2026/05/19 更新

写真b

オオクボ シン
大久保 心
OKUBO SHIN
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
コミュニティ福祉学部 コミュニティ政策学科
職名*
助教
学位
博士(社会学) ( 2022年12月   慶應義塾大学 )
研究キーワード
  • 教育格差

  • 子ども

  • 生活習慣

  • 生活時間

  • 社会階層

  • 社会化

  • 学内職務経歴*
    • 2024年4月 - 現在 
      コミュニティ福祉学部   コミュニティ政策学科   助教
     

    研究分野

    • 人文・社会 / 社会学

    • 人文・社会 / 教育社会学

    経歴

    • 2024年4月 - 現在 
      立教大学   コミュニティ福祉学部 コミュニティ政策学科   助教

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    • 2023年1月 - 2024年3月 
      独立行政法人日本学術振興会   特別研究員PD

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    • 2018年4月 - 2020年3月 
      独立行政法人日本学術振興会   特別研究員DC2

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    学歴

    • 2017年4月 - 2022年9月 
      慶應義塾大学大学院   社会学研究科 後期博士課程

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    • 2015年4月 - 2017年3月 
      慶應義塾大学大学院   社会学研究科 修士課程

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    • 2010年4月 - 2014年3月 
      筑波大学   社会・国際学群   社会学類

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    委員歴

    • 2024年5月 - 現在 
      国立社会保障・人口問題研究所   「生活と支え合いに関する調査」プロジェクト外部委員

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      団体区分:政府

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    受賞

    • 2023年12月  
      公益社団法人程ヶ谷基金  第14回(令和5年度)男女共同参画・少子化関連顕彰事業,論文の部 優秀賞  (論文「子どもの時間的社会化の研究」)
       
      大久保 心

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    • 2021年6月  
      日本子ども社会学会  2021年度 研究奨励賞  (論文「私立幼稚園の選択が園外教育費に及ぼす効果:傾向スコアマッチングを用いた計量分析」)
       
      大久保心

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    • 2018年6月  
      日本時間学会  第1回『時間学研究』最優秀論文賞  (論文「就学前教育で生じるタイムマネジメントの分析視点」)
       
      大久保 心

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    論文

    • 子どもの睡眠習慣と成績格差 査読有り

      大久保 心

      時間学研究16   1 - 13   2025年12月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

      本稿は、学業成績の階層間格差の形成メカニズムにおける、小学生の睡眠習慣の役割を明らかにすることを目的とする。先行研究では、教育格差の形成メカニズムにおいて子どもの生活習慣が重視されてきたが、睡眠習慣は十分に検討されていない。そこで、親の学歴が子どもの睡眠習慣に影響するか、子どもの睡眠習慣が学業成績に影響するか、その影響が親の学歴によって異なるかを検討した。「放課後の生活時間調査,2013」の分析を行った結果、以下の5点の知見が得られた。第1に、親の学歴と子どもの睡眠習慣との間に関連があるとはいえなかった。第2に、睡眠時間が長いほど学業成績は低くなりやすいが、親の学歴によってその効果が異なるわけではない。第3に、睡眠タイミングの学業成績への主効果は確認されないが、親片方大卒層で早寝早起型だと成績は高くなりやすく、また両親大卒層で遅寝遅起型だと成績は高くなりやすい。第4に、親片方大卒層の早寝早起型の成績を高める有意な効果は、学習意欲の効果によって吸収される。第5に、両親大卒層の遅寝遅起型の成績を高める有意な効果は、中学受験予定の効果によって吸収される。以上の結果から、親学歴による成績格差が睡眠習慣では十分に説明されず、睡眠習慣と階層が大きな関連をもたないこと、高学歴の親の子どもは意図的養育のもとで教育的成功に親和的な睡眠習慣を身につけることが示唆された。

      DOI: 10.20740/timestudies.16.0_1

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    • 再生産的/非再生産的な子どもの生活時間 査読有り

      大久保 心

      子ども社会研究30   153 - 171   2024年6月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

      これまでに子どもの生活時間の階層間の差は明らかにされてきたが、階層内の差についてはまだよくわかっていない。そこで本稿は、低階層で高成績、または高階層で低成績である「非再生産的」な子どものライフスタイルについて、低階層で低成績、または高階層で高成績である「再生産的」な子どもとの比較から、小中学生の生活時間の記述的分析によって検討した。ベネッセ教育総合研究所「放課後の生活時間調査,2013」を用いて、小学5年生から中学2年生を対象とした分析を行った。その結果、小学生サンプルでは、非再生産的なグループは、高階層で高成績なグループよりも学業に親和的な教育行動の時間が有意に少なく、低階層で低成績なグループよりも自由行動の時間は有意に少なかった。一方、中学生サンプルでは、非再生産的なグループは、低階層で低成績なグループよりも教育行動の時間が有意に多く、かつ自由行動の時間は有意に少なかった。以上の結果から、低階層の子どもにおけるレジリエンスや、高階層の子どもにおける補償的有利をもたらすライフスタイルは、小学生よりも中学生において顕著になると考えられる。特に中学生時点において、低階層で低成績なグループは、他のグループよりも際立って教育的成功に非親和的な生活時間を営む点で、特異なライフスタイルを形成している可能性が示された。

      添付ファイル: 大久保(2024)再生産的/非再生産的な子どもの生活時間.pdf

      DOI: 10.57410/jschildstudy.30.0_153

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    • 子どもの生活時間の趨勢(1970-2020) 査読有り

      大久保 心

      時間学研究12   31 - 51   2021年12月

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      生活時間研究を通じて,子どもの日常生活の階層間格差や地域間格差,特定の行動の時系列変化が明らかにされてきたが,子どものライフスタイルの総合的な趨勢の検討は十分でなかった。そこで本稿は,子どものライフスタイルの変化と安定の傾向を長期的に把握することを目的とした。10歳以上を対象とした「国民生活時間調査」の小学生,中学生,高校生,および親世代の40代の集計データを用いて,1970年から2020年までの時間量とタイミングの情報から生活時間の時系列変化を確認した。その結果,夜帯の生活時間の時系列変化について,40代と小学生は連動しやすい傾向が見られた一方で,中高生は40代と独立した傾向が見られた。また,日中の生活時間の多様性について,平日は50年間かなり安定していたが,日曜では一貫した変化と安定の傾向は見られなかった。平日と日曜の夜帯について,どの年齢層でも長期にわたり行動の多様化が見られたが,40代と小学生は徐々に夜型化していたのに対して,中高生は夜型傾向の維持と同時に自由行動の増加が確認された。以上の結果から,生活時間データからライフスタイルを捉える場合に時間量とタイミングの両情報の利用が有効であること,生活時間研究が子どもの社会化を長期的かつ客観的に把握するために重要であることが示された。

      DOI: 10.20740/timestudies.12.0_31

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    • 時間意識と進学期待:中学生の時間厳守への注目 査読有り

      大久保 心

      理論と方法35 ( 2 ) 184 - 197   2020年9月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

      本稿は,中学生の時間厳守意識が進学期待に与える影響について,親の学歴階層との関連を踏まえつつ検討することを研究目的とする.先行研究で,時間にかんする個々人の行動様式の差異および,学業成績や進学期待への文化的要素の影響の階層差が十分に検討されてこなかったことをふまえて仮説を設定し,「放課後の生活時間調査,2013」の分析を行った.その結果,第1に,親の学歴が子どもの時間厳守意識に影響するという仮説は支持されなかった.第2に,時間厳守意識が高いほど学業成績が良くなりやすいが,親の学歴が低い場合にその効果はより大きい傾向が示された.第3に,親の学歴が低い場合に,時間厳守意識が高いほど進学期待は高くなりやすいが,それは直接的な影響ではなく学業成績を媒介した間接的な影響である可能性が示された.以上から,親の社会階層が相対的に低い子どもほど時間厳守意識という文化的要素を身につけることで上昇移動が可能になるという文化移動モデルに整合的な結果が得られ,個々人の行動様式の違いとして時間意識に着目する意義が示唆された.ただし,これらの結果のロバストネスについては今後さらに検証していく必要がある.

      DOI: 10.11218/ojjams.35.184

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    • 私立幼稚園の選択が園外教育費に及ぼす効果:傾向スコアマッチングを用いた計量分析 査読有り

      大久保 心

      子ども社会研究26   67 - 87   2020年6月

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      掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

      教育費の階層間格差の形成メカニズムを検討することは、教育達成に影響を及ぼす可能性があるため重要であるが、これまでの教育投資にかんする研究では、就学前にどの種別の園を選ぶかという視点が等閑視されてきた。そこで、本稿の目的は、親の私立幼稚園の選択が就学前の子どもの園外教育費に及ぼす効果を明らかにすることにある。ベネッセ教育総合研究所の実施した「第3回子育て生活基本調査(幼児版)、2008」を用い、計量分析を行った。分析では、サンプルセレクションバイアスを調整するため、傾向スコア分析を用いた。その結果、以下の3点が明らかになった。第1に、高学歴で、また教育熱心な親ほど、私立幼稚園を選択しやすい。第2に、サンプルセレクションバイアスを調整しても、親が私立幼稚園を選択することは、子どもの園外教育費を増加させる効果をもつ。第3に、家計にゆとりがあるほど私立幼稚園の園外教育費に及ぼす効果は大きくなる一方で、親の学歴が低いほど私立幼稚園の園外教育費に及ぼす効果は大きくなりやすい。以上の結果から、就学前における教育投資の階層間格差の形成メカニズムで園種別に着目する重要性が明らかになった。

      添付ファイル: 大久保_2020_私立幼稚園の選択が園外教育費に及ぼす効果.pdf

      DOI: 10.57410/jschildstudy.26.0_67

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    • 就学前教育で生じるタイムマネジメントの分析視点 査読有り

      大久保 心

      時間学研究8 ( 0 ) 1 - 17   2017年

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:日本時間学会  

      本稿は,園児と保育者の相互作用で形成される就学前教育の生活時間に生じるタイムマネジメントを分析する視点の基礎的な構築を目的とする. まず,これまでのタイムマネジメントに関わる研究から時間厳守と時間調整について検討し,小学校教育と比較した就学前教育の時間的特徴を整理し,事例分析を行う意義を示す.次に,研究方法を提示し,認定こども園と保育所での質的調査のデータをもとにした分析を行う.データの分析を通じて,タイムマネジメントの分析を行うために園生活における〈時間の区切り〉に着目することで,就学前教育で保育者が細やかな配慮を行い,個々の園児の主体性を尊重しながら園児集団のまとまりも維持しようとしているという実態が明らかにされる.その結果は,家庭と学校を結ぶ位置にある就学前教育の時間的特徴が,その後の学校生活や社会生活に関わる効果と関連している可能性を示唆する.

      DOI: 10.20740/timestudies.8.0_1

      CiNii Article

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    MISC

    講演・口頭発表等

    • 小中学生の学習時間が学業成績に及ぼす影響

      大久保 心

      日本教育社会学会第77回大会(大阪大学)  2025年11月8日 

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      開催年月日: 2025年11月8日 - 2025年11月9日

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      添付ファイル: jses77_okubo.pdf

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    • 未婚者の結婚・出生意欲への少子化対策の効果は学歴・教育意識により異なるか?:未婚者への少子化対策の効果に関する要因配置実験(2)

      大久保 心, 藤間 公太, 麦山 亮太, 余田 翔平, 松田 茂樹

      第97回日本社会学会大会(京都産業大学)  2024年11月9日 

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      開催年月日: 2024年11月9日 - 2024年11月10日

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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    • 学習時間と成績の関連は線形か非線形か

      大久保 心

      日本子ども社会学会第30回大会(日本女子大学)  2024年6月29日 

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      添付ファイル: jscs30_okubo_ppt_rev.pdf

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    • いかなる少子化対策が未婚者の出生・結婚意欲を高めるか:要因配置実験による検証

      麦山 亮太, 松田 茂樹, 大久保 心, 藤間 公太, 余田 翔平

      第76回数理社会学会大会(大阪大学)  2024年3月17日 

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      開催年月日: 2024年3月16日 - 2024年3月17日

      記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

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    • 高校進学格差のメカニズム:JLSCPの分析から

      大久保 心

      日本教育社会学会第75回大会(弘前大学)  2023年9月10日 

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      会議種別:口頭発表(一般)  

      添付ファイル: jses75_okubo.pdf

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    • 再生産的/非再生産的な子どもの生活時間 招待有り

      大久保 心

      日本子ども社会学会第29回大会(J:COM ホルトホール大分)  2023年6月3日 

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      会議種別:ポスター発表  

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    • 就学前における認知スキルと社会情動的スキル

      大久保 心

      日本子ども社会学会第26回大会(東京成徳大学)  2019年6月30日 

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    • 小学生の睡眠パターンと学習姿勢

      大久保 心

      日本時間学会第11回大会(山口大学)  2019年6月8日 

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    • 時間規律の社会化過程:ある認定こども園のルーティンの転換に着目して

      大久保 心

      日本教育社会学会第70回大会(佛教大学)  2018年9月4日 

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    • 中高生の時間規律・時間管理が成績と進学期待に与える影響

      大久保 心

      日本時間学会第10回大会(千葉大学)  2018年6月9日 

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    • 就学前教育における子どもの時間的社会化

      大久保 心

      日本教育社会学会第69回大会(一橋大学)  2017年10月21日 

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    • 保育者のタイムマネジメントと保幼小接続

      大久保 心

      日本時間学会第9回大会(山口学芸大学)  2017年6月12日 

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    • 就学前教育のタイムマネジメント:現場実践における〈社会的時間〉の事例検討から

      大久保 心

      慶應義塾大学人類学研究会2016年度修士論文発表会(慶應義塾大学)  2017年2月7日 

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    • 園児と保育士の社会的時間とタイムマネジメント:就学前教育における発表会に向けた活動の検討から

      大久保 心

      日本社会学会第89回大会(九州大学)  2016年10月8日 

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    • 就学前教育における社会的時間の形成:質的調査による園児と保育士の相互作用分析から

      大久保 心

      日本時間学会第8回大会(京都工芸繊維大学)  2016年6月11日 

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      会議種別:口頭発表(一般)  

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    • 就学前教育における食事と時間意識:認定こども園でのフィールドワークから

      大久保 心

      関東社会学会第64回大会(上智大学)  2016年6月5日 

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      会議種別:口頭発表(一般)  

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    担当経験のある科目(授業)

    • 2026年9月 - 現在 
      コミュニティ学演習2B ( 立教大学 )

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      科目区分:学部専門科目 

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    • 2026年4月 - 現在 
      コミュニティ学演習2A ( 立教大学 )

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      科目区分:学部専門科目 

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    • 2024年9月 - 現在 
      統計分析II ( 学習院大学 )

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      科目区分:大学院専門科目 

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    • 2024年9月 - 現在 
      データ分析法 ( 立教大学 )

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      科目区分:学部専門科目 

      社会調査士E科目:多変量解析の方法に関する科目

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    • 2024年9月 - 現在 
      データ分析入門 ( 立教大学 )

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      科目区分:学部専門科目 

      社会調査士D科目:社会調査に必要な統計学に関する科目

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    • 2024年8月 - 現在 
      統計学B ( 東京科学大学 )

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      科目区分:学部教養科目 

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    • 2024年4月 - 現在 
      社会調査実習 ( 立教大学 )

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      科目区分:学部専門科目 

      社会調査士G科目:社会調査を実際に経験し学習する科目

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    • 2024年4月 - 現在 
      統計学入門 ( 立教大学 )

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      科目区分:学部専門科目 

      社会調査士C科目:基本的な資料とデータの分析に関する科目

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    • 2024年4月 - 現在 
      社会調査入門 ( 立教大学 )

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      科目区分:学部専門科目 

      社会調査士A科目:社会調査の基本的事項に関する科目

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    • 2024年4月 - 現在 
      基礎演習 ( 立教大学 )

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      科目区分:学部教養科目 

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    • 2023年9月 - 現在 
      社会階層論I ( 日本女子大学 )

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      科目区分:学部専門科目 

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    所属学協会

    共同研究・競争的資金等の研究

    • 不利な出身階層の教育的な上昇移動の趨勢とメカニズム

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      大久保 心

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      2026年4月 - 2029年3月

      課題番号:26K16693

      担当区分:研究代表者 

      配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )

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    • 公的統計を利活用した子ども期の貧困経験と格差生成メカニズムに関する社会学的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      斉藤 知洋, 大久保 心, 塚田 祐介

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      2025年4月 - 2029年3月

      課題番号:25K05560

      配分額:4550000円 ( 直接経費:3500000円 、 間接経費:1050000円 )

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    • 小中学生の生活時間と成績格差に関する教育社会学的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      大久保 心

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      2024年7月 - 2026年3月

      課題番号:24K22774

      配分額:2730000円 ( 直接経費:2100000円 、 間接経費:630000円 )

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    • 子どもの生活時間と教育格差に関する基礎的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      大久保 心

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      2023年1月 - 2024年7月

      課題番号:22KJ1193

      担当区分:研究代表者 

      配分額:4420000円 ( 直接経費:3400000円 、 間接経費:1020000円 )

      2022年度の研究期間が2023年1月からの3か月間と短期間だったこともあり、学会報告や論文の投稿には至らなかった。しかし、内外の階層研究や貧困研究、生活時間研究に関する論文や書籍を整理、および社会調査データの二次分析を通じて、2023年度の研究の推進に向けた準備は十分に整えることができた。成果は大きく以下の2点として挙げられる。
      成果1:「放課後の生活時間調査,2013」(ベネッセ教育総合研究所)の二次分析を行い、小中学生の生活時間と成績格差との関連を探索的に検討した。記述的分析の結果、低階層かつ好成績、高階層かつ低成績の子どもの場合、低階層かつ低成績な子どもよりも教育的時間は長く、享楽的時間は短い傾向が見られた。また、それは小学生よりも中学生において顕著な傾向であった。この結果について、2月に開催された学外の研究会(2023年6月開催予定である日本子ども社会学会大会の企画に向けた研究会)にて報告を行い、学外の若手研究者との分野横断的な議論に至った。これらの成果をもとに、学術誌に投稿予定の論文を執筆中である。
      成果2:「放課後の生活時間調査,2013」の二次分析により、親が高学歴であるほど学校外学習時間が長く、テレビやゲーム、スマートフォンなどのスクリーンタイムが短い、という先行研究に整合的な結果が得られた。また、短時間の学校外学習時間、および長時間のスクリーンタイムの学業成績との負の関連も確認され、これも先行研究に整合的な結果だった。一方、「親学歴→学校外学習時間・スクリーンタイム→成績」というモデルにおいて、成績の階層間格差について生活時間の説明力は大きいとはいえないことが確認された。この点については、今後別のデータでも確認されるかを検討する予定である。

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    • 生活時間・時間意識をめぐる子どもの語りと社会階層の関連

      慶應義塾大学  2021年度博士課程学生研究支援プログラム(研究科推薦枠) 

      大久保心

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      2021年4月 - 2022年3月

      担当区分:研究代表者 

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    • 子どもの社会化プロセスと階層:社会性の階層差に着目して

      慶應義塾大学  2020年度博士課程学生研究支援プログラム(研究科推薦枠) 

      大久保 心

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      2020年4月 - 2021年3月

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    • 子どもの成績・教育アスピレーションにおける時間的社会化の役割に関する研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 

      大久保 心

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      2018年4月 - 2020年3月

      課題番号:18J11909

      配分額:1900000円 ( 直接経費:1900000円 )

      2018年度での研究成果は、(1)子どもが時間規律や時間調整を身につける過程、および(2)中学生の時間意識が成績や教育アスピレーションに与える影響についての2点に集約される。(1)は就学前教育施設(認定こども園Aと保育所Bの2園)での園児と卒園児の事例調査・分析、(2)はベネッセ教育総合研究所「放課後の生活時間調査,2013」の個票データの二次分析により明らかにした。その成果については以下の通りである。
      (1)については、就学前教育施設での観察調査から、時間厳守の身体化過程において、園児はそれぞれの生活の文脈に臨機応変に合わせることを学習する様子が明らかになった。結局、この点に就学後や就業後の時間規律や時間管理との密接なつながりを見出すことができると思われる。この結果は、学会発表(報告済)および論文投稿(査読中)に至った。就学前教育における、社会的な時間感覚の標準化役割の可能性が示唆される。さらに、保育所Bの卒園児の中高生5名への聞き取りの結果、「時間を守る」という意識は友人関係に依拠しており、自分のためという意識はあまりない。また、平日に比して、休日の生活時間の規則正しさは本人の学習意欲や進学志向が強く反映されるようであり、休日の生活時間のほうが階層性や学業との関連が強く反映される可能性がある。この結果は、次年度にて論文化する予定だ。
      (2)については、時間厳守の意識が高いほど、学習時間、勉強姿勢、成績、教育アスピレーションがプラスになりやすい傾向が明らかになった。時間厳守の態度は、中学生における学業や進学展望、友人関係と関連する一方で、親の学歴や世帯構造によりあまり影響されない傾向も明らかになった。つまり、学歴の世代的な再生産という格差の再生産を抑制する効果を、時間意識が担っている可能性がある。この結果は、学会報告(報告済)および論文投稿(査読中)に至った。

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    • 貧困低所得の世代的再生産についての基礎的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      稲葉 昭英, 吉武 理大, 大久保 心, 吉田 俊文, 大橋 恭子, 夏 天, 小正 貴大

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      2016年4月 - 2019年3月

      課題番号:16K04095

      担当区分:その他 

      配分額:2600000円 ( 直接経費:2000000円 、 間接経費:600000円 )

      大規模な公共利用データを用いて貧困低所得層の世代的再生産に関する計量分析を行った。その結果、ひとり親世帯の子(中学3年生)の教育アスピレーション(進学期待)が低く、成績が悪く、勉強時間が少ない傾向がみられた。とくにこの傾向は父子世帯の子に大きかった。多変量解析の結果、母子世帯の子に見られる差異は所得の低さからほぼ説明されえたのに対して、父子世帯の子に見られる差異は所得からは説明されえなかった。

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    • 子どもの時間的社会化:就学前教育のフィールド調査から

      慶應義塾大学  平成29年度博士課程学生研究支援プログラム(研究科推薦枠) 

      大久保 心

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      2017年4月 - 2018年3月

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    社会貢献活動

    • 学習時間と成績はどのような関係にあるのか

      寄稿

      ベネッセ教育総合研究所  「子どもの生活と学び」研究プロジェクト - 研究コラム  2024年10月15日

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      種別:インターネット

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    • 現代日本の子どもと時間

      パネリスト

      山口大学時間学研究所  時間学公開学術シンポジウム2021 ―働き方・子育て・時間―(オンライン)  2021年6月19日

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      種別:講演会

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    その他

    • 専門社会調査士

      2020年10月
      -
      現在
       

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