日本語教育
社会言語学
語用論
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2023年4月 - 現在日本語教育センター(国際化推進機構) 特任准教授
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2020年4月 - 2023年3月日本語教育センター(国際化推進機構) 教育講師
2024/10/07 更新
日本語教育
社会言語学
語用論
人文・社会 / 日本語教育 / Japanese Applied Linguistics
待遇コミュニケーションにおける「丁寧さ」に関する考察
蒲谷宏, アドゥアヨム・アヘゴ希佳子, 任ジェヒ, 徳間晴美と, 共同執筆
待遇コミュニケーション研究21 82 - 100 2024年4月
日本語教育においてバリエーションを扱う必要性の再検討―社会言語能力と語用論的能力に注目して―
日本語・日本語教育 ( 7 ) 53 - 67 2024年3月
藤田恵,金庭久美子,小松満帆,任ジェヒ,小林友美,数野恵理,鹿目葉子,丸山千歌,池田伸子
日本語・日本語教育 ( 6 ) 131 - 146 2023年3月
日本語学習者におけるバリエーションの理解-人称表現のスタイル切り替えに対する理解を例に-
任ジェヒ
日本語・日本語教育 ( 6 ) 39 - 57 2023年3月
日本語学習者は雑談をどのように理解するか-話題を理解する過程に注目して-
任ジェヒ
日本語・日本語教育 ( 5 ) 153 - 169 2022年3月
韓国語を母語とする日本語学習者の読解における推測ストラテジー
野田尚史,任ジェヒ
日本語学研究70 39 - 57 2021年12月
バリエーション学習のあり方に関する一考察-日本語学習者による人称表現の使い分けを手がかりに-
任ジェヒ
日本語・日本語教育 ( 4 ) 89 - 109 2021年3月
新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴う日本語教育プログラムの対応-2020年度の立教大学日本語教育センターの取り組み-
藤田恵, 数野恵理, 金庭久美子, 任ジェヒ, 小林友美, 小松満帆, 池田伸子, 丸山千歌
日本語・日本語教育 ( 4 ) 1 - 20 2021年3月
日本語教育における「ことばの多様性」は何を目指すのか-学習・教育目的にみる適切さの意味から考える-
任ジェヒ
早稲田日本語教育学27 101 - 120 2019年12月
蒲谷 宏, 任 ジェヒ, 曺 旼永, 唐 暁詩, 平松 友紀, 溝井 真人, 柳 東汶
日本語学研究と資料42 1 - 17 2019年4月
待遇コミュニケーション教育の立場から見たコミュニケーション教育のあり方
平松 友紀, 任 ジェヒ, 蒲谷 宏
待遇コミュニケーション研究16 97 - 112 2019年2月
日本語教育におけるコミュニケーション教育の現状と目指すべきもの
任 ジェヒ, 平松 友紀, 蒲谷 宏
早稲田日本語教育学25 1 - 20 2018年12月
対称詞のバリエーションをめぐる研究の現状と展望 -複言語・複文化を射程に入れた日本語教育からのアプローチ-
任ジェヒ
日語日文学80 93 - 112 2018年11月
「個」へのアプローチによる対称詞の多様な「意味合い」ー大学生・大学院生における対称詞の使用意識からー
任ジェヒ
待遇コミュニケーション研究15 18 - 34 2018年2月
待遇コミュニケーション教育のあり方(Ⅱ)ー待遇コミュニケーション教育における今後の課題とは何かー
任ジェヒ, 平松友紀, 蒲谷宏
待遇コミュニケーション研究15 186 - 201 2018年2月
待遇コミュニケーション教育のあり方(Ⅰ)待遇コミュニケーション教育はどのように捉えられてきたのか
平松 友紀, 任 ジェヒ, 蒲谷 宏
待遇コミュニケーション研究15 170 - 185 2018年2月
待遇コミュニケーション教育のあり方(大会委員会企画)
蒲谷宏, 任ジェヒ, 平松友紀
待遇コミュニケーション研究15 168 - 169 2018年2月
待遇コミュニケーション学の位置づけーポライトネス理論との関連ー
任ジェヒ
待遇コミュニケーション研究14 44 - 58 2017年2月
待遇コミュニケーション学の位置づけ-関連する研究分野との関係-(大会委員会企画)
李址遠, 任ジェヒ, 金桂栄, 丁雪花, 蒲谷宏
待遇コミュニケーション研究14 ( 14 ) 18 - 23 2017年2月
LINEを介した非対面コミュニケーションにおける「二人称表現」の使用実態
任ジェヒ
日本語学 研究と資料39 ( 39 ) 24 - 41 2016年4月
実態調査からみた日常的個別概念としての「丁寧さ」
任ジェヒ
待遇コミュニケーション研究20 108 - 113 2023年4月
コミュニケーション行為の成立を可能にする【前提】とは何か
任ジェヒ
待遇コミュニケーション研究19 83 - 88 2022年4月
日研の専門家養成教育は実践にどう活かされたのか―留学生を対象とした日本語教育の実践例から― (【特集】早稲田の日本語教育専門家養成教育を振り返る) 招待有り
任ジェヒ
早稲田日本語教育学 ( 31 ) 21 - 26 2021年12月
日本語コミュニケーションのための読解教材の作成
野田, 尚史, 桑原, 陽子( 担当: 分担執筆)
ひつじ書房 2022年11月16日 ( ISBN:4823411218 )
韓国語を母語とする日本語学習者の聴解における困難点
2024年度日本語教育学会春季大会 2024年5月26日
「人生型の主体的な学び」につながる実践のあり方(話題提供)
任ジェヒ
日本語教育アクティブラーニング研究会(ALJE)第5回(2024年度) 2024年5月18日
待遇コミュニケーションにおける「丁寧さ」を考える
アドゥアヨム・アヘゴ希佳子、李址遠、任ジェヒ、徳間晴美、蒲谷宏
待遇コミュニケーション学会2022年秋季大会(15周年記念大会) 2022年10月22日
韓国語を母語とする日本語学習者の理解過程からみる母語話者の日本語文法 招待有り
任ジェヒ
NINJAL共同研究発表会・シンポジウム 2021年度「日本語文法研究のフロンティア―母語話者の日本語と学習者の日本語の対照研究を中心に―」 2022年2月26日
待遇コミュニケーションにおける理論的枠組みを考える
アドゥアヨム・アヘゴ希佳子, 李址遠, 任ジェヒ, 徳間晴美, 蒲谷宏
待遇コミュニケーション学会2021年秋季大会(第36回) 2021年10月23日
韓国語を母語とする日本語学習者の読解における推測ストラテジー
任ジェヒ, 野田尚史
第41回韓国日本語学会 連携協力研究会 合同学術大会 2020年9月19日
留学生の「その場にいない第三者についての談話」の理解―話題を特定する表現に注目して―
任ジェヒ, 三谷彩華
韓国日語教育学会・協働実践研究会(日本)協働開催2019年度(創立20周年)冬季国際学術大会(第36回) 2019年12月
日常生活における人称表現のバリエーション―学習者の用いる「人を呼びかける・指し示すことば」の記述を通して―(ポスター発表)
任ジェヒ
早稲田日本語教育学会 2019年9月
個人の多様性を重視する日本語教育研究の課題と方法論の検討
任ジェヒ
待遇コミュニケーション学会研究会 2019年6月
日本語教育における待遇コミュニケーション教育のあり方
平松友紀, 任ジェヒ, 蒲谷宏
日本語教育学会 2018年5月
日本語教育においてコミュニケーション教育が目指すもの
任ジェヒ, 平松友紀, 蒲谷宏, 李婷, 李址遠
早稲田日本語教育学会 2018年3月
待遇コミュニケーション教育のあり方
蒲谷宏, 任ジェヒ, 平松友紀
待遇コミュニケーション学会 2017年10月
二人称表現に対する日本語教育からのアプローチー先行研究における課題を踏まえてー
任ジェヒ
韓国日本語教育学会 2017年9月
日本語には「人を呼ぶ時のことば」がどうしてこんなに多い?
任ジェヒ
二ホンゴ探険2017― 1日研究員になろう! 国立国語研究所 2017年7月15日
「場と人間関係」に対する意識化を促すための教室活動に関する一考察ー初級日本語クラスの学習者へのインタビュー調査からー
任ジェヒ
日本語学 研究と資料の会 2017年7月
非対面コミュニケーションにおける場面認識ー自称詞と対称詞の使用に注目してー
任ジェヒ
大韓日語日文学会 2016年11月
待遇コミュニケーション学の位置づけーポライトネス理論との関連ー
任ジェヒ
待遇コミュニケーション学会 2016年10月
非対面コミュニケーションに見られる対称詞ーコミュニケーション主体の「きもち」に注目してー
任ジェヒ
待遇コミュニケーション学会 2016年4月
対称詞に見られる話者の意識と言語形式との関係ーLINEを媒介とした非対面コミュニケーションを中心にー
任ジェヒ
早稲田大学日本語教育学会 2015年9月
コミュニケーションにおける「対称詞」の使用ーその段階性に注目をしてー
任ジェヒ
日本語学 研究と資料の会 2015年7月
日本語学習者の多様な言語生活に対応したバリエーション教育開発のための基礎研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(20K13092)
任 ジェヒ
2020年4月 - 2023年3月
課題番号:20K13092
担当区分:研究代表者
配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )
日本語学習者の一層の多様化が見込まれる中、表現、理解すべきことばの多様性をいかに扱うかは重要な課題である。ことばの多様性は「バリエーション」の問題として言語教育の普遍的課題とされてきた。しかし、学習者の多様化が考慮されず、言語研究の成果をそのまま移行することが多かったことから、バリエーションの何をどのように扱うべきかが明確でないという指摘がある。本研究は、この課題を受け、日本語学習者の多様な言語生活・学習環境に対応できるバリエーション教育は何を学習項目として取り上げるべきかを追究し、学習者の多様な社会参加に役立つ日本語教育の具体的かつ新たな在り方の提案を最終目的とするものである。上記の目的のもと、次の4つのステップによる研究計画を立てた。ステップ1)日本語学習のニーズがある場面を学習環境別に把握すること。ステップ2)場面に応じて使い分けが行われている言語形式を把握すること。ステップ3)言語形式の使い分けに対する日本語学習者の使用意識や困難点を把握すること。ステップ4)学習環境間の共通性と学習環境別の個別性を考察し、学習者の社会参加に役立てること。
2020年度は、ステップ2)と3)を目的としたケーススタディとして、留学生の言語生活・学習環境を取り上げ、主に「表現」(産出)に注目して、日本語の使い分けに関する実態及び意識調査を実施した。その結果、種々の言語形式の使い分けに対する留学生の使用意識や困難点の把握は、産出と理解に対する総合的アプローチが必要であることが課題となった。
この課題を受け、2021年度は、留学生の「理解」に注目して、日本語の使い分けに関する実態及び意識調査を実施し、その成果の一部を下記の論文にまとめ、発表した。
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任ジェヒ、2022、「日本語学習者は雑談をどのように理解するか-話題を理解する過程に注目して-」、『日本語・日本語教育』、第5巻、153-169
「総合的コミュニケーション能力」の育成を目指す日本語教材開発のための理論構築
早稲田大学 特定課題研究助成費(若手・アーリーキャリア支援)
任ジェヒ
「待遇コミュニケーション教育」のための日本語教材開発の試み
早稲田大学 特定課題研究助成費(研究基盤形成)
任ジェヒ
対称詞を通した対人関係構築に関する一考察ー大学内の接触場面における使用実態よりー
早稲田大学 特定課題研究助成費(新任の教員等)
任ジェヒ
『国立国語研究所論集』査読協力者
2020年12月
ICPLJ11(日本語実用言語学国際会議)査読協力者
2020年9月
基盤研究(B)「聴解コーパスの構築による日本語学習者の聴解困難点と推測技術 の実証的研究」(研究代表者:野田尚史,2022年度~2025年度)研究協力者
ウェブ版日本語読解教材「日本語を読みたい!」作成