社会デザイン研究科 社会デザイン学専攻 博士課程後期課程
臨床社会学
臨床心理学
男性学
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2025年4月 - 現在社会デザイン研究科 社会デザイン学専攻 博士課程前期課程 特任准教授
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2025年4月 - 現在社会デザイン研究科 社会デザイン学専攻 博士課程後期課程 特任准教授
2025/10/09 更新
臨床社会学
臨床心理学
男性学
人文・社会 / 社会学
人文・社会 / 臨床心理学
備考:https://www.unlearn.or.jp/
ミソジニーをほどく:家父長制に抗するナラティヴ・プラクティス 招待有り
西井開
N:ナラティヴとケア ( 16 ) 24 - 30 2025年1月
当事者専門家は何を見ているのか―男性相談をフィールドとした当事者性とポジショナリティに関する考察 招待有り
西井開
臨床心理実践サバイバルガイド 臨床心理学 増刊16号 180 - 186 2024年8月
西井 開
社会学評論 = Japanese sociological review / 日本社会学会 編75 ( 1 ) 56 - 74 2024年7月
退職記念シンポジウム「臨床社会学の可能性 : いままでとこれからを考えながら」
中村 正, 中根 成寿, 大川 聡子, 西井 開, 村本 邦子
立命館産業社会論集60 ( 1 ) 85 - 120 2024年6月20日
加害の地図を描く:DVに作用する男性性を可視化する臨床実践 招待有り
こころの科学増刊 心理臨床と政治 36 - 43 2024年3月
多様化するバックラッシュ:男性問題としての抵抗を臨床する 招待有り
臨床心理学 増刊15号 あたらしいジェンダースタディーズ 98 - 103 2023年8月
男子集団の社会病理を把握する : 暴力,失語,ホモソーシャル—特集 これからの時代を生きる高校生・大学生の処方箋 ; 変わりゆくジェンダー/セクシュアリティ
西井 開
臨床心理学 = Japanese journal of clinical psychology23 ( 3 ) 284 - 288 2023年5月
書いて終わらない臨床社会学にむけて—書評セッション 『社会病理学の足跡と再構成』を読み広げる 招待有り
西井 開
現代の社会病理 = Journal of social problems / 日本社会病理学会 編 ( 38 ) 95 - 98 2023年
怒りをのみこむ〈沼〉を問う : セラピストのマイクロアグレッションとアイデンティティ管理—特集 怒りとはなにか? : 攻撃性と向き合う 招待有り
西井 開
臨床心理学 = Japanese journal of clinical psychology23 ( 1 ) 45 - 49 2023年1月
男性性ジェンダーを重視した心理臨床に向けて―心理学的説明モデルによる正当化と他者化の陥穽 招待有り
西井開
臨床心理学 増刊14号 2022年8月
恐怖するマジョリティ、揺れるバイスタンダー : 性差別的なふるまいをした男性にどう関わるか—特集 「加害者」を考える 招待有り
西井 開
現代思想50 ( 9 ) 80 - 91 2022年7月
不安定な自己を叙述する : 異性愛関係に引き寄せられる男性のライフストーリー分析—特集 〈恋愛〉の現在 : 変わりゆく親密さのかたち
西井 開
現代思想49 ( 10 ) 153 - 163 2021年9月
斜面の下に埋まっているもの : 権力関係を背景としたコミュニケーションの不成立過程—特集 アサーションをはじめよう : コミュニケーションの多元的世界へ ; ひらかれたアサーション
西井 開
臨床心理学 = Japanese journal of clinical psychology21 ( 2 ) 221 - 226 2021年3月
とまどいを抱える : メンズリブ運動の歴史と再解釈をめぐって—複合差別を解きほぐす ; 性と障害と民主主義
尾﨑 俊也, 西井 開
対抗言論 : 反ヘイトのための交差路 ( 2 ) 270 - 279 2021年2月
周縁化された男性の生活体験の臨床社会学的探求―「非モテ」現象にかかわる男性のナラテ イブをとおして― 査読有り
西井 開
現代の社会病理35 97 - 113 2020年
痛みとダークサイドの狭間で : 「非モテ」から始まる男性運動—特集 「男性学」の現在 : 〈男〉というジェンダーのゆくえ
西井 開
現代思想47 ( 2 ) 154 - 160 2019年2月
「ずるさ」からはじまるバイスタンダー考—特集 バイスタンダーとは誰か : 当事者/非当事者を問いなおす
石原 真衣, 西井 開
現代思想53 ( 9 ) 8 - 22 2025年7月
わたしたちの働き方改革(最終回)ハラスメントに介入するための手段
西井 開
安全衛生のひろば65 ( 12 ) 40 - 41 2024年12月
わたしたちの働き方改革(第34回)ハラスメントを防止するバイスタンダーの障壁
西井 開
安全衛生のひろば65 ( 11 ) 34 - 35 2024年11月
書評 平山亮他編『男性学基本論文集』勁草書房
西井開
図書新聞 ( 3653 ) 2024年8月
すべてを「友情」と呼ぶ前に : 名づけえないいくつもの関係—特集 〈友情〉の現在
中村 香住, 西井 開
現代思想52 ( 9 ) 8 - 21 2024年6月
バイスタンダーをめぐる障壁と乗り越えるためのステップ:職場でのハラスメントを例に 招待有り
西井開
港区男女平等参画情報誌「OASIS オアシス」 ( 79 ) 3 - 6 2023年10月
ナラティヴ・コミュニティの実践と異国化
シンリン・ラボ「特集 ナラティヴ・セラピー/アプローチの現在と未来」https://shinrinlab.com/feature006_05/ 2023年9月
男たちへの哀れみー持たざる者の苦悩と矛盾
西井開
IWAKAN Volume 06 特集 男性制6 78 - 89 2023年5月
男性問題を語りつくそう 杉田俊介×西井開
杉田俊介, 西井開
集英社新書プラス(https://x.gd/xPGIO) 2022年2月
「有害な男らしさ」という言葉に潜む「意外な危うさ」を考える 招待有り
西井開
現代ビジネス(https://gendai.media/articles/-/79520) 2021年1月
男性が「弱さ」でつながるということ―男性による語り合いの実践から 招待有り
西井開
公益財団法人京都市男女共同参画推進協会ジェンダーハンドブックvol.2 #ボクらは誰も傷つけたくない ―「男らしさ」の謎を探る冒険 2020年11月
男の生きづらさを再考する 招待有り
西井開
男女共同参画情報誌「クレオ」令和2年1~3月号 2020年3月
男性は「見えない特権」と「隠れた息苦しさ」の中で、どう生きるか
西井開
現代ビジネス(https://gendai.media/articles/-/70882) 2020年3月
学生ボランティアに対するセクシュアルハラスメントの対策
西井開
2016年度東北大学高度教養教育・学生支援機構 課外ボランティア活動支援センター紀要 24 - 33 2017年4月
ジェンダーにセンシティブでありたい心理臨床家のために
齋藤梓, 坂梨唯, 梨谷美帆, 西井開, 日野映, 向井理菜( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 序章「私たちは何を学び,何を学んでこなかったのか」,共同討議①「セラピストは葛藤する―ポジショナリティと多様性への開かれ」,共同討議②「セラピストは問いつづける―ジェンダーセンシティブからポジションセンシティブへ」,第Ⅳ部「ジェンダーを介した男性臨床の探究」)
金剛出版 2025年9月 ( ISBN:9784772421294 )
恋愛社会学 : 多様化する親密な関係に接近する
高橋, 幸, 永田, 夏来( 担当: 分担執筆 , 範囲: 片思いと加害の境界を探る──交際経験の乏しい異性愛男性の関係構築に着目して)
ナカニシヤ出版 2024年10月 ( ISBN:9784779517662 )
どうして男はそうなんだろうか会議 : いろいろ語り合って見えてきた「これからの男」のこと
渋谷, 知美, 清田, 隆之, 西井, 開, 中村, 正, 平山, 亮, 前川, 直哉, 武田, 砂鉄
筑摩書房 2022年8月 ( ISBN:9784480864796 )
「非モテ」からはじめる男性学
西井, 開
集英社 2021年7月 ( ISBN:9784087211764 )
モテないけど生きてます : 苦悩する男たちの当事者研究
ぼくらの非モテ研究会( 担当: 共編者(共編著者))
青弓社 2020年9月 ( ISBN:9784787234766 )
男性を取り囲む社会規範と対話の可能性 招待有り
西井開
日本犯罪心理学会近畿地区研究会 2025年1月19日
ジェンダーの視点を介した男性臨床の探求
西井開
日本心理臨床学会第43回大会自主シンポジウム「ジェンダーセンシティブな心理支援に向けて3」 2024年10月6日
性暴力における加害トラウマと責任の不発化 招待有り
西井開
日本社会病理学会第40回大会ラウンドテーブル「性暴力の語りとジェンダー規範―被害と加害の社会病理学」 2024年9月28日
何が責任=応答を妨げているのか 招待有り
南山大学社会倫理研究所2023年度第1回懇話会「〈われわれ〉は何を引き受けるのか」 2023年10月22日
臨床心理学の「無知」を問う
西井開
日本心理臨床学会第42回大会自主シンポジウム「ジェンダーセンシティブな心理支援に向けて2:ジェンダー秩序の中で生きるセラピスト」 2023年9月24日
「男らしさの危機」 言説を問う
西井開
第2回男性・男性性研究会オープンセミナー ラウンドテーブル 2023年8月19日
『非モテからはじめる男性学』 書評への応答 招待有り
筒井晴香, 宮本雅也, 西井開
東京都立大学『非モテからはじめる男性学』 書評会 2023年3月28日
「不安定な男性性にかんする臨床社会学: 非-マジョリティ男性の精神衛生上の課題をめぐって」 招待有り
第5回WAN博士論文検討会 2023年1月22日
若年男性の〈自己孤立化〉にかんする研究
西井開
日本社会病理学会第38回大会 2022年11月
男性性ジェンダーを重視したDV加害者臨床
西井開
心理臨床学会第41回大会自主シンポジウム「ジェンダーセンシティブな心理支援に向けて:外的な枠組み、見立て、自己省察性」」 2022年9月4日
非-マジョリティ男性の変化に関するインターセクショナリティの応用:男性の語り合いサークルの 実践を通して 招待有り
西井開
対人援助学会 企画ワークショップ② 2022年1月30日
不安定な男性性を背景とした男性集団内の周縁化作用に関する分析
西井開
日本社会病理学会第36回大会 2021年3月
社会と心理をむすぶ質的研究
朴希沙, 西井開
日本質的心理学会第16回大会 企画シンポジウム報告 2019年9月
〈非モテ〉に悩む男性の体験世界の探求—男性の語り合いグループの実践から 招待有り
西井開
日本社会病理学会第35回大会 シンポジウム報告 2019年9月
あいつはフツウと違うから:切り離しのマジョリティ論 その他
生きのびるブックス https://ikinobirubooks.jp/series/nishii-kai/1094/
恋と性の揺らぎと幅(正進社コロカラBOOK) 教材
松岡宗嗣, 西井開
ジェンダー問題としてのストーキング関連行動に関する臨床社会学
日本学術振興会 科学研究費助成事業
西井 開
「非モテ」現象に見る男性の自己閉塞化と不安定な男性性に関する臨床社会学
日本学術振興会 科学研究費助成事業
西井 開
2020年4月 - 2022年3月
課題番号:20J12405
配分額:2300000円 ( 直接経費:2300000円 )
本研究はセクシュアリティやジェンダーアイデンティティなどの面で、異性愛、シスジェンダーという特権的な立場にいるが、身体・精神障害を有している、無職・非正規雇用である、社会的孤立・いじめ被害の経験がある、配偶者・恋人がいないなど、ドミナントな男性像を十分に達成できていない周縁性を有する男性(非-マジョリティ男性)たちの当事者研究グループをフィールドとし、非-マジョリティ男性がミソジニーやセルフネグレクトを強化する過程と男性のもつ精神衛生上の課題を明らかにすることを目的として実施してきた。
2021年度は、フィールド調査、インタビュー調査から収集したナラティヴデータを元に、男性心理学の概念を理論枠組みとしながら分析を行った。その結果、非-マジョリティ男性が標準的な男性像から逸脱している、男性集団内の序列構造を背景として、からかいや集団からの排除によって傷つけられ、不遇感や自己否定感を抱いていることが明らかになった。また、こうした心理的なストレスを回避するために、非-マジョリティ男性は理想的な友人関係や異性愛関係にその解決の道筋を見出して〈期待のストーリー〉を構築し、それが叶わなかった際に、大きく動揺し、自己孤立化や女性に対する侵入的な行為に及んだりすることが分析の結果明らかになった。
また、グループの構造やメンバー間の相互作用、メンバーたちの変化を分析することで、メンバーたちが自身を取り巻くドミナントな男性性から距離を取り、新たな男性性を創造していく過程が明らかになった。以上の研究の一部を書籍として発表した。
さらに、研究における自身の経験を自己エスノグラフィーとして記述し、分析を加えた。以上の分析結果をまとめ、最終的に博士学位取得論文「不安定な男性性にかんする臨床社会学―非-マジョリティ男性の精神衛生上の課題をめぐって―」を立命館大学人間科学研究科に提出し学位を取得した。
人権啓発講演会「第三者介入」で変える未来/ハラスメントや差別に対抗する5つの方法
講師
静岡地域人権啓発活動ネットワーク協議会 2025年2月2日
アクティブ・バイスタンダー(行動する第三者)講座:職場でハラスメントや差別を目撃したら、何ができるのか
講師
明治学院大学 ハラスメント人権委員会 2024年度 教職員のための講演会 2024年12月18日
男性として生きる中で抱える心理的な課題について
講師
世田谷区立男女共同参画センター らぷらす 男女共同参画事業に携わる方のための男性対象事業研修:男性向け講座の企画ヒントを学ぶ 2024年12月14日
アクティブ・バイスタンダーができること
出演
葛飾区男女平等推進センター 2024年11月10日
男性学講座「性差別に男性はどするべきか~これからの男性の在り方を探る~」
出演
千葉市男女共同参画センター 2024年11月9日
働く男性のための参加型で学ぶハラスメントとの関わり方
出演
西宮市男女共同参画センターウェーブ 2024年7月5日 - 2024年8月2日
アクティブ・バイスタンダー講座
出演
世田谷区男女共同参画センターらぷらす 2024年7月27日
「非モテ」からはじめる男性学
講師
灘高等学校・灘中学校 2024年6月1日
「女・男らしさ」の思い込みの知識と意識のアップデート
講師
綾部市男女共同参画センターあいセンター 2024年3月24日
ジェンダーギャップのアナザーサイド:『男性特権』とは? 男性特権に対する『抵抗』にどう対応するか
講師
日経クロスウーマン編集部 日経ウーマンエンパワーメントコンソーシアム 2024年3月21日
ジェンダーの問題は男性にどのように関わっているのか?
講師
早稲田大学本庄高等学院 人権教育講演 2024年2月22日
アンコンシャスバイアスを知ろう!:多様な人材をいかすために
講師
北播磨雇用開発協会;西脇公共職業安定所;西脇市人権教育協議会企業内教育部会;西脇市男女共同参画センター 公正採用選考人権啓発推進員研修会/西脇市人権教育協議会企業内教育部会 企業セミナー/女性活躍推進セミナー合同研修会 2024年2月19日
男性もやもやラボ:男性の悩み・生きづらさをみんなで考えよう
講師
世田谷区立男女共同参画センターらぷらす 2024年2月18日
男の窮屈さ研究会:対話による発見
講師
葛飾区男女平等推進センター 2023年11月18日
迷えるぼくらの悩みをよみとく
講師
豊島区男女平等推進センターエポック10 2023年11月17日
男性特権は男性に何をもたらすのか
講師
上智大学 プロフェッショナル スタディーズ 2023年10月28日
男女共同参画セミナー「無自覚な偏見といかに向き合うか:男性の特権とマイクロアグレッション」
講師
兵庫県立男女共同参画センター イーブン 2023年7月20日
男性のための井戸端会議:“男だから”感じる窮屈さを探る
講師
港区立男女平等参画センター「リーブラ」 2023年3月19日
男の居場所づくりワークショップ
講師
葛飾区男女平等推進センター 2022年11月20日
2022年度ジェンダー論講座「男性とジェンダー」
講師
仙台市男女共同参画センターエルパーク仙台 2022年10月15日
男子の「生きづらさ」を考える:ぼくらは何が痛いのか?
講師
富山県民共生センター「サンフォルテ」 2022年2月20日
オトコの心理学:何が苦悩をもたらすのか?
講師
宇治市男女共同参画支援センター 2022年2月13日
テーブルトーク「男らしさ」ってなんだろう
講師
仙台市男女共同参画センターエルパーク仙台 2022年1月29日
男のセルフマネジメント講座
講師
こうち男女共同参画センター「ソーレ」 2021年11月20日
男社会を考える
NHK かんさい熱視線 https://www.nhk.jp/p/osaka-nessisen/ts/X4X48GXNX2/episode/te/KZ1RLJR857/ 2024年5月
受け流されてきた容姿への「からかい」 男性学で読み解く麻生氏発言
朝日新聞デジタル言論サイトRe:Ron 2024年3月
男だけで非モテ語り合う…「ぼくらの非モテ研究会」 新聞・雑誌
読売新聞 読売新聞全国版朝刊2022年12月25日付[シングルスタイル・聞く] 2022年12月
非モテが苦しいのはなぜ? 男性の生きづらさ、根底に「未達の感覚」 新聞・雑誌
朝日新聞 朝日新聞デジタル https://digital.asahi.com/articles/ASPCQ4H8WPCHULEI003.html 2021年11月