2024/10/07 更新

写真b

ナカモリ ヒロキ
中森 弘樹
NAKAMORI Hiroki
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
文学部 史学科 超域文化学専修
社会デザイン研究科 社会デザイン学専攻 博士課程後期課程
社会デザイン研究科 社会デザイン学専攻 博士課程前期課程
職名*
准教授
学位
博士(人間・環境学) ( 京都大学 )
研究テーマ*
  • 親密圏に関連する社会現象の研究を通して、後期近代社会の諸相を考究することを目的としている。特にこれまでは、人の失踪を専門に研究することで、失踪が孕む問題性と、ポジティブな可能性の側面の両方を明らかにしてきた。加えて近年は、失踪に関連する重大な事件や、SNSにおける自殺願望の言説、失踪者や精神障害を抱える者が集住するシェアハウスなどの研究も行っており、失踪せざるをえないほどの「生きづらさ」を抱えた者が、どのように逃げ場を確保しうるかを検討している。以上の研究はすべて、「個人を責任から逃がす社会はいかにして可能か」という社会構想上の問いへと繋がるものである。

  • 研究キーワード
  • 社会病理学

  • 家族

  • 親密性

  • 失踪

  • 社会学

  • 学内職務経歴*
    • 2024年4月 - 現在 
      社会デザイン研究科   社会デザイン学専攻 博士課程前期課程   准教授
    • 2024年4月 - 現在 
      社会デザイン研究科   社会デザイン学専攻 博士課程後期課程   准教授
    • 2022年4月 - 現在 
      文学部   史学科 超域文化学専修   准教授
    • 2022年4月 - 2024年3月 
      21世紀社会デザイン研究科   比較組織ネットワーク学専攻 博士課程前期課程   准教授
    • 2022年4月 - 2024年3月 
      21世紀社会デザイン研究科   比較組織ネットワーク学専攻 博士課程後期課程   准教授
    • 2019年4月 - 2022年3月 
      21世紀社会デザイン研究科   比較組織ネットワーク学専攻 博士課程前期課程   助教
    • 2019年4月 - 2022年3月 
      21世紀社会デザイン研究科   比較組織ネットワーク学専攻 博士課程後期課程   助教

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    研究分野

    • 人文・社会 / 社会学  / 社会病理学

    経歴

    • 2017年4月 - 2019年3月 
      京都大学   総合人間学部   非常勤講師

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    • 2015年4月 - 2018年3月 
      日本学術振興会   特別研究員(PD)

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    • 2010年4月 - 2013年3月 
      日本学術振興会   特別研究員(DC1)

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    学歴

    • 2008年4月 - 2015年3月 
      京都大学   大学院人間・環境学研究科

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    • 2004年4月 - 2008年3月 
      京都大学   総合人間学部

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    委員歴

    • 2019年10月 - 現在 
      日本社会病理学会   理事

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      団体区分:学協会

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    • 2013年4月 - 現在 
      NPO法人日本行方不明者捜索・地域安全支援協会   理事

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      団体区分:その他

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    • 2016年10月 - 2019年9月 
      日本社会病理学会   庶務委員

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      団体区分:学協会

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    受賞

    • 2018年9月  
      日本社会病理学会  日本社会病理学会学術奨励賞(出版奨励賞)  『失踪の社会学――親密性と責任をめぐる試論』
       
      中森弘樹

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    • 2018年9月  
      日本社会学会  日本社会学会第17回奨励賞(著書の部)  『失踪の社会学――親密性と責任をめぐる試論』
       
      中森弘樹

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    論文

    • モダニティ・親密性・セラピー――アンソニー・ギデンズ 招待有り

      中森弘樹

      心の治療を再考する 臨床心理学 増刊14号 ( 14 )   2022年8月

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      記述言語:日本語   掲載種別:論文集(書籍)内論文  

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    • ゴースティング試論――CMC空間の恋愛をめぐる一考察 招待有り

      中森弘樹

      『現代思想』49 ( 10 ) 130 - 140   2021年8月

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      記述言語:日本語  

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    • 「密」への要求に抗して 招待有り

      中森弘樹

      『現代思想』48 ( 10 ) 65 - 72   2020年8月

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    • 「自死遺族」 招待有り

      中森 弘樹

      『臨床心理学』20 ( 1 ) 70 - 73   2020年1月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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    • 親密な関係と卒業とを往還する――「卒婚」の言説を媒介として 招待有り

      中森弘樹

      『現代思想』47 ( 2 ) 158 - 168   2019年2月

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      記述言語:日本語  

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    • 「行方不明の概念をどのように位置付けるべきか――近年の行方不明研究の動向とその論点の整理を中心に」

      中森弘樹

      『社会システム研究』 ( 21 ) 191 - 206   2018年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • 「何が親密な関係を繋ぎ止めるのか――親密性と責任の関わりを中心に」

      中森弘樹

      『社会システム研究』 ( 20 ) 271 - 287   2017年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:京都大学大学院人間・環境学研究科 社会システム研究刊行会  

      [付記]本研究はJSPS 科研費15J07152 の助成を受けたものです。

      DOI: 10.14989/220420

      CiNii Article

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    • 「現代社会における『責任の不発化』とその処方箋の検討――責任実践の社会学的研究に向けて」

      中森弘樹

      『社会システム研究』 ( 19 ) 177 - 193   2016年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:京都大学大学院人間・環境学研究科 社会システム研究刊行会  

      DOI: 10.14989/210558

      CiNii Article

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    • 「失踪の社会学――親密性と責任の関係性についての試論」

      中森弘樹

      京都大学大学院人間・環境学研究科 博士論文   2016年

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      記述言語:日本語   掲載種別:学位論文(博士)  

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    • 「曖昧な喪失における情報提供とケアの実践――MPSの取り組みを事例として」(研究ノート) 査読有り

      中森弘樹

      『ソシオロジ』 ( 180 ) 75 - 90   2014年7月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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    • 「1950-1980 年代の失踪表象と親密圏の変容――「家出」と「蒸発」の雑誌記事分析を中心に」 査読有り

      中森弘樹

      『ソシオロゴス』 ( 37 ) 115 - 131   2013年10月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:ソシオロゴス編集委員会  

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    • 「失踪をめぐる多元的な生死の線引き――失踪者の家族の語りから」 査読有り

      中森弘樹

      『フォーラム現代社会学』12 ( 12 ) 82 - 94   2013年5月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:関西社会学会  

      本稿の目的は、失踪者の家族の視点から「失踪」という事態を考察することである。これまで自然災害や海難事故、戦争状況下において生じる行方不明が一般的に注目を集め、捜索の対象となってきたのに対して、それ以外の状況で人が行方不明になるという事態はあまり着目されてこなかった。本稿では後者の事態を「失踪」として定義する。そして、残された家族たちが不確定な失踪者の生死をいかにして判断するのか、またその際にいかなる困難を抱えるのかを死の社会学の視座を用いて明らかにすることで、失踪者の客観的な死の危険性からは説明できない「失踪」の問題性を描き出すことを試みる。上記の目的に基づき、本稿では失踪者の家族にインタビュー調査を実施・分析した結果、以下の諸点が示唆された。まず、残された家族にとって失踪者の生死の線引きを行うことは困難であった。そのような状況では、たとえ失踪者の死の危険性が明らかでなくとも、家族たちは失踪者の生死が不確定であることに対して長期的な心理的負担を抱えることがあった。また、失踪者の生死の線引きには、家族たち自身の生死の判断のみならず、警察等によって客観的に判断される失踪者の生死や、失踪者の法的な生死といった異なる生死の次元が関わっていた。これらの生死の諸次元が食い違うことで、捜索活動の困難や失踪をめぐる社会手続き上の負担、ならびに失踪宣告をめぐる葛藤といった問題が家族たちに生じていた。

      DOI: 10.20791/ksr.12.0_82

      CiNii Article

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    • 「孤独死の言説からみる死の自己決定の変容――新聞の投書記事の分析」

      中森弘樹

      『社会システム研究』 ( 16 ) 181 - 194   2013年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:京都大学大学院人間・環境学研究科社会システム研究刊行会  

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    • 「『社会的死』概念の問題点とその処方箋の検討――観察者の視点の導入による精緻化の試み」

      中森弘樹

      『レスプブリカとしての「公共圏」とその批判――死を記憶/忘却する公共圏とその境界をめぐって』GCOE Working Papers 次世代研究 ( 87 ) 48 - 61   2012年11月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • 「無縁死概念の社会学的意義――死の社会学におけるその位置づけをめぐって」

      中森弘樹

      『社会システム研究』 ( 14 ) 157 - 168   2011年2月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:京都大学大学院人間・環境学研究科社会システム研究刊行会  

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    • 「失踪者の家族社会学」

      中森弘樹

      京都大学大学院人間・環境学研究科 修士論文   2009年

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      記述言語:日本語   掲載種別:学位論文(修士)  

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    MISC

    • 【書評】赤坂真理著『安全に狂う方法ーーアディクションから掴みとったこと』 招待有り

      中森弘樹

      『週刊読書人』   2024年8月23日

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      掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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    • 【書評】真鍋公希著『円谷英二の卓越化――特撮の社会学』 招待有り

      中森弘樹

      『総人・人環フォーラム』 ( 42 ) 53 - 53   2024年2月

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      掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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    • 彼女たちはなぜ「見えない」のか(【書評】西村紗知著『女は見えない』 招待有り

      中森弘樹

      『ちくま』 ( 633 ) 8 - 9   2023年11月

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      掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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    • なぜ由嘉里は失踪したライを捜さなかったのか 招待有り

      中森弘樹

      『ユリイカ』55 ( 15 ) 180 - 187   2023年10月

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      掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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    • 【書評】沼田和也著『弱音をはく練習』 招待有り

      『週刊読書人』   2023年8月25日

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      掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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    • もしも大切な人に「死にたい」と言われたら 招待有り

      中森弘樹

      新潮社Foresight   2023年3月28日

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      掲載種別:その他  

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    • 【書評】武田惇志・伊藤亜衣著『ある行旅死亡人の物語』 招待有り

      中森弘樹

      『週刊読書人』   2023年3月10日

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      掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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    • 社会人未経験者、社会人に社会学を教える 招待有り

      中森弘樹

      『図書』 ( 888 ) 10 - 13   2022年12月

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      掲載種別:その他  

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    • 書評:矢島正見著『社会学としての犯罪社会学――犯罪・非行・逸脱・病理研究の裏街道をゆく』 招待有り

      中森弘樹

      『現代の社会病理』 ( 36 ) 137 - 139   2021年10月

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      掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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    • 国際自己申告非行調査(ISRD)研究報告書 ――2019 年度実施調査の概要と基礎的分析

      ISRD-JAPAN実行委員会

          117 - 139   2020年12月

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      記述言語:日本語   掲載種別:その他  

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    • いてもいなくてもよくなることについて:中森弘樹・福尾匠・黒嵜想鼎談

      中森弘樹, 福尾匠, 黒嵜想

          2020年8月

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      掲載種別:その他  

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    • 第17回日本社会学会奨励賞【著者の部】受賞者「自著を語る」 受賞作:中森弘樹『失踪の社会学――親密性と責任をめぐる試論』慶應義塾大学出版会、2017 招待有り

      中森弘樹

      『社会学評論』69 ( 4 ) 504 - 505   2019年6月

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      記述言語:日本語   掲載種別:その他  

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    • 書評に応えて 招待有り

      中森弘樹

      『ソシオロジ』63 ( 2 ) 144 - 148   2018年10月

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      記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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    • 「成功する謝罪会見と失敗する謝罪会見、その『決定的な差』」 招待有り

      中森弘樹

      『現代ビジネス』   2018年6月

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      記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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    • 「不倫ブームのはるか前、日本を席巻した『蒸発妻』たちの言い分」 招待有り

      中森弘樹

      『現代ビジネス』   2017年12月

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      記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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    • 「フーコーの自死論における他者の問題について」(研究手帖) 招待有り

      中森弘樹

      『現代思想』45 ( 22 ) 246 - 246   2017年12月

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      記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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    • 「会員コーナーⅠ(リレーメッセージ) 失踪の社会学」 招待有り

      中森弘樹

      『日本社会病理学会ニュース』 ( 77 ) 20 - 21   2015年1月

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      記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)  

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    • 鵜飼大介・平田知久・今田勝規・上野大樹・柴田悠・中森弘樹・西川純司「社会学文献表」 招待有り

      中森弘樹

      大澤真幸・吉見俊哉・鷲田清一 (編集委員)『現代社会学事典』   2012年12月

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      記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)  

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    • 「アウトサイダー」「感情労働」「基層文化」「コーホート」「鶴見和子」「ルース・ベネディクト」」(以上、事典項目) 招待有り

      中森弘樹

      大澤真幸・吉見俊哉・鷲田清一 (編集委員)『現代社会学事典』   2012年12月

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      記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)  

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    • 「失踪という『問題』の在り処について――『失踪者』の家族の視点から――」

      中森弘樹

      特定非営利活動法人 日本行方不明者捜索・地域安全支援協会ウェブサイト   2009年4月

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      記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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    • 「神木で生きる、神木と生きる:神木の未来像について――リーダーたちの視点から」

      中森弘樹

      松田素二・古川彰也編『2008年度社会学合同実習調査報告書』第13集   127 - 132   2009年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:その他  

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    書籍等出版物

    • 『「死にたい」とつぶやく:座間9人殺害事件と親密圏の社会学』

      中森 弘樹

      慶應義塾大学出版会  2022年12月15日  ( ISBN:4766428188

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      総ページ数:328  

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    • 日本社会病理学会 監修 朝田佳尚・田中智仁編『社会病理学の足跡と再構成』

      中森弘樹( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第9章 「社会病理学は社会問題の構築主義を受容したのか」)

      学文社  2019年10月 

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    • 『失踪の社会学:親密性と責任をめぐる試論』

      中森 弘樹

      慶應義塾大学出版会  2017年10月14日  ( ISBN:4766424816

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      総ページ数:368   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 髙木慶子・山本佳世子編『悲嘆の中にある人に心を寄せて――人は悲しみとどう向かい合っていくのか』

      中森弘樹( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第7章「失踪者家族の悲嘆」)

      上智大学出版  2014年4月 

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    • 大澤真幸編『3・11後の思想家25 別冊大澤真幸 THINKING「O」』

      中森弘樹( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 13章「網野善彦――『無縁』の否定を超えて」)

      左右社  2012年1月 

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    講演・口頭発表等

    • ポスト-後期近代社会の親密圏 ――<後期近代の二世たち>の問題を中心に 招待有り

      中森弘樹

      2024年4月1日 

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      記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

      添付ファイル: 20240301Mental Health Research Course講演.pdf

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    • 社会デザインの現在――<社会デザインではないもの>の考察から 招待有り

      中森弘樹

      社会デザイン学会第18回大会 パネル1「「いまあらためて社会デザインとは?」  2023年7月23日 

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      会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

      添付ファイル: 20230723社会デザイン学会シンポジウム(中森).pdf

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    • 親密圏からの離脱に際しての第三者の機能――失踪と座間9遺体事件に着目して 招待有り

      科研費基盤(C)研究会 「観光文学研究会」  2023年4月25日 

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      会議種別:その他  

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    • 「死にたい」とつぶやく 座間9人殺害事件と親密圏の社会学(中森弘樹講演会) 招待有り

      中森弘樹

      2023年2月28日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

      開催地:梅田Lateral  

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    • 『「死にたい」とつぶやく』刊行記念トークイベント:中森弘樹×東畑開人 招待有り

      中森弘樹, 東畑開人

      2023年2月7日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

      開催地:ジュンク堂池袋本店  

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    • 社会人にとっての社会デザイン学の意味とは何か

      中森弘樹, 大熊玄

      立教大学21世紀社会デザイン研究科公開講演会  2022年12月8日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • 「失踪の社会学――失踪を組み込んだ社会の可能性」 招待有り

      中森弘樹

      10月社会デザイン力研究会  2019年10月23日 

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      記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • 「失踪の社会学――失踪を組み込んだ社会の可能性」 招待有り

      中森弘樹

      JAIST 敷田研究室 研究セミナー 第7回「疾走する失踪の社会学」  2019年2月20日 

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      記述言語:日本語   会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • A Consideration of “Evaporation” in Japan : A Form of Missing Person Discourse 国際会議

      中森弘樹

      第14回アジア太平洋社会学会(APSA)大会  2018年10月7日 

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:星槎大学箱根キャンパス  

      添付ファイル: presentation.pptx

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    • 「よく分からない現象をよく分からない現象として研究する――失踪の研究の経緯と意義について」 招待有り

      中森弘樹

      日本社会病理学会第34回大会 ラウンドテーブル「社会病理・社会問題研究の可能性Ⅱ――社会的排除はいかに研究しうるか」  2018年9月29日 

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      記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

      開催地:関西学院大学上ヶ原キャンパス  

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    • 「失踪の研究から失踪の社会学へ――『失踪の社会学』の概要と今後の展望」 招待有り

      中森弘樹

      日本社会学会第91回大会  2018年9月15日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

      開催地:甲南大学  

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    • 「失踪者の失踪動機と生活世界――失踪経験者のライフストーリー分析を中心に――」

      中森弘樹

      第68回関西社会学会大会  2017年5月27日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:神戸学院大学  

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    • 「何が親密な関係を繋ぎ止めるのか――責任に関する理論的検討を中心に」 招待有り

      中森弘樹

      2016年度日本社会学理論学会研究例会(共通テーマ『自由(主義)の可能性、もしくはその限界』)  2017年3月11日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

      開催地:神戸学院大学  

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    • 「行為としての失踪と自殺の関係性について――ある失踪経験者のライフストーリーの分析を中心に」

      中森弘樹

      日本社会病理学会第32回大会  2016年9月25日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:福岡県立大学  

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    • 「社会病理学と社会構築主義の共存可能性について――社会病理学会における現状の分析を中心に」

      中森弘樹

      日本社会病理学会第31回大会テーマセッション「第30回大会企画『社会病理学会の30年』を若手会員はどう捉えたか」  2015年10月4日 

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      記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

      開催地:岩手大学  

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    • 「現代における失踪者の失踪動機に関する分析枠組の検討――『原因のよく分からない失踪』を中心に」

      中森弘樹

      日本社会病理学会第30回大会  2014年10月4日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:下関市立大学  

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    • The Challenge of Supporting People Suffering Ambiguous Loss: An MPS Case Study.

      中森弘樹

      第18回ISA世界社会学会議  2014年7月15日 

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:パシフィコ横浜  

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    • 「若者の『家出』言説の変容――商業雑誌における『家出』記事の分析を中心に」

      中森弘樹

      第86回日本社会学会大会  2013年10月13日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:慶応義塾大学  

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    • 「戦後の失踪表象の変容とその社会的背景の分析――――『家出』と『蒸発』の言説を中心に」

      中森弘樹

      日本社会病理学会第29回大会  2013年9月28日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:國學院大學  

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    • 「『曖昧な喪失』状況下における第三者の役割――失踪者の家族と外部との関係性の分析を通じて」

      中森弘樹

      第63回関西社会学会大会  2012年5月27日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:皇學館大学  

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    • 「変容する孤独な死の現代的表象――『孤独死』と『無縁社会』をめぐる新聞記事分析」

      中森弘樹

      第84回日本社会学会大会  2011年9月17日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:関西大学  

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    • 「親密圏から離脱した生、および死についての考察――失踪者の家族の語りとその周辺」

      中森弘樹

      京都大学グローバルCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」第13回理論班定例会  2011年2月25日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:京都大学  

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    • 「失踪者の家族社会学――失踪をめぐる社会学的考究の嚆矢として」

      中森弘樹

      第61回関西社会学会大会  2010年5月30日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:名古屋市立大学  

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    • Sociology of the Missing Person’s Family: through the Narrative of a Man whose Son Suddenly Disappeared.

      中森弘樹

      京都大学・台湾大学東アジア社会学国際学術検討会  2009年7月24日 

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:京都大学百周年時計台記念館  

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    担当経験のある科目(授業)

    • 2022年9月 - 現在 
      社会デザインと社会学の方法 ( 立教大学21世紀社会デザイン研究科 )

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    • 2022年4月 - 現在 
      社会学 ( 立教大学文学部 )

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    • 2020年4月 - 現在 
      社会学原論 ( 立教大学21世紀社会デザイン研究科 )

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    • 2019年4月 - 現在 
      社会デザイン学の可能性 ( 立教大学21世紀社会デザイン研究科 )

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    • 2019年4月 - 現在 
      社会問題の分析理論 ( 立教大学21世紀社会デザイン研究科 )

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    • 2019年4月 - 現在 
      親密性と現代社会 ( 立教大学21世紀社会デザイン研究科 )

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    • 2019年4月 - 2022年3月 
      社会調査法Ⅱ ( 立教大学21世紀社会デザイン研究科 )

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    • 2019年4月 - 2022年3月 
      社会調査法Ⅰ ( 立教大学21世紀社会デザイン研究科 )

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    • 2019年4月 - 2022年3月 
      論文作成法Ⅱ ( 立教大学21世紀社会デザイン研究科 )

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    • 2019年4月 - 2020年3月 
      論文作成法Ⅰ ( 立教大学21世紀社会デザイン研究科 )

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    • 2018年9月 - 2019年3月 
      社会調査のための統計学 ( 京都大学総合人間学部 )

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    • 2016年4月 - 2019年3月 
      情報リテラシーⅢC ( 立命館大学産業社会学部 )

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    • 2014年4月 - 2019年3月 
      社会学 ( 京都造形芸術大学通信教育部 )

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    • 2014年9月 - 2018年3月 
      社会調査の基礎 ( 大阪体育大学健康福祉学部 )

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    所属学協会

    共同研究・競争的資金等の研究

    • 『失踪の社会学』

      独立行政法人日本学術振興会  平成29年度科学研究費補助金研究成果公開促進費〈学術図書> 

      中森弘樹

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      2017年4月 - 2018年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 「失踪者の失踪動機と生活世界に関する社会学的考察」

      独立行政法人日本学術振興会  科学研究費特別研究員奨励費 

      中森弘樹

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      2015年4月 - 2018年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 「失踪者の家族社会学」

      独立行政法人日本学術振興会  科学研究費特別研究員奨励費 

      中森弘樹

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      2010年4月 - 2012年3月

      課題番号:10J02550

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      本研究の目的は、これまで社会学では取り上げられてこなかった人間の失踪について考察することである。上記の目的に基づき、昨年度に続いて本年度も失踪に関する包括的な研究を行った。
      まず、前年度までのインタビュー調査による研究成果を論文として発表した(「13.研究発表」の「雑誌論文」における2件目の論文に該当)。論文では、失踪者の家族たちの困難を心理的な側面から捉えるだけでなく、不確定な生死の線引きの問題として捉えて分析・記述を行った。この論文によって、失踪を死の社会学が考察すべき新たな問題として位置付けることができた。
      次に、上記の成果を踏まえた上で、本年度では「失踪者の家族たちの困難にどのように対処すべきか」という課題に取り組むために、家族たちの捜索活動を支援している日本行方不明者捜索・地域安全支援協会へのインタビュー調査ならびに参与観察を行った。この調査によって、従来のP. Bossの「曖昧な喪失」の理論では見落とされていた、生死が不確定な家族を抱える家族たちへの第三者的な支援の可能性とその課題を明らかにすることができた。以上の研究成果は、すでに学会でも発表している(「13.研究発表」の「学会発表」に該当)。
      さらに、個人の孤独な生や死をめぐる言説の分析を、前年度より引き続き実施した。まず、「孤独死」の言説分析の成果をまとめ、論文として発表した(「13.研究発表」の「雑誌論文」における1件目の論文に該当)。当該論文では、近年になって孤独な生から死へと至ることへの不安が高まっていること、さらにそのような「孤独死」の言説の流行によって再帰的に孤独な生と死の是非を問う議論が生まれていることを明らかにした。次に、戦後の「失踪」に関する言説の変遷を分析し、論文として発表した(「13.研究発表」の「雑誌論文」における3件目の論文に該当)。分析によって、1950年代の「家出」や1970年代の「蒸発」の言説など、個人が能動的に失踪する事態がかつては社会問題として捉えられていたことが明らかになった。

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    社会貢献活動

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