2024/10/07 更新

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ヤマモト シュウゴ
山本 周吾
YAMAMOTO Shugo
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
経済学部 会計ファイナンス学科
経済学研究科 経済学専攻 博士課程前期課程
職名*
准教授
学位
博士(経済学) ( 神戸大学 )
研究テーマ*
  • 国際資本移動、外国為替相場、マクロ変数の相互の関係について実証分析を基に研究している。特に、アジア通貨危機、世界金融危機、欧州金融財政危機などのように、国際金融市場では多くの危機が頻発しているが、頑健な国際金融システムの構築に貢献できるような研究成果を目指している。

  • 研究キーワード
  • 国際マクロ経済学

  • 国際金融論

  • 学内職務経歴*
    • 2021年4月 - 現在 
      経済学部   会計ファイナンス学科   准教授
    • 2021年4月 - 現在 
      経済学研究科   経済学専攻 博士課程前期課程   准教授
     

    研究分野

    • 人文・社会 / 金融、ファイナンス

    受賞

    • 2018年2月  
      大阪銀行協会  平成29年度大銀協フォーラム研究支援 特別賞 
       
      山本周吾

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    • 2011年2月  
      大阪銀行協会  平成23年度大銀協フォーラム研究支援 優秀賞 
       
      山本周吾

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    論文

    • グローバル流動性と中国のドル建てオフショア債 ―FRBの金融引き締め政策と中国の不動産危機の影響― 招待有り

      山本周吾

      証券アナリストジャーナル62 ( 6 ) 16 - 25   2024年6月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:東京 : 日本証券アナリスト協会  

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      その他リンク: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I033571020

    • Banking Network Multiplier effects on cross-border bank inflows 査読有り

      Shugo Yamamoto

      INTERNATIONAL REVIEW OF ECONOMIC & FINANCE70   493 - 507   2020年11月

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      掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Elsevier BV  

      DOI: 10.1016/j.iref.2020.06.003

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    • Transmission of US financial and trade shocks to Asian economies: Implications for spillover of the 2007-2009 US financial crisis 査読有り

      Shugo Yamamoto

      NORTH AMERICAN JOURNAL OF ECONOMICS AND FINANCE27   88 - 103   2014年1月

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      記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:ELSEVIER SCIENCE INC  

      This paper describes an investigation of the transmission of US shocks to Asian economies with consideration of financial linkages and trade linkages. Using the sign restriction vector autoregression (VAR) approach during 2000-2012, our empirical results can be summarized as follows. First, both US financial and trade linkages exert a significant impact on production in Asian economies. Second, through both financial and trade linkages, US spillover shocks account for around 50% of the production fluctuation in Asian economies. Third, during the episodes of 2007-2009 US financial crisis, the impact of financial shocks is greater than that of trade shocks. Results suggest that (i) Asian economies are not decoupled with US; and (ii) different from conventional findings, financial linkages between US and Asian economies are strong, especially for highly developed Asian economies. Therefore, investors and policymakers of Asian economies should take account of US financial conditions. (C) 2013 Elsevier Inc. All rights reserved.

      DOI: 10.1016/j.najef.2013.12.002

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    • Structural Change in the External Balances Response to Macroeconomic Policies:Persepective from a Two-Sector New Open Economy Macroeconomic Model 査読有り

      Shugo Yamamoto

      REVIEW OF INTERNATIONAL ECONOMICS21 ( 5 ) 1021 - 1031   2013年11月

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      記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

      DOI: 10.1111/roie.12087

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    • Sudden stop and trade balance reversal after Asian crisis: Investment drought impact versus exchange rate depreciation 査読有り

      Shugo Yamamoto

      JOURNAL OF POLICY MODELING35 ( 5 ) 750 - 765   2013年9月

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      記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:ELSEVIER SCIENCE INC  

      After the Asian crisis in 1997, the respective trade balances of Indonesia, Korea, Malaysia, and Thailand reversed suddenly from deficit to surplus. By particularly addressing the sudden cessation of investment caused by the financial crisis, it is demonstrated that the IS balance adjustment dominates real exchange rate depreciation, indicating that to reform the large external imbalance of Asian countries, which is a major component of global imbalance, policymakers should target domestic absorption. Furthermore, it can be demonstrated that the large trade balance surplus of Asian countries will decrease along with recovery. Finally, policy implications related to the recent Euro crisis are provided. (C) 2013 Society for Policy Modeling. Published by Elsevier Inc. All rights reserved.

      DOI: 10.1016/j.jpolmod.2013.04.002

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    • 日本におけるバラッサ・サミュエルソン効果の構造変化 査読有り

      山本周吾

      金融経済研究 ( 35 ) 1 - 15   2013年4月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

      添付ファイル: full-paper35jp-yamamoto.pdf

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    MISC

    • コロナ禍での政府支援策が山口県の観光・娯楽産業の雇用に与える効果の分析 査読有り

      山本周吾, 諏訪 竜夫, 加藤 真也

      山口学研究4   48 - 59   2024年7月

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      担当区分:筆頭著者  

      添付ファイル: 571f38965b2940a5610079f08f9b5c05.pdf

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    • Global Liquidity,Offshore Bond Issuance and Shadow Banking in China

      山本周吾

      神戸大学 Discussiton Paper   2020年7月

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      掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

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    • タイ洪水の関西経済への影響:実証分析によるサプライチェーンの検証

      山本周吾

      APIR Trend Watch ( 3 )   2012年1月

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      掲載種別:機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等  

      添付ファイル: 301.pdf

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    • 阪神・淡路大震災の復興の検証と教訓-神戸港の事例から-

      山本周吾

      関西経済白書-つながる関西パワーで新たな日本へ-   40 - 44   2011年9月

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      記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)  

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    書籍等出版物

    • グローバル・マネーフローの実証分析

      山本周吾( 担当: 分担執筆 ,  範囲: ユーロ圏の隠れた救済メカニズム(第4章))

      ミネルヴァ書房  2014年4月 

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    講演・口頭発表等

    • IFABS 2019 Angers Conference 国際会議

      山本周吾

      2019年6月30日 

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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    • 第92回 Western Economic Association International 国際会議

      山本周吾

      2017年6月30日 

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

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    所属学協会

    共同研究・競争的資金等の研究

    • 邦銀のドル調達問題に着眼したグローバル流動性の不安定性の解明

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

      山本 周吾

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      2021年4月 - 2025年3月

      課題番号:21K01580

      担当区分:研究代表者 

      配分額:4030000円 ( 直接経費:3100000円 、 間接経費:930000円 )

      2021年度は文献の整理と収集を主におこなった。また、2022年度から実際にデータベースを基に実証分析を開始するが、必要なデータベースに関する調査もおこなった。具体的には、CRANE DATA を使用する予定である。このデータベースにはMMFに関する詳細なデータが含まれている。この研究のテーマである「邦銀のドル調達問題」を考える上でMMFは重要な要である。
      通常、邦銀はドルを調達する際に、ドル建ての預金で調達ができなかったギャップをドルの短期金融市場で調達する。そして、MMFはドルの短期金融市場において、重要な資金提供者となっている。しかし、2007-8年の世界金融危機以降の国際金融規制によって、邦銀はMMFからのドルの調達が困難になった。そのために、邦銀は為替スワップ市場に過度に依存するようになって、カバー金利平価が成立しなくなったのである。
      多くの先行研究は世界金融危機以降の国際金融規制の影響や、ドルの調達問題を実証分析するために上記のデータベースを使用しており、本研究もそれに倣い、このCRANE DATAを使用する予定である。

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    • 新型コロナ危機の緊急経済対策による「生活娯楽関連サービス」への影響に関する調査

      全国銀行学術研究振興財団 

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      2022年2月 - 2024年2月

      担当区分:研究代表者 

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    • ネットワーク効果を考慮したグローバル資本移動の実証分析

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

      山本 周吾

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      2018年4月 - 2022年3月

      課題番号:18K01689

      担当区分:研究代表者 

      配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

      まず、報告に関する研究成果について述べる。2019年6月に IFABS 2019 Angers Conference (於、ESSCA School of Management - Angers, France)にて“Offshore Bond Issuance and Noncore Liability in China”というタイトルで研究報告をおこなった。そのセッションではアイルランドとポーランドの中央銀行のエコノミストが参加しており、国際金融の喫緊の課題である新興国のグローバル流動性について活発なディスカッションをおこなった。次に、2019年11月に第3回RESSU -Research in Economics & Social Scienceで研究報告をおこなった。先述した2019年6月に報告したものをベースに改良したものを報告した。滋賀大学で開催されたが、国際カンファレンスであったので、Seoul National UniversityのAhn, Jae Bin氏と有意義なディスカッションをおこなうことができた。以上の国際カンファレンスでの研究報告によって有意義なコメントを多数頂戴することができて、現在、それらを基に論文を修正して海外の査読付きジャーナルに投稿している。
      次に、研究成果に関して述べる。この科研のコアとなる論文が海外の査読付き雑誌への掲載が決定した。具体的には、まだforthcomingの段階であるが、“Banking Network Multiplier Effects on Cross-Border Bank Inflows”という論文がInternational Review of Economics and Financeにアクセプトされた。

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    • グローバルインバランス及び過剰流動性の調整と国際金融システムの安定化

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B) 

      山本 周吾

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      2014年4月 - 2018年3月

      課題番号:26780186

      担当区分:研究代表者 

      配分額:2730000円 ( 直接経費:2100000円 、 間接経費:630000円 )

      本研究では、国際金融システムの安定化のための制度設計に関わる基礎的な分析をおこなった。その際に、本研究では特にグローバル流動性及び過剰流動性の国境を超えるspillover効果に注目して実証分析をおこなった点に大きな特徴がある。研究成果は大きく分類して以下の2点にまとめることができる。1つ目は、国際銀行ネットワーク効果を通じたグローバル流動性及び過剰流動性の増幅効果の証明、2つ目は金融危機の原因とされているnon-core liabilityの欧州内でのspillover効果の証明である。なお、これらの研究成果は海外の査読付き雑誌に現在投稿中である。

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    • グローバルインバランスは政策的に制御可能か

      科学研究費補助金(基盤B) 

      藤田誠一

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      2012年4月 - 2014年3月

      資金種別:競争的資金

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