スポーツウエルネス学研究科 スポーツウエルネス学専攻 博士課程前期課程
スポーツウエルネス学研究科 スポーツウエルネス学専攻 博士課程後期課程
身体
スポーツ
遊び
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2023年4月 - 現在スポーツウエルネス学部 スポーツウエルネス学科 特任教授
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2023年4月 - 現在スポーツウエルネス学研究科 スポーツウエルネス学専攻 博士課程前期課程 特任教授
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2023年4月 - 現在スポーツウエルネス学研究科 スポーツウエルネス学専攻 博士課程後期課程 特任教授
研究者詳細
2024/10/07 更新
身体
スポーツ
遊び
人文・社会 / 社会学 / 文化、教育
ライフサイエンス / 体育、身体教育学
ライフサイエンス / スポーツ科学 / スポーツ社会学
人文・社会 / 教育学
体育社会学は何を問うてきたのか—その特徴,独自性について—
北村 尚浩, 水上 博司, 松田 恵示, 大勝 志津穂, 稲葉 佳奈子, 石坂 友司, 原 祐一
年報 体育社会学3 35 - 77 2022年
制度としての「体育」の社会的変容―対象を見失う?「体育社会学」の転機―
原 祐一, 高井 昌吏, 市井 吉興, 髙橋 義雄, 松田 恵示
年報 体育社会学2 93 - 118 2021年
小学校教員の職務の負担感と多忙感・危機感の関連― 教員の視点に立った働き方改革の実現に向けて ―
品田瑞穂, 萬羽郁子, 小宮山利恵子, 佐々木裕子, 松田恵示, 中野幸夫, 田嶌大樹, 山内朋也, 酒井春名, 金子嘉宏
学校教育学研究論集41 1 - 13 2020年3月
教職教育における「専門職性」の再構築に関する臨床教育学的考察(6)事例解釈の再文脈化(re-contextualization)による子ども理解の深化の試み
鈴木 卓治, 松田 恵示
東京学芸大学紀要. 芸術・スポーツ科学系70 113 - 121 2018年10月
教職教育における「専門職性」の再構築に関する臨床教育学的考察(5)実践事例研究の「意味」論的再生へ向けて
鈴木 卓治, 松田 恵示
東京学芸大学紀要. 芸術・スポーツ科学系69 159 - 165 2017年10月
ネットワーク化の進む学校教育における「チームアプローチ」概念が持つインプリケーション
松田 恵示, 佐藤 由佳利, 下村 美刈, 岩満 賢次, 中山 弘之, 木原 俊行, 新崎 国広
日本教育大学協会研究年報35 195 - 203 2017年
教職教育における「専門職性」の再構築に関する臨床教育学的考察(4) : 子どもの「語り」に着目した事例解釈の可能性
鈴木卓治, 松田恵示
東京学芸大学紀要. 芸術・スポーツ科学系68 p.185 - p.190 2016年10月
教職教育における「専門職性」の再構築に関する臨床教育学的考察(3) : 教育問題の「意味」発掘へ向けた事例研究
鈴木 卓治, 松田恵示
東京学芸大学紀要. 芸術・スポーツ科学系67 P.169 - P.175 2015年10月
技術科教材の開発を通した産学連携による関係構築と課題
柏原 寛, 大谷 忠, 俵 聡子, 黄川田 勇太, 金子 嘉宏, 杉森 伸吉, 鉄矢 悦朗, 松田 恵示
東京学芸大学紀要. 総合教育科学系66 ( 1 ) P.211 - P.219 2015年2月
教職教育における「専門職性」の再構築に関する臨床教育学的考察(2)
鈴木卓治, 松田恵示
東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系第66集 P.71 - P.81 2014年10月
「津波ごっこ」「地震ごっこ」とは一体何か?
松田恵示
子ども社会研究19 ( 1 ) 49 - 58 2013年9月
教職教育における「専門職性」の再構築に関する臨床教育学的考察(1 )
鈴木卓治, 松田恵示
東京学芸大学紀要. 芸術・スポーツ科学系64 163 - 167 2012年10月
「子どものスポーツ」とは一体何か?--スポーツにおける新しい公共を考えるために
松田恵示
スポーツ社会学研究19 ( 2 ) 5 - 18 2011年9月
中学校保健体育科教員の職能意識から見た講習・研修設計の 指針に関する研究
松田恵示, 原祐一, 宮坂雄悟, 酒本英梨子
体育・スポーツ政策研究19 ( 1 ) 35 - 47 2010年3月
子ども社会研究の課題と展望-スポーツ領域に焦点づけて
松田恵示
子ども社会研究 ( 15 ) 104 - 113 2009年6月
教員養成段階で行い体育の模擬授業の効果に関する事例研究:テスト映像を視聴した学生が気づいた体育授業の要素
木原成一郎, 日野克博, 米村耕平, 徳永隆治, 松田恵示, 岩田昌太郎
広島大学大学院教育学研究科紀要 第1部 学習開発関連領域57 ( 57 ) 69 - 76 2008年12月
体育の学習指導における「フェアプレイ」の捉え方に関する一考察
宮坂雄悟
東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系60 153 - 159 2008年10月
小学校体育授業における「動機づけ雰囲気」への教師の働きかけに関する研究
原裕一
東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系60 143 - 151 2008年10月
清水泰生, 岡田正, 梅津顕一郎, 松田恵示
スポーツ社会学研究14 1 - 8 2006年3月
体育科教育における選択制システムに関する研究 -スポーツ教育の視点から- 共著
体育科教育学研究14/1,17-24 1997年
児童の発達観と小学校低学年体育科カリキュラムのあり方に関する基礎的研究 -現行「基本の運動・ゲーム」の2領域制から「運動遊び」の1領域制への論拠- 共著
体育科教育学研究14/1,25-36 1997年
体操科における近代的身体意識の形成 -政治技術としての「体操科」の誕生-
松田 恵示
身体運動文化研究4 ( 1 ) 9 - 18 1997年
高等学校学習指導要領の変遷にともなう体育の選択制システム導入に関する研究 -スポーツ教育の視点からの考察- 共著
体育・スポーツ行政研究5/1,32-40 1996年
体育教育におけるスポーツ参与スタイルの形成 -カリキュラム開発の視点と学校体育行政の課題- 共著
体育・スポーツ行政研究5/1,41-49 1996年
スポーツと涙 -生活世界におけるスポーツへの解釈的アプローチと<至高性>概念の展開- 単著
身体運動文化研究2/1,1-7 1995年
漫画『タッチ』に現われた「遊」概念の二重性
スポーツ社会学研究/,148-149 1994年
「with AI」の時代の学校教育 (特集 教育の情報化の動向と課題)
松田恵示
教育展望 10月号64 ( 9 ) 4 - 11 2018年10月
2018年の体育──学習指導要領移行期には何にこそ取り組むべきか
松田恵示
体育科教育1月号65 ( 12 ) 4 - 7 2017年12月
AI時代の教育への五つの提言
松田恵示
教育と医学66 ( 1 ) 12 - 18 2017年12月
体育・スポーツをかく語りき : 哲学と歴史からの未来の思想への提言(11)カイヨワが政治とスポーツの関係を語れば
松田恵示
体育の科学67 ( 11 ) 775 - 779 2017年11月
「青少年体験活動奨励制度」の開発と実践 : 若者における「体験」の意味と評価
松田恵示
社会教育72 ( 10 ) 13 - 19 2017年10月
新しい時代のボールゲームを求めて
松田恵示
体育科教育65 ( 2 ) 12 - 14 2017年2月
「チーム学校」がめざす教育支援の展望と課題
松田恵示
体育科教育2016 ( 6 ) p.26 - p.29 2016年6月
一人一人の児童・生徒の育ちを学校・社会で支え、そして自立へ~東京都「不登校・中途退学対策検討委員会報告書」から
松田恵示
月刊生徒指導2016 ( 6 ) p.14 - p.17 2016年6月
学校体育と競技スポーツと非競技スポーツの協働・連携的推進に向けて
松田恵示
体育・スポーツ政策研究25 ( 1 ) p.31 - p.34 2016年3月
松田恵示
児童心理69 ( 12 ) 116 - 121 2015年8月
「学級経営と体育」へのオルタナティブ
松田恵示
体育科教育63 ( 4 ) P.8 - P.11 2015年4月
教育の総合大学としてどう個性化を図るか(第1回)「教育系」「教養系」から「学校教育系」「教育支援系」へ、組織再編の背景と改革の実際 : 「学校教育系」と「教育支援系」における協働
松田恵示
Synapse44 ( 44 ) 34 - 38 2015年4月
レジリエントな子どもを育てる 多様な体験を持つ子
松田恵示
児童心理68 ( 11 ) 107 - 111 2014年11月
「権威主義」vs「個人主義」あるいは「振り写し」vs「表現・創造」 : 学校体育において「ダンス・表現運動」が先導したものと今後について
松田恵示
女子体育56 ( 8、9 ) P.38 - P.43 2014年8月
体育における構成主義の再評価と「運動の特性」の捉え直し
松田恵示
体育科教育62 ( 1 ) 10 - 14 2014年1月
青少年の体験活動奨励制度開発の試み : 先行するイギリスのチャレンジアワード制度と体験活動による青少年の自信回復
松田恵示
児童心理68 ( 1 ) 94 - 99 2014年1月
ベースボール型ゲームを生涯スポーツにつなぐために
体育科教育61 ( 10 ) 10 - 13 2013年10月
「空間(Space)」から「場(Place)」へ : 「カフェ」の学びが生み出す教育支援人材とその活動
松田恵示
社会教育68 ( 8 ) 12 - 19 2013年8月
松田恵示
児童心理67 ( 2 ) 192 - 197 2013年2月
遊びと体育の接点を求めて
松田恵示
体育科教育60 ( 12 ) 12 - 15 2012年8月
子ども支援地域人材育成の試み
社会教育67 ( 5 ) 6 - 11 2012年5月
今、求められている力 : キー・コンピテンシーと身体を使って遊ぶ力 (ライフステージと表現・ダンス : 今、求められる力
松田恵示
女子体育54 ( 4・5 ) 12 - 15 2012年4月
小学校女性教師にとっての『体育』の学習指導
松田恵示
体育科教育59 ( 12 ) P.26 - P.29 2011年9月
「新しい公共」の時代に問い直される体育教師の専門性
松田恵示
体育科教育9月号58 ( 9 ) 14 - 17 2010年9月
20XX年、体育の評価はこうなる!
松田恵示
体育科教育5月号58 ( 5 ) 22 - 24 2010年5月
放課後子ども教室推進事業の取組み - 地域のこどもは地域で育てる-
松田恵示
文部科学時報 ( 1610 ) 32 - 34 2010年3月
ゴール型ゲームにおける局面学習の授業モデル
松田恵示
体育科教育57 ( 11 ) 38 - 49 2009年11月
「局面学習」論から見た「ドリル・タスクゲーム」論の問題点
松田恵示
体育科教育57 ( 8 ) 68 - 71 2009年6月
学校支援地域本部と体指の可能性
松田恵示
みんなのスポーツ31 ( 5 ) 21 - 23 2009年5月
「戦術学習」から「局面学習」へ
松田恵示
体育科教育57 ( 4 ) 20 - 24 2009年3月
「放課後子どもプラン」への期待と問題点
松田恵示
児童心理63 ( 3 ) 104 - 110 2009年2月
これからの運動会のあり方を探る
松田恵示
児童心理62 ( 14 ) 1376 - 1380 2008年10月
Synchronize ―拡張する身体とモバイル社会における遊び―
Mobile Society Reviw 未来心理 ( 13 ) 6 - 15 2008年9月
「戦術学習」から「局面学習」へ
子どもと体育 ( 146 ) 10 - 11 2008年9月
実態調査に見る 学校が期待する体育教師の指導力
体育科教育56 ( 7 ) 18 - 21 2008年7月
運動遊びの社会心理学
体育の科学58 ( 5 ) 326 - 330 2008年5月
ジェンダーを批判する視点
松田恵示
スポーツとジェンダー研究6 2 - 3 2008年3月
「打たないベースボール型ゲーム」の授業づくり
松田恵示
子どもと体育143 10 - 11 2008年1月
キッズスポーツと学校体育
松田恵示
体育科教育57 ( 10 ) 24 - 28 2007年10月
こどものいまを捉える
松田恵示
女子体育49 ( 6 ) 10 - 13 2007年6月
「遊びの三角形」としての遊び
月刊Rec レクリエーション11月号571 28 - 29 2006年11月
子どもから見た遊びの世界
松田恵示
月刊Rec レクリエーション10月号570 28 - 29 2006年10月
「第3の時間」と子どもの運動遊び・スポーツ
松田恵示
開発教育53 158 - 169 2006年8月
スポーツする身体とこころ
松田恵示
体育の科学56 ( 6 ) 425 - 429 2006年6月
ミニマムにおける専門性と経験の問題
松田恵示
体育科教育54 ( 2 ) 58 - 62 2006年2月
体育科教育における授業研究の新しい方法
松田恵示
体育科教育学研究22 ( 11 ) 75 - 80 2006年2月
松田恵示
現代スポーツ評論13 ( 13 ) 160 - 166 2005年11月
遊ぶ身体・幻影としての身体
松田恵示
女子体育47 ( 4 ) 25 - 29 2005年4月
子どもを夢中にさせるカリキュラムをデザインする
松田恵示
体育科教育53 ( 3 ) 26 - 29 2005年3月
子どもがスポーツの楽しさを実感するための授業作りの視点-「行う」楽しさを例に-
松田恵示
体育科教育52 ( 11 ) 30 - 33 2004年9月
教材作り、場作りを工夫しよう
松田恵示
体育科教育51 ( 2 ) 28 - 31 2003年2月
「触れる」ということ
松田恵示
女子体育44 ( 9 ) 4 - 7 2002年9月
優越感と劣等感のはざまに揺れる子どもたちの身体観をどうするのか
松田恵示
体育科教育49/13,28-31 2001年1月
講座 「動き」から「世界」への転換を! (教えるべき基礎・基本)
松田 恵示
女子体育42 ( 5 ) 8 - 11 2000年5月
子どもが喜ぶ!体育授業レシピ―運動の面白さにドキドキ・ワクワクする授業づくり
教育出版社 2019年2月 ( ISBN:4316803840 )
「遊び」から考える体育の学習指導
創文企画(東京) 2016年10月 ( ISBN:9784864130844 )
教育支援とチームアプローチ-社会と協働する学校とこども支援-
書肆クラルテ(京都) 2016年9月 ( ISBN:9784886026552 )
小学校体育これだけは知っておきたい「低学年指導」の基本
東洋館出版社(東京) 2016年7月
体育科教育
一芸社 2016年3月
すべての子どもたちを包括する支援システム-エビデンスに基づく実践推進自治体報告と学際的視点から考える
せせらぎ出版 2016年3月
今どきコトバ事情 -現代社会学単語帳-
ミネルヴァ書房 2016年1月
新版 体育科教育学の現在
創文企画 2015年2月
マナーと作法の社会学
東京 2014年9月
地域・大学協働実践法
悠光堂 2014年2月
子ども問題事典
ハーベスト社(東京) 2013年10月
東日本大震災と東京学芸大学
東京学芸大学出版会 2013年3月
よくわかるスポーツ文化論
ミネルヴァ書房(京都市) 2012年1月
スポーツ政策論
成文堂 2011年6月
体育科教育学の現在
創文企画(東京) 2011年6月
教師として育つ-体育授業の実践的指導力を育むには-
明和出版(東京都) 2010年12月
「教育支援人材」育成ハンドブック
書肆クラルテ 2010年10月
福祉社会のアミューズメントとスポーツ-身体からのパースペクティブ-
世界思想社(京都) 2010年4月
めざそう!保健体育教師
朝日出版社(東京) 2010年3月
小学校 体育科授業研究
教育出版 東京 2009年11月 ( ISBN:4316802445 )
小学校体育における習得・活用・探究の学習 やってみる ひろげる ふかめる (こうぶんエデュ)
光文書院 東京 2009年10月 ( ISBN:4770610467 )
保健体育科教育法
大修館書店 東京 2009年10月 ( ISBN:4469266922 )
文化の社会学(社会学ベーシックス第3巻)
世界思想社 京都 2009年7月 ( ISBN:4790714233 )
「からだ」の社会学
世界思想社(京都) 2008年8月 ( ISBN:9784790713456 )
「楽しい体育」の豊かな可能性を拓く
明和出版 東京 2008年5月 ( ISBN:4901933183 )
たのしみを解剖する -アミューズメントの基礎理論-
現代書館 2008年2月 ( ISBN:9784768434734 )
応用倫理学事典
丸善 2007年12月
ジェンダーで学ぶ社会学(新版)
世界思想社 2006年11月
新しい小学校体育授業の展開-カリキュラム開発と授業づくり-
ニチブン 2006年5月
スポーツ科学事典
平凡社 2006年3月
JAPAN, SPORT AND SOCIETY
Routledge(UK) 2005年12月 ( ISBN:0714682934 )
社会文化理論ガイドブック
ナカニシヤ出版(京都) 2005年6月
教養としての体育原理
大修館書店(東京) 2005年4月
スポーツ・ジェンダー学への招待
明石書店 2004年7月
おもちゃと遊びのリアルー「おもちゃ王国の現象学」ー
世界思想社(京都) 2003年6月
現代メディアスポーツ論
世界思想社(京都) 2002年12月
かかわりを大切にした小学校体育の365日
教育出版(東京) 2001年8月
交叉する身体と遊び
世界思想社(京都) 2001年5月
スポーツで読むアジア(共著)
世界思想社 2000年
スポーツ文化を学ぶ人のために(共著)
世界思想社 1999年
スポーツファンの社会学 共著
世界思想社 1997年
高校野球の社会学-甲子園を読む-
世界思想社 1994年
学習過程の特徴的な進め方
日本教育図書センター中学校体育実践指導全集3 1992年
体育に関する知識の授業と展開
日本教育図書センター中学校体育実践指導全集9 1992年
学習を深める選択制の授業
日本教育図書センター 1992年
「視ることば」と身体の「自己指示化」 -高度情報化社会における再帰性に焦点づけて-
第28回日本スポーツ社会学会 2019年3月
02社-11-口-05 教育支援センターにおけるスポーツ指導の実態調査Ⅰ—教育支援センターの施設・体制・設備に着目して
原 祐一, 松田 恵示
日本体育学会大会予稿集 2019年 一般社団法人 日本体育学会
02社-11-口-06 教育支援センターにおけるスポーツ指導の実態調査Ⅱ—指導員の意識に着目して
松田 恵示, 原 祐一
日本体育学会大会予稿集 2019年 一般社団法人 日本体育学会
日本における人工知能と教育
東アジア教員養成国際コンソーシアム事業シンポジウム 基調講演 2018年11月
教師教育研究の射程を問い直す
日本教師教育学会第 28 回大会公開シンポジウム 2018年9月
教員養成系学生における人工知能に関する意識調査
工藤 浩二, 萬羽 郁子, 正木 賢一, 石﨑 秀和, 今井 慎一, 金子 嘉宏, 木村 守, 小宮山 利恵子, 小柳 知代, 新海 宏成, 新城 健一, 高橋 真生, 高畑 美希, 新田 英雄, 萩原 静厳, 濵田 豊彦, 松浦 執, 松田 恵示, 南浦 涼介, 森本 康彦
東京学芸大学紀要. 総合教育科学系 2018年2月
経済的支援を要する中学生に遠隔地から学習支援を行う学生の教職観に関する実践的研究
山﨑 浩一朗, 北澤 武, 田嶌 大樹, 周村 諭里, 古家 眞, 朝倉 隆司, 松田 恵示
日本教育工学会研究報告集 2017年3月
子どもを支援する人材の育成
第6回アジアオセアニアキャンプ大会 2016年9月
触れる映像環境(image)は教育に何をもたらすのか -再帰的/視覚的経験構成の微視的政治学-
第68回日本教育社会学会大会 2016年9月
「東京学芸大学における「児童・生徒支援連携センター」の試み-「社会的包摂」を目指した教育のあり方を探る-」
第25回日本LD学会大会 2016年9月
「弱い絆」と「強い絆」の強みと弱み ―公立中学校における教育困難性のケーススタディ―
第67回日本教育社会学会 2015年9月
スポーツにおける排除と包摂 : 公立中学校の教育困難性の現実
第66回日本体育学会大会 2015年8月
「スポーツ・フォー・オールの未来」
第20回身体運動文化学会創立20周年記念国際大会 2015年7月
公立中学校という現実の持つ現実性―教育困難校におけるアクションリサーチを通して―
第66回日本教育社会学会 2014年9月
公立中学校という現実の持つ現実性 : 教育困難校におけるアクションリサーチを通して(IV-11部会 【テーマ部会】中等教育における格差・貧困問題と支援(3),研究発表IV)
松田 恵示
日本教育社会学会大会発表要旨集録 2014年 不明
教育と玩具文化
世界おもちゃサミット第三分科会 指定討論者 2013年6月
現代の子どもにとっての遊びとはなにか
第19回日本こども社会学会ラウンドテーブル(シンポジスト) 2013年6月
小学校教員の体育科学習指導に関する意識調査 職能意識と教師の成長の視点から
第63回日本体育学会 2012年8月
グローバル社会における教育と武道─伝統をめぐって─
第63回日本体育学会体育社会学専門領域シンポジウム 2012年8月
Digital Sports – Is “Wii” Sport?
The 3rd International Conference of TSSS(Taiwan Society of Sport Sociology) 2012年4月
グローバル社会における教育と武道 : 伝統をめぐって(学校体育における武道必修化の意味と社会学的課題-何が問題なのか-,体育社会学,シンポジウム,専門領域企画)
松田 恵示
日本体育学会大会予稿集 2012年 社団法人日本体育学会
02社-24-口-35 小学校教員の体育科学習指導に関する意識調査 : 職能意識と教師の成長の視点から(体育社会学,口頭発表,一般研究発表抄録)
松田 恵示
日本体育学会大会予稿集 2012年 社団法人日本体育学会
教育支援人材(こどもサポーター)育成の課題
第18回日本子ども社会学会特設ラウンドテーブル 2011年7月
11教-26-口-31 小学校教員の体育科学習指導と研修に関する意識調査(3) : 教師の得意分野・苦手分野に着目して(11.体育科教育学,一般研究発表抄録)
白石 翔, 原 祐一, 加賀 勝, 大堀 靖枝, 田中 聡, 白旗 和也, 山本 俊彦, 酒本 絵梨子, 荘司 謙太郎, 松田 恵示
日本体育学会大会予稿集 2011年 一般社団法人 日本体育学会
11教-26-口-29 小学校教員の体育科学習指導と研修に関する意識調査(1) : 行政作成資料の活用について(11.体育科教育学,一般研究発表抄録)
白旗 和也, 酒本 絵梨子, 荘司 謙太郎, 山本 俊彦, 田中 聡, 加賀 勝, 原 祐一, 大堀 靖枝, 白石 翔, 松田 恵示
日本体育学会大会予稿集 2011年 一般社団法人 日本体育学会
スポーツマンガの20年
第62回日本体育学会 2010年9月
地域・学校・世界をつなぐ体育・スポーツの可能性
日本体育学会シンポジウム 2010年9月
マナーの教育学的研究
日本教育学会第69回大会 2010年8月
デジタル社会における玩具のゆくえ-テレビゲームと同期する身体-
日本人形玩具学会第22回大会 2010年6月
若者の身体技法と「マナー」意識
第61回日本教育社会学会 2009年9月
免許更新制と現職教員の力量
第60回日本体育学会体育科教育専門分科会シンポジウム 2009年8月
教員免許更新制の内容に関する研究-保健体育科教員に焦点づけて-
第60回日本体育学会 2009年8月
「マナー」と他者性-シンボリックなもの、の衰退の中で「マナー」をどう考えればよいのか-
第16回日本子ども社会学会ラウンドテーブル 2009年7月
生涯スポーツに関する社会学的研究における「土地」概念の欠如
第59回日本体育学会 2008年7月
Digital Sport - why did Wii sell or continued selling so phenomenally?-,
第5回国際スポーツ社会学会(ISSA) 2008年7月
グラウンド・ゴルフとパークゴルフ —障がい者のアミューズメントの視点から—
第17回日本スポーツ社会学会 2008年3月
11-11-10108-2 中学校保健体育科教員の免許更新制と職能に関する意識調査(2) : 教員の属性の視点から(体育科教育学6,11.体育科教育学,一般研究発表抄録)
田中 聡, 加賀 勝, 小林 浩平, 原 祐一, 宮坂 雄悟, 山本 俊彦, 松田 恵示
日本体育学会大会予稿集 2008年 一般社団法人 日本体育学会
11-11-10108-3 中学校保健体育科教員の免許更新制と職能に関する意識調査(3) : 職歴の視点から(体育科教育学6,11.体育科教育学,一般研究発表抄録)
小林 浩平, 加賀 勝, 田中 聡, 原 祐一, 宮坂 雄悟, 山本 俊彦, 松田 恵示
日本体育学会大会予稿集 2008年 一般社団法人 日本体育学会
「体力の向上」方策における過程論・実施論・評価論
第17回日本体育・スポーツ政策学会公開シンポジウム 2007年11月
体育教師の成長モデルに関する意識調査
第58回日本体育学会 2007年9月
中学・高等学校の保健体育教師に求められる『実践的指導力』をどう養成するのか
第58回日本体育学会体育科教育専門分科会シンポジウム 2007年9月
同期(シンクロ)する若者たち
第59回日本教育社会学会 2007年9月
テレビゲームの「ハイブリッド化現象」と子どもの遊び
第14回日本子ども社会学会 2007年6月
体育教員養成システムにおける政策的課題 -イギリス・ラフバラ大学の事例調査を通して-
第16回日本体育・スポーツ政策学会 2006年12月
体育教師という「お仕事」
第57回日本体育学会体育社会学専門分科会シンポジウム 2006年8月
体育科教育における授業研究が持つ可能性について
第10回日本体育科教育学会課題研究シンポジウム 2006年6月
トランスジェンダーな身体
第15回日本スポーツ社会学会 2006年3月
11-20-K203-02 体育における教員の実践的力量に関する研究(2) : 教育学部附属小学校と公立小学校の教員意識の比較から(11 体育科教育学,一般研究発表抄録)
野村 徹, 野村 圭, 鈴木 聡, 原 祐一, 宮坂 雄悟, 松田 恵示
日本体育学会大会予稿集 2006年 一般社団法人 日本体育学会
実践的力量を形成する体育科の教員養成制度のあり方について-教師の成長モデルと現代的教育課題の視点から-
第15回日本体育・スポーツ政策学会大会 2005年12月
体育教師の実践的力量に関する研究(3)
第55回日本体育学会 2004年9月
Becoming of"Sports" in Information Society : a case og Manga and Video Game in the Japanese"Sports"
2004 PRE-OLYMPIC CONGRESS 2004年8月
何を男女平等に
第26回体育・スポーツ哲学会 2004年3月
スポーツとメタファー
第13回日本スポーツ社会学会 2004年3月
Children's Life Style and Sporting Activities in Modern Society : A Comparative Study of Thailand and Japan
The First International Conference and Festival on Traditional Plays, Games and Sports 2004年2月
スポーツ・アカデミズムの立場から -今、何ができるのか
日本体育学会体育原理分科会企画シンポジウム 2003年9月
教育の場における「学校」と「体育」の独自性
日本学術会議企画シンポジウム 2003年9月
マナー問題における身体性
日本教育学会課題研究シンポジウム 2003年8月
身体とは何か
第12回日本スポーツ社会学会シンポジウム 2003年3月
Becoming of"Sports" in Information Society: Sport and Manga in Japan
Busan Asian Games Sport Science Congress 2002年9月
Diffusion of Western- Standardized Sporting Culture in Japanese Higher Education; a case of Tennis and Judo in the Earlier 20th Century
15th World Congress of Sociology 2002年7月
生身の身体神話とスーパーフラットなスポーツ
第11回日本スポーツ社会学会シンポジウム 2002年3月
The Conflict between Ethnicity and Nationalism in Sports Globalization: Case Research into Ethnic School in the Western Region of China
The 1st World Congress of Sociology of Spor 2001年7月
AI時代の学校教育と教師に求められる資質能力(1)人間の幸福をどのように広げるか〜 AI時代の学校教育と教師に求められる資質能力(10)学校と企業の協働が一層重要に
教員養成の質的高度化に向けた専門職課程のカリキュラム開発と大学教員の専門職性開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業
下田 誠, 片桐 昌直, 三石 初雄, 高旗 浩志, 中村 和弘, 小谷 健司, 張 揚, 松田 恵示, 十枝内 康隆, 荒巻 恵子, 望月 耕太
フリースクールにおけるスポーツ活動の実態とガイドライン作成に関わる社会学的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
松田 恵示, 原 祐一
2020年4月 - 2023年3月
課題番号:20K11385
配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )
すでに明らかにしてきた「教育支援センター」のスポーツ活動は、施設・用具・設備の現状に制約を受け 「卓球」や「バドミントン」などの「ネット型」スポーツがよく実施され、概して屋内施設でのスポーツ活動となっている傾向がある。また職員と一緒になって行われる場合もよくある。特に「卓球」に関する用具・設備等が多く設置されている。「教育支援センター」に通う子どもたちや指導・支援者たちにとって、卓球は対人的ではあるものの、直接的にはボールとラケット操作という対物的な技能を使い、かつ対戦相手とネットで区切られ 直接の触れ合いがない。いわば、「弱いつながり」をゲームという一つの文脈の共有において築く「遊び」という社会的行為となっている。ここで、フリスクールは「教育支援センター」に比べて、より子どもたちの個性や主体性が、制度の側よりも大切にされる場所である。子どもたちの活動としてみた場合、「遊び」の観点は重要である。「遊び」は、その種類を具体的に指す場合と、理念としての「遊び」ないし「遊びの精神」と言って良い、意味づけ・態度のようなものとしても使われる。フリースクールでは、むしろ後者の意味での「遊び」の観点が、具体的なスポーツ活動を意味づけるものであることが、先行する研究のレビューからは見とおされるものであった。フリースクールの「空気感」である、カリ キュラムや時間への独特の態度は、「リバーシブル」な 性質を特徴として展開されている、という見方である。調査前の検討として、以上のようなことが主な観点として分析されている。
教育支援センターにおけるスポーツ指導の実態とガイドライン作成に関する社会学的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
松田 恵示, 原 祐一
2017年4月 - 2023年3月
課題番号:17K01718
配分額:4680000円 ( 直接経費:3600000円 、 間接経費:1080000円 )
コロナ状況において実践的な検証に関して十分な取り組みを得られていないことから、、これまでの実績として昨年度のものに基づき再掲する。教育支援センターにおけるスポーツ活動と指導の実態を対象としたこれまでの調査から、特に不登校の子どもたちに対するスポーツ活動の持つ教育的可能性と、 それを引き出す指導のあり方について実践的な知見を得るために、調査で得られたデータに対して新たな分析を行うとともに、指導ガイドラインづくりについて の検討を行った。調査の分析から得られたものは、概略すると、教育支援センターにおけるスポーツ活動に対する特有の規範意識や学習指導の考え方であった。 教育支援センターにおけるスポーツ活動には、学校体育とはまた別な期待や認識が多く存在する。これらを、「(対人関係性の)直接性/間接性」「(環境刺激の) 強い/弱い」の2つの観点から整理し、スポーツの活動内容についてこの観点からスコープとシークエンスについて構成するカリキュラムを構想できた。学校体育 では、生涯スポーツの観点からスポーツ実践の範囲の偏りが起こらないように検討すると思われるが、教育支援センターにおいては、当該のスポーツ種目の持 つ、コミュニケーションの取り方や構造の特性などが、子どもたちにとっての教育的効果を検討する観点として求められる。教育支援センターや不登校支援にお けるスポーツ指導のガイドラインづくりには、この点から、公教育におけるスポーツ指導のオルターナティヴを提案する作業にもなり得ることを示唆できた。こ の観点から構想したガイドラインを、実際に現場で活用し、その評価を得つつガイドラインの妥当性を検証し修正する作業に取り組み始めたところとなってい る。
高校中途退学者およびその親和者の進路意識と支援方策に関する 教育社会学的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
松田 恵示, 山田 哲也, 山本 宏樹, 古賀 正義, 牧野 智和, 盛満 弥生, 村上 徹也
2013年4月 - 2017年3月
課題番号:25285226
配分額:7670000円 ( 直接経費:5900000円 、 間接経費:1770000円 )
本研究の目的は、高校中退者の背景を詳しく理解し、支援のあり方について、新しい観点から検討することにある。そのために本研究では、高校中退者や中退者の多い高校を対象に、聞き取り調査と質問紙調査から成る6つの調査を行なった。概して、高校中退者が在学した高校や家庭等の資源や経験知に依拠した中退者の進路選択が行われやすいことが明確になるとともに,それを活動に移すための「ケイパビリティ」が重要になることがわかった。相談・支援のできる他者との関係づくりを介して、選択のチャンスを活かせる環境作りが求められる。
マナーと人間形成に関する総合的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
加野 芳正, 矢野 智司, 鳶野 克美, 村上 光朗, 古賀 正義, 越智 康詞, 毛利 猛, 櫻井 佳樹, 松田 恵示, 岡部 美香, 西本 佳代, 湯川 嘉津美
2011年4月 - 2014年3月
課題番号:23330226
配分額:12480000円 ( 直接経費:9600000円 、 間接経費:2880000円 )
私たちは、強制性を持つ法律などと違い、自主的な判断や自発的な配慮で守られる「マナー」や「礼儀作法」に着目して研究を進めた。そして、教育学におけるマナーと礼儀作法の研究の重要性を明らかにし、その社会的事象として現状や諸相について詳述し、さらに、そのような社会的事象を超え出る出来事を捉えるための思考を提示するとともに、それらに反省を加えるためのより原理的で包括的な研究手法の構築を目指した。この一連の研究成果は、『マナーと作法の人間学』(矢野智司編、東信堂)と『マナーと作法の社会学』(加野芳正編、東信堂)の二冊の書物として結実した。
体育科を指導する小学校教員の職能意識と研修内容の開発にむけた社会学的実証的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
松田 恵示, 加賀 勝, 山本 俊彦, 田中 聡, 原 祐一
2010年 - 2012年
課題番号:22500569
配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )
本研究の目的は,体育科を指導する小学校教員の職能意識について、研修内容の開発の視点から,実証的に明らかにすることにある。調査の仮説として、1)小学校教員の職能意識は、種々の属性によって異なっていること、2)職能意識は、教師自身が専門性をどのように捉えるのかで異なっていること、である。調査の結果、以下の3つのことが明らかになった。1)職能意識は3因子に構造化できること。2)諸属性によって職能意識は異なっていること、3)職歴やステージに応じて、必要とする能力が異なること、である。この結果は、調査仮説を検証するものであり、研修内容の改善に繋がるものであった。
マナーと人間形成に関する理論的・実証的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
加野 芳正, 矢野 智司, 湯川 嘉津美, 鳶野 克己, 村上 光朗, 古賀 正義, 越智 康詞, 松田 恵示, 毛利 猛, 櫻井 佳樹, 西本 佳代
2008年 - 2010年
課題番号:20330161
配分額:7280000円 ( 直接経費:5600000円 、 間接経費:1680000円 )
マナーに関する理論研究と実証的研究を平行して進めてきた。その結果、以下のような知見が得られた。(1)法律や道徳と比較したときにマナーは独自の領域を構成している。(2)マナー(あるいは礼儀作法)は人と人を結びつけ、公共的な社会に参加していく上で不可欠なものである。(3)マナーは文明化や社会の近代化とともに私たちの社会に出現してきた。(4)日常生活におけるマナーとしては挨拶を重視する人が多い、また、家庭でのマナー教育に焦点を絞れば、食事の場面を重視する人が多い。(5)どのようなマナーが求められるかは、文化によって規定されている。
体育教師の「成長モデル」と研修プログラム開発に関する社会学的・実証的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
松田 恵示, 加賀 勝, 山本 俊彦, 田中 聡
2007年 - 2009年
課題番号:19500527
配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )
本研究で得られた主な知見は、「中学校保健体育科教員の職能意識は、人間関係力/授業構想力/生徒管理力/運動指導力/情報活用力の5因子で構成されていること」「職能意識は「情報活用力」<「授業構想力」<「人間関係力」<「運動指導力」<「生徒管理力」の順に必要だと意識されていること」「性差、地域差、正規/非正規等の属性差が存在すること」「キャリア段階における規範的な役割意識として、学生段階では「運動指導力」、初任段階では「生徒管理力」、中堅段階では「生徒管理力」と「人間関係力」、ベテラン段階では「人間関係力」が必要だと意識されていること」等である。この結果から研修プログラムは、このような実態に配慮したものであることが望まれることをいくつかの視点から提言した。
性的マイノリティがスポーツ領域において経験する疎外感と解放感に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
飯田 貴子, 風間 孝, 來田 享子, 吉川 康夫, 藤山 新, 藤原 直子, 松田 恵示, 佐野 信子, 井谷 聡子
2007年 - 2009年
課題番号:19500516
配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )
日本のスポーツ領域における性的マイノリティの経験を把握するため、量的・質的調査を行うとともに、海外のガイドラインについても調査・分析をした。その結果、日本においても性的マイノリティ(同性愛者、両性愛者、トランスなどを含む)は、性的マジョリティ(異性愛者)に比べ、抑圧経験が多いことが明らかになった。なかでも、男性同性愛者に対する嫌悪が強い傾向を示していた。また、海外では、欧州議会及び政府や最大レベルのNGOが、性的マイノリティのスポーツ権を保障するための取り組みをしていることが判明した。
アジア地域における身体文化と学校スポーツに関する比較文化的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
佐川 哲也, 天野 郡壽, 深澤 宏, 沢田 和明, 松田 恵示, 矢崎 弥
2002年 - 2005年
課題番号:14208004
配分額:28470000円 ( 直接経費:21900000円 、 間接経費:6570000円 )
本研究課題は,アジア地域における身体文化と学校スポーツについて比較文化的に研究することを目的としたものであり,13人の研究者が4年間に13か国において調査研究を実施することが出来た。
その成果は次のようである。
1.調査地域は,日本,中華人民共和国,台湾,大韓民国,フィリピン,タイ,マレーシア,ミャンマー,インドネシア,シンガポール,カンボジア,ベトナム,オーストラリアであった。
2.各研究者はそれぞれの調査地域において,伝統スポーツの変容,学校スポーツの比較研究,子どもの生活時間研究,スポーツにおけるジェンダー研究などの個別の研究課題に取り組んだ。
3.研究成果は,当該国をはじめとするアジア地域において,英語にて報告した。
4.2004年9月に,滋賀大学において,日本,大韓民国,中華人民共和国,台湾,マレーシア,タイ,フィリピン,フィジー,オーストラリア,ニュージーランドの研究者を集めて「アジアスポーツ研究フォーラム」を開催した。
5.このフォーラムの開催を通じて,アジア地域におけるスポーツ研究ネットワークを構築することが出来た。
6.国内の研究会において,インドネシア,ベトナム,香港,モンゴル,インド,大韓民国,ミャンマー,中華人民共和国からの留学生を通じて,各国の学校スポーツ事情と経験についての比較検討会を実施した。
7.4年間の調査研究活動を通じて,アジア地域におけるスポーツ研究交流とスポーツ研究ネットワークの必要性を確認した。この交流とネットワークの発展維持のために,我が国の研究者の役割が重要であることを確認した。
アジア・太平洋地域「スポーツのグローバル化研究」相互支援ネットワークの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業
平井 肇, 天野 郡寿, 佐川 哲也, 沢田 和明, 矢崎 弥, 松田 恵示, 深澤 宏
2002年 - 2004年
課題番号:14380016
配分額:6100000円 ( 直接経費:6100000円 )
本研究では、各研究者がそれぞれの分担テーマの国・地域でのフィールド調査や学会出席を通して,資料収集と聞き取り調査などを実施すると同時に、現地のスポーツ研究者と将来の相互支援ネットワーク作りに向けて情報交換を行ってきた。
初年度と第2年度は、各研究者がそれぞれの分担テーマの国・地域でフィールド調査を行い,資料収集と聞き取り調査などを実施した。同時に、現地のスポーツ研究者と将来の相互支援ネットワーク作りに向けて情報交換を行った。インターネット上の情報交換に加えて,各研究分担者が現地で集めた情報をもとに,この問題に関するグループ全体としての理解を深めるために,研究会を開催した。
研究の最終年度は、これまでの研究調査活動をまとめ、今後の発展につなげるような形で公開することを最大の目標とした。具体的には、アジア太平洋スポーツ研究フォーラムの開催に向けた準備、9月のフォーラムの開催、その後のフォーラムの成果をまとめる作業が中心となった。
アジア太平洋スポーツ研究フォーラム「スポーツを通して読むアジア・オセアニア(Reading Asia and Oceania through Sport)」は、この地域の身体文化、学校スポーツ、グローバル化をキーワードに、9月20日から22日にかけて滋賀大学で開催された。10か国(オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、韓国、中国、台湾、フィリピン、マレーシア、タイ、日本)から約40名の研究者・大学院生が参加して、21本の研究報告と3本のシンポジウム、2本のパフォーマンスが行われた。報告や質疑応答を通して、アジア太平洋地域のスポーツの社会科学的研究の発展のために、研究者間ネットワークの構築、具体的には、この地域の研究者が広く使える教科書や論文集、視聴覚教材の開発やデータベース化に向けて努力すること、共同研究プロジェクトの推進が必要であることが再確認された。
マス化高等教育機関の文化配信機能に関する日米比較研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業
山口 健二, 松田 恵示, 赤木 里香子
2001年 - 2003年
課題番号:13610300
配分額:4000000円 ( 直接経費:4000000円 )
本研究は文化配信機能の強化という視点から、高等教育機関の組織変容過程を日米比較するものである。われわれは、高等教育機関は地域社会に対し直接的に芸術・スポーツ等の文化サービスを配信する機関となるとの仮説を検証するため、以下の調査を実施した。
1美術領域にかかわる調査
(1)文化配信機関化の先進事例を確認するためUCLAおよびYale大学の付設美術館調査を実施した。Yaleでは学校教育の支援サービスを集中的に検討した。(2)連邦文化政策機関およびゲッティ美術館の調査により、教育する機関として再定義されたアメリカ美術館の変容を分析した。(3)わが国については、四つの機関の訪問調査および既存資料により80年代以降の高等教育における美術領域の拡大過程を総括した。
2スポーツ領域にかかわる調査
(1)アメリカのカレッジ・スポーツ文化をその最初期から牽引してきたYale大学と新しいスポーツ文化・スポーツ哲学を全米に配信してきたSpringfield Collegeとを調査した。前者では、財政的見地から今日の大学運営におけるスポーツ部門の位置づけを分析し、後者では同校の独自のミッション精神に焦点をあてた。(2)わが国については、生涯学習化社会に向けたスポーツ振興のあり方、地域高等教育機関との役割分担の必要性等について地方自治体アンケート調査を実施し今後の方向性を確認した。(3)わが国の高等教育機関がスポーツ文化を受容する過程でそれを変容させた状況をケーススタディにより補足した。
3今後の研究の方向性
今後の方向性を定めるため、Yale-New Haven Teachers Instituteの短期訪問調査を別途企画した。同機関は現職教員研修のYale方式を具現化したものである。現職教員研修は、わが国にあっても短期間での充実化の見込めるコミュニティサービスである。
グローバル化時代のスポーツとアジア-地域研究と比較文化論の視点から
日本学術振興会 科学研究費助成事業
平井 肇, 天野 郡寿, 佐川 哲也, 深澤 宏, 金 恵子, 松田 恵示, 沢田 和明
1999年 - 2001年
課題番号:11480010
配分額:8800000円 ( 直接経費:8800000円 )
本研究では、スポーツのグローバル化の流れが、アジアの諸国においてどのように受容され、その結果、社会・経済システムや文化形態全体にどのような形で波及し、影響を及ぼしているのかについて分析・考察することを主たる目的として調査研究を行ってきた。
「個別の地域研究」(平成11年度)と「特定のスポーツ社会制度に関する比較研究」(平成12年度)に関して、各自がサブテーマをそれぞれ担当して、研究調査を行ってきた。最終年度は、研究成果の統合化を図ると同時に、成果を広く公表して、本研究に関心のある研究者の国内外のネットワークづくりに努めた。
研究分担者が取り上げた調査研究テーマは、「子ども労働とスポーツ」、「フィリピンのプロスポーツ興行」、「中国の少数民族政策と体育」、「中国の近代化と体育政策」、「韓日の高校野球組織の比較」、「スポーツ労働者の移動」、「タイの近代化と子どもの遊び」、「シンガポールの華人社会とスポーツ」、「日本植民地下の朝鮮半島のスポーツ」、「米占領下のフィリピンのスポーツ」などである。
グループとしては、フィリピン、タイ、中国へ赴き、それぞれの国におけるスポーツとそれを取り巻く社会環境について調査研究を実施した。また、アジアのスポーツ研究者と交流を深めるべく、タイ・チェンマイ大学とチュラロンコーン大学、フィリピン・デラサール大学、韓国・梨花女子大学、中国・河北大学で研究会を実施し、現地の研究者と情報の交換を行うと同時に、今後の共同研究の可能性やネットワークづくりについて協議を行った。
これらの結果は、各自が書籍や雑誌、学会などで公表すると同時に、『スポーツで読むアジア』(世界思想社2000年)としてまとめた。また、研究グループのホームページ(http://www.yone.ac.jp/asia-sports/)を開設し、研究成果の公開を行っている。
スポーツファンの社会学-近代スポーツ文化の変容過程-
日本学術振興会 科学研究費助成事業
杉本 厚夫, 松田 恵示, 菊 幸一, 小椋 博, 沢田 和明, 江刺 正吾
1995年 - 1996年
課題番号:07308059
配分額:1100000円 ( 直接経費:1100000円 )
スポーツファンの行動について、次のような知見が得られた。
1、応援団というスポーツファン
(1)煽る文化装置として、メディアとスタジアムには差異があることを明らかにした。
(2)鎮めの文化装置として、私設応援団が重要な役割を果たし、フーリガンの予防になっている。
2、みるスポーツと学校教育
(1)体育における「見学」は、「みるスポーツ」としての教育的意味を有していない。
(2)今後「みるスポーツ」教育は、スポーツファンの教育として重要になってくる。
3、スポーツファンとジェンダー
(1)スポーツ選手に「男らしさ・女らしさ」をみる実態が明らかになった。
(2)その規定要因として、するスポーツとの関連からの分析が重要になってくる。
4、メディアとスポーツファン
(1)メディアによるスポーツ観戦は、われわれの身体を浮遊させる。
(2)メディアでみるのと、実際にみるのとの差異化をはっきりとすることで、相互補完的な関係が必要。
5、スポーツファンの身体
(1)スポーツファンはスポーツを通して、ひとつの共同体を形成する。
(2)その共同体は、身体性を持っており、他の共同体とは違った人間関係を形成する。
6、スポーツファンと暴力
(1)サッカー・フリーガニズム発生は、歴史社会学的に必然性を持っていた。
(2)それは、近代スポーツの形成と文明化による暴力の抑制に非常に関係している。
生涯スポーツに統合される体育における学習内容の明確化に関する基礎的研究-生涯スポーツの量から質への転換に対応する学習内容を求めて-
日本学術振興会 科学研究費助成事業
松田 恵示
1995年 - 1995年
課題番号:07780190
配分額:900000円 ( 直接経費:900000円 )
本研究は、生涯スポーツを指向する体育科教育において、学習内容論構成の鍵観点となっている「特性論」を「スポーツ生活の質」という点から再検討を行なうものであった。まずこのような学習内容の「質」を考えるためには、潜在的カリキュラムという概念が非常に重要となることが明らかにされ、体育科教育研究における潜在的カリキュラム論の理論的枠組みが示された。そしてこの枠組みに則って実際の授業の事例的な調査分析が繰り返された。ここでの調査分析は解釈的パラダイムに基づく「エスノメソドロジー」の手法を大きく取り入れたものであり、このことによって顕在的に示される「学習内容」のみならず、書かれてはいないけれども実際に学ばれている「学習内容」の次元を対象化することに成功できたと考えられる。
調査分析の結果、そうした潜在性の契機となる教師-生徒間の相互作用において、「離脱」「位置どり」「座標化」「文節化」「間人化」「記号化」といった固有の特徴を析出することができた。現行の「特性論」の観点はこのような相互作用性を勘案せず、個人の欲求次元を基点として構成されるものであるから、意味空間としての体育授業を基礎づけてしまうこれらの潜在的カリキュラムを隠してしまっていると考えられる。このことから、本研究の期間内における到達点として、授業の潜在性や相互作用性を視野に含んだ理論枠組みの準備とそのための実践検証が、現行体育科教育の学習内容論の展開には欠かせないものであることが明らかにされたといえる。