
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
社会学部 現代文化学科
社会学研究科 社会学専攻 博士課程後期課程
社会学研究科 社会学専攻 博士課程前期課程
職名*
准教授
学位
博士(社会科学) ( お茶の水女子大学 )
研究テーマ*
  • グローバル資本主義とジェンダーの視点から都市空間を捉えることに関心を寄せている。これまでは、フィリピン・マニラ首都圏のスクオッター集落でフィールド調査を行ない、主に女性の労働と移動、住民組織活動について考察してきた。近年は、マニラにおける産業立地の変化と不均等発展、女性の労働・居住の変容について、フィールド・データとマクロ統計をはじめとする文献・資料に基づきながら調査・研究を行なっている。

  • 学内職務経歴*
    • 2018年4月 - 現在 
      社会学部   現代文化学科   准教授
    • 2018年4月 - 現在 
      社会学研究科   社会学専攻 博士課程前期課程   准教授
    • 2018年4月 - 現在 
      社会学研究科   社会学専攻 博士課程後期課程   准教授
    • 2015年4月 - 2018年3月 
      社会学部   現代文化学科   助教
    • 2015年4月 - 2018年3月 
      社会学研究科   社会学専攻 博士課程前期課程   助教
    • 2015年4月 - 2018年3月 
      社会学研究科   社会学専攻 博士課程後期課程   助教

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    研究分野

    • 人文・社会 / 人文地理学  / 都市

    • 人文・社会 / 社会学  / 都市

    • 人文・社会 / ジェンダー

    経歴

    • 2018年4月 - 現在 
      立教大学   社会学研究科 社会学専攻博士課程後期課程   准教授

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    • 2018年4月 - 現在 
      立教大学   社会学研究科 社会学専攻博士課程前期課程   准教授

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    • 2018年4月 - 現在 
      立教大学   社会学部 現代文化学科   准教授

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    • 2015年4月 - 2018年3月 
      立教大学   社会学部 現代文化学科   助教

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    論文

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    書籍等出版物

    • 第10章 グローバル・サウスの女性労働とジェンダー(吉田容子・影山穂波編『ジェンダーの視点でよむ都市空間』)

      古今書院  2024年5月 

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    • Column① グローバルな不平等(松本康監修、小池靖・貞包英之編『社会学の基礎』pp.106-113)

      太田麻希子

      有斐閣  2024年3月 

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    • "Chapter 9 The Burden and Autonomy of Women in the IT-BPO Industry in Metropolitan Manila: Under the COVID-19 Pandemic" in Base of the Pyramid and Business Process Outsourcing Strategies: In the Age of SDGs (edited by Takabumi Hayashi, Hiroshi Hoshino, Yoshie Hori), pp.171–190.

      Makiko Ota( 担当: 単著)

      Springer  2023年3月 

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    講演・口頭発表等

    • Marginal Middle-Class Workers and the Struggle for Upward Mobility in the Philippines: A Case Study on Siblingships in an Informal Settler Family in Manila

      Makiko Ota

      A New Agenda for Sociological Studies in an Ever-Changing Society: The 65th Anniversary of Rikkyo University's College of Sociology  2024年1月13日 

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    • Return Migrants, IT-BPO Industry, and Virtual Home-Based Workers in the Philippines during the COVID-19 Pandemic 国際会議

      Makiko Ota

      XX ISA World Congress of Sociology  2023年6月30日 

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      会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:Melbourne  

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    • How has the COVID-19 Pandemic Impacted Gendered Class Mobility?: Online Freelancing in an Informal Settlement, Metropolitan Manila 国際会議

      Makiko Ota

      Psychology From the East, Psychology From the West International Conference 2022 “Psychological Perspectives of Sustainable Lives Post Covid-19 Pandemic”  2022年11月5日  Universitas Indonesia, Faculty of Psychology in cooperation with the Asian Association of Women’s Studies (AAWS)

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      開催地:Online  

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    • 都市空間とジェンダー―マニラのスラムに見る女性の働き方(話題提供者) 招待有り

      太田麻希子

      日本都市社会学会第40回大会 ラウンドテーブル「ジェンダーから都市を問う」  2022年9月13日 

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      会議種別:その他  

      開催地:実践女子大学  

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    • Shrinking space for survival: Informal Settlements, Urban Development, and IT-BPO industry in Metropolitan Manila 国際会議

      Makiko Ota

      117th ASA Annual Meeting, Preconference, The Facts, Problems, and Prospects for the Development of Transnational Migration Communities in the Rim Pacific Countries’ Global Cities in the Age of Artificial Intelligence and Online Culture: Comparative Perspectives  2022年8月5日 

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    • マニラのスクオッター居住区の女性の就学とその中断―「生き残りの女性化」の中で 招待有り

      太田 麻希子

      日本都市社会学会 第38回大会 シンポジウム アジアにおける都市下層の比較社会学―移動/ジェンダー/コミュニティ―  2020年9月6日 

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      記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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    • Transformation of the foreign-exchange sector and its impact on Manila: Women in Gentrification 国際会議

      Makiko Ota

      Urban Regeneration Movements in the Pacific Rim: Commemorative Conference for the 60th Anniversary of Rikkyo College of Sociology  2018年11月10日 

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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    • マニラのスクオッター居住区における「高学歴」女性労働者と道徳的ジェンダー規範

      太田麻希子

      日本地理学会秋季学術大会「ジェンダーと空間/場所」研究グループ例会報告  2018年9月23日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:和歌山大学  

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    • Integration of Urban Fringe to the Global City: Emergence of New Women Workers in an Informal Settlement 国際会議

      Makiko Ota

      Structure and Transformation of Urban Bottom of Metro Manila Informal Settlement, Relocation Site, and Street  2016年11月 

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      記述言語:英語   会議種別:その他  

      開催地:Ateneo de Manila University  

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    • グローバル都市マニラと都市底辺層(3)周縁のスクオッターにおける新しい女性サービス労働者

      太田麻希子

      第89回日本社会学会大会  2016年10月 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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    • マニラにおけるスラムの世帯類型と再生産分業―00年代後半の世帯調査を事例に

      太田麻希子

      2014年度アジア政経学会東日本大会  2014年10月 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:防衛大学  

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    • マニラのスラムにおける女性の就業とモビリティ―移住第二世代の動向を中心に

      太田麻希子

      2013年人文地理学会全国大会  2013年11月 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:大阪市立大学  

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    • Gender and Industrial Restructuring in the Philippines: Impact on Urban Migrant Community in Metropolitan Manila 国際会議

      Makiko Ota

      International Geographical Union, Kyoto Regional Conference 2013  2013年8月 

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:京都国際会館  

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    共同研究・競争的資金等の研究

    • マニラ首都圏の底辺層の構造と変容―過剰都市からグローバル都市へ(研究分担者(代表者:青木秀男))

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      青木秀男

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      2015年4月 - 2017年3月

      資金種別:競争的資金

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    • マニラにおける「スラム」空間の動態的研究―移動・世帯・住民組織のジェンダー分析

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      太田 麻希子

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      2010年4月 - 2013年3月

      課題番号:10J08447

      資金種別:競争的資金

      今年度は主に1990年代以降現在までに生じたマニラ都市圏の拡大と再編が女性労働にもたらした影響について、第一に理論、第二に統計、第三にかねてより続けてきた特定のスクオッター集落を対象とした調査研究を通じて考察した。
      第一に理論面では東南アジア都市論とフェミニスト経済学の文献を検討し、新国際分業下の女性労働と都市空間の変容を関連させながら枠組みの構築を行った。国際ジェンダー学会「開発とジェンダー」分科会ではフェミニスト経済学における貿易理論に関する論文の文献報告を行ない、これを近年のマニラにおける製造業女性労働の動向と関連させながら議論した。
      第二に昨年度より引き続き産業・労働等に関連した統計資料の収集と検討にあたり、首都圏とその周辺地域の産業別・職業別の就労構造や空間構造の変化、人口動向等を把握した。これを踏まえ近年のマニラを分析する際の大枠として首都圏外への人口流出に代表される「郊外化」という空間軸、さらに首都圏の脱工業化・サービス経済化という時間軸を立てた。
      第三に、首都圏の漁業・港湾地域に立地する調査対象のスクオッター集落の性格を把握するため、フィリピンの漁業・漁村に関する文献研究を実施した。また、同集落の20~60代までの女性の向都移動と都市内移動、就業経験に関する既存のデータを世代ごとに検討し、「地方の農漁村から労働力として動員された、単身での都市移住者が多い世代」と「都市の在来労働力となる世代」に大きく分類、両者の経験をマニラ都市圏における「郊外化」と「脱工業化/サービス経済化」という先の軸に沿って考察した。次に、昨年度までに集めたデータをもとに調査地のスクオッター集落の世帯の類型化作業を行った。さらに同集落の定点観測を実施し、前回の調査からの状況変化についてインフォーマントに聞き取りを行った。
      なお、以上の研究の途中経過については国際ジェンダー学会の全国大会等で報告している。

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