2024/02/28 更新

写真b

ヨネザワ ヨウコ
米沢 陽子
YONEZAWA Yoko
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
キリスト教学研究科 キリスト教学専攻 博士課程前期課程
キリスト教学研究科 キリスト教学専攻 博士課程後期課程
職名*
特任教授
学位
博士(音楽) ( 2010年3月   東京藝術大学 ) / 修士(芸術学) ( 2005年3月   東京藝術大学 ) / 学士(芸術学) ( 2000年3月   学位授与機構 )
研究テーマ*
  • 教会音楽、特にグレゴリオ聖歌を源とするカトリック典礼音楽と、16-18世紀ドイツ・ルター派の礼拝音楽について、演奏者(オルガン奏者)の立場から研究している。楽曲分析、記譜法研究を手掛かりに、作曲家・音楽作品への理解を深め、演奏実践へと繋げたいと考えている。またホスピス緩和ケア領域における音楽療法の実践を通して「人間にとって音楽はどのような意味を持つのか」という問いに日々向き合っている。

  • 研究キーワード
  • 鍵盤音楽史

  • オルガン音楽

  • キリスト教音楽

  • 音楽療法

  • エンドオブライフ・ケア

  • 学内職務経歴*
    • 2019年4月 - 現在 
      キリスト教学研究科   キリスト教学専攻 博士課程前期課程   特任教授
    • 2019年4月 - 現在 
      キリスト教学研究科   キリスト教学専攻 博士課程後期課程   特任教授
     

    研究分野

    • 人文・社会 / 芸術実践論

    経歴

    • 2022年4月 - 現在 
      関東学院大学   人間共生学部   非常勤講師

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    • 2019年4月 - 現在 
      東京純心大学   看護学部   客員教授

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    • 2019年4月 - 現在 
      東京医療学院大学   看護学部   非常勤講師

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    • 2019年4月 - 現在 
      立教大学   キリスト教学研究科 キリスト教学専攻博士課程後期課程   特任教授

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    • 2019年4月 - 現在 
      立教大学   キリスト教学研究科 キリスト教学専攻博士課程前期課程   特任教授

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    • 2011年4月 - 現在 
      東京基督教大学   神学部   非常勤講師

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    • 2019年4月 - 2022年3月 
      桜美林大学   芸術文化学群   非常勤講師

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    • 2015年4月 - 2019年3月 
      東京純心大学   看護学部看護学科   教授

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    • 2012年4月 - 2015年3月 
      東京純心大学   現代文化学部こども文化学科   准教授

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    • 2010年4月 - 2012年3月 
      東京藝術大学   音楽学部   教育研究助手

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    • 2006年9月 - 2006年12月 
      文化庁新進芸術家海外留学制度研修員   シュターデオルガンアカデミー(ドイツ連邦共和国)

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    学歴

    • 2005年4月 - 2010年3月 
      東京藝術大学   大学院音楽研究科博士後期課程   古楽研究領域(バロックオルガン専攻)

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    • 2002年4月 - 2005年3月 
      東京藝術大学   大学院音楽研究科修士課程   古楽科バロックオルガン専攻

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    • 1998年4月 - 1999年3月 
      桐朋学園大学   音楽学部   音楽療法特別講座

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    • 1997年4月 - 1998年3月 
      フェリス女学院大学   音楽学部   ディプロマコース(オルガン専攻)

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    • 1983年4月 - 1984年3月 
      東京純心短期大学専攻科   音楽専攻   パイプオルガン主科

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    • 1981年4月 - 1983年3月 
      東京純心女子短期大学   音楽科   パイプオルガン主科

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    委員歴

    • 2023年5月 - 現在 
      (一社)日本オルガニスト協会   理事

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      団体区分:学協会

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    • 2015年 - 現在 
      日本オルガン研究会   年報『オルガン研究』編集委員

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      団体区分:学協会

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    • 2019年6月 - 2023年5月 
      日本オルガン研究会   運営委員

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      団体区分:学協会

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    論文

    • 会衆賛美の旋律をめぐって─時を超えて歌い継がれた旋律たち 招待有り

      米沢陽子

      『礼拝と音楽』Winter ( 200 ) 16 - 20   2024年1月

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    • 音楽による「癒し」 査読有り

      鏑木陽子

      『カトリコス』(カトリック文化) ( 14 ) 1 - 23   2021年3月

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    • 「セシリア運動の諸相―教会音楽のあり方を探求した人々」 招待有り

      米沢陽子

      『礼拝と音楽』Winter ( 188 ) 21 - 26   2021年1月

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    • 「ドイツオルガン音楽の父」ザムエル・シャイト再評価への一考察 ―複合唱作品『カンツィオネス・サクレ』(1620年)を手掛かりとして― 査読有り

      米沢陽子

      オルガン研究 ( 46 ) 1 - 18   2019年4月

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      掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

      添付ファイル: オルガン研究2018Abstract.doc

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    • 初期バロックの教会音楽家たち―その響き、湧き出る泉の如し― 招待有り

      米沢陽子

      『礼拝と音楽』Winter ( 172 ) 28 - 32   2017年1月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本キリスト教団出版局  

      CiNii Article

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    • ヨハン・クーナウ『聖書ソナタ』研究Ⅰ 査読有り

      鏑木陽子

      『カトリコス』(カトリック文化) ( 8 ) 107 - 131   2015年2月

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      掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

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    • ザムエル・シャイトの対位法と世界観― 《Hymnus. O lux beata Trinitas 》SSWV 154 を例に ― 招待有り 査読有り

      鏑木陽子

      『カトリコス』(カトリック文化) ( 7 ) 39 - 72   2012年2月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:東京純心女子大学キリスト教文化研究センター  

      CiNii Article

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    • スヴェーリンク―アムステルダムのオルフェウス、そしてオルガニスト製造家― 招待有り

      米沢陽子

      『礼拝と音楽』Winter ( 152 ) 10 - 14   2012年1月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本キリスト教団出版局  

      CiNii Article

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    • ザムエル・シャイト 『タブラトゥラ・ノヴァ』研究―その成立背景と鍵盤音楽史における意義― 査読有り

      鏑木陽子

          2010年6月

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      掲載種別:学位論文(博士)  

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    • 「音楽による看取りとなぐさめ」 招待有り

      米沢陽子

      『礼拝と音楽』Spring ( 137 ) 34 - 37   2008年3月

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    • ザムエル・シャイトの典礼用オルガン作品 査読有り

      米沢陽子

      『オルガン研究』 ( 35 )   2007年5月

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      掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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    • ザムエル・シャイト マニフィカト研究―タブラトゥラ・ノヴァ第3巻を中心に― 査読有り

      鏑木陽子

          2005年3月

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      掲載種別:学位論文(修士)  

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    MISC

    • ミニワークショップ1「ホスピス・緩和ケアにおける音楽療法―音楽がつなぐ人と人―」 招待有り

      鏑木陽子

      死の臨床63 ( 37 ) 53 - 54   2014年

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      掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)  

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    • オルガンリサイタル:J. S. バッハ『クラヴィーア練習曲集第3巻』

      米沢陽子

      東日本大震災被災地支援チャリティコンサート(カトリック聖アンセルモ目黒教会)   2012年7月16日

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      掲載種別:その他  

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    • 曲目解説:CD《ヨハネ受難曲》(G.A.ホミリウス作曲)

      米沢陽子

      青木洋也指揮ヨハネスカントーレスによる日本初演ライヴCD   2009年3月

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      掲載種別:その他  

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    • 「SSWV(ザムエル・シャイト作品総目録)について」(書評) 査読有り

      米沢陽子

      オルガン研究 ( 33 )   2006年3月

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      掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等  

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    講演・口頭発表等

    • レクチャーコンサート「ブラームス 11のコラール集」 招待有り

      米沢陽子

      東京純心大学キリスト教文化研究センター公開講座  2020年10月10日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • レクチャーコンサート「コラール合唱とともに味わう J.S.バッハ シュープラー・コラール集」 招待有り

      米沢陽子

      東京純心大学キリスト教文化研究センター公開講座  2019年9月28日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • ルター派のラテン語聖歌集 Psalmodia& ルター派のマニフィカト実践 招待有り

      米沢陽子

      日本基督教団東北教区 第38回礼拝と音楽研修会  2019年7月1日 

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      会議種別:口頭発表(招待・特別)  

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    • パイプオルガンレクチャーコンサート「美術とオルガンで巡るフランドルの旅―ルネサンス編」

      米沢陽子

      東京純心大学地域共創センター公開講座  2019年6月29日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • レクチャーコンサート「コラール合唱とともに味わう J.S.バッハ オルガン小曲集―信仰生活のコラール」 招待有り

      東京純心大学キリスト教文化研究センター公開講座  2018年9月27日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • 「ザムエル・シャイトの初期複合唱作品『カンツィオネス・サクレ』(1620年)について ―その音楽様式、コラール編曲技法、鍵盤作品集『タブラトゥラ・ノヴァ』への影響―」

      米沢陽子

      日本オルガン研究会3月例会  2018年3月3日 

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      会議種別:口頭発表(一般)  

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    • レクチャーコンサート「コラール合唱とともに味わう J.S.バッハ オルガン小曲集―受難節と復活節のコラール」

      米沢陽子

      東京純心大学キリスト教文化研究センター公開講座  2017年10月15日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • レクチャーコンサート「コラール合唱とともに味わう J.S.バッハ オルガン小曲集―待降節と降誕節のコラール」」

      米沢陽子

      東京純心大学キリスト教文化研究センター公開講座  2016年9月26日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • レクチャーコンサート「マニフィカト! 私の魂は主をあがめ」

      米沢陽子

      東京純心大学地域共創センター公開講座  2015年6月27日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • レクチャーコンサート J.S.バッハ『ライプツィヒ・コラール集』第1回

      米沢陽子

      東京純心大学キリスト教文化研究センター公開講座  2014年9月26日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • レクチャーコンサート「ルター派のコラールとオルガン音楽」

      米沢陽子

      東京純心大学地域共創センター公開講座  2013年6月15日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • レクチャーコンサート「グレゴリオ聖歌とオルガン音楽」

      米沢陽子

      東京純心大学地域共創センター公開講座  2013年6月8日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    • ザムエル・シャイト『タブラトゥラ・ノヴァ』の世界へようこそ

      米沢陽子

      日本オルガン研究会2010年度3月例会(於:日本キリスト改革派神港教会)  2011年3月12日 

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      会議種別:公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等  

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    担当経験のある科目(授業)

    • 2022年9月 - 現在 
      音楽とキリスト教 ( 関東学院大学 )

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    • 2022年4月 - 現在 
      環境と音楽 ( 関東学院大学 )

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    • 2019年4月 - 現在 
      宗教人間学演習 ( 立教大学 )

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    • 2019年4月 - 現在 
      教会音楽史演習2 ( 立教大学 )

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    • 2019年4月 - 現在 
      会衆賛美論演習1,2 ( 立教大学 )

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    • 2019年4月 - 現在 
      キリスト教音楽研究1,2 ( 立教大学 )

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    • 2012年4月 - 現在 
      パイプオルガン ( 東京純心大学 )

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    • 2011年4月 - 現在 
      教会音楽特殊研究V(音楽療法) ( 東京基督教大学 )

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    • 2019年9月 - 2022年9月 
      人間とアート ( 東京純心大学 )

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    • 2019年4月 - 2022年3月 
      音楽療法A/B ( 桜美林大学 )

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    • 2012年4月 - 2016年3月 
      キリスト教音楽史 ( 東京純心大学 )

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    • 2012年4月 - 2015年3月 
      キリスト教芸術文化セミナー ( 東京純心大学 )

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    所属学協会

    • 2021年4月 - 現在 
      日本グリーフ専門士協会

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    • 2020年4月 - 現在 
      日本賛美歌学会

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    • 2019年4月 - 現在 
      立教大学キリスト教学会

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    • 2019年2月 - 現在 
      エンドオブライフ・ケア協会

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    • 2008年4月 - 現在 
      日本音楽学会

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    • 2006年4月 - 現在 
      キリスト教礼拝音楽学会

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    • 2001年4月 - 現在 
      日本音楽療法学会

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    • 1983年4月 - 現在 
      日本オルガニスト協会

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    • 1979年6月 - 現在 
      日本オルガン研究会

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    Works(作品等)

    • オルガン定期演奏会(岐阜県美術館)

      2020年11月8日

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    • オルガンリサイタル(レヴォチャ福音教会、スロヴァキア) 芸術活動

      米沢陽子

      2017年9月14日

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      作品分類:芸術活動  

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    共同研究・競争的資金等の研究

    • ザムエル・シャイトの中期声楽作品研究―17世紀ルター派の礼拝音楽実践を手掛りにー

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      米沢(鏑木)陽子, 大角 欣矢

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      2022年4月 - 2026年3月

      課題番号:22K00259

      担当区分:研究代表者 

      配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

      2022年度はザムエル・シャイトの中期(1630~1640年代)の声楽作品集『宗教的コンチェルト Geistliche Konzerte』(以下、GKと略)第1巻~第4巻所収曲の概要(各曲の声部編成、教会暦との関係、礼拝における用途等)のデータ化を行なった。研究課題18K00242で扱った『カンツィオネス・サクレ Cantiones sacrae』(1620年、以下CS)が複合唱(8~12声)と管弦楽を伴う大編成の楽曲であるのに対し、GKは三十年戦争とペストによる惨禍で壊滅的な打撃を受けたハレの町がようやく落ち着きを取り戻し始めた1630年から出版が開始された曲集である。所収曲はいずれも通奏低音を伴う3声部編成が大半を占める小編成の作品である。このことはドイツの人口が半減したとも伝えられる社会状況にあって、教会音楽の担い手も減少し、シャイトが小編成の作品を作曲せざるを得なかったことを示している。
      GK所収曲の詳細な楽曲分析は2023年度以降、本格的に着手する予定であるが、第1巻において、コラール定旋律および対旋律の用い方に関してはCSとの大きな差異は認められない印象である。
      本研究では2024、2025年度に17世紀中葉のハレにおける礼拝(主日礼拝、晩課)の演奏実践を再現する予定である。目下、17世紀ドイツ・ルター派の礼拝式次第に関する資料収集を続けている。17世紀前半のハンブルク聖カタリナ教会における演奏実践は楽譜が出版されており、それらも手掛かりにしながら礼拝の構成を検討している。

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    • ザムエル・シャイトの声楽作品研究―「ドイツオルガン音楽の父」再評価への試み

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

      米沢(鏑木) 陽子, 大角 欣矢

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      2018年4月 - 2022年3月

      課題番号:18K00242

      担当区分:研究代表者 

      配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

      2019年度は、校訂譜の再検討、筆写譜の現地調査、成果発表の機会としてレクチャーコンサートの開催を予定し、準備を進めた。
      [研究代表者・米沢陽子] ザムエル・シャイト『カンツィオネス・サクレ』のうち、Nr. 6 O Domine Jesu Christe SSWV6、Nr. 10 Duo Seraphim SSWV10、Nr. 11 Gelobet seystu Jesu Christ SSWV11、Nr. 17 Gott der Vater wohn uns bey SSWV17、Nr. 20 Prima pars: Tulerunt Dominum: Prima pars SSWV20、Nr. 21 Secunda pars: Cum ergo fleret: Secunda pars SSWV21、Nr. 24 Prima pars: Richte mich Gott: Prima pars SSWV24、Nr. 25 Secunda pars: Sende dein Liecht: Secunda pars SSWV25、Nr. 27 Lobet den Heren, er ist sehr Freundlich SSWV27、Nr. 33 Zion spricht der Herr hat mich SSWV33、Nr. 34 Quaerite primum SSWV34、Nr. 38 Lobet den Herren in seinem SSWV37 以上、12曲の校訂作業を行い、校訂譜を作成した。校訂譜に基づき、楽曲分析を行ったところ、不協和音を斬新に、しかも効果的に使用している箇所が見つかった。シャイトの作風は保守的であり、作曲上、あまり大胆な和声付けはしないと捉えていたが、この最初期の声楽作品において、若きシャイトが和声に関する果敢な試みをしていることがわかり、収穫であった。このような和音の使用は同時代のシュッツがそうであるように、歌詞との関係によるものであることも確認できた。
      [研究分担者・大角欣矢] ドレスデン国立図書館、ベルリン国立図書館において『コンチェルトゥス・サクリ』筆写譜の現地調査を行った。また上記12曲の歌詞対訳および楽曲分析を行ない、レクチャーコンサートのための曲目解説執筆、講演準備を行った。
      [研究協力者・サリクス・カンマーコア]レクチャーコンサートのリハーサルを4回実施し、この作品を「神々しい響き」であると評価した。

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    • パイプオルガンの秘密 ー華麗なる響きの源はどこに?ー

      日本学術振興会  ひらめきときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI 

      米沢陽子

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      2018年8月

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    • ザムエル・シャイトの複合唱音楽『カンツィオネス・サクレ』に関する研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

      鏑木 陽子, 大角 欣矢, 畑野 小百合, 科野 楓貴子, 木内 涼, 前田 皓生, 櫻井 元希, サリクス カンマーコア

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      2015年4月 - 2018年3月

      課題番号:15K02195

      担当区分:研究代表者 

      配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

      「ドイツオルガン音楽の父」ザムエル・シャイト(1587-1654)の声楽作品を紹介し、作曲家としてのシャイトを再評価するため『Cantiones Sacre』(1620年)について、以下の各項目を実施した。1.シャイト全集第4巻(1933年)のデジタル画像化、2.筆写譜の調査とデジタル画像化、3.歌詞対訳作成、4.作品研究(『Vater unser im Himmelreich』と『Christe, der du bist Tag und Licht』を中心に)、5.校訂譜の作成、6.校訂譜に基く演奏実践と録音、7.楽曲の伝承に関する調査。3から6までの成果はウェブにて公開を予定している。

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    • パイプオルガンわくわく体験!

      日本学術振興会  ひらめきときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI 

      米沢陽子

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      2016年7月 - 2016年8月

      担当区分:研究代表者 

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    社会貢献活動

    • 日曜青年教室「音楽」

      講師

      千代田区役所地域振興部生涯学習・スポーツ課管理係  2015年 - 現在

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    • 青少年講座「来て!見て!弾いて!パイプオルガン」

      講師, 実演

      八王子市役所 生涯学習スポーツ部  生涯学習センター川口分館  2021年8月30日

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      種別:セミナー・ワークショップ

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