2024/10/05 更新

写真b

マエダ ヒロキ
前田 泰樹
MAEDA Hiroki
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
社会学部 社会学科
社会学研究科 社会学専攻 博士課程後期課程
社会学研究科 社会学専攻 博士課程前期課程
職名*
教授
学位
博士(社会学) ( 2006年1月   一橋大学大学院社会学研究科 ) / 修士(社会学) ( 1997年3月   一橋大学大学院社会学研究科 )
研究テーマ*
  • エスノメソドロジーを中心とした質的研究の考え方のもとで、私たちの行為や経験を理解可能にしている「人々の方法論」を探求している。博士論文までは、他者理解の問題のように、哲学や理論において論じられてきた問題を、人々の実践の側に差し戻すことで、医療の実践に参加する人々自身の問題として捉え返していく調査研究を行ってきた。現在は、新しい専門的知識と折り合いをつけていく方法を明らかにする「遺伝学的知識と病い経験の語り研究」と、ワークプレイスにおいて複数の参加者たちが協働作業を行っていく方法を明らかにする「急性期病院におけるワークの研究」の二つを中心に、調査研究を行っている。

  • 研究キーワード
  • 質的研究

  • 理論社会学

  • 医療社会学

  • コミュニケーション

  • 会話分析

  • エスノメソドロジー

  • 社会学

  • Sociology

  • 学内職務経歴*
    • 2018年4月 - 現在 
      社会学部   社会学科   教授
    • 2018年4月 - 現在 
      社会学研究科   社会学専攻 博士課程前期課程   教授
    • 2018年4月 - 現在 
      社会学研究科   社会学専攻 博士課程後期課程   教授
     

    研究分野

    • ライフサイエンス / 医療管理学、医療系社会学

    • 人文・社会 / 社会学

    経歴

    • 2018年4月 - 現在 
      立教大学大学院   社会学研究科   教授

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    • 2018年4月 - 現在 
      立教大学   社会学部社会学科   教授

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    学歴

    • 1995年 - 2001年 
      一橋大学大学院   社会学研究科

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      国名: 日本国

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    • 1991年 - 1995年 
      一橋大学   社会学部

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      国名: 日本国

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    論文

    • 実践における概念を研究するとはどのようなことか?──エスノメソドロジーから見た『客観性』と『ラボラトリー・ライフ』 招待有り

      前田泰樹

      人文學報 ( 122 ) 7 - 23   2024年6月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

      DOI: 10.14989/289570

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    • 外来看護師による入院説明のワークの研究 査読有り

      前田泰樹, 西村ユミ

      保健医療社会学論集34 ( 1 ) 67 - 77   2023年7月

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      担当区分:筆頭著者  

      DOI: 10.18918/jshms.34.1_67

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    • 救命救急センターにおける再入院高齢患者への看護実践の成り立ち—Nursing Practices during the Readmission of an Elderly Patient in an Emergency and Critical Care Center 査読有り

      西村 ユミ, 前田 泰樹

      保健医療社会学論集 / 日本保健医療社会学会機関誌編集委員会 編33 ( 2 ) 70 - 80   2023年1月

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      記述言語:日本語  

      DOI: 10.18918/jshms.33.2_70

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    • 協働実践における知覚と行為──救命救急センター病棟のワークの研究 招待有り

      前田泰樹

      現象学と社会科学 ( 4 ) 5 - 24   2021年8月

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      出版者・発行元:日本現象学・社会科学会  

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    • 現象学とエスノメソドロジー──経験の一人称性と社会性 招待有り

      前田泰樹

      フッサール研究 ( 17 ) 87 - 106   2020年3月

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    • 申し送りをする──病棟の時間と空間の編成

      前田 泰樹

      立教社会福祉研究38   5 - 13   2019年3月

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    • 急性期病院で働くということ : 協働実践としての看護 招待有り

      前田 泰樹

      年報社会学論集 = The annual review of sociology : official journal of the Kantoh Sociological Society ( 32 ) 23 - 30   2019年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:関東社会学会  

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    • 保健医療社会学におけるエスノメソドロジー・会話分析の現在 (特集 保健医療社会学における方法論の未来) 招待有り

      前田 泰樹

      保健医療社会学論集30 ( 1 ) 12 - 20   2019年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本保健医療社会学会  

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    • 多発性嚢胞腎患者の病い経験の実態に関する研究 遺伝性の病いを家族に伝えること

      溝口 満子, 西村 ユミ, 前田 泰樹, 西垣 昌和, 程内 栄子, 松本 千香子, 山地 幸雄, 武藤 智, 望月 俊雄

      日本遺伝看護学会誌17 ( 1 ) 43 - 43   2018年8月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本遺伝看護学会  

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    • 多発性嚢胞腎患者の病い経験の実態に関する患者参加型研究

      西垣 昌和, 西村 ユミ, 前田 泰樹, 溝口 満子, 山地 幸雄, 程内 栄子, 松本 千香子, 武藤 智, 望月 俊雄

      日本遺伝看護学会誌16 ( 1 ) 32 - 32   2017年8月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本遺伝看護学会  

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    • 物語を語り直す : 遺伝子疾患としての多発性嚢胞腎 (ナラティヴの臨床社会学)

      前田 泰樹

      N:ナラティヴとケア ( 6 ) 84 - 91   2015年1月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:遠見書房  

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    • 「社会学的記述」再考 (特集 「脱/文脈化」を思考する)

      前田 泰樹

      一橋社会科学 = Hitotsubashi bulletin of social sciences7 ( 0 ) 39 - 60,中付2p   2015年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:一橋大学大学院社会学研究科  

      DOI: 10.15057/27128

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    • 病院全体のバランスを見る : 病棟看護師長の語りとその編成 (特集 看護を語る 看護を創る)

      西村 ユミ, 前田 泰樹

      看護研究47 ( 7 ) 679 - 690   2014年11月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:医学書院  

      DOI: 10.11477/mf.1681200026

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    • 急変に対応する——看護ケアのエスノメソドロジー 招待有り

      前田 泰樹

      現代思想41 ( 11 ) 191 - 203   2013年7月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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    • 経験の編成を記述する (特集 経験を記述する : 現象学と質的研究) 招待有り

      前田 泰樹

      看護研究45 ( 4 ) 311 - 323   2012年7月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:医学書院  

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    • 事象に示される通りに : フィールドワークという実践 (特集 経験を記述する : 現象学と質的研究) 招待有り

      西村 ユミ, 前田 泰樹

      看護研究45 ( 4 ) 400 - 408   2012年7月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:医学書院  

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    • 時間経験と協働実践の編成 : 急性期病棟の看護に注目して (特集 経験を記述する : 現象学と質的研究) 招待有り

      西村 ユミ, 前田 泰樹

      看護研究45 ( 4 ) 388 - 399   2012年7月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:医学書院  

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    • 協働実践としての緩和ケア——急性期看護場面のワークの研究 査読有り

      前田 泰樹, 西村ユミ

      質的心理学研究 ( 11 ) 7 - 25   2012年3月

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    • 出生前診断の相談対応に関する学習支援プログラムの開発—専門職教育の視点から—

      渋江かさね, 溝口満子, 守田美奈子, 西村ユミ, 前田泰樹

      日本遺伝看護学会誌10 ( 1 ) 39 - 39   2011年9月5日

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本遺伝看護学会  

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    • 現象学的研究における「方法」を問う 「痛み」の理解はいかに実践されるか 急性期看護場面の現象学的記述 招待有り

      西村 ユミ, 前田 泰樹

      看護研究44 ( 1 ) 63-75   2011年2月

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      記述言語:日本語  

      DOI: 10.11477/mf.1681100491

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    • 「メンバーの測定装置」としての「痛みスケール」——急性期看護場面のワークの研究 査読有り

      前田 泰樹, 西村 ユミ

      総合教育センター紀要 ( 30 ) 41 - 58   2010年3月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:東海大学総合教育センター  

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    • 「遺伝」について「学習」するとはどのようなことか?——大学生へのグループインタビューの分析から 査読有り

      前田 泰樹, 溝口 満子, 守田 美奈子, 西村 ユミ, 渋江 かさね

      日本遺伝看護学会誌5 ( 1 ) 1 - 17   2007年5月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本遺伝看護学会  

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    • 行為の記述・動機の帰属・実践の編成

      前田 泰樹

      社会学評論56 ( 3 ) 710 - 726   2005年12月31日

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本社会学会  

      社会学にとって人々の行為を記述するとはどのようなことだろうか.この問いは2つの論点に集約されてきた.すなわち「どのような記述をしても不完全さは残るのではないか」という記述の可能性への問いA, 「社会学的記述はメンバーによってなされる記述とどのような関係にあるべきか」という記述の身分に関わる問いBである (Schegloff 1988) <BR>本稿では, まず問いAに対し, 記述の懐疑論には採用し難い前提が含まれていることを論証する.さらに, その前提のもとで見落とされてきた論点として, 実践において行為を記述することは, それ自体, メンバーシップカテコリーへと動機を帰属させる活動でありうる, ということを示す.<BR>次に問いBに対し, H.サノクスたちによる社会学的記述の方針を検討する.まず, メンバーによる記述はそれ目体手続き上の特徴を備えている, ということを確認し, その実践の手続き上の特徴によって制約を受けつつ社会学的記述を行う, という方針を検討する.さらにその検討をふまえて実践の分析を行い, 行為を記述することが動機や責任の帰属といった活動であること, また, その活動が実践の編成にとって構成的であること, を例証する<BR>要約するならば, 行為を記述することは, それ自体, 動機や責任の帰属といった活動であり, その他の様々な実践的活動に埋め込まれている.本稿では, こうした実践の編成そのものを記述していく方針の概観を示す.

      DOI: 10.4057/jsr.56.710

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    • 知識を示す能力・経験を語る権利——言語療法場面の相互行為分析2 査読有り

      前田 泰樹

      総合教育センター紀要25 ( 25 ) 13 - 39   2005年3月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:東海大学  

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    • 記憶の科学の思考法——失語症研究と想起の論理文法 査読有り

      前田 泰樹

      文明 ( 3 ) 45 - 55   2004年2月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:東海大学文明研究所  

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    • 「傾聴」活動の論理文法について——電話相談看護のロール・プレイの相互行為分析 査読有り

      前田 泰樹

      保健医療社会学論集14 ( 1 ) 13 - 26   2003年8月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本保健医療社会学会  

      近年、医療従事者による対人援助技法に関して、「傾聴」の重要性が強調されるが、その議論は、抽象的な理念や表現上の技法に関するものに留まる。本稿では電話相談を行う看護職のロール・プレイにおける相互行為を分析し、医療従事者が「<助言者>であることをする」実践のなかで、<相談者>の示す感情にいかに応じるべきとされているのかについて、詳細な記述を行った。この作業を通じて、傾聴という活動に結びついている概念の連関としての「論理文法」の概略を以下のように提示し、過度に個人に帰責することなく、実践のあり方を再検討していく方向性を示した。(1)情報提供などで助言が可能な場合、「傾聴」活動を行うことが関連性をもたない可能性がある。(2)アセスメントに成功するが、直ちには受け入れられない場合、「傾聴」の重要性は高まる。(3)アセスメントが困難である場合、傾聴的技法の一部は、医療的文脈に引き戻され、トラブルを助長させる可能性がある。

      DOI: 10.18918/jshms.14.1_13

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    • 失語であることの生活形式——言語療法場面の相互行為分析 査読有り

      前田 泰樹

      総合教育センター紀要22 ( 22 ) 71 - 86   2002年3月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:東海大学  

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    • 情緒経験の語りとケアの論理——痴呆に関する問診場面の相互行為分析 査読有り

      前田 泰樹

      現代社会理論研究 ( 9 ) 97 - 108   1999年10月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:「現代社会理論研究」編集委員会事務局  

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    • 情緒をめぐる語りの理解可能性について 査読有り

      前田 泰樹

      ソシオロゴス ( 23 ) 86 - 102   1999年9月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:ソシオロゴス編集委員会  

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    • 「私的経験」の理解可能性について——歯科医療場面の相互行為分析 査読有り

      前田 泰樹

      年報社会学論集1998 ( 11 ) 25 - 36   1998年6月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:関東社会学会  

      This paper aims to answer the following question about so-called "private experiences": in what way is "private experience" intelligible?<br>In this paper, I will deal with "private experience" by focusing on events concerning "pain." One might think that one's pain is something that only belongs to oneself However, it is incorrect to say that since "my pain" is recognized only by looking into my own mind, "my pain" is something that could fundamentally be concealed from other's knowledge. I would like to present an alternative view.<br>The outline of my argument is as follows: first, I argue against models based on scepticism about the ability to understand others. Next, I demonstrate that conventional thinking about a person's pain only belonging to that person could be understood as an interactional achievement.

      DOI: 10.5690/kantoh.1998.25

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    MISC

    • ビデオ・エスノグラフィーとエスノメソドロジーの間[樫田美雄著『ビデオ・エスノグラフィーの可能性 : 医療・福祉・教育に関する新しい研究方法の提案』]

      前田 泰樹

      現代社会学理論研究 = The journal of studies in contemporary sociological theory : official journal of the Society for Sociological Theory in Japan / 日本社会学理論学会編集委員会 編 ( 16 ) 121 - 125   2022年

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      記述言語:日本語  

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    • 山田富秋著 『生きられた経験の社会学―当事者性・スティグマ・歴史』

      前田 泰樹

      社会学評論72 ( 2 ) 174 - 176   2021年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本社会学会  

      DOI: 10.4057/jsr.72.174

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    • Collaborative Work by Nurses for Responding to the Intercom in an Emergency Ward

      Hiroki Maeda, Yumi Nishimura

      INTERNATIONAL JOURNAL OF QUALITATIVE METHODS16 ( 1 )   2017年12月

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      記述言語:英語   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(国際会議)   出版者・発行元:SAGE PUBLICATIONS INC  

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    • Reformation of Nursing Management and Nursing Practices: A Study of a Nursing Director's Work

      Yumi Nishimura, Hiroki Maeda

      INTERNATIONAL JOURNAL OF QUALITATIVE METHODS16 ( 1 )   2017年12月

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      記述言語:英語   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(国際会議)   出版者・発行元:SAGE PUBLICATIONS INC  

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    • 社会的実践を記述する 委員会企画シンポジウム:社会的実践と質的研究

      前田 泰樹

      日本質的心理学会第9回大会   2012年9月

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    • 急性期病棟の看護の時間的・空間的編成 ラウンドテーブル・ディスカッション:複数の医療従事者の参加する協働実践を記述する

      前田 泰樹

      第38回日本保健医療社会学大会   2012年5月

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    • 測定装置のエスノメソドロジー ワークショップ:哲学と社会学のコラボレーションのために(Ⅱ)

      前田 泰樹

      応用哲学会第四回年次研究大会   2012年4月

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    • Collaborative Work by Nurses in an Acute Care Ward - Focusing on the Perspective of the Head Nurse

      Yumi Nishimura, Hiroki Maeda

      INTERNATIONAL JOURNAL OF QUALITATIVE METHODS11 ( 5 ) 830 - 831   2012年

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      記述言語:英語   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(国際会議)   出版者・発行元:UNIV ALBERTA, INT INST QUALITATIVE METHODOLOGY  

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    • 出生前診断の遺伝相談における看護の特徴 相談実践者(看護師・助産師)のフォーカス・グループ・インタビューより

      西村ユミ, 前田泰樹, 溝口満子, 守田美奈子, 渋江かさね

      日本遺伝看護学会誌10 ( 1 ) 31   2011年9月5日

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      記述言語:日本語  

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    • Readiness for nursing practice - A phenomenological study of nursing situations on a hospital ward

      Yumi Nishimura, Hiroki Maeda

      INTERNATIONAL JOURNAL OF QUALITATIVE METHODS10 ( 4 ) 563 - 563   2011年

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      記述言語:英語   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(国際会議)   出版者・発行元:UNIV ALBERTA, INT INST QUALITATIVE METHODOLOGY  

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    • 看護場面における協働実践のあり方—呼吸器・循環器内科病棟の看護実践に注目して

      西村ユミ, 前田泰樹

      日本看護科学学会学術集会講演集30th   213   2010年12月

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      記述言語:日本語  

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    • 遺伝カウンセリングを受けて羊水検査を検討した妊婦の体験

      森屋宏美, 前田泰樹, 横山寛子, 溝口満子

      日本遺伝看護学会誌9 ( 1 ) 14   2010年9月17日

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      記述言語:日本語  

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    • 聞いてみよう 薬剤師の知りたいこと(101)医療従事者の感情とコミュニケーション

      前田 泰樹

      調剤と情報15 ( 8 ) 873 - 883   2009年8月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:じほう  

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    • 遺伝問題に関わる自己決定能力を促進するための学習支援プログラムの構築と成果(その2)学習プロセスの分析と評価

      守田美奈子, 溝口満子, 西村ユミ, 前田泰樹, 渋江かさね

      日本遺伝看護学会誌6 ( 2 ) 38   2008年8月20日

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      記述言語:日本語  

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    • <書評>串田秀也著『相互行為秩序と会話分析 : 「話し手」と「共-成員性」をめぐる参加の組織化』

      前田 泰樹

      社会学評論58 ( 3 ) 377 - 378   2007年12月31日

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本社会学会  

      DOI: 10.4057/jsr.58.377

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    • "An analysis of Talk-in-interaction in Speech Therapy"

      The Bulletin of Liberal Arts Education Center Tokai University22,71-86   2002年

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    • 書評:アーサー・W・フランク著、鈴木智之訳『傷ついた物語の語り手 身体・病い・倫理』

      前田 泰樹

      三田社会学 ( 7 ) 75 - 79   2002年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:三田社会学会  

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    • 「心の時代」の何が問題か? (知識とコミュニケーション)

      前田 泰樹

      文明 ( 85 ) 45 - 62   2001年9月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:東海大学  

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    • 行為における組織を研究すること--成員カテゴリー化と相互行為分析 (特集 エスノメソドロジーと会話分析)

      Psathas George, 前田 泰樹

      文化と社会2   37 - 73   2000年10月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:マルジュ社  

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    • "A Talk-in-Interaction Analysis of Emotion-Telling in Dementia Counselling"

      The Journal of Studies in Contemporary Social Theory ( 9 ) 97 - 108   1999年

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    • "On the Intelligibility of Emotion-Telling"

      Sociologos ( 23 ) 86 - 102   1999年

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    書籍等出版物

    • 社会学の基礎

      小池, 靖, 貞包, 英之, 松本, 康( 担当: 共著 ,  範囲: Chapter3 社会化と相互行為 39−53)

      有斐閣  2024年3月  ( ISBN:9784641174931

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      総ページ数:x, 299p   記述言語:日本語

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    • 理論・方法

      北田, 暁大, 筒井, 淳也, 岸, 政彦, 瀧川, 裕貴, 福間, 良明, 佐藤, 成基, 木村, 直恵, 浜田, 宏, 前田, 豊 (社会学), 石田, 淳, 前田, 泰樹, 三谷, 武司( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 人間の科学の諸概念に対する社会学的概念分析, 213-32)

      岩波書店  2023年10月  ( ISBN:9784000114417

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      総ページ数:ix, 300p   記述言語:日本語

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    • エスノメソドロジー・会話分析ハンドブック

      山崎, 敬一, 浜, 日出夫, 小宮, 友根, 田中, 博子, 川島, 理恵, 池田, 佳子, 山崎, 晶子, 池谷, のぞみ( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 2章 ウィトゲンシュタインと日常言語学派 17−27 28章 医療のエスノメソドロジー 366−384)

      新曜社  2023年4月  ( ISBN:9784788517943

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      総ページ数:xiv, 469p   記述言語:日本語

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    • 実践の論理を描く : 相互行為のなかの知識・身体・こころ

      小宮, 友根, 黒嶋, 智美( 担当: 共著 ,  範囲: 第11章 インターホンに対応する――救命救急センター病棟における知覚の編成; コラム 社会学と実践の論理)

      勁草書房  2023年3月  ( ISBN:9784326603572

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      総ページ数:vi, 336p   記述言語:日本語

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    • 健康と社会

      戸ヶ里, 泰典( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第4章 現代社会における病いの経験 59-71)

      放送大学教育振興会  2023年3月  ( ISBN:9784595323997

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      総ページ数:x, 268p   記述言語:日本語

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    • 急性期病院のエスノグラフィー : 協働実践としての看護

      前田, 泰樹, 西村, ユミ

      新曜社  2020年8月  ( ISBN:9784788516816

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      総ページ数:iii, 188p   記述言語:日本語

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    • 遺伝学の知識と病いの語り: 遺伝性疾患をこえて生きる

      前田 泰樹, 西村 ユミ( 担当: 共著)

      ナカニシヤ出版  2018年8月31日  ( ISBN:4779512913

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      総ページ数:232  

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    • 社会学入門 -- 社会とのかかわり方

      筒井 淳也, 前田 泰樹( 担当: 共著)

      有斐閣  2017年10月  ( ISBN:464115046X

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      総ページ数:276  

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    • ワークプレイス・スタディーズ : はたらくことのエスノメソドロジー

      水川 喜文, 秋谷 直矩, 五十嵐 素子( 担当: 共著 ,  範囲: 第7章 「メンバーの測定装置」としての「痛みスケール」)

      ハーベスト社  2017年  ( ISBN:9784863390836

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      記述言語:日本語

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    • 概念分析の社会学2ーー実践の社会的論理

      前田 泰樹, 酒井 泰斗, 浦野 茂, 前田 泰樹, 中村 和生, 小宮 友根( 担当: 共編者(共編著者))

      ナカニシヤ出版  2016年4月  ( ISBN:4779510147

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      総ページ数:309  

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    • 危機に対峙する思考

      平子友長, 橋本直人, 佐山圭司, 鈴木宗徳, 景井充, 筒井淳也, 磯直樹, 前田泰樹, 大河内泰樹, 村田憲郎, 南孝典, 菊谷和宏, 杉本隆司, 田中秀生, 上杉敬子, 小谷英生, 中村美智太郎, 高安啓介, 白井亜希子, 福島知己, 荒川敏彦, 佐々木隆治, 阿部里加, 水野邦彦, 名和賢美, 赤石憲昭, 平子友長, 橋本直人, 佐山圭司, 鈴木宗徳, 景井充( 担当: 共著)

      梓出版社  2016年1月25日  ( ISBN:4872622375

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      総ページ数:598  

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    • エスノメソドロジーと科学実践の社会学

      Lynch Michael, 水川 喜文, 中村 和生( 担当: 共訳 ,  範囲: 第5章 ウィトゲンシュタイン,ルール,認識論のトピック)

      勁草書房  2012年  ( ISBN:9784326602445

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      記述言語:日本語

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    • ウィトゲンシュタイン (KAWADE道の手帖)

      河出書房新社  2011年6月21日  ( ISBN:4309740391

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      総ページ数:191  

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    • 概念分析の社会学 ─ 社会的経験と人間の科学

      前田 泰樹, 酒井 泰斗, 浦野 茂, 前田 泰樹, 中村 和生( 担当: 共編者(共編著者))

      ナカニシヤ出版  2009年4月  ( ISBN:4779503140

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      総ページ数:290  

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    • 心の文法―医療実践の社会学

      前田 泰樹( 担当: 単著)

      新曜社  2008年12月  ( ISBN:4788511398

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      総ページ数:275  

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    • エスノメソドロジー―人びとの実践から学ぶ (ワードマップ)

      前田 泰樹, 前田 泰樹, 水川 喜文, 岡田 光弘( 担当: 共編者(共編著者))

      新曜社  2007年8月3日  ( ISBN:4788510626

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      総ページ数:328  

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    • 感情労働としての看護

      武井 麻子, 前田 泰樹( 担当: 共訳)

      ゆみる出版  2000年12月  ( ISBN:4946509232

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      総ページ数:298  

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    講演・口頭発表等

    • Design of questions and confirmation requests by outpatient nurses to explain hospitalization to patients

      Hiroki Maeda, Yumi Nishimura

      International Institute for Ethnomethodology and Conversation Analysis 2024 Conference  2024年6月 

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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    • Making distance with the fetus; conversation analysis on prenatal genetic counseling

      Michie Kawashima, Hiroki Maeda, Akane Kondo

      18th International Pragmatics Conference  2023年7月 

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    • “Itʼs natural and cannot be helped”; Discussion of possible death of fetus in prenatal genetic counseling

      Michie Kawashima, Hiroki Maeda, Akane Kondo

      International Conference on Conversation Analysis 2023  2023年6月 

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    • Q-A sequences in prenatal genetic counseling in Japan; conversation analytic study of NIPT and NT consultations

      M. Kawashima, H. Maeda, K. Horike, A. Hayashi, A. Tachibana, M. Morine, K. Hinokio, T. Iwai, K. Maeda, N. Okamoto, A. Kondo

      The American Society of Human Genetics 2022 Annual Meeting  2022年10月 

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      会議種別:ポスター発表  

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    • Making the plan for transportation of patients: Study of Work by Nurses in an Emergency and Critical Care Center

      MAEDA Hiroki

      Australasian Institute for Ethnomethodology and Conversation Analysis 2018  2018年11月 

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    • A study on the illness experiences of ADPKD patients in Japan (2)

      NISHIMURA Yumi, MAEDA Hiroki, MIZOGUCHI Michiko

      24th Annual Qualitative Health Research Conference  2018年10月 

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    • A study on the illness experiences of ADPKD patients in Japan (1)

      MAEDA Hiroki, NISHIMURA Yumi, MIZOGUCHI Michiko

      24th Annual Qualitative Health Research Conference  2018年10月 

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    • The meaning of communication between nurses and patients in an emergency and critical care center (ECCC)

      NISHIMURA Yumi, MAEDA Hiroki

      23rd Annual Qualitative Health Research Conference  2017年10月 

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    • Temporal and Spatial Order in the Collaborative Work by Nurses in an Emergency and Critical Care Center

      MAEDA Hiroki, NISHIMURA Yumi

      23rd Annual Qualitative Health Research Conference  2017年10月 

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    • Nursing station as a center for patient transport: A study of work by nurses in an emergency ward

      MAEDA Hiroki

      2017 IIEMCA Conference  2017年8月 

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    • Responding to patient's anxiety: Overall structure of conversation in genetic counselling in Japan

      Kondo, A, Maeda, H. Onuki

      European Human Genetics Conference 2017  2017年4月 

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    • Reformation of nursing management and nursing practices: a study of a nursing director’s work

      NISHIMURA Yumi, MAEDA Hiroki

      22nd Annual Qualitative Health Research Conference  2016年10月 

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    • Collaborative work by nurses for responding to the intercom in an emergency ward

      MAEDA Hiroki, NISHIMURA Yumi

      22nd Annual Qualitative Health Research Conference  2016年10月 

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    • Rearrangement of Temporal Experience Following Living-Donor Renal Transplantation; Focusing on the Illness Narratives of a Family with ADPKD

      NISHIMURA Yumi, MAEDA Hiroki

      21th Annual Qualitative Health Research Conference  2015年10月 

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    • Activities of Patient Groups and Approval of a New Drug for Autosomal Dominant Polycystic Kidney Disease in Japan

      MAEDA Hiroki, NISHIMURA Yumi

      21th Annual Qualitative Health Research Conference  2015年10月 

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    • Responding to the intercom: A study of work by nurses in an emergency ward

      MAEDA Hiroki

      2015 IIEMCA Conference  2015年8月 

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    • Genetic knowledge in illness narratives: Autosomal Dominant Polycystic Kidney Disease as a genetic disorder

      MAEDA Hiroki, NISHIMURA Yumi

      20th Annual Qualitative Health Research Conference  2014年10月 

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    • Renal transplantation illness narrative: Focusing on family experiences with Autosomal Dominant Polycystic Kidney Disease

      NISHIMURA Yumi, MAEDA Hiroki

      20th Annual Qualitative Health Research Conference  2014年10月 

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    • The Nursing Station as a “Center of Coordination”: A Study of Work in an Acute Care Ward

      MAEDA Hiroki

      19th Annual Qualitative Health Research Conference  2013年10月 

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    • Ascertaining pain: A study of work in palliative care by nurses in an acute ward

      MAEDA Hiroki

      2013 IIEMCA Conference  2013年8月 

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    • Temporal and Spatial Order in the Collaborative Work by Nurses in an Acute Care Ward

      MAEDA Hiroki, NISHIMURA Yumi

      18th Annual Qualitative Health Research Conference  2012年10月 

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    • Collaborative Work by Nurses in an Acute Care Ward : Focusing on the Perspective of the Head Nurse

      NISHIMURA Yumi, MAEDA Hiroki

      18th Annual Qualitative Health Research Conference  2012年10月 

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    • Investigation of learning models for improving nurses' abilities to care for couples undergoing amniocentesis: From the workshop execution process

      MIZOGUCHI, M, MORITA, M. NISHIMURA, Y. SHIBUE, K, MAEDA, H, MORIYA, H

      24th Annual ISONG Conference  2011年10月 

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    • Readiness for nursing practice: A phenomenological study of nursing situations on a hospital ward

      NISHIMURA Yumi, MAEDA Hiroki

      17th Annual Qualitative Health Research Conference  2011年10月 

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    • Quality assessment of genetic counseling with focus on prenatal diagnosis: Bilateral survey of counseling staff and clients

      MIZOGUCHI, M, KONDO, A, ISUMI, S, MAEDA, H, MORITA, M. NISHIMURA, Y. SHIBUE, K, YOKOYAMA, H, TAKAHASHI, K, OHUNUKI, Y

      European Human Genetics Conference 2010  2010年6月 

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    • How Nurses Understand the Pain that their Patients Experience: Phenomenological Description in Acute Nursing Setting

      NISHIMURA Yumi, MAEDA Hiroki

      15th Annual Qualitative Health Research Conference  2009年10月 

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    • Construction of a learning resource for promoting the power of autonomous decision-making relative to genetic issues

      MORITA, M, MIZOGUCHI, M, NISHIMURA, Y, MAEDA, H, SHIBUE, K

      20th Annual ISONG Conference Global Issues in Genomic Healthcare  2007年5月 

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    所属学協会

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    共同研究・競争的資金等の研究

    • 地域包括ケアに対応する急性期病院の協働実践のワークの研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      前田 泰樹

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      2024年4月 - 2028年3月

      課題番号:24K13379

      配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

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    • 不確実性の伴う医療現場における意思決定過程の会話分析的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

      川島 理恵, 前田 泰樹, 近藤 朱音, 阿部 哲也

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      2020年4月 - 2024年3月

      課題番号:20K02100

      配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )

      本年度は特に遺伝カウンセリングにおけるデータ収集とプライマリ・ケアデータの分析を集中的に行った.
      まず遺伝カウンセリングの現場では、協力者の病院において合計28件の出生前診断及び小児遺伝のカウンセリング場面の撮影を行った.これらのデータは随時トランスクリプションを作成中である.内4件は完成しており、分析を進めている.オンライン・対面の2回のデータ検討会を開催し、分析内容の議論を進めている.現在は、妊娠初期の超音波により異常の見つかったケースに焦点を当て、出生前診断のための検査を進める会話の構造について分析を進めている.NTPTというスクリーニング検査という極めて複雑な内容をいかに患者にとってわかりやすく説明するか.それだけではなく、異常が見つかった不安な感情をいかに支えつつも、妊娠を断念するような意思決定の可能性について話し合うのか.こうした複雑な課題の分析を行った.
      次にプライマリ・ケアデータについては、特に意思決定過程において感情がどのように扱われているかに着目して分析を行った.どのような場面において感情表現が患者からなされ,それに対して医師が実際にどのように対応すべきかという点に関しては,十分な議論が進んでいない.会話分析を用いて,意思決定場面においてどのような連鎖上の位置で,特に患者のネガティブな感情があらわになり,医師がどのような対応を行っているのかを明らかにした.今後さらに意思決定過程における感情の共有が果たす役割について議論を深めたい.この内容は人工知能学会研究会資料言語・音声理解と対話処理研究会 SIG-SLUD-094-19 p.107-112に掲載された.

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    • 急性期病院を中心とした地域との多職種連携に関する質的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

      西村 ユミ, 前田 泰樹

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      2020年4月 - 2023年3月

      課題番号:20K10407

      配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

      本研究は、急性期病院と地域との連携が、多様な医療職種によっていかに為されているのかを探究することが目指されている。
      研究フィールドは、中部圏に位置する急性期病院とその周辺地域であるが、本年度は、新型コロナウイルス感染対策の状況をみつつ、複数回、フィールドへ赴き、調査を行った。
      調査としては、入退院支援課を担当している病院管理職(副院長兼看護部長)、および入退院支援課の管理者へ、急性期病院においていかに地域包括ケアを取り入れ、それによって入退院支援の仕組みがいかに改革されてきたのかを、非構造化インタビューによって聞き取った。インタビューはICレコーダに録音し、音声データは逐語記録に起こし、現在、分析中である。副院長兼看護部長の実践については、一部を、日本保健医療社会学会第47回大会にて発表予定である。
      また、これまでの調査で蓄積してきたデータと併せて、看護師の協働実践の成果2編を、学会誌に投稿した。関連学会および研究会から招待論文としても、公表した。入退院支援課での調査と課長の語りをもとに、実践の連なりについても分析中である。
      今後は、入退院支援での多職種の実践、病棟と外来とを繋げる実践、地域との繋がりをつくる実践等について、複数部署、及び地域で調査を実施する予定である。とりわけ、入退院支援課が関わる外来での実践や、病棟と外来とを包括する取り組みについて調査し、看護職、ソーシャルワーカー、医師、事務員等々が連携する実践を探究する。

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    • 遺伝性疾患をめぐる病い経験の実態と新たな課題への対応方法に関する検討

      文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C)) 

      西村ユミ

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      2016年 - 2018年

      資金種別:競争的資金

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    • 急性期病院における協働実践についてのワークの研究

      文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C)) 

      前田 泰樹

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      2016年 - 2018年

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 遺伝学的知識と病い経験の語りに関する概念分析的研究

      文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C)) 

      前田 泰樹

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      2013年 - 2015年

      課題番号:25380700

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      配分額:4940000円 ( 直接経費:3800000円 、 間接経費:1140000円 )

      本研究は、常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)という単一遺伝子疾患を生きる当事者と、その疾患に関わる遺伝学的知識を扱う側の医療者へのインタビュー調査を行い、病者の経験が新しい医学的知識のもとでどのように編成されているのか、明らかにした。90年代半ば以降、遺伝子解析の進展とともに患者会が組織され、「同じ病の経験をしている」という理解のもとで、知識の産出へ向と向き合っていく志向が醸成されてきた。そうした志向のもとで、治験への参加、新薬の承認、難病法のもとでの助成が、実際に可能になってきた経緯を示し、こうした過程で、どのように人びとの行為や経験の理解が変化してきたのか、社会学的な記述を行った。

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    • 病院の看護をつくる実践知の記述的研究

      文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C)) 

      西村 ユミ, 前田 泰樹

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      2011年 - 2013年

      課題番号:23593133

      担当区分:連携研究者  資金種別:競争的資金

      配分額:5200000円 ( 直接経費:4000000円 、 間接経費:1200000円 )

      研究代表者が所属する施設内の研究倫理委員会の承認を得て、東海近県の約500床の総合病院に研究協力を依頼して、調査を開始した。調査への参加者は、病院の副院長/看護部長、副看護部長、師長、係長、及び急性期病棟の看護師約20名であった。調査場所は、主に、看護部管理室と1つの急性期(呼吸器・循環器内科)病棟であり、約2週間にわたって、調査者2人が看護師に伴走をしつつフィールドワークを行い、出来事の詳細をフィールドノーツに記録した。調査期間中には、看護部が主催する師長会や各種委員会、病棟のカンファレンスなどに参加をして、音声データと映像を記録した。フィールドワーク中に気になったことは、調査期間中、及び不定期に病院を訪問して、個別インタビューによって聞き取った。 得られた音声データ、及び映像は、逐語記録におこして整理した。逐語記録及びフィールドノーツをもとにして、各部局において協働実践がいかに編成されているのか、そこにはいかなる知が組み込まれているのかを、現象学、及びエスノメソドロジ―の考え方を手がかりにして複数の視点から分析している最中である。 研究成果は、1つの学会誌(科学研究費補助金基盤研究(C)、課題番号19592441の発展研究として成果を報告)、2つの学会、及び複数の学会や研究会のシンポジウム等において、"準備性""音の経験""時間の編成""時間の区切り""師長の実践"などの視点から、協働実践の編成のされ方について報告した。多分野の研究者と議論を交わし、多くの示唆を得ることができた。

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    • 遺伝相談の方法論と医療者の学習支援に関する基礎的研究

      文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(B)) 

      溝口 満子, 守田 美奈子, 西村 ユミ, 前田 泰樹, 渋江 かさね, 和泉 俊一郎, 近藤 朱音, 大貫 優子, 高橋 千果, 横山 寛子, 森屋 宏美

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      2008年 - 2011年

      課題番号:20390548

      担当区分:連携研究者  資金種別:競争的資金

      配分額:15080000円 ( 直接経費:11600000円 、 間接経費:3480000円 )

      看護職者の相談能力向上のための、自主学習用ツールとしてドラマ及び学習方法をセットにしたDVDを作成した。看護職者が対応することの多い出生前診断の一つである羊水検査を受けた妊婦の体験をもとに夫婦と彼らを取り巻く人々の心情を細かく描いたストーリーを2つ作成し、各々をドラマ化した。一方看護師を対象としたワークショップを開催し、'大人の学び'および専門職としての経験知を活かした学習方法の有効性を検証した。

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    • 急性期医療の看護場面における実践知の記述的研究

      文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C)) 

      西村ユミ, 前田泰樹, 前田泰樹

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      2007年 - 2009年

      課題番号:19592441

      担当区分:連携研究者  資金種別:競争的資金

      配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

      本研究は、看護場面として急性期医療の現場に注目し、そこでの実践がいかに成り立っているのかを記述することを目的とした。研究期間内においては、おもに、患者の苦痛の理解という実践に注目した。看護師たちは、観察や評価に先立って、患者の痛みの経験を理解しはじめていた。この理解は、患者の痛みに応じようとする行為的な感覚や、具体的な行為とともに成り立っていた。そして、この行為を交換することによって、看護場面における協働が達成されていた。

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    • 遺伝問題に関わる自己決定能力を促進するための学習支援に関する研究

      文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(B)) 

      溝口満子, 小笹優美, 守田美奈子, 西村ユミ, 前田泰樹, 渋江かさね

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      2004年 - 2007年

      課題番号:16390633

      担当区分:連携研究者  資金種別:競争的資金

      配分額:12900000円 ( 直接経費:12300000円 、 間接経費:600000円 )

      本研究は、一般の人びとが遺伝的な問題に出会ったときに、適切に援助を求めたり決定したりできるような知識や態度を身に付けるための学習支援プログラムを、開発して試行することを目的としている。最終年度となる本年度は、2006年度に実施した3日間の「学習支援プログラム」を分析して評価した。「学習支援プログラム」は、遺伝に関する研究依頼が行われる場面を想定し、そこで手渡される「がん関連遺伝子情報に基づく肺がん遺伝子診断法の開発研究-血液採取に関する説明書」を読み、それを議論や知識提供、ロールプレイなどを通して理解していくプロセスとして組み立てられた。このプログラムの評価は、1)学習支援プログラム自体の展開、2)プログラムを支援したファシリテート、3)ロールプレイ、4)オープニングセッションとクローズドセッションのディスカッション、5)プログラムの成果について、プロセスを分析することによって行った。また、分析結果を参加者に提示し、分析内容について意見を求め、学習プロセスの開示を了承してもらった。評価の結果、本プログラムを通して、参加者は上述した状況に応じるためのポイントを把握し、ロールプレイにおいてポイントを活かした応答を実践することができた。また、参加者各自が、自分自身の経験と医療に関わる遺伝の問題とをつなぎ合わせて、そこで生じうる問題に気づくことができた。このプログラムを洗練し、汎用性...

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    • 加齢にともなうコミュニケーション障害についての相互行為論的研究

      文部科学省  科学研究費補助金(若手研究(B)) 

      前田泰樹

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      2002年 - 2004年

      課題番号:14710145

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      配分額:2400000円 ( 直接経費:2400000円 )

      2004年度は、コミュニケーション障害を持つ人との相互行為場面のビデオデータの分析を行った。昨年度までの段階で、脳神経外科と老人保健施設が併設された施設での調査によって入手されたビデオデータのうち、言語聴覚士が行うリハビリテーションの場面7例のQuick Time化とトランスクリプト化を行ってきており、分析はこれを活用することによってなされた。分析によって示された論点は、以下のとおりである。まず、失語症を持つ人との言語療法場面の分析によって、言い間違いや言いよどみなどのトラブルの自己修正(correction)が難しい場合であっても、自己修復(repair)の優先性の規範が尊重されつつ、修復活動が編成されていることが示された。また、この点に関して、誤りの修正を明確に行うような課題訓練などの実践のもとでも同様であり、個人の能力を焦点化することと他者への配慮を示すこととを、調整されたあり方で両立していくためのいくつかの方法について、詳細な記述がなされた。次に、記憶障害を持つ人との言語療法場面の分析によって、知識についての記憶が問題化されるさいには、個人の能力が焦点化される場合があるのに対し、経験についての記憶が問題化されるさいには、「経験者」カテゴリーのもとで経験を語る権利が承認され、傾聴される実践が行われる場合があることが明らかにされた。また、こうした実践のレリヴァンスを管理す...

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