文学研究科 英米文学専攻 博士課程後期課程
文学研究科 英米文学専攻 博士課程前期課程
W. B. イェイツ
シェイクスピア
演劇研究
イギリス文学
アイルランド文学
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2017年4月 - 現在文学部 文学科 英米文学専修 教授
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2017年4月 - 現在文学研究科 英米文学専攻 博士課程前期課程 教授
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2017年4月 - 現在文学研究科 英米文学専攻 博士課程後期課程 教授
研究者詳細
2025/03/24 更新
W. B. イェイツ
シェイクスピア
演劇研究
イギリス文学
アイルランド文学
人文・社会 / 英文学、英語圏文学
人文・社会 / ヨーロッパ文学
受賞国:日本国
受賞国:日本国
Migrating Souls and Witnessing Travellers in the Dramaturgy of Nō Theatre 査読有り
Miki Iwata
The Palgrave Handbook of Theatre and Migration 219 - 228 2023年8月2日
ハムレットを演じる若者たちのダブリン——第九挿話「スキュレとカリュブディス」におけるスティーヴンの即興演技
岩田,美喜
『百年目のユリシーズ』 179 - 197 2022年2月
Topophilia in Tohoku
Miki Iwata
Peter Robinson: A Portrait of His Work 192 - 209 2021年10月
トマス・ミドルトンの初期諷刺喜劇における女性表象 査読有り
岩田,美喜
Shakespeare Journal7 1 - 12 2021年3月
Johnson and Garrick on Hamlet 査読有り
Miki Iwata
Johnson in Japan 88 - 104 2020年10月
W. B. イェイツ『窓ガラスの言葉』に書かれた読めないメッセージ
岩田美喜
『幻想と怪奇の英文学IV』 253 - 271 2020年9月
Tony Lumpkin in and out of Sweet Auburn: The Literary Topography of Oliver Goldsmith’s She Stoops to Conquer 査読有り
Miki Iwata
Irish Literature in the British Context and Beyond: New Perspectives from Kyoto 31 - 50 2020年4月
『あわれ彼女は娼婦』に見る〈男女の双子〉という幻想の終わり 査読有り
岩田美喜
『十七世紀英文学における生と死』 113 - 134 2019年9月
Brothers Lost, Sisters Found: The Verbal Construction of Sisterhood in Twelfth Night 査読有り
Miki Iwata
Shakespeare Studies57 19 - 33 2019年3月
The Disappearance of London from the Early Eighteenth-Century London Stage
Miki Iwata
London and Literature, 1603-1901 35 - 48 2017年1月
『お気に召すまま』における兄弟表象と〈もしも〉の効用 査読有り
岩田美喜
『甦るシェイクスピア』 217 - 234 2016年10月
「ぼくらはまた逢うだろう」—『コルシカの兄弟』における幽霊の声とすがた
岩田美喜
『幻想と怪奇の英文学II』 99 - 119 2016年7月
Oaths and Promises in Dion Boucicault’s Spectacular Melodrama 査読有り
Miki Iwata
Shiron50 21 - 41 2015年9月
Modern Japanese Helenas in a Metropolitan Courtyard 査読有り
Miki Iwata
Shakespeare Review50 ( 5 ) 861 - 879 2014年12月
人類みな兄弟じゃないのかよ—ファーカーとシェリダンの戯曲に見る弟たちの変遷 査読有り
岩田美喜
『十八世紀イギリス文学研究第五集 共鳴する言葉と世界』 75 - 93 2014年7月
舞台に現れた死者たち—初期近代イングランド演劇に見る〈幻想〉の萌芽
岩田美喜
『幻想と怪奇の英文学』 131 - 159 2014年4月
‘Let us see what our painters have done for us’: Garrick and Sheridan on the Spectacularization of Drury Lane 査読有り
Miki Iwata
Studies in English Literature55 19 - 38 2014年3月
'I'll go romancing': The Composite Nature of Storytelling in The Playboy of the Western World 査読有り
Miki Iwata
Studies in English Literature52 17 - 34 2011年3月
『お人好し』における感受性の経済効率 査読有り
岩田美喜
『東北英文学研究』1 13 - 26 2010年12月
The Stage-Irishman's Stratagem: George Farquhar and the Emergence of the Smock Alley School 査読有り
Miki Iwata
Studies in English Literature50 25 - 43 2009年3月
Records and Recollections in Krapp's Last Tape 査読有り
Miki Iwata
Journal of Irish Studies23 34 - 43 2008年10月
His Other Islands: Peter Robinson, Languages, Traditions 査読有り
Miki Iwata
The Salt Companion to Peter Robinson 193 - 206 2007年7月
イェイツの韻文劇と1930年代の前衛演劇運動
岩田美喜
『イェイツ研究』49 45 - 48 2018年12月
「「ぼくは郵便局にいた」――W. B. イェイツの戯曲に見る復活祭蜂起の表象」
岩田美喜
『英米文学』78 1 - 23 2018年3月
表象文化を教えるために:演劇
岩田美喜
『教室の英文学』 130 - 137 2017年5月
「レイディ・グレゴリー――舞台で語り継ぐアイルランドの歴史」
岩田美喜
『文学都市ダブリン』 63 - 80 2017年2月
「『文学評伝』を通じて見たマチュリン演劇の反演劇性」
岩田美喜
『東北ロマン主義研究』2 67 - 82 2015年12月
「『それ以上の詮索はおやめなさい』――『放浪者メルモス』における、〈書くこと〉への両義的欲望」
岩田美喜
『フィクションのポリティクス』 2015年
岡室美奈子・川島健・長島確編, 『サミュエル・ベケット!-これからの批評』, 水声社, 2012年, 367pp.
岩田 美喜
英文學研究91 83 - 86 2014年12月1日
総説:「阿部次郎記念賞を通して見た高校生の作文力」
岩田美喜
東北大学高等教育開発推進センター編『「書く力」を伸ばす−−高大接続における取組みと課題−−』 東北大学出版会 37 - 64 2014年
「アイルランド文芸復興輪――アイルランド人のためのアイルランド文学を目指して」
岩田美喜
木村正俊編『アイルランド文学 その伝統と遺産』(開文社) 2014年
項目執筆:「18世紀演劇」「オリヴァー・ゴールドスミス」「R. B. シェリダン」
岩田美喜
石塚久郎編『イギリス文学入門』 三修社 2014年
研究報告:「ジョン・オキーフ『若気の至り』に見る貴種流離譚の一形態としての〈旅芸人〉」
岩田美喜
日本ジョンソン協会年俸38 1 - 4 2014年
ベン・ジョンソン『新しい宿』における女性と脱衣
岩田 美喜
文化76 ( 3 ) 338 - 321 2013年
楠明子著, 『メアリ・シドニー・ロウス-シェイクスピアに挑んだ女性』, みすず書房, 2011年, 179pp.
岩田 美喜
英文學研究89 60 - 65 2012年12月1日
書評:池田寛子著『イェイツとアイリッシュ・フォークロアの世界ーー物語と歴史の交わるところ』
岩田美喜
イェイツ研究43 77 - 80 2012年
『エピシーン』における空間と身体
岩田美喜
Shakespeare News52 ( 1 ) 19 - 27 2012年
書評:池田寛子著『イェイツとアイリッシュ・フォークロアの世界ーー物語と歴史の交わるところ』
岩田美喜
Yeats Studies43 77 - 80 2012年
〈陽気な悲劇〉の詩学:W. B. Yeats の "The Second Coming," "The Gyres," および "Lapis Lazuli" を読む
岩田美喜
東北学院大学論集96 ( 96 ) 61 - 64 2012年
岩田 美喜
英文学研究 支部統合号3 99 - 112 2011年1月
誰が殺した、デズデモーナを?
正村俊之編
『生と死への問い』 東北大学出版会 2011年
W.B.イェイツ『煉獄』の執筆過程に見る混血恐怖
岩田 美喜
東北大学文学研究科研究年報61 ( 61 ) 90 - 65 2011年
フランス帰りのティーグ : 18世紀演劇におけるステージ・アイリッシュマン表象(英国演劇研究の<空白>,イギリス文学部門,シンポジアム,東北英文学会第63回大会Proceedings)
岩田 美喜
英文学研究. 支部統合号2 198 - 200 2009年12月15日
The Lady's Tragedy の家政学
岩田 美喜
Shakespeare News49 ( 1 ) 9 - 17 2009年
『当世伊達男』および『ヴァーチュオーソ』解説
喜志哲雄, 圓月勝博, 佐々木和貴, 末廣幹, 南隆太, 岩田美喜ほか
イギリス王政復古演劇案内 松柏社 2009年
ミッシング・リンクとしてのメロドラマ--ロマン主義時代の演劇 (特集 ロマン派研究の新しい視角)
岩田 美喜
英語青年153 ( 4 ) 209 - 211 2007年7月
書評 David Holdeman, The Cambridge Introduction to W. B. Yeats
岩田 美喜
イェイツ研究 = Yeats studies : the bulletin of the Yeats Society of Japan ( 38 ) 135 - 137 2007年
「飲みものとイギリス文学」
岩田美喜
千種眞一・編『食に見る世界の文化』 東北大学出版会 119 - 158 2007年
「『煉獄』における<詩>と<主題>の形成過程について」
岩田美喜
『イェイツ研究』38 120 - 121 2007年
First Performance of A Paulownia Leaf', 'In the Grove', and 'Fires on the Plain'.
Lucy Daniel, General Editor
Cassell Illustrated 2007年
杉山寿美子著, 『アベイ・シアター1904-2004』, 研究社, 2004年, 414pp.
岩田 美喜
英文學研究83 168 - 171 2006年11月20日
ロンドンのステージ・アイリッシュマンと<標準英語>教育 (Symposia 英文学と<文明化>の変遷)
岩田 美喜
大会proceedings78 119 - 121 2006年5月20日
復活祭蜂起と<世界劇場>ーイェイツにおける政治・魔術・シェイクスピアー
岩田美喜, 風呂本武敏, 山崎弘行, 伊里松俊, 谷川冬二
テキストとコンテキストをめぐってーW. B. イェイツの場合ー 2006年
Theatrum Mundi Resurrecta: Shakespeare and W. B. Yeats in 'Easter 1916' and The Dreaming of the Bones
Miki Iwata
Shiron43 105 - 22 2006年
4. 作家-『批評家』-政治家 : R.B.シェリダンと対仏戦争危機(日本英文学会第77回大会報告)
岩田 美喜
英文學研究82 303 - 303 2005年12月10日
反乱局長ジョン・オーグルビー--王政復古期のダブリンにおける『バーソロミュー市』上演の意義
岩田 美喜
文化68 ( 3 ) 450 - 431 2005年
誰が<殉教>を殺したか--『寺院の殺人』に組み込まれた中世劇、ギリシア悲劇と探偵小説の重層関係
岩田 美喜
川内レヴュー4 ( 4 ) 105 - 126 2005年
ベケットが見たもの
岩田美喜
英語青年 研究社 ( 1860 ) 2004年
研究報告「反逆局長John Ogilby: 王政復古期のダブリンにおけるBartholomew Fair 上演の問題」
岩田美喜
Shakespeare News 日本シェイクスピア協会44 ( 2 ) 9 2004年
世紀末の「夜の子供たち」--『ドラキュラ』におけるアブジェクシオンの作用
岩田 美喜
川内レヴュー4 ( 3 ) 59 - 78 2004年
Irish Dandy: Wilde's Unnaturalism in The Importance of Being Earnest
岩田 美喜
東北大学文学研究科研究年報54 ( 54 ) 62 - 50 2004年
アイルランドのダンディー:『まじめが肝心』における反-自然主義
岩田美喜
東北英文学会第57回大会Proceedings 16 - 23 2003年
"Ideas Floating on Their Causes: Purgatory, Endgame and the Irish Dissentient Tradition"
Iwata, Miki
試論41 87 - 103 2003年
ポリフォニックな<アイルランド女性作家>
岩田美喜
英語青年 研究社 ( 1858 ) 2003年
ジョージ・イェイツの伝記
岩田美喜
英語青年 研究社 ( 1852 ) 2003年
アイルランド国立劇場の一世紀
岩田美喜
英語青年 研究社 ( 1850 ) 2003年
リッジウェイのダブリン
岩田美喜
英語青年 研究社 ( 1856 ) 2003年
アイルランド演劇と『ゴーボダック』
岩田美喜
英語青年 研究社 ( 1854 ) 2003年
"‘that high window of dramatic verse’: Nationalism and Peasants in Cathleen ni Houlihan"
Iwata, Miki
イェイツ研究31 24 - 36 2000年
悲劇の劇場--「鷹の井戸にて」におけるW.B.イェイツと伊藤道郎
岩田 美喜
川内レヴュー1 ( 1 ) 51 - 64 2000年
『窓ガラスの言葉』--体験知を指向する苦闘
岩田 美喜
文化62 ( 3 ) 407 - 393 1999年3月
“Between Art and Life: W. B. Yeats's Cultural Dilemma in The King's Threshold”
Iwata, Miki
試論37 50 - 67 1998年
キャリル・チャーチル : 前衛であり続ける強さと柔軟さ
岩田, 美喜( 担当: 単著)
三修社 2023年12月 ( ISBN:9784384060447 )
コメディ・オヴ・マナーズの系譜 : 王政復古期から現代イギリス文学まで
玉井, 暲, 末廣, 幹, 岩田, 美喜, 向井, 秀忠, 佐々木, 和貴, 久野, 陽一, 市川, 千恵子, 小山, 太一, 山田, 雄三, 高桑, 晴子( 担当: 共編者(共編著者))
音羽書房鶴見書店 2022年5月 ( ISBN:9784755304316 )
イギリス文学と映画
松本, 朗, 岩田, 美喜, 木下, 誠, 秦, 邦生( 担当: 共著)
三修社 2019年10月 ( ISBN:9784384059304 )
兄弟喧嘩のイギリス・アイルランド演劇
岩田, 美喜( 担当: 単著)
松柏社 2017年3月 ( ISBN:9784775402412 )
イギリス文化入門
三修社 2010年 ( ISBN:9784384055665 )
ポストコロニアル批評の諸相
東北大学出版会 2008年
ライオンとハムレット--W. B. イェイツ演劇作品の研究--
2002年
シンポジア第一部門「〈ゴシック〉を多角的に見直す」
第66回日本英文学会東北支部大会 2011年
『スペインの悲劇』に「おける女性表象と〈終わり〉の感覚
日本シェイクスピア協会 2009年
「『西国の伊達男』における語りの喜び」(シンポジア第一部門)
日本英文学会第81回年次大会 2009年
The Unicorn from the Stars をめぐって
日本イェイツ協会第44回大会 2008年
「フランス帰りのティーグ」(シンポジウム英文学部門)
東北英文学会第63回大会 2008年
Beckett and Media
The 24th Annual Conference of IASIL JAPAN 2007年
ミドルトンーマネー・セックス・ゲームの劇空間ー
日本シェイクスピア協会第46回大会 2007年
英文学と<文明化>の変遷
日本英文学会第78回大会 2006年
「再び、『煉獄』をめぐって」
日本イェイツ協会第42回大会 2006年
作家ー『批評家』ー政治家:R. B. シェリダンと対仏戦争危機
日本英文学会第77回大会 2005年
反逆局長John Ogilby: 王政復古期のダブリンにおけるBartholomew Fair 上演の問題
日本シェイクスピア協会第43回大会 2004年
イェイツへの視座を問い直す:今、イェイツをどう捉えるか
日本イェイツ協会第39回大会 2003年
アイルランドのダンディー:『まじめが肝心』における反-自然主義
東北英文学会第57回大会 2002年
初期イェイツにおける演劇とナショナリズム
日本英文学会第73回大会 2001年
『キャスリーン・ニ・フーリハン』におけるナショナリズムと農夫の表象
日本イェイツ協会第35回大会 1999年
『鷹の井戸にて』における空白の過去
東北英文学会第53回大会 1998年
『鷹の井戸にて』における空白の過去
東北英文学会第53回大会 1998年
Thomas M. Curley, Samuel Johnson, the Ossian Fraud, and the Celtic Revival in Great Britain and Ireland (CUP, 2009)
Thomas M. Curley, Samuel Johnson, the Ossian Fraud, and the Celtic Revival in Great Britain and Ireland (CUP, 2009)
風呂本武敏編『アイルランド・ケルト文化を学ぶ人のために』(世界思想社、2009)
Toshi Fulomoto, ed., For Those Who Study Irish/Celtic Culture (Sekai-Shiso-Sha, 2009)
Thomas Middleton, The Collected Works of Thomas Middleton, gen.eds., Gary Taylor & John Lavagnino (OUP, 2007)
Thomas Middleton, The Collected Works of Thomas Middleton, gen.eds., Gary Taylor & John Lavagnino (OUP, 2007)
ポストコロニアリズムのテクストにおけるアイデンティティ表象の比較文化史的研究
ポストコロニアリズムのテクストにおけるアイデンティティ表象の比較文化史的研究
翻訳:シェイマス・ヒーニー「清算」
杉山寿美子『アベイ・シアター1904-2004』(研究社,2004年)
翻訳:シェイマス・ヒーニー「清算」
翻訳:アリ・スミス「五月」
翻訳:アリ・スミス「五月」
David Holdeman, The Cambridge Companion to W. B. Yeats (Cambridge: Cambridge UP, 2006)
杉山寿美子『アベイ・シアター1904-2004』(研究社,2004年)
David Holdeman, The Cambridge Companion to W. B. Yeats (Cambridge: Cambridge UP, 2006)
Stephen Orgel, The Illusion of Power (Berkley: U of California Press, 1975)
Stephen Orgel, The Illusion of Power (Berkley: U of California Press, 1975)
書評:武藤浩史『『ドラキュラ』からブンガク』(慶應義塾大学教養研究センター,2006年)
書評:武藤浩史『『ドラキュラ』からブンガク』(慶應義塾大学教養研究センター,2006年)
啓蒙期ヨーロッパの芸術における「他者」の総合的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
大崎 さやの, 富田 広樹, 武田 将明, 大橋 完太郎, 岩田 美喜, 後藤 正英, 杉山 卓史
「シェイクスピア崇拝」と18世紀イングランド娯楽ビジネス
日本学術振興会 科学研究費助成事業
佐々木 和貴, 松田 幸子, 中野 春夫, 大和 高行, 篠崎 実, 桑山 智成, 岩田 美喜, 吉原 ゆかり, 川田 潤
2020年4月 - 2024年3月
課題番号:20H01242
配分額:17680000円 ( 直接経費:13600000円 、 間接経費:4080000円 )
本研究計画実施初年度の令和2年度は、研究代表者・分担者それぞれが、担当テーマごとに18世紀イングランドにおけるシェイクスピア崇拝の成立と娯楽ビジネスとの関わりについて、全体の包括的な研究に着手した。初年度は、まず対面での研究会を複数開催し、研究計画をスタートさせる予定だったが、コロナの感染拡大のため、すべて中止とせざるを得なくなった。そこで代案として、オンラインによる研究会を2度実施して意見交換をおこない、研究計画を確認して今後の方向性を共有した。また同時に、どちらの研究会においても、関連分野に関して顕著な業績を有する講師(専修大教授末廣幹氏および明星大名誉教授住本規子氏)を招聘して招待講演を実施し、あわせて、メンバーが研究発表を行なった。
本年度のおもな研究成果は、以下の通りである。
1)雑誌論文 各媒体に、あわせて6件の論文を発表した。そのなかでも、国際共著の英語雑誌論文が4件を数えていることは、特筆に値する成果といえるだろう。また、他の2件もオープンアクセスで公表されている。
2)学会発表 各学会等で4件の発表を行った。なお令和2年度は、コロナのためほとんどの学会が中止または延期になっており、たとえば、シェイクスピア学会でも、研究分担者3名が発表予定であったが、次年度に延期となっている。
研究成果の内容は、シェイクスピア崇拝という事象を、主として①メディアとシェイクスピア ②女性とシェイクスピア ③文化事業とシェイクスピアという視点から分析しており、研究計画を具体化する方向性のものであった。なお、コロナによる影響で渡航が不可能だったため、海外での資料調査・収集は行っていない。
娯楽文化史からとらえるエリザベス朝演劇―社会変化が生みだす総合エンターテイメント
日本学術振興会 科学研究費助成事業
篠崎 実, 土井 雅之, 中野 春夫, 丹羽 佐紀, 岩田 美喜, 末廣 幹, 松岡 浩史
2019年4月 - 2023年3月
課題番号:19H01238
配分額:17290000円 ( 直接経費:13300000円 、 間接経費:3990000円 )
各研究分担者は大道芸、見世物、売春業、飲食業、大衆歌謡、ギャンブル、狂気系見世物などそれぞれの研究担当領域におけるリサーチを行なった。2年目は主として娯楽文化の具体的な劇作品への反映が演劇の娯楽産業としての性質にどう関わるかを検討した。
その結果を各研究分担者は、篠崎実「『舞台まるごとを鏡にして』――『気質なおし』に見るジョンソンのキャリア創出」; 末廣幹「ウィリアム・ウィッチャリーの『田舎女房』における酔歌再考」、岩田美喜‘Tony Lumpkin in and out of Sweet Auburn: The Literary Topography of Oliver Goldsmith’s She Stoops to Conquer’などあわせて9本の論攷をShakespeare Journalなど内外の研究誌、研究論文集に発表した。
また、研究成果のうち、土井雅之「シェイクスピア独自のフィレンツェ像はどのように形成されたのか」は日本英文学会全国大会で発表された。
2021年3月13、14日にオンラインで研究会を行ない、土井雅之と松岡浩史がそれぞれ飲食業と狂人の見世物についての研究発表を行ない、大阪大学教授山田雄三氏と鹿児島国際大学教授小林潤司氏を招いてそれぞれ見世物としての悪魔憑きと座付き作者の仕事についての講演をしてもらった。
全体として具体的な劇作品の分析に基づいた娯楽産業と演劇の関係にたいする考察が深まった。
近現代英語演劇における兄弟姉妹の表象に関するジェンダ ー論的研究
日本学術振興会 科学研究補助金
18世紀英国における当事者対抗主義に関する分野横断的研究:党派的言説の構造と影響
日本学術振興会 科学研究費助成事業
井上 和治, 古谷 豊, 犬塚 元, 鹿子生 浩輝, 岩田 美喜, 大河内 昌, 大内 孝
2015年4月 - 2019年3月
課題番号:15H03287
配分額:18070000円 ( 直接経費:13900000円 、 間接経費:4170000円 )
本研究は,18世紀のイングランドにおける「当事者対抗主義」(adversarial system)ないしは対抗的な言説(ある特定の論点につき提起される二項対立的な議論)の在り方全般につき,当時の社会全体に通底していた激しい党派対立を念頭に置きつつ,実定法学,法制史学,政治思想史,経済思想史,哲学,文学の観点から詳細な分析・検討を加え,その構造を明らかにするものである。
〈長い18世紀〉の英語演劇における兄弟像の社会・政治的研究
科学研究費補助金
18世紀演劇の非標準英語使用を通じた他者表象の研究
科学研究費補助金
近代英語演劇におけるステージ・アイリッシュマン表象の政治・文化史的研究
科学研究費補助金
モダニズム演劇における神秘思想の政治的機能とその間テクスト性に関する比較文化研究
科学研究費補助金