2024/10/07 更新

写真b

ニシダ ケイコ
西田 恵子
NISHIDA Keiko
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
コミュニティ福祉学部 福祉学科
コミュニティ福祉学研究科 コミュニティ福祉学専攻 博士課程前期課程
コミュニティ福祉学研究科 コミュニティ福祉学専攻 博士課程後期課程
職名*
教授
学位
博士(社会福祉学) ( 東洋大学 )
研究テーマ*
  • 地域福祉の理論、実践、政策の連関性とその推移を研究している。分析の視座は社会福祉の固有性である。①地域包括ケアシステムの構築と運営、②福祉コミュニティ組織の運営、③社会福祉協議会の機能と運営、④福祉情報の非対称性、⑤福祉における危機管理、が主な研究対象である。近年は戦後混乱期の民間社会福祉事業の運営と地域との関わりについての研究に取り組み、危機下の公私協働の有効性と内在する問題、要件の検討を進めている。

  • 研究キーワード
  • 地域福祉論

  • 地域包括ケアシステム

  • 福祉情報の非対称性

  • 住民参加

  • まちづくり

  • 福祉コミュニティ

  • コミュニティワーク

  • コミュニティソーシャルワーク

  • 組織化

  • 地域福祉計画・地域福祉活動計画

  • 中間支援組織

  • 社会福祉協議会

  • 民間社会福祉事業

  • 福祉における危機管理

  • 災害と福祉

  • 海外福祉救援活動

  • 戦後福祉改革期

  • LARA

  • CRALOG

  • CARE

  • 学内職務経歴*
    • 2017年4月 - 現在 
      コミュニティ福祉学部   福祉学科   教授
    • 2017年4月 - 現在 
      コミュニティ福祉学研究科   コミュニティ福祉学専攻 博士課程前期課程   教授
    • 2017年4月 - 現在 
      コミュニティ福祉学研究科   コミュニティ福祉学専攻 博士課程後期課程   教授
     

    研究分野

    • 人文・社会 / 社会福祉学

    経歴

    • 2017年4月 - 現在 
      立教大学   コミュニティ福祉学部 福祉学科   教授

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    • 2017年4月 - 現在 
      立教大学   コミュニティ福祉学研究科 コミュニティ福祉学専攻博士課程後期課程   教授

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    • 2017年4月 - 現在 
      立教大学   コミュニティ福祉学研究科 コミュニティ福祉学専攻博士課程前期課程   教授

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    学歴

    • - 2006年3月 
      東洋大学   社会学研究科   社会福祉学

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      国名: 日本国

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    • - 1993年3月 
      日本社会事業大学   社会福祉学研究科   社会福祉学

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      国名: 日本国

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    • 1982年4月 - 1986年3月 
      日本社会事業大学   社会福祉学部   児童福祉学科

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      国名: 日本国

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    論文

    • コミュニティの持続に関わる人材の確保と育成に向けた計画的取組の必要性─地域福祉の視座から─ 招待有り

      西田 恵子

      日本都市センター『コミュニティの人材確保と育成-協働を通じた持続可能な地域社会-』   121 - 157   2020年5月

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      担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • 水戸市ひとり暮らし高齢者実態把握調査にみる地域福祉課題―東日本大震災を背景として― 査読有り

      西田 恵子

      常磐大学コミュニティ振興学部研究紀要 ( 13 ) 25 - 42   2011年10月

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      担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • 地域福祉財源としての共同募金の系譜 査読有り

      西田 恵子

      常磐大学コミュニティ振興学部研究紀要 ( 9 ) - 1-23   2009年3月

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      担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • 福祉人材としての当事者組織の役割 招待有り

      西田 恵子

      茨城県社会福祉協議会研究交流誌いばらきの福祉活動 ( 5 ) 13 - 18   2009年3月

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      担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • 中越大震災に見るボランティアコーディネート 招待有り

      西田 恵子

      地域防災研究所『地域防災』 ( 創刊 ) 66 - 69   2006年4月

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      担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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    • 災害時のボランティアコーディネートと危機管理に関する一考察―中越大震災における実践をもとに― 査読有り

      西田 恵子

      東洋大学大学院研究紀要 ( 42 ) 351 - 364   2006年3月

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      担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • 自立生活センターにみるエンパワメント―地域福祉情報に関わる一考察― 査読有り

      西田 恵子

      東洋大学大学院研究紀要 ( 40 ) 285 - 298   2004年3月

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      担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • 地域福祉における情報の意義に関する一考察 査読有り

      西田 恵子

      東洋大学大学院研究紀要 ( 39 ) 209 - 218   2003年3月

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      担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • 地域における住宅改造相談と情報 査読有り

      西田 恵子

      東洋大学大学院研究紀要 ( 38 ) 175 - 188   2002年3月

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      担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • 外国人との共生を目指して 招待有り

      西田 恵子

      横浜市調査季報 ( 126 ) 3 - 6   1996年3月

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      担当区分:筆頭著者   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    書籍等出版物

    • 現代社会福祉分析の再構築

      古川孝順編著( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 「社会福祉情報の提供と利用 -非対称性の克服」pp.351-373)

      中央法規出版  2022年9月20日  ( ISBN:4805887729

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      総ページ数:444   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 精神保健医療福祉白書2018/2019: 多様性と包括性の構築

      精神保健医療福祉白書編集委員会( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 社会福祉協議会)

      中央法規出版  2018年10月13日  ( ISBN:4805857242

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      総ページ数:222   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • コミュニティ事典

      伊藤, 守, 小泉, 秀樹, 三本松, 政之, 似田貝, 香門, 橋本, 和孝, 長谷部, 弘, 日高, 昭夫, 吉原, 直樹( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 福祉情報とコミュニティ)

      春風社  2017年7月14日  ( ISBN:4861105382

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      総ページ数:1168   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 精神保健医療福祉白書2017: 地域社会での共生に向けて

      精神保健医療福祉白書編集委員会( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 社会福祉協議会)

      中央法規出版  2016年12月14日  ( ISBN:4805854243

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      総ページ数:239   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 震災・避難所生活と地域防災力―北茨城市大津町の記録

      松村直道編著( 担当: 分担執筆 ,  範囲: pp.47-51)

      東信堂  2012年11月1日  ( ISBN:4798901512

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      総ページ数:94   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 社会福祉の理論と運営―社会福祉とはなにか

      古川孝順監修, 社会福祉理論研究会編( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 「社会福祉における情報の非対称性 社会福祉システム構成論に依拠する分析枠組み」pp.131-160)

      筒井書房  2012年4月1日  ( ISBN:4864790051

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      総ページ数:380   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • よくわかる社会福祉運営管理

      小松理佐子編( 担当: 分担執筆 ,  範囲: pp.12-13、pp.132-137)

      ミネルヴァ書房  2010年3月  ( ISBN:9784623056132

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      総ページ数:v, 194p   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 地域福祉論

      小林, 雅彦( 担当: 分担執筆 ,  範囲: pp.45-49、pp.98-100)

      第一法規  2009年5月  ( ISBN:4474017935

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      総ページ数:vi, 215p   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 福祉産業経営論

      渡辺孝雄編著( 担当: 分担執筆 ,  範囲: pp.234-237)

      2004年3月 

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    • 現代社会福祉辞典

      秋元 美世, 芝野 松次郎, 森本 佳樹, 大島 巌, 藤村 正之, 山県 文治( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 環境改善サービス、在宅ケアサービス、24時間在宅ケア、福祉増進サービス)

      有斐閣  2003年11月1日  ( ISBN:4641002622

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      総ページ数:549   記述言語:日本語

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    • ソーシャルワーク演習

      北島, 英治, 副田, あけみ, 高橋, 重宏, 渡部, 律子, 黒木, 保博, 小林, 良二, 坂田, 周一, 森本, 佳樹( 担当: 分担執筆 ,  範囲: pp.63-70)

      有斐閣  2003年1月  ( ISBN:4641055289

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      総ページ数:2冊   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 社会福祉要説 : 課題と展望

      今泉, 礼右, 月田, みづえ, 安藤, 洋, 河見, 誠, 田嶋, 愛子, 田代, 順, 西田, 恵子, 岡本, 多喜子, 大島, 道子, 村上, 百合子, 田嶋, 善郎, 保正, 友子, 澁澤, 重和, 宮本, 和武( 担当: 分担執筆 ,  範囲: pp.101-113)

      同文書院  2000年9月  ( ISBN:4810312291

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      総ページ数:v, 228p   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • セルフヘルプ・グループ活動の実際 : 当事者・家族のインタビューから

      石川到覚, 久保紘章( 担当: 分担執筆 ,  範囲: pp.193-211)

      中央法規出版  1998年12月  ( ISBN:4805817410

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      総ページ数:v, 244p   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 福祉における危機管理―阪神・淡路大震災に学ぶ

      高沢武司・加藤彰彦(編)( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 社会福祉協議会 pp.74-96)

      有斐閣  1998年2月28日  ( ISBN:4641076022

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      総ページ数:251   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • (翻訳)セルフヘルプ・グループ

      久保紘章監訳( 担当: 共訳 ,  範囲: p.114-126)

      岩崎学術出版社  1997年8月1日  ( ISBN:4753397068

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      総ページ数:177   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    講演・口頭発表等

    • Relief activities by overseas private organizations for Japan after World War II -Progress and significance of LARA relief supplies provision-

      KEIKO NISHIDA

      Mid-Atlantic Region Association for Asian Studies 2021  2021年10月23日 

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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    • ララ物資と日系移民との関わり -ニューヨーク日系人会を例として-

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第69回秋季大会  2021年9月12日 

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      会議種別:口頭発表(一般)  

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    • LARA救援活動の展開と収集情報の様相 ーフレンド派を中心にー

      西田 恵子

      日本社会福祉学会 第68回秋季大会  2020年9月12日 

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    • 日本におけるララ物資配分体制の構築課程 -1946(昭和21)年の配分開始期に焦点をあてて-

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第67回秋季大会  2019年9月21日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:大分大学  

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    • LARAに先行したCRALOGの運営に係る一側面 -第2次世界大戦後混乱期のドイツに対する民間救援活動の実際-

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第66回秋季大会  2018年9月8日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:金城学院大学  

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    • ララ物資にみる協働の意義と課題 -救援の使命と伝承-

      西田 恵子

      日本キリスト教社会福祉学会第59回大会  2018年6月22日  日本キリスト教社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:和泉短期大学  

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    • 第2次世界大戦後のドイツに対する民間救援活動 -CRALOGとLARAの共通性と差異-

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第65回秋季大会  2017年10月21日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:首都大学東京  

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    • LARA発足の経過にみる危機下の要援護者支援に対する民間セクターと公的セクターの協力関係

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第64回秋季大会  2016年9月10日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:仏教大学  

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    • コミュニティ福祉組織の日常と非日常の連続性 ―北茨城市大津地区の福祉活動からの考察―

      西田 恵子

      日本地域福祉学会第30回記念大会  2016年6月12日 

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      会議種別:口頭発表(一般)  

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    • ララ救援物資の多面性と社会的意義 ―研究マトリックス図の構想ー

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第63回秋季大会  2015年9月19日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:久留米大学  

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    • LARAの運営にみるボランタリー組織の使命 ―多々良紀夫の研究成果と課題―

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第62回秋季大会  2014年11月29日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:早稲田大学  

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    • 戦後混乱期における福祉施設の運営とララ救援物資 ―地域の困窮と小田原託児所の運営課題―

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第61回秋季大会  2013年9月21日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:北星学園大学  

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    • 戦後混乱期における福祉施設の運営とララ救援物資 ―Aランク県に残る記録から―

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第60回秋季大会  2012年10月20日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:関西学院大学  

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    • 被災住民は自らを助ける -地域福祉情報の一側面- (3.11に何が起こったのか~情報の混乱と活用を検証する~) 招待有り

      西田 恵子

      日本福祉介護情報学会 第12回研究大会  2011年12月11日 

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      会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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    • 戦後混乱期のララ救援物資に対する日本社会の応答 ―新聞報道の論調を中心に―

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第59回秋季大会  2011年10月8日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:淑徳大学  

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    • 戦後混乱期の養老院・養老施設にみるララ救援物資の実態

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第58回秋季大会  2010年10月9日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:日本福祉大学  

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    • 地域福祉における情報化問題-援助関係にみる情報の非対称性と規格化- 国際会議

      西田 恵子

      大邱大学(韓国)大学院社会科学研究科・東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻合同セミナー  2006年3月25日  大邱大学

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      会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:大邱大学  

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    • 神奈川県における非営利在宅福祉サービス供給団体の行方

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第46回全国大会  1998年10月17日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:明治学院大学  

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    • 津久井町地域福祉活動計画の策定にみる社会福祉協議会の機能

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第43回全国大会  1995年11月11日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:淑徳大学  

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    • 地域における在宅福祉サービスのマネジメント ー情報管理システムの構築ー

      西田 恵子

      日本社会福祉学会第41回大会  1993年9月4日  日本社会福祉学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:上智大学  

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    所属学協会

    共同研究・競争的資金等の研究

    • アメリカの戦後民間救援活動と被救援国の対応-日韓独の国際比較福祉研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      西田 恵子, 名和田 是彦, 阿久津 美紀, 砂金 祐年, 李 恩心, 呉 世雄

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      2023年9月 - 2027年3月

      課題番号:23KK0036

      配分額:20670000円 ( 直接経費:15900000円 、 間接経費:4770000円 )

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    • ララ救援物資の形成・配分過程 -関与機関・団体の多様性とその帰結―

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      西田 恵子, 名和田 是彦, 飯村 史恵, 呉 世雄, 砂金 祐年, 阿久津 美紀, 平野 友康

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      2018年4月 - 2022年3月

      課題番号:18H00952

      担当区分:研究代表者 

      配分額:17290000円 ( 直接経費:13300000円 、 間接経費:3990000円 )

      1)戦後混乱期という危機下に展開された民間組織による海外救援活動の形成過程、2)救援物資の配分過程に関わった多機関・団体の役割分担、連携、協働の内容、3)救援物資の配分を受ける側の救援物資の受け入れ対応の実情、4)日本、韓国、ドイツでの救援活動の共通性と差異及び福祉国家形成との関連性、5)LARA及びララ救援物資のアーカイブの構築方法、を明らかにすることを目指し、資料の収集を中心として研究に取り組んだ。
      研究期間(4カ年)の初年度にあたり、国内にとどまらず、アメリカ、ドイツ、韓国において並行して資料収集を進める意義を検討、共有した。
      日本における資料収集としては、ララ中央委員会がAグループに分類した京都府において調査を行った。また、ララ救援物資を載せた船が停泊する横浜港のある神奈川県においても調査を行った。LARAがアジア救済委員会という組織であったことから、日本とともに救援物資が送られたとされる韓国における救援活動の実態を把握するため、韓国の公文書及び社会福祉関係団体に残る関連文書の収集をはかることにも努めた。LARAの母体組織であるACVAFSはLARA以前から多くの海外救援活動を行っており、LARAの先行研究者である多々良紀夫の「ララは日本版クラログであった」という研究成果を参考に、日本に先行して行われたACVAFSのドイツにおける救援活動、CRALOGに関わる資料収集に取り組んだ。物資の荷揚げ港のあるブレーメンとハンブルクで公文書館を訪問し、CRALOGの情報交換を行ったところ、救援物資として知られているのは圧倒的にCAREであり、アーキビスト達の多くがCRALOGを知らない実態があることを把握した。LARAが組織されたアメリカにおいては、LARA三代表の一人であったE.B.ローズの所属したフレンズのアーカイブセンターで資料閲覧と収集に取り組んだ。

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    • 養老院・養老施設の経営・運営と処遇(ケア)の質に関する研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      岡本 多喜子, 中村 律子, 鳥羽 美香, 柴崎 祐美, 西田 恵子, 横山 博子

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      2016年4月 - 2020年3月

      課題番号:16H03716

      配分額:15990000円 ( 直接経費:12300000円 、 間接経費:3690000円 )

      本研究では、養老院として事業を開始した全国の23施設に保存されていた利用者処遇や、施設運営に関する第一次資料を収集した。そして一部の資料については分析を行った。すべての資料はPDF化し、パソコンでの閲覧を可能とした。
      これらの資料は全国養老事業協会の事務局が置かれていた浴風会に保存していただき、いずれは研究者への公開を検討している。これまで明らかにされてこなかった明治期から老人福祉法が制定される1963年頃までの高齢者施設での利用者処遇や施設の開設からその後の運営状況を、全国レベルである程度明らかにすることができた。本研究は、今後の高齢者福祉施設の歴史研究に大きく寄与するものといえる。

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    • ララ救援物資と戦後福祉改革期の公私協働に関わる総合的な研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      西田 恵子, 砂金 祐年, 呉 世雄, 近江 宣彦, 名和田 是彦

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      2014年4月 - 2018年3月

      課題番号:26285133

      担当区分:研究代表者 

      配分額:15990000円 ( 直接経費:12300000円 、 間接経費:3690000円 )

      第2次世界大戦後、日本へアメリカの民間団体 Licensed Agencies for Relief in Asia(以下、LARAとする。)が送ったララ救援物資をめぐる事象をもとに、戦後福祉改革期の公私協働の実態を明らかにすることを目的として研究を進めた。
      LARAはアジア救援を名称に掲げており、対象を日本と韓国に設定していた。LARAの母体組織ACVAFSは日本より先にドイツ救援を目的としてCRALOGを組織化していた。これらを視野に入れ、資料及び情報の収集に努め検討した。救援の一連の過程には公的セクターの関与があった。救援の効果的な運営は公私協働が成立していることが要件のひとつである。

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    • 養老院・養老施設における処遇(ケア)の特質に関する研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      岡本 多喜子, 中村 律子, 小笠原 祐次, 鳥羽 美香, 西田 恵子, 中村 英三, 西村 圭司, 古屋 博子, 濱田 智恵美, 山本 智子

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      2009年4月 - 2014年3月

      課題番号:21330140

      配分額:18330000円 ( 直接経費:14100000円 、 間接経費:4230000円 )

      日本の高齢者施設の先駆形態である養老院・養老施設における利用者の処遇実態を、各施設で保存されている資料から明らかにすることを目的とした。本研究により日本全国の11 か所の高齢者施設に保存されていた老人福祉法制定以前のすべての資料を収集し、デジタル化して保存することができた。
      処遇困難な利用者のケースファイルの分析を通し、利用者の解決しようとする職員の手探りの支援の様子が明らかになった。

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    • 戦後混乱期にララ救援物資が果たした社会福祉施設への影響に関する研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

      西田 恵子

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      2011年 - 2013年

      課題番号:23530746

      担当区分:研究代表者 

      配分額:5200000円 ( 直接経費:4000000円 、 間接経費:1200000円 )

      第2次世界大戦の終戦後、アメリカのボランタリー組織LARAは日本へ大量の救援物資を送った。日本政府はそれを喜んで受け入れた。貴重な物資は困窮者に優先順位をつけて配分された。初めに対象になったのは子どもの施設や結核の病院、養老院である。
      救援物資を送る際、LARAは戦争被害によって4つのランクに分けた。最も被害が大きかったAランクの地域を中心にLARA及びララ救援物資に関わる資料の収集を進めたが、多くの施設が当時の文書を保管していない事実があらためて明らかになった。だが廃棄していない施設もあり、いくつか証言を得ることもできた。一連の研究過程からララを社会福祉史に位置付ける意義が明らかとなった。

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