2024/12/06 更新

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イム ジェヒ
イム ジェヒ
YIM, Jaehee
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
日本語教育センター(国際化推進機構)
職名*
特任准教授
学位
博士(日本語教育学) ( 2020年7月   早稲田大学 ) / 修士(日本語教育学) ( 2015年3月   早稲田大学 ) / 学士(文学) ( 2013年3月   早稲田大学 )
研究キーワード
  • 日本語教育

  • 社会言語学

  • 語用論

  • 学内職務経歴*
    • 2023年4月 - 現在 
      日本語教育センター(国際化推進機構)   特任准教授
    • 2020年4月 - 2023年3月 
      日本語教育センター(国際化推進機構)   教育講師
     

    研究分野

    • 人文・社会 / 日本語教育  / Japanese Applied Linguistics

    経歴

    • 2023年4月 - 現在 
      立教大学   国際化推進機構 日本語教育センター   特任准教授

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    • 2020年4月 - 2023年3月 
      立教大学   国際化推進機構 日本語教育センター   教育講師

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    • 2018年4月 - 2022年3月 
      国立国語研究所   日本語教育領域   共同研究員

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    • 2019年4月 - 2020年3月 
      東洋大学国際教育センター   非常勤講師

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    • 2018年4月 - 2020年3月 
      早稲田大学大学院   日本語教育研究科   助手

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    • 2017年4月 - 2018年3月 
      国立国語研究所   日本語教育領域   非常勤研究員

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    • 2016年4月 - 2018年3月 
      早稲田大学日本語教育研究センター   非常勤インストラクター

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    • 2015年4月 - 2016年3月 
      東進ランゲージスクール   非常勤講師

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    • 2014年4月 - 2016年1月 
      早稲田大学高等学院   日本語非常勤講師

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    学歴

    • 2015年4月 - 2020年7月 
      早稲田大学大学院   日本語教育研究科博士後期課程

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    • 2013年4月 - 2015年3月 
      早稲田大学大学院   日本語教育研究科修士課程

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    • 2009年4月 - 2013年3月 
      早稲田大学   文化構想学部

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    • 2006年3月 - 2009年2月 
      大田外国語高等学校(Daejeon foreign language high school)

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    委員歴

    • 2020年4月 - 現在 
      待遇コミュニケーション学会   庶務委員

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    • 2015年10月 - 2020年3月 
      待遇コミュニケーション学会   大会委員

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    • 2015年4月 - 2018年4月 
      日本語学 研究と資料の会   編集委員

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    • 2015年8月 - 2015年10月 
      早稲田大学日本語教育学会   運営委員長

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    受賞

    • 2012年5月  
      早稲田大学  The 1st Waseda University Korea University Global Presentation Competition Competition 遠隔教育センター所長賞 
       
      任ジェヒ

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    論文

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    MISC

    • 実態調査からみた日常的個別概念としての「丁寧さ」

      任ジェヒ

      待遇コミュニケーション研究20   108 - 113   2023年4月

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    • コミュニケーション行為の成立を可能にする【前提】とは何か

      任ジェヒ

      待遇コミュニケーション研究19   83 - 88   2022年4月

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    • 日研の専門家養成教育は実践にどう活かされたのか―留学生を対象とした日本語教育の実践例から― (【特集】早稲田の日本語教育専門家養成教育を振り返る) 招待有り

      任ジェヒ

      早稲田日本語教育学 ( 31 ) 21 - 26   2021年12月

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    書籍等出版物

    • 日本語コミュニケーションのための読解教材の作成

      野田, 尚史, 桑原, 陽子( 担当: 分担執筆)

      ひつじ書房  2022年11月16日  ( ISBN:4823411218

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      総ページ数:280   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    講演・口頭発表等

    • 韓国語を母語とする日本語学習者の聴解における困難点

      2024年度日本語教育学会春季大会  2024年5月26日 

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      開催年月日: 2024年5月25日 - 2024年5月26日

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    • 「人生型の主体的な学び」につながる実践のあり方(話題提供)

      任ジェヒ

      日本語教育アクティブラーニング研究会(ALJE)第5回(2024年度)  2024年5月18日 

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    • 待遇コミュニケーションにおける「丁寧さ」を考える

      アドゥアヨム・アヘゴ希佳子、李址遠、任ジェヒ、徳間晴美、蒲谷宏

      待遇コミュニケーション学会2022年秋季大会(15周年記念大会)  2022年10月22日 

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    • 韓国語を母語とする日本語学習者の理解過程からみる母語話者の日本語文法 招待有り

      任ジェヒ

      NINJAL共同研究発表会・シンポジウム 2021年度「日本語文法研究のフロンティア―母語話者の日本語と学習者の日本語の対照研究を中心に―」  2022年2月26日 

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      会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

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    • 待遇コミュニケーションにおける理論的枠組みを考える

      アドゥアヨム・アヘゴ希佳子, 李址遠, 任ジェヒ, 徳間晴美, 蒲谷宏

      待遇コミュニケーション学会2021年秋季大会(第36回)  2021年10月23日 

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    • 韓国語を母語とする日本語学習者の読解における推測ストラテジー

      任ジェヒ, 野田尚史

      第41回韓国日本語学会 連携協力研究会 合同学術大会  2020年9月19日 

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    • 留学生の「その場にいない第三者についての談話」の理解―話題を特定する表現に注目して―

      任ジェヒ, 三谷彩華

      韓国日語教育学会・協働実践研究会(日本)協働開催2019年度(創立20周年)冬季国際学術大会(第36回)  2019年12月 

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    • 日常生活における人称表現のバリエーション―学習者の用いる「人を呼びかける・指し示すことば」の記述を通して―(ポスター発表)

      任ジェヒ

      早稲田日本語教育学会  2019年9月 

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      会議種別:ポスター発表  

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    • 個人の多様性を重視する日本語教育研究の課題と方法論の検討

      任ジェヒ

      待遇コミュニケーション学会研究会  2019年6月 

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    • 日本語教育における待遇コミュニケーション教育のあり方

      平松友紀, 任ジェヒ, 蒲谷宏

      日本語教育学会  2018年5月 

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    • 日本語教育においてコミュニケーション教育が目指すもの

      任ジェヒ, 平松友紀, 蒲谷宏, 李婷, 李址遠

      早稲田日本語教育学会  2018年3月 

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    • 待遇コミュニケーション教育のあり方

      蒲谷宏, 任ジェヒ, 平松友紀

      待遇コミュニケーション学会  2017年10月 

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    • 二人称表現に対する日本語教育からのアプローチー先行研究における課題を踏まえてー

      任ジェヒ

      韓国日本語教育学会  2017年9月 

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    • 日本語には「人を呼ぶ時のことば」がどうしてこんなに多い?

      任ジェヒ

      二ホンゴ探険2017― 1日研究員になろう! 国立国語研究所  2017年7月15日 

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    • 「場と人間関係」に対する意識化を促すための教室活動に関する一考察ー初級日本語クラスの学習者へのインタビュー調査からー

      任ジェヒ

      日本語学 研究と資料の会  2017年7月 

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    • 非対面コミュニケーションにおける場面認識ー自称詞と対称詞の使用に注目してー

      任ジェヒ

      大韓日語日文学会  2016年11月 

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    • 待遇コミュニケーション学の位置づけーポライトネス理論との関連ー

      任ジェヒ

      待遇コミュニケーション学会  2016年10月 

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    • 非対面コミュニケーションに見られる対称詞ーコミュニケーション主体の「きもち」に注目してー

      任ジェヒ

      待遇コミュニケーション学会  2016年4月 

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    • 対称詞に見られる話者の意識と言語形式との関係ーLINEを媒介とした非対面コミュニケーションを中心にー

      任ジェヒ

      早稲田大学日本語教育学会  2015年9月 

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    • コミュニケーションにおける「対称詞」の使用ーその段階性に注目をしてー

      任ジェヒ

      日本語学 研究と資料の会  2015年7月 

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    担当経験のある科目(授業)

    • 2024年4月 - 現在 
      社会の中の日本語 ( 立教大学 )

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    • 2023年9月 - 現在 
      多文化共生社会と大学 ( 立教大学 )

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    • 2023年4月 - 現在 
      Japanese Language & Japanese Culture ( 立教大学 )

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    • 2024年9月 
      日本語演習3b ( 立教大学 )

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    • 2023年4月 
      J6-3b作文 ( 立教大学 )

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    • 2021年10月 
      総合日本語4-6C ( 立教大学 )

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    • 2021年10月 
      J8ビジネスメールと文書 ( 立教大学 )

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    • 2021年9月 
      大学生の日本語D4&J4-3作文

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    • 2021年4月 
      J4-2読解 ( 立教大学 )

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    • 2021年4月 
      J3S(文法、聴解・会話、読解・作文) ( 立教大学 )

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    • 2021年4月 
      大学生の日本語B678(社営)&総合日本語6₋8B2 ( 立教大学 )

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    • 2020年9月 
      J3-2 作文 ( 立教大学 )

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    • 2020年9月 
      J5-1 文型・文法 ( 立教大学 )

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    • 2020年4月 
      J5-4b 聴解・会話 ( 立教大学 )

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    • 2020年4月 
      J3-1 文法 ( 立教大学 )

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    • 2020年4月 
      J1-5 読解・作文 ( 立教大学 )

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    • 2020年4月 
      J1-4 総合スキル ( 立教大学 )

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    • 2020年4月 
      J6-1 文型・文法 ( 立教大学 )

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    • 2020年4月 
      J7-4b 聴解・会話 ( 立教大学 )

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    • 2019年4月 
      Integrated Japanese ( 東洋大学 )

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    • 2019年4月 
      日本語 ( 東洋大学 )

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    • 2017年4月 
      入門日本語 ( 早稲田大学 )

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    • 2017年4月 
      短プロ(聞く・考える・話す)2 ( 早稲田大学 )

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    • 2016年4月 
      総合日本語1 ( 早稲田大学 )

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    所属学協会

    •  
      日本語学研究と資料の会

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    •  
      早稲田大学日本語教育学会

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    •  
      日本語用論学会

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    •  
      日本語教育学会

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    •  
      待遇コミュニケーション学会

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    •  
      日本語/日本語教育研究会

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    •  
      社会言語科学会

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    •  
      小出記念日本語教育学会

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    共同研究・競争的資金等の研究

    • 日本語学習者の多様な言語生活に対応したバリエーション教育開発のための基礎研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(20K13092) 

      任 ジェヒ

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      2020年4月 - 2023年3月

      課題番号:20K13092

      担当区分:研究代表者 

      配分額:4160000円 ( 直接経費:3200000円 、 間接経費:960000円 )

      日本語学習者の一層の多様化が見込まれる中、表現、理解すべきことばの多様性をいかに扱うかは重要な課題である。ことばの多様性は「バリエーション」の問題として言語教育の普遍的課題とされてきた。しかし、学習者の多様化が考慮されず、言語研究の成果をそのまま移行することが多かったことから、バリエーションの何をどのように扱うべきかが明確でないという指摘がある。本研究は、この課題を受け、日本語学習者の多様な言語生活・学習環境に対応できるバリエーション教育は何を学習項目として取り上げるべきかを追究し、学習者の多様な社会参加に役立つ日本語教育の具体的かつ新たな在り方の提案を最終目的とするものである。上記の目的のもと、次の4つのステップによる研究計画を立てた。ステップ1)日本語学習のニーズがある場面を学習環境別に把握すること。ステップ2)場面に応じて使い分けが行われている言語形式を把握すること。ステップ3)言語形式の使い分けに対する日本語学習者の使用意識や困難点を把握すること。ステップ4)学習環境間の共通性と学習環境別の個別性を考察し、学習者の社会参加に役立てること。
      2020年度は、ステップ2)と3)を目的としたケーススタディとして、留学生の言語生活・学習環境を取り上げ、主に「表現」(産出)に注目して、日本語の使い分けに関する実態及び意識調査を実施した。その結果、種々の言語形式の使い分けに対する留学生の使用意識や困難点の把握は、産出と理解に対する総合的アプローチが必要であることが課題となった。
      この課題を受け、2021年度は、留学生の「理解」に注目して、日本語の使い分けに関する実態及び意識調査を実施し、その成果の一部を下記の論文にまとめ、発表した。
      <BR>
      任ジェヒ、2022、「日本語学習者は雑談をどのように理解するか-話題を理解する過程に注目して-」、『日本語・日本語教育』、第5巻、153-169

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    • 「総合的コミュニケーション能力」の育成を目指す日本語教材開発のための理論構築

      早稲田大学  特定課題研究助成費(若手・アーリーキャリア支援) 

      任ジェヒ

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      2019年4月 - 2020年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 「待遇コミュニケーション教育」のための日本語教材開発の試み

      早稲田大学  特定課題研究助成費(研究基盤形成) 

      任ジェヒ

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      2019年4月 - 2020年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 対称詞を通した対人関係構築に関する一考察ー大学内の接触場面における使用実態よりー

      早稲田大学  特定課題研究助成費(新任の教員等) 

      任ジェヒ

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      2018年4月 - 2019年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    社会貢献活動

    • 『国立国語研究所論集』査読協力者

      2020年12月

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    • ICPLJ11(日本語実用言語学国際会議)査読協力者

      2020年9月

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    その他

    • 基盤研究(B)「聴解コーパスの構築による日本語学習者の聴解困難点と推測技術の実証的研究」(研究代表者:野田尚史,2022年4月– 2026年3月)研究協力者

      2022年4月
      -
      現在
       

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    • ウェブ版日本語読解教材「日本語を読みたい!」作成

      2017年5月
      -
      現在
       

      詳細を見る

      https://www.nihongo-tai.com/japanese/yomu/about.php

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    お問い合わせ先
    外部の方
    学内の方