2024/11/21 更新

写真b

ババ ダイスケ
馬場 大介
BABA Daisuke
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
外国語教育研究センター
職名*
教育講師
学位
博士(文学) ( 2019年3月   立教大学 ) / 修士(文学) ( 2015年3月   立教大学 ) / 学士(文学) ( 2013年3月   立教大学 )
研究キーワード
  • ドイツ文学

  • 日本文学

  • 比較文学

  • 学内職務経歴*
    • 2021年4月 - 現在 
      外国語教育研究センター   教育講師
    プロフィール

     

    ★2019年以降の論文には、日本語と英語の要旨をつけています★

    ★Papers from 2019 onwards will have abstracts in both English and Japanese★

     

     

     

    研究分野

    • 人文・社会 / ヨーロッパ文学

    • 人文・社会 / 日本文学

    経歴

    • 2024年10月 - 現在 
      新潟大学   人文学部   非常勤講師

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      国名:日本国

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    • 2021年4月 - 現在 
      立教大学   外国語教育研究センター   教育講師(ドイツ語担当)

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      国名:日本国

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    • 2019年4月 - 2024年9月 
      立教大学   文学部   兼任講師

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      国名:日本国

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    • 2019年4月 - 2021年3月 
      東京都立大学   人文社会学部   非常勤講師

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    学歴

    • 2015年4月 - 2019年3月 
      立教大学   文学研究科   ドイツ文学専攻博士課程後期課程

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      国名: 日本国

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    • 2016年4月 - 2016年7月 
      ボン大学   ゲルマニスティク・比較文学・比較文化学研究所

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      国名: ドイツ連邦共和国

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    • 2013年4月 - 2015年3月 
      立教大学   文学研究科   ドイツ文学専攻博士課程前期課程

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      国名: 日本国

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    • 2008年4月 - 2013年3月 
      立教大学   文学部   文学科ドイツ文学専修

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    • 2010年10月 - 2011年6月 
      ベルリン・フンボルト大学   第一哲学部   歴史学科

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      国名: ドイツ連邦共和国

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    委員歴

    • 2015年4月 - 現在 
      立教大学ドイツ文学会   役員

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      団体区分:その他

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    • 2021年6月 - 2023年5月 
      日本独文学会   庶務委員

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      団体区分:学協会

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    • 2015年9月 - 2022年3月 
      日本独文学会   ドイツ語論文執筆ワークショップ実行委員

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      団体区分:学協会

      第一期:2015年9月〜2016年3月、第二期:2019年9月〜2020年3月、第三期:2021年7月〜2022年3月

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    受賞

    論文

    • A Boundary of National Identity Discourse: Karl Florenz’s Strategy for the Historical Writing of Japanese Literature 査読有り 国際誌

      Daisuke Baba

      Journal of Foreign Language Education and Research3   3 - 16   2022年12月

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      記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:立教大学外国語教育研究センター  

      ナショナル・アイデンティティをめぐるディスクールの境界
      カール・フローレンツの日本文学史記述の戦略

      本論文では、明治時代の日本文学研究の伝統が、ドイツ出身の日本学者、カール・フローレンツ(1865-1939)に与えた学術的影響に目を向けている。1888年に来日したフローレンツは、1889年から1914年まで(東京)帝国大学のドイツ文学科で教鞭をとった。この時期に彼は、ドイツ語圏の学術に関心を持っていた日本人と交流を深めることで、日本文学についての広範な知識を習得し、その成果として『日本文学史』(1906)を完成させた。彼はこの文学史を、長期的な研究協力者であった国文学者、芳賀矢一(1867-1927)の『国文学史十講』(1899)と、イギリス人の日本語学者、ウィリアム・G・アストン(1841-1911)の『日本文学史』(1899)の記述内容を参照して書き上げた。本稿の論述は、フローレンツが文学史の起草にあたりどのような状況に置かれていたのか、さらに芳賀とアストンの文学史の記述内容をどのように変形したのか、その結果としてフローレンツの文学史がどのような特徴を帯びるに至ったのかという問題を扱っている。
      本論は、日本語とドイツ語の関連文献を踏まえて、フローレンツの日本文学研究の状況を整理することから出発している。それから、芳賀、フローレンツ、アストンの文学史の構造を比較している。その上で、これらの文学史の成立に共通した背景として、1880年代の日本において本格化する文明論に基づく文学観の形成に言及する。以上を踏まえ、フローレンツが進歩を前提とするイギリス型の文明論の記述様式を、繁栄と衰退という歴史的推移のモデルに基づくドイツ型の記述様式へと書き換えている点を、『日本文学史』の本文に基づき明らかにしている。結論では、フローレンツの文学史を、文学史記述を通じて「国民」を創出しようとした日独のディスクールに位置づける。この位置づけにおいて、彼の文学史記述が、日独両方の言説的影響を受けながらも、いずれのナショナル・アイデンティティのあり方にも回収されていない点を指摘している。

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    • Selektive Einführung eines klassischen Rahmens. Yaichi Hagas Literaturgeschichtsschreibung, eingebettet in die Institutionalisierung der japanischen Literaturforschung 招待有り 査読有り 国際誌

      Daisuke Baba

      Wissen über Wissenschaft. Felder – Formation – Mutation. Festschrift für Ryozo Maeda zum 65. Geburtstag   55 - 70   2021年5月

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      記述言語:ドイツ語   掲載種別:論文集(書籍)内論文   出版者・発行元:Stauffenburg  

      古典の枠組みの選択的導入
      日本文学研究の制度化へと組み込まれる芳賀矢一の文学史記述

      本論文では、ドイツ語圏の学術が、明治時代の日本でどのように取り入れられたのかという問題に取り組んでいる。その実例として、国文学の創始者として知られる芳賀矢一(1867-1927)と、彼の代表的著作『国文学史十講』(1899)に目を向けている。芳賀がこの著作を、英語圏とドイツ語圏の文学史の記述方法を参照して起草したことは、先行研究ですでに指摘されてきた。ただし、芳賀がその方法のすべてを一方的に受容したのではなく、何らかの取捨選択を行っていたことに関しては、これまで具体的に検討されてこなかった。本論文では、芳賀が行ったドイツ語圏の文学理論の取捨選択について、(東京)帝国大学のドイツ文学科で教師を務めたカール・フローレンツ(1865-1939)の『日本文学史』(1906)を手がかりに考察を進めている。
      本論では、芳賀の経歴を概観し、彼がフローレンツの日本文学研究の主要な協力者として、その内容を把握していた可能性が高いことをまず指摘する。そのうえで、フローレンツの『日本文学史』の記述で中核をなす「古典(Klassik/klassisch)」の概念が備えるドイツ語に特有の側面を、芳賀が意識的に採用しなかった可能性を追求している。その際、両者の文学史記述の分析を通じて、芳賀がフローレンツの「古典」の概念を、ある側面では採用し、別の側面では採用していない点を検証する。さらに、芳賀のこうした選択的導入の背景として、彼の研究を指導した国学者、小中村清矩(1822-1895)が主導した1870年代から1880年代にかけての明治国学の制度編成を考察している。具体的には、「古典」の概念がまだ認知されていなかったこの時期に、ヨーロッパの古典の概念に対応しうる日本文学の規範的枠組みが、漢文学との分離を通じて形成されていったプロセスを記述している。結論では、芳賀矢一がこの制度編成に従って古典の枠組みを選択的に導入した結果、現代の日本文学研究の基盤をなす「古典文学」の枠組みが形成されていったことを論じている。

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    • Analogisches Denken zur Hybridität. Karl Florenz’ Geschichte der japanischen Litteratur im Austausch der deutschen und der japanischen Literaturforschung 査読有り 国際誌

      Daisuke Baba

      Neue Beiträge zur Germanistik19 ( 161 ) 119 - 137   2021年3月

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      記述言語:ドイツ語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Japanische Gesellschaft für Germanistik; Iudicium  

      ★この論文は、2023年6月に「第20回日本独文学会・DAAD賞」を受賞した★

      ハイブリッド性へと至るアナロギー的思考
      日独の文学研究の交流におけるカール・フローレンツ『日本文学史』

      この論文では、19世紀末の日本とドイツ語圏の学術交流のあり方を主題とし、(東京)帝国大学ドイツ文学科教師、カール・フローレンツ(1865-1939)と彼の代表的著作、『日本文学史』(1906)に焦点を当てている。フローレンツは、日本人の協力者を通じて広範かつ詳細な日本文学の知識を習得した。そして、彼はこの知識をドイツ文学史の記述方法に基づき整理し、『日本文学史』を執筆した。多くの先行研究は、フローレンツを日独の学術交流の功労者と見なし、この文学史の記述内容を踏まえて彼の意義を評価してきた。これに対して、本論文の序論では、『日本文学史』を、日独の文学研究の要素がフローレンツによって組み合わされたハイブリッドな著作と仮定し、日独の学術的接触の事例として検討する方針を打ち出している。
      本論では、まずフローレンツの経歴を概観し、彼の日本文学研究が日本人の協力者に長期的に依存していた状況を指摘する。つぎに『日本文学史』の構成を、フローレンツ自身が参照したと考えられるヴィルヘルム・シェーラー(1841-1886)の『ドイツ文学史』(1883)の構成と比較し、その記述上の並行関係を裏付ける。そのうえで、フローレンツが、『万葉集』は日本の民族精神が有する男性的な内容を豊富に含んでいると評価する一節を分析する。この評価の背景で、彼がシェーラーのドイツ文学史記述と、日本人協力者から伝えられた国学者の賀茂真淵(1697-1769)の文学論との間に、類似性と相違点を見出していることを明らかにする。結論では、フローレンツが日独の文学研究の伝統を合体させる際に見出したアナロギー的視点の問題を議論している。

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    • Ausschließender Einschluss der japanischen Literatur in die deutsche Literaturgeschichtsschreibung. Analogisches Denken in Karl Florenz’ Geschichte der japanischen Litteratur 国際誌

      Daisuke Baba

      Einheit in der Vielfalt? Germanistik zwischen Divergenz und Konvergenz   146 - 154   2021年1月

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      記述言語:ドイツ語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)   出版者・発行元:Iudicium  

      日本文学のドイツ文学史記述への排除的包摂
      カール・フローレンツ『日本文学史』における類比的思考

      この小論考では、日独の文学研究における交流を、「排除と包摂」という視点から考察している。その具体例として、カール・フローレンツの『日本文学史』を扱う。まず、この文学史に、日独の文学研究の要素が流れ込んでいるという仮説から出発する。その上で、この両方の要素を選別するにあたり、フローレンツの類似性と相違点を見出すアナロギー的思考が、決定的な役割を果たしていることを指摘する。その際、彼が日本文学とドイツ文学史記述におけるどのような要素を、包摂あるいは排除しているのかが問題となる。日独の伝統における「国(民)文学」(Nationallitteratur)という概念の並行した形成について確認した上で、フローレンツの文学史と、彼が参照したと思われるヴィルヘルム・シェーラー(1841-1886)の『ドイツ文学史』(1883)の構成を分析する。結論として、平安時代・中世における日独の宮廷文学に、国民精神の自己形成の結実を見出すフローレンツのアナロギー的思考において、漢文やラテン語で書かれた文学作品が排除されていることを指摘している。

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    • „Fremdartige“ Literatur in der „gewöhnlichen“ Literaturgeschichtsschreibung. Karl Florenz’ Geschichte der japanischen Litteratur aus wissenschaftsgeschichtlicher Perspektive 査読有り 国際誌

      Daisuke Baba

      Religiöse Erfahrung – Literarischer Habitus1   286 - 297   2020年12月

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      記述言語:ドイツ語   掲載種別:論文集(書籍)内論文   出版者・発行元:Iudicium  

      〈馴染みのある〉文学史記述における〈異質な〉文学
      カール・フローレンツ『日本文学史』を学問史的に考察する

      この論文の目的は、『日本文学史』(1906)の成立を可能にした学術的伝統を、日独の両面から把握することにある。明治時代に来日したドイツ人教師、カール・フローレンツ(1865-1939)は、日本人の協力者を得て日本文学を研究し、その成果をドイツ文学史の記述方法に基づき整理した。その成立背景を、18世紀以降から明治時代までの国学と19世紀のゲルマニスティク(文学作品のテクストを主な対象としたドイツ語の研究)を視野に収めて追求している。この日独両方の伝統において、①外国語に対して音声面に独自性を認めようとする自国語という考え方(賀茂真淵、ヤーコブ・グリム)、②外国語のテクストを通じた文献学的研究方法の開発(契沖、カール・ラッハマン)、および③そうした研究成果の蓄積、④韻文と散文で構成される文学作品の総合的提示(本居宣長、19世紀のドイツ文学史家)という動向が、並行して浮上してくる点を見出している。上記の並行関係が、フローレンツだけでなく、同時代の国文学者がドイツ語圏の研究方法を選択的に日本文学研究に導入することを可能にした条件であると結論づけている。

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      その他リンク: https://www.iudicium.de/katalog/86205-330.htm

    • 日本とドイツにおけるカール・フローレンツの経歴と状況 査読有り

      馬場大介

      人文学報516 ( 14 ) 1 - 24   2020年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:首都大学東京人文科学研究科  

      この論文は、日本のドイツ文学およびドイツの日本学の創設父とされるカール・フローレンツ(1865-1939)についての伝記的研究である。フローレンツについての先行研究を整理した上で、日本とドイツ語圏における彼の足跡を、日本語とドイツ語の資料に基づき、可能な限り詳細に辿っている。彼の足跡は、来日前(1865-1888)、来日中(1888-1914)、第一次世界大戦下(1914-1919)、大戦後(1919-1939)に分けて解説している。来日前については、彼がライプツィヒとベルリンで、どのように日本語・日本文化を学んだのかが問題になる。来日中については、フローレンツのドイツ文学科教師としての仕事ぶりに焦点を当てている。さらに、第一次大戦下でフローレンツがドイツ語圏初の日本学教授として行った講演に基づき、彼が置かれていた当時の状況を推測している。大戦後については、彼がハンブルク大学の教授として担当していた講座、またナチス政権下で追い込まれていた苦境を明らかにしている。

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    • カール・フローレンツの日本文学研究の状況

      馬場大介

      ヴォルト ( 40 ) 13 - 22   2019年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:立教大学ドイツ文学研究室  

      この論文では、明治・大正時代に日本に滞在したドイツ人東洋言語研究者、カール・フローレンツ(1865-1939)が、来日中にどのように日本文学を研究していたのかという問題に取り組んでいる。1883年から1886年まで、ライプツィヒ大学でサンスクリット文献学を学んだフローレンツは、1888年から1914年までは(東京)帝国大学のドイツ文学科で、1914年から1937年まではハンブルク大学(旧ハンブルク植民地研究所)の日本学科で教鞭をとった。この稀有な経歴から、フローレンツは、日独交流の歴史において文学研究の近代化の功労者に位置づけられている。このコンテクストで、フローレンツが執筆した日本文学関連の著作は、彼の独力による労作と見なされてきた。しかし、フローレンツは日本について情報が乏しかった時代において、親しく接していた日本人から協力を得て、日本文学についての知識を収集していた。本論文では、フローレンツの手稿が失われている現状を踏まえて、その具体的な研究状況を、彼についての先行研究と日本人関係者の証言に依拠して再構成している。

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    • ドイツ語圏の自国文学理解:カール・フローレンツ『日本文学史』の学問史研究

      馬場大介

      ヴォルト ( 38 ) 69 - 90   2017年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:立教大学ドイツ文学研究室  

      この論文では、カール・フローレンツ(1865-1939)が『日本文学史』(1906)を起草するにあたり、先行する日独の文学史をどのように参照したのかという問題を扱っている。フローレンツについての先行研究を整理した上で、彼が著名なドイツ文学史の記述方法と国文学者の日本文学の知識を組み合わせて『日本文学史』を執筆したという仮説を提示する。この仮説を検証するため、フローレンツの文学史の内容・記述方法を紹介した上で、彼が参照したと思われるゲオルク・ゴットフリート・ゲルヴィーヌス(1805-1871)の『ドイツ人の詩的国民文学の歴史』(1835-1842)、ヴィルヘルム・シェーラー(1841-1886)の『ドイツ文学史』(1883)、芳賀矢一(1867-1927)の『国文学史十講』(1899)を分析している。その結果、フローレンツが、芳賀の国文学史が用意した日本文学の知識のひな型をおおむね踏襲しつつ、このひな型を、ゲルヴィーヌスとシェーラーの文学史記述に典型的な概念、古典性、栄枯盛衰、男性性・女性性に基づき、『日本文学史』として再構築した可能性を見出している。

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    • Super-GAUの表象:ドイツ・マスメディアの原発事故報道を意味論的に分析する

      馬場大介

      ヴォルト ( 36 ) 27 - 39   2015年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)   出版者・発行元:立教大学ドイツ文学研究室  

      この論文の主題は、ドイツの主要なマスメディアが発信した「フクシマ(Fukushima)」という語が持つイメージである。2011年3月11日の東北大震災の直後、一連の報道に見られる「フクシマ」は、多くの場合、福島という地名よりも、「福島で起こった原発事故」を指している。そのイメージについて、この語とともに報道記事の中で頻出する「ズーパーガウ(Super-GAU)」(GAUは「予想される最大の事故」という意味を持つ)と「チェルノブイリ(Tschernobyl)」に注目して論じている。このコンテクストにおいて、事故が起こる可能性に対して人間がとる「沈黙という行為(verschweigen)」、事故発生の危険性は完全には否定できないことを意味する「残余リスク(Restrisiko)」、事故がもたらす災害は「制御不可能(unbeherrschbar)」とする思考が、浮かび上がってくる。以上の3点を踏まえて、原発事故は、安全に対するずさんな行動に起因する人災となることを避けられないという認識を、テクノロジーとしての原子力をめぐる議論において「フクシマ」が帯びるイメージの一端として結論づけている。

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    MISC

    • 受賞の弁(ドイツ語論文部門) 招待有り

      馬場大介

      ニュースレター2023 秋号   36 - 36   2023年9月

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      記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)   出版者・発行元:一般社団法人 日本独文学会  

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    • 2021年度ドイツ語論文執筆ワークショップ開催報告

      馬場大介

      ニュースレター2022年春号   34 - 35   2022年4月

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      記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)   出版者・発行元:日本独文学会  

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    • 著書の出版と岩﨑奨学金 招待有り

      馬場大介

      日本独文学会ウェブサイト:文化コラム   1 - 4   2021年4月

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      記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)   出版者・発行元:日本独文学会  

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    • 近代日本文学史記述のひとつの複合的起源:カール・フローレンツ『日本文学史』における日独の学術文化接触 査読有り

      馬場大介

      立教大学博士(文学)学位請求論文   1 - 154   2019年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:その他  

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    • ドイツの記憶文化:ダッハウ強制収容所の再建の歴史

      Aspekt : 立教大学ドイツ文学論集 ( 52 ) 14 - 15   2018年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

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    • 文化学の対象としての定期刊行誌:プラハの『モデルニー・レビュー』を例に

      Aspekt : 立教大学ドイツ文学論集 ( 51 ) 25 - 26   2017年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

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    • ドイツ語圏の中世音楽:どのように譜面から再現されるのか

      Aspekt : 立教大学ドイツ文学論集 ( 51 ) 21 - 23   2017年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

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    • Super-GAUの表象:ドイツの原発事故報道を意味論的に分析する 査読有り

      Herder-Studien:ヘルダー研究 ( 21 ) 183 - 185   2016年8月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)  

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    • Was Fukushima in den deutschen Leitmedien symbolisiert: Diskursanalytisch orientierte Untersuchung eines Artikels aus der Zeitung „Die Welt“ 査読有り

      Daisuke Baba

      立教大学修士(文学)学位請求論文   1 - 67   2015年3月

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      記述言語:ドイツ語   掲載種別:その他  

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    • 文化と概念 : ティルマン・ボルシェ教授講演会報告

      馬場 大介

      Aspekt : 立教大学ドイツ文学論集 ( 47 ) 63 - 66   2013年3月

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      記述言語:日本語   掲載種別:速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)   出版者・発行元:立教大学ドイツ文学研究室  

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    書籍等出版物

    • 彷徨する宗教性と国民諸文化: 近代化する日独社会における神話・宗教の諸相 (アジア遊学)

      馬場大介( 担当: 共訳 ,  範囲: 国民の人格としての生きる過去:昭和初期フェルキッシュ・ナショナリズムにおける『神皇正統記』とヘルマン・ボーネルによる『第三帝国』との比較)

      勉誠社  2024年2月20日  ( ISBN:4585325395

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      総ページ数:256   担当ページ:44-78   記述言語:日本語 著書種別:学術書

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    • 近代日本文学史記述のハイブリッドな一起源: カール・フローレンツ『日本文学史』における日独の学術文化接触

      馬場大介( 担当: 単著)

      三元社  2020年12月20日  ( ISBN:4883035190

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      総ページ数:324   記述言語:日本語 著書種別:学術書

      本書は、日独の学術交流における接触という側面を主題としている。具体的な論述対象として、日本のドイツ文学とドイツの日本学の開祖とされる帝国大学教師のカール・フローレンツ(1865–1939)が、来日して18年目に刊行した『日本文学史』(1906)を扱っている。この文学史の記述を検証し、フローレンツの同僚や弟子にあたる日本人の協力がもたらした国学・国文学の知識と、彼自身が習得していたドイツ文学史の記述方法・言語研究の概念が、どのように混ざり合い、変形していくのかを論じている。その際、フローレンツが日本文学とドイツ文学の間で見出している類似性と相違点が、彼が日独のどのような要素を取捨選択しているのかを解釈する鍵になる。 本書は、日独のフローレンツ研究を整理し、ポストコロニアルの文化論としての立場を打ち出した序論にくわえ、4章で構成される。第1章では、フローレンツの経歴、日本人による研究協力、明治時代の日本文学史起草の動向について記述している。第2章では、『日本文学史』のコンセプトと時代別の記述を追跡しつつ、フローレンツが文学作品を具体的に評論している箇所を、日独の学術的伝統に属する言説に関連づけて論じている。第3章では、このハイブリッドな文学史記述の成立に関わる限りで、19世紀のドイツ・ゲルマニスティク、フローレンツが来日前に学んだライプツィヒ大学の東洋言語研究科、明治時代の国学をめぐる理論・制度史を素描している。第4章では、論述全体を総括し、現代の日本文学研究の起源に関わる日独のハイブリッドな動向を解釈する意義を、学際的に問うている。

      CiNii Books

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    講演・口頭発表等

    • 『万葉集』のドイツ語訳の行方:藤代禎輔、カール・フローレンツ、ヤン・ローデウェイク・ピアソン

      馬場大介

      日本独文学会秋季研究発表会  2024年10月20日  日本独文学会

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      開催年月日: 2024年10月19日 - 2024年10月20日

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:熊本大学  

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    • 日独のハイブリッド性を記述する:自著解説 招待有り

      馬場大介

      日本ヘルダー学会夏季研究発表会(特別企画「日独学術文化の接触:馬場大介『近代日本文学史記述のハイブリッドな一起源』を論評する」)  2023年8月6日  日本ヘルダー学会

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      開催年月日: 2023年8月5日 - 2023年8月6日

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

      開催地:オンライン  

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    • Selektive Rezeption als hybridisierender Prozess: Haga Yaichis Auseinandersetzung mit August Boeckhs philologischem Konzept 国際会議

      Daisuke Baba

      18. Deutschsprachiger Japanologentag  2022年8月26日  Heinrich Heine Universität Düsseldorf

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      開催年月日: 2022年8月24日 - 2022年8月26日

      記述言語:ドイツ語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)  

      開催地:Düsseldorf  

      Haga Yaichi (1867–1927), einer der Begründer der modernen japanischen Literaturforschung, der von 1900 bis 1902 an der Berliner Universität Literaturwissenschaft und Philologie studierte, führte Konzepte der deutschen Philologie in die japanische Literaturwissenschaft ein. Dabei stützte er sich wohl insbesondere auf August Boeckhs (1785–1867) damals prominente Enzyklopädie und Methodologie der Philologischen Wissenschaften (1877). Diese „Modernisierung“ der japanischen Literaturwissenschaft fand im Rahmen der Institutionalisierung als Kokubungaku, die auf der vormodernen Forschungstradition Kokugaku aufbaut, an einer Fakultät im kaiserlichen Universitätssystem statt. Meine These lautet, dass Haga Boeckhs Konzept nicht nur passiv übersetzte, sondern auch bewusst selektiv rezipierte und teilweise uminterpretierte. Diese selektive Rezeption, die stark von Hagas Kompetenz, Stellung und Situation als westlich bzw. deutsch orientierter Erbe der japanischen Nationalphilologie bedingt zu sein scheint, führte zu einer Hybridisierung der beiden Forschungstraditionen. Mein Vortrag wird unter Berücksichtigung von Hagas Lebenslauf und seines Tagebuchs über seinen anderthalbjährigen Aufenthalt in Berlin anhand eines Vergleichs von Hagas Vorlesung „Japanische Philologie“ (Nihon Bunkengaku, 1907) mit Boeckhs Ausführungen zur Philologie auf die offene Frage eingehen, welche Aspekte des deutschen Konzepts Haga bewusst nicht übernommen hat.

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    • Deutsch-japanischer kulturwissenschaftlicher Kontakt: Karl Florenz’ Analogiedenken in Geschichte der japanischen Litteratur 国際会議

      Daisuke Baba

      Asiatische Germanistentagung 2019 in Sapporo  2019年8月28日  Japanische Gesellschaft für Germanistik, Deutscher Akademischer Austauschdienst

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      開催年月日: 2019年8月26日 - 2019年8月29日

      記述言語:ドイツ語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:札幌  

      Um die Wende zum 20. Jahrhundert erfährt der kulturwissenschaftliche Austausch zwischen Deutschland und Japan eine Hochkonjunktur: Der Ausbau der ostasiatischen Sprach- und Völkerkunde führte beim deutschen Publikum zu einem vertieften Interesse an japanischer Kultur. Die Erforschung der japanischen Literatur folgte hierbei häufig den Methoden der deutschen Literaturwissenschaft. Aus diesem Kontext geht Karl Florenz (1865–1939) hervor, der einerseits in engem Kontakt mit japanischen Literaturwissenschaftlern Kenntnisse über die japanische Literatur sammelte. Andererseits verfasste er seine Geschichte der japanischen Litteratur (1906) nach dem Schema der damals als Standardwerke geltenden deutschen Literaturgeschichten, um die Aufmerksamkeit seiner Leser auf Ähnlichkeiten in der Entwicklung der deutschen und der japanischen Literatur zu lenken. In meinem Vortrag gehe ich vor dem Hintergrund des deutsch-japanischen Wissenschaftsaustausches den Fragen nach, welche Aspekte Florenz in seiner Literaturgeschichtsschreibung als ähnlich herausarbeitet, und was er durch dieses Verfahren ausschließt oder übersieht.

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    • 日本とドイツの学問的伝統の複合性:カール・フローレンツ『日本文学史』における「文化」の発展段階説

      馬場大介

      日本独文学会春季研究発表会  2019年6月8日  日本独文学会

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      開催年月日: 2019年6月8日 - 2019年6月9日

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:東京  

      本発表では、1889年から1914年まで(東京)帝国大学のドイツ文学科で教師を務めた東洋文献学者、カール・フローレンツ(Karl Florenz, 1865-1939)の主著『日本文学史』(Geschichte der japanischen Litteratur, 1906)を取り上げる。日本語の習得が困難な状況にあったフローレンツは、ドイツ語を学んでいた同僚の国文学者、芳賀矢一(1867-1927)から日本文学の手解きを受けていた。他方でフローレンツは、そうして収集した知識をもとに文学史を起草する際、ドイツ語圏の読者がよく理解できるよう、ヴィルヘルム・シェーラー(Wilhelm Scherer, 1841-1886)の『ドイツ文学史』(Geschichte der deutschen Litteratur, 1883)の記述方法に依拠していた。以上に基づき発表者は、『日本文学史』を、日独の学問的伝統がフローレンツによって組み合わされた著作として仮定的に規定する。先行研究では一切指摘されてこなかったこの視点から、その複合性の定義に必要な概念について触れた上で、文学史記述の構成を説明する。特にその中核をなす日本「文化(Kultur)」の発展段階説に焦点を当て、その記述のあり方を、フローレンツと芳賀に関わる日独両方のコンテクストを踏まえて検討する。この分析を通じて、国民文学という日独の間で共通した理解の枠組みの中で、フローレンツが、明治国学の領域で支持されていた一国家一言語の文明観とドイツの文学研究に伝統的な一国民一言語の文化観との相違を、自身の置かれていた制約に応じてどのように相殺していったのかを明らかにしたい。

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    • „Fremdartige“ Literatur in der „gewöhnlichen“ Literaturgeschichtsschreibung. Karl Florenz’ Geschichte der japanischen Litteratur aus wissenschaftsgeschichtlicher Perspektive 国際会議

      Daisuke Baba

      61. Kulturseminar der Japanischen Gesellschaft für Germanistik  2019年3月21日  日本独文学会

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      開催年月日: 2019年3月17日 - 2019年3月22日

      記述言語:ドイツ語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:茅野(長野)  

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    • 近代日本文学史記述における日独学術文化の複合性:カール・フローレンツ『日本文学史』における神道史記述の不在 招待有り

      馬場大介

      日独近代化における〈国民文化〉と宗教性:学際的・国際的共同研究基盤の強化:第1回ワークショップ  2019年2月16日 

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      開催年月日: 2019年2月16日 - 2019年2月16日

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

      開催地:立教大学  

      本発表では、1889年から1914年まで(東京)帝国大学のドイツ文学科教師を務めた東洋文献学者カール・フローレンツ(Karl Florenz, 1865-1939)の主著『日本文学史』(Geschichte der japanischen Litteratur, 1906)に焦点を当てる。日本語を習得する上で困難な状況にあったフローレンツは、ドイツ語を学んでいた同僚の国文学者芳賀矢一(1867-1927)から伝えられた日本文学の知識を、ドイツ語圏の読者がよく理解できるように当時最も著名なヴィルヘルム・シェーラー(Wilhelm Scherer, 1841-1886)の『ドイツ文学史』(Geschichte der deutschen Litteratur, 1883)の記述方法に依拠して『日本文学史』へとまとめ上げた。これに基づき、この文学史を日独の学術文化の複合的な産物として仮定的に規定する。この視点から、フローレンツの略歴と複合性を定義する上で必要な諸概念について触れた上で、この文学史の概要を説明する。さらに、その記述の特徴のひとつと言える神道史記述の不在を取り上げ、その要因をフローレンツと芳賀に関わる日独両方の学術文化のコンテクストにおいて検討する。この分析を通じて、国民文学という日独の間で類似した枠組みの中で、明治国学の領域で採用されていた一国一文化の文明史観とドイツの文学研究に伝統的な一国一言語の文化観の相違点が、フローレンツの置かれていたどのような制約によって、どのように相殺されていったのかを明らかにしたい。

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    • Deutsche Literaturgeschichtsschreibung und japanische Literatur 招待有り 国際会議

      Daisuke Baba

      Interpretation nach der „digitalen Wende“  2017年2月25日 

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      開催年月日: 2017年2月25日 - 2017年2月26日

      記述言語:ドイツ語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

      開催地:立教大学  

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    • Die Anwendung der deutschen Literaturgeschichtsschreibung des 19. Jahrhunderts auf die japanische Literatur. Eine Fallstudie von Karl Florenz 国際会議

      Daisuke Baba

      Asiatische Germanistentagung 2016 in Seoul  2016年8月24日  韓国独文学会

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      開催年月日: 2016年8月23日 - 2016年8月26日

      記述言語:ドイツ語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:ソウル  

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    • Super-GAU の表象:ドイツの原発事故報道を意味論的に分析する 招待有り

      馬場大介

      日本ヘルダー学会春季研究発表会  2015年5月16日  日本ヘルダー学会

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      開催年月日: 2015年5月16日 - 2015年5月17日

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(招待・特別)  

      開催地:東京  

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    • Fukushima in den deutschen Medien 国際会議

      Daisuke Baba

      56. Kulturseminar der Japanischen Gesellschaft für Germanistik  2014年3月25日  日本独文学会

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      開催年月日: 2014年3月23日 - 2014年3月29日

      記述言語:ドイツ語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:茅野(長野)  

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    担当経験のある科目(授業)

    • 2024年10月 - 現在 
      ドイツ文芸論 ( 新潟大学 )

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    • 2024年4月 - 現在 
      ドイツ語総合 1 / 2 ( 立教大学 )

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    • 2024年4月 - 現在 
      ドイツ語 A / B ( 立教大学 )

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    • 2024年4月 - 現在 
      ドイツ語 1 / 2 ( 立教大学 )

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    • 2021年4月 - 現在 
      ドイツ語基礎 1 / 2 ( 立教大学 )

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    • 2024年4月 - 2024年9月 
      文学講義 117 ( 立教大学 )

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    • 2021年4月 - 2024年3月 
      ドイツ語中級 1 / 2 ( 立教大学 )

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    • 2020年10月 - 2021年3月 
      上級ドイツ語リスニング・リーディング 2 ( 立教大学 )

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    • 2020年10月 - 2021年3月 
      ドイツ語文献購読 2 ( 立教大学 )

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    • 2019年10月 - 2021年3月 
      ドイツ語入門 3a / 4a ( 立教大学 )

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    • 2019年4月 - 2021年3月 
      ドイツ語 I ( 首都大学東京 / 東京都立大学 )

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    • 2019年10月 - 2020年3月 
      上級ドイツ語演習 2 ( 立教大学 )

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    • 2019年10月 - 2020年3月 
      ドイツ語基礎演習 4c ( 立教大学 )

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    所属学協会

    • 2024年8月 - 現在 
      ドイツ語学文学国際学会

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    • 2021年4月 - 現在 
      日本比較文学会

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    • 2014年4月 - 現在 
      日本ヘルダー学会

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    • 2013年4月 - 現在 
      日本独文学会

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    共同研究・競争的資金等の研究

    • 国語・国文学研究におけるドイツ語圏の学術との接触

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      馬場大介

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      2023年4月 - 2027年3月

      課題番号:23K12093

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )

      本研究の主題は、およそ1890年から1910年にかけての国語・国文学研究におけるドイツ語圏の学術との接触である。研究対象とするのは、ドイツ語圏の研究方法の導入によって日本語・日本文学研究の近代化に深く関与した国文学者の芳賀矢一(はがやいち、1867-1927)と国語学者の上田万年(うえだかずとし、1867-1937)の仕事である。本研究の目的は、①芳賀と上田がどのような状況に置かれ、②ドイツの研究方法に対してどのような取捨選択を行い、③その結果、どのような国語・国文学研究が確立したのかを明らかにすることにある。そこで、芳賀と上田の選択的導入を条件づけたと考えられるコンテクストを、日独の両面から、実証的かつ総合的に検証する。実証的アプローチとして、芳賀と上田の著作、彼らが参照したドイツ語の著作、彼らの留学に関する記録を、具体的に調査・分析する。また総合的視点として、日独の言語・文学研究をめぐる18世紀以降の思想的・社会的・制度的基盤を、日本語・英語・ドイツ語の専門研究に基づき明らかにする。

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    • 近代日本文学史記述のハイブリッドな一起源:カール・フローレンツ『日本文学史』における日独の学術文化接触

      日本独文学会  日本独文学会岩﨑奨学金 

      馬場大介

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      2020年4月 - 2021年3月

      担当区分:研究代表者 

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    • カール・フローレンツ『日本文学史』の複合学問史研究

      立教大学  立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR:大学院生研究) 

      馬場大介

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      2018年4月 - 2019年3月

      担当区分:研究代表者 

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    • 19世紀ドイツ語圏の国文学理解:カール・フローレンツ『日本文学史』の学問史研究

      立教大学  立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR:大学院生研究) 

      馬場大介

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      2017年4月 - 2018年3月

      担当区分:研究代表者 

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    • ドイツ文学史記述と日本文学

      ドイツ学術交流会  ドイツ語学文学研究機関協定 

      馬場大介

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      2016年4月 - 2016年7月

      担当区分:研究代表者 

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    • 日独学術交流とその諸問題:カール・フローレンツの日本研究における日本観と学問観

      立教大学  立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR:大学院生研究) 

      馬場大介

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      2015年4月 - 2016年3月

      担当区分:研究代表者 

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