文学研究科 史学専攻 博士課程後期課程
文学研究科 史学専攻 博士課程前期課程
教育史
科学史
公衆衛生史
医学史
ドイツ近現代史
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2020年4月 - 現在文学部 史学科 世界史学専修 特任准教授
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2020年4月 - 2023年1月文学研究科 史学専攻 博士課程前期課程 特任准教授
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2020年4月 - 2023年1月文学研究科 史学専攻 博士課程後期課程 特任准教授
2024/10/07 更新
教育史
科学史
公衆衛生史
医学史
ドイツ近現代史
国名: ドイツ連邦共和国
備考: 修士課程および博士課程
[German-Japanese scientific exchange in urology in the early 20th century]. 国際誌
T Halling, H Umehara, F Moll
Der Urologe. Ausg. A53 ( 1 ) 67 - 82 2014年1月
[From "schizophrenia" to "disturbance of the integrity of the self": causes and consequences of renaming schizophrenia in Japan in 2002]. 国際誌
H Umehara, H Fangerau, W Gaebel, Y Kim, H Schott, J Zielasek
Der Nervenarzt82 ( 9 ) 1160 - 8 2011年9月
空腹の十年 : 一九二〇年代のドイツ (特集 一九二〇年代再考)
梅原 秀元
軍事史学56 ( 4 ) 77 - 101 2021年3月
書評 エディス・シェファー著(山田美明訳)『アスベルガー医師とナチス 発達障害の一つの起源』(光文社、二〇一九年)
梅原 秀元, ウエハラ ヒデハル, Hideharu Umehara
史苑80 ( 1 ) 149 - 156 2020年2月
書評 『アフリカ眠り病とドイツ植民地主義 : 熱帯医学による感染症制圧の夢と現実』[磯部裕幸著]
梅原 秀元
ドイツ研究 = Deutschstudien ( 54 ) 78 - 81 2020年
第一次世界大戦における医学と兵士の体 : ドイツを事例に (特集 戦争と福祉)
梅原 秀元
軍事史学53 ( 4 ) 4 - 27 2018年3月
健康な子どもと健康な学校 : 19世紀から20世紀初頭におけるドイツの学校衛生の歴史研究をめぐって (特集 歴史認識の現在 : 理論と実証)
梅原 秀元
三田学会雑誌108 ( 1 ) 71 - 95 2015年4月
「治療と絶滅」から「過去との対話と改革」へ : 20世紀ドイツ精神医療史
梅原 秀元, シュムール ハンス-ヴァルター
日本医史学雑誌 = Journal of the Japanese Society for the History of Medicine59 ( 4 ) 547 - 563 2013年12月
19世紀後半ドイツにおける学校衛生 (特集 健康と衛生の社会史)
梅原 秀元
大原社会問題研究所雑誌 ( 488 ) 11 - 29 1999年7月
19世紀末プロイセンの工業都市デュースブルクにおける民衆学校
梅原 秀元
三田学会雑誌90 ( 4 ) 870(176) - 894(200) 1998年1月
「価値を否定された人々」 : ナチス・ドイツの強制断種と「安楽死」
中野, 智世, 木畑, 和子, 梅原, 秀元, 紀, 愛子
新評論 2021年10月 ( ISBN:9784794811929 )
Vögele, Jörg, Knöll, Stefanie, Noack, Thorsten( 担当: 分担執筆)
Springer VS 2016年 ( ISBN:9783658138745 )
歴史のなかの障害者
山下, 麻衣, 梅原, 秀元, 松井, 彰彦, 鈴木, 晃仁, 長廣, 利崇, 広瀬, 浩二郎, 大谷, 誠, 中野, 智世, 灘本, 昌久, 小林, 丈広, 藤原, 哲也( 担当: 分担執筆)
法政大学出版局 2014年2月 ( ISBN:9784588603341 )
Gesunde Schule und gesunde Kinder : Schulhygiene in Düsseldorf, 1880-1933
Umehara, Hideharu
Klartext 2013年 ( ISBN:9783837507157 )
近代ヨーロッパにおける身体と環境のエコノミー
日本学術振興会 科学研究費助成事業
春日 あゆか, 梅原 秀元, 高林 陽展, 東風谷 太一, 福元 健之
2022年4月 - 2026年3月
課題番号:22H00705
配分額:14040000円 ( 直接経費:10800000円 、 間接経費:3240000円 )
身体やその周辺環境に公権力が介入するあり方は、近代以降複雑化している。特に専門家の知識を主な根拠とし、人々が主体的に行動変容する(ことを期待する)介入のあり方は、人々の欲望と介入する側の思惑の一致によって社会に大きな変化をもたらしうる。ただし、そこにみられる権力関係は公権力と個人の二極だけで説明できるものではなく、様々な中間団体・組織が関与する。先行研究でも様々な中間団体・組織の関わりが論じられてきたが、本研究では、十分に研究がなされていない経済主体(ビジネス)を扱う。
2022年度は四年計画の初年度にあたった。計画では、それぞれが史料調査を行うなどして事例研究を進めることとなっている。計画通りにイギリス、ドイツ、ポーランドでそれぞれ史料調査を行い、ビジネスなどが人々の身体やその周辺環境に、食品や健康問題、環境問題を通じていかに介入したかに関連する史料を収集した。
また、それぞれの研究内容について議論するために、四度の研究会を開いている。それぞれの研究領域について、上述の課題と関連する先行研究を共有し、また事例研究を具体的にどのように進めていくかについて検討した。
先行研究を共有する過程で、共同研究者の間での理解を深め、また他の研究者に研究の必要性を認識してもらうためにも、本研究のテーマに関して共同でレビュー論文を執筆することとなり、準備を進めている。特に日本では、身体や環境への介入におけるビジネスの役割について、明示的に議論している研究はほとんどなく、関連文献についてまとめることは、身体や環境への介入についての議論を進めるうえで重要だろう。
仮設建造物の歴史ー19・20世紀ドイツにおけるバラック(木造仮設建造物)を例に
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
梅原 秀元
2020年9月 - 2022年3月
課題番号:20K22027
配分額:1820000円 ( 直接経費:1400000円 、 間接経費:420000円 )
助成2年度(2021年度)は、前年度から引き続き、バラック(野戦病院)に関連する領域として、19世紀から20世紀にかけてのドイツを中心に軍事史および病院史と軍陣医学(Military Medicine)の歴史研究の文献および同時代の関係する文献の調査を行った。前年度は、本研究が対象とするドイツについて第一次世界大戦期およびその前後の時期の軍陣医学・医療の歴史研究状況について確認した。本年度は、第一次大戦期の野戦病院についての最新研究であるAlina Enzenberger (2021)Uebergangsraeume. Deutsche Lazarette im Ersten Weltkrieg および、ドイツの仮設建造物史の数少ない研究であるAxel Dossmann et al (2006)Architektur auf Zeit. Baracken, Pavillions, Container を中心に本研究の研究状況の確認および一次史料調査に向けての調査を行った。
また、新型コロナ流行の世界的な流行の終息が見いだせなかったため、ドイツの公文書館に対して、大戦前のバラックについての一次史料の綴りの複写を依頼し、電子データで取り寄せを行って、ドイツでの現地調査が困難な状況下での史料調査・分析に踏み出した。綴り丸ごとの複写依頼になるため、どこまで収集できるかは未知数の部分があるが、調査の可能性を広げるものと考えている。
有力な先行研究および入手可能な史料の拡大をおこなって、本研究が前年度より対象としている第一次世界大戦前後の時期のバラック(野戦病院)についての調査を進めた。その際には、前年度における空間についての方法論的な作業とのすり合わせに留意して行った。
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
五百籏頭 薫, 箱石 大, 市川 智生, 稲吉 晃, 松澤 裕作, 浅田 進史, 山下 大輔, 福岡 万里子, 長沼 秀明, 小宮 一夫, 中澤 俊輔, 梅原 秀元, 松居 宏枝
2013年4月 - 2016年3月
課題番号:25301015
配分額:14040000円 ( 直接経費:10800000円 、 間接経費:3240000円 )
ドイツにある日本関係資料として、1100冊以上の簿冊の所在を確認し、そのうち250冊ほどのスキャン画像を取得した。その資料としての価値として、量的に膨大であることに加えて、下記のようなことを指摘できる。第一に、資料の保存が系統的であり、保存状況が良好であること、第二に、外務省以外の官庁においても日本関係の資料が豊富に残存していること、という二点において、高い価値を有するものと評価できる。
今後、日独関係及びそれに関連する外交・国家形成についての歴史研究に対し、多大の貢献を果たすものと期待できる。