2026/06/10 更新

写真b

ソウマ タクヤ
相馬 拓也
SOMA,TAKUYA
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
環境学部 環境学科
職名*
准教授
学位
博士(農学) ( カッセル大学 )
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研究キーワード
  • ムスリム女性エンパワメント

  • 人類の生存戦略

  • タジキスタン

  • シルクロード

  • 天山山脈

  • キルギス

  • ヒトと動物の関係

  • アグロフォレストリー

  • 農学国際協力

  • 環境民俗

  • 鷹狩

  • イヌワシ

  • ユキヒョウ

  • 生態人類学

  • 遊牧民

  • ヒューマン・エコロジー

  • 人文地理学

  • カザフスタン

  • アルタイ山脈

  • 民族動物学

  • 民族鳥類学

  • 伝統知/在来知

  • レジリエンス

  • 環境適応

  • 学内職務経歴*
    • 2026年4月 - 現在 
      環境学部   環境学科   准教授
     

    研究分野

    • 人文・社会 / 地理学  / フィールドサイエンス、農学国際協力

    • 人文・社会 / 人文地理学

    • 人文・社会 / 文化人類学、民俗学  / 生態人類学、ヒューマンエコロジー

    • 人文・社会 / 地域研究  / シルクロード、中央ユーラシア、ネパール、タジク=ペルシア社会

    経歴

    • 2026年4月 - 現在 
      立教大学   環境学部   准教授

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    • 2020年2月 - 2025年3月 
      京都大学   白眉センター   特定准教授

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      国名:日本国

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    • 2019年8月 - 2020年1月 
      筑波大学   人文社会系   助教

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      国名:日本国

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    • 2016年4月 - 2019年3月 
      早稲田大学   高等研究所   助教

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    • 2013年 - 2015年 
      カッセル大学   エコロジー農学部   客員研究員

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    学歴

    • 2014年3月 - 2014年10月 
      カッセル大学   エコロジー農学部   博士課程

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    • 2005年4月 - 2011年3月 
      早稲田大学   大学院文学研究科 博士後期課程

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    • 2002年 - 2004年 
      ロンドン大学東洋アフリカ研究学院 (SOAS)

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    受賞

    • 2017年3月  
      (公社)日本地理学会  日本地理学会賞(2016年度論文発信部門) 
       
      相馬 拓也

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      受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 

      受賞国:日本国

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    論文

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    MISC

    書籍等出版物

    • ユキヒョウの民俗学—霊峰を駆ける美しき聖獣の物語—

      相馬 拓也( 担当: 単著)

      晃洋書房  2026年2月20日  ( ISBN:4771040087

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      総ページ数:176   記述言語:日本語 著書種別:学術書

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    • 草原の掟―西部モンゴル遊牧社会における生存戦略のエスノグラフィ

      相馬 拓也( 担当: 単著)

      ナカニシヤ出版  2022年1月31日  ( ISBN:4779516285

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      総ページ数:360   著書種別:学術書

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    • 移動する人々―多様性から考える―(立教大学異文化コミュニケーション学部叢書Ⅱ)

      相馬 拓也( 担当: 分担執筆 ,  範囲: カザフ系モンゴル遊牧民のノマディズムと騎馬鷹狩文化のエスノグラフィ)

      晃洋社  2019年3月  ( ISBN:4771031509

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      総ページ数:292   担当ページ:pp.242-279   記述言語:日本語 著書種別:学術書

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    • Raptor and Human - Falconry and Bird Symbolism throughout the Millennia on a Global Scale

      Takuya SOMA( 担当: 分担執筆 ,  範囲: Ethnoarchaeology of Ancient Falconry in Nomadic and Sedentary World)

      Wachholtz Verlag GmbH  2018年9月  ( ISBN:3529014907

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      総ページ数:1900   担当ページ:pp.243-258   記述言語:英語 著書種別:学術書

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    • 鷲使い《イーグルハンター》の民族誌-モンゴル西部カザフ騎馬鷹狩文化の民族鳥類学-

      相馬 拓也( 担当: 単著)

      ナカニシヤ出版  2018年3月30日  ( ISBN:4779512565

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      総ページ数:244   記述言語:日本語 著書種別:学術書

      CiNii Books

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    • Human and Raptor Interactions in the Context of a Nomadic Society. Anthropological and Ethno-ornithological Studies of Altaic Kazakh Falconry and Its Cultural Sustainability in Western Mongolia

      Takuya SOMA( 担当: 単著)

      Kassel University Press GmbH  2015年3月  ( ISBN:3862195651

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      総ページ数:202  

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    • ユーラシアの考古学: 髙濱秀先生退職記念論文集

      相馬 拓也, 髙濱秀先生退職記念論文集編集委員会( 担当: 分担執筆 ,  範囲: モンゴルを旅した2人の考古学者: 鳥居龍蔵と野村栄三郎のフィールドワーク再考)

      六一書房  2014年2月  ( ISBN:4864450455

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      総ページ数:301   記述言語:日本語 著書種別:学術書

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    講演・口頭発表等

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    担当経験のある科目(授業)

    • 2023年8月 
      中央ユーラシアSDGs演習 ( 筑波大学 人文社会系 国際地域研究科 )

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    • 2019年9月 - 2020年1月 
      中央ユーラシア社会文化研究ab ( 筑波大学 人文社会系 国際地域研究科 )

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    • 2019年 - 2020年 
      中央ユーラシアSDGs入門 ( 筑波大学 国際地域研究科 )

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      科目区分:大学院専門科目 

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    • 2019年 - 2020年 
      国際地域研究演習 ( 筑波大学 国際地域研究科 )

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      科目区分:大学院専門科目 

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    •  
      Human Geography in Asia ( 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 )

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    •  
      Introduction to Fieldwork in Asia ( 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 )

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    •  
      アジアにおける人文地理学 ( 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 )

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    •  
      アジアにおけるフィールドワーク入門 ( 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 )

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    •  
      海外研修(キルギス) ( 筑波大学 人文社会系 )

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      科目区分:学部教養科目 

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    所属学協会

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    共同研究・競争的資金等の研究

    • 南東アラビアの先史遊動民が山岳牧民に変容する過程の文理総合研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      近藤康久, 黒沼太一, 三木健裕, 相馬拓也, 近藤洋平, 蔦谷匠, 板橋悠, 太田博樹

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      2024年4月 - 2029年3月

      課題番号:24H00112

      資金種別:競争的資金

      配分額:47450000円 ( 直接経費:36500000円 、 間接経費:10950000円 )

      南東アラビアのハジャル山脈一帯では、紀元前4千年紀末に遊動的生活からオアシス定住農牧への転換が始まったが、紀元前2千年紀に入ると社会が再び遊動化する。この頃、現代のヤギ牧民シャワーウィに通じる山岳牧民が興ったのではないか。この仮説を検証するために、南東アラビアに位置するオマーン内陸部のタヌーフ地区と北端のハサブ地区において、遺跡のマッピング及び古道の踏査、遺丘と集葬墓の発掘調査及び墓地の記録調査、遺跡出土ヤギ糞石等の理化学分析に基づく古食性・古環境復元、初期イスラームの文献に現れる家畜及び牧民の事例調査、現代の牧民の牧畜行動・在来知調査を実施する。

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    • シルクロードの伝統知から探る遊牧民の草原適応術とレジリエンスの学知融合研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      相馬 拓也

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      2022年4月 - 2027年3月

      課題番号:23K25077

      配分額:10140000円 ( 直接経費:7800000円 、 間接経費:2340000円 )

      2023年度(R5年度)は、キルギス北東部イシククル湖周辺のバイボースン自然保護区、ナリン州スルト夏牧場、グレゴリエフカ村などの、牧畜コミュニティを中心に、牧畜民と野生動物/家畜動物の関係誌を物語るオーラルヒストリー、民話・説話、フォークロア、狩猟伝承のドキュメンテーションを実施した。
      1.定量社会調査/エスノグラフィック・インタビュー: 昨年に引き続き、牧畜コミュニティにおける女性の役割やジェンダー観など、シルクロード諸国で抑圧的な立場にある女性の生活誌の理解に大きな進展があった。また、タジキスタン国内の山岳農耕と牧畜文化のデータ収集により、天山山脈の牧畜文化や家畜飼養との横断的な対比が可能となった。
      2. ユキヒョウの生態観察・トラップカメラ調査:昨年に引き続き、キルギス南部クンゲイ・アラトー山脈に位置するバイボースン自然保護区(BBs)で、3,600m付近にトラップカメラ5台を設置して、ユキヒョウの行動観察を行った。同年度は、2023年5月~24年2月末までに、ユキヒョウ映像100件、野生動物150件が撮影された。地元ハンターのオーラルヒストリーを参照すると、同自然保護区では、およそ5頭のユキヒョウが棲息していると推測された。
      3. 遊動と季節移動のGPS追跡調査:イシククル湖およびスルト夏牧場に滞在する4世帯にGPSを保有してもらい、季節移動の場所や地点、移動季節などの追跡調査を実施した。データは、次回の渡航時に回収を予定している。また、種雄家畜交換の遡及調査を実施し、19世帯から過去15年間程度さかのぼって種雄畜が入手された場所・方法・使用期間などを特定した。遺伝的調査と掛け合わせることで、家畜の遺伝的多様性や収斂などを特定することができると考えられる。

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    • シルクロードの伝統知から探る遊牧民の草原適応術とレジリエンスの学知融合研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      相馬 拓也

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      2022年4月 - 2027年3月

      課題番号:22H03823

      担当区分:研究代表者 

      配分額:10140000円 ( 直接経費:7800000円 、 間接経費:2340000円 )

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    • ヒマラヤの人と自然の連環: 東西3地域の比較

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      渡邉 悌二, 古川 不可知, 韓 志昊, 渡辺 和之, 相馬 拓也, アバタル ラム

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      2021年4月 - 2025年3月

      課題番号:21H04371

      配分額:37700000円 ( 直接経費:29000000円 、 間接経費:8700000円 )

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    • 草原世界の伝統知に秘められた人類の生存戦略の探索

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 

      相馬 拓也

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      2022年4月 - 2024年3月

      課題番号:22H04448

      担当区分:研究代表者 

      配分額:4290000円 ( 直接経費:3300000円 、 間接経費:990000円 )

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    • 狩猟風俗から見直す「和漢」の境界の再構成

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      水野 裕史, 相馬 拓也

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      2019年6月 - 2023年3月

      課題番号:19K21603

      配分額:4940000円 ( 直接経費:3800000円 、 間接経費:1140000円 )

      本課題の目的は、室町時代以来議論されてきた「中国的なもの」と「日本的なもの」の区分、すなわち「和漢」の境界を見直すことにある。その研究対象として、中央アジアから伝わった狩猟風俗を基盤に再構成を試みる。具体的な方法として、文献史料の調査、絵画作品の調査を柱とする。
      研究代表者の水野裕史は、COVID-19の影響のため、熟覧による絵画作品の調査を延期することとした。初年度において未調査であった作品の本格的な分析をおこなうべく、その準備として絵画の画像を入手し、その図様を確認した。特に狩猟で使用する鳥類や特殊な道具が描かれたモチーフを確認し、研究分担者の相馬拓也氏に助言をいただき、一部であるが、鳥の種別と道具の特定に成功した。加えて、昨年度に引き続き、文献史料の調査もおこなった。中でも、鵜飼に関する文献調査をおこない、権力者における鷹狩と鵜飼の認識の違いについて調査をおこなった。これは、源氏物語などの古典文学において鷹狩と鵜飼が同じように記述されているため、その位相を探るべくおこなったものである。研究成果は次年度に論文等で公表する。
      分担者の相馬拓也は、モンゴル~シルクロードに表れる古代から近代の狩猟紋様の調査に加え、キルギスで実際の騎馬鷹狩猟、オオカミ狩りなどに参加し、美術表現の研究とリアルフィールドワークの融合実践をおこなった。狩猟風俗や狩猟表現に対して、エスノグラフィから解釈する新たな視点の開拓に成果があった。

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    • 研究成果公開促進費 『草原の掟―西部モンゴル遊牧社会における生存戦略のエスノグラフィ』, ナカニシヤ出版

      日本学術振興会  科研費・研究成果公開促進費 (学術図書) 

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      2021年4月 - 2022年3月

      担当区分:研究代表者 

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    • 「草原の掟」としての伝統知が果たす遊牧コミュニティの持続機能の解明

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 

      相馬 拓也

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      2020年4月 - 2022年3月

      課題番号:20H05125

      担当区分:研究代表者 

      配分額:3250000円 ( 直接経費:2500000円 、 間接経費:750000円 )

      昨年に引き続き2021年度は、COVID-2019による渡航制限からモンゴル国内への入国が不能であった。新規データの獲得が困難であったことから、調査地を代替地のキルギス共和国に移し、ローカルな伝統知[調査系統①定量社会調査T1]の収集と考察を行った。
      キルギスでのフィールド調査第1期では、イシククル湖南岸のボコンバエヴァ周辺および、ナリン高原で牧畜活動従事者・長老級人物・狩猟者など22名を訪問し、半構造化アンケートと、エスノグラフィック・インタビューを実施した。聞き取り調査から、キルギスではイシククル湖周辺のユニークな植生などから、在来有用植物・薬草の利用方法が多数聞かれた。また、動物民話とフォークロアからは、キルギス牧畜民と野生動物たちとの独特の関係がうかがわれた。とくに近年、ドールの中央ユーラシア地域への侵入により、オオカミとともにドールによる家畜被害も多数発生している現状が確認された。
      第2期フィールド調査では、キルギス南部クンゲイ・アラトー山脈に位置するバイボースン自然保護区(BBs)を中心に、動物と人間、とくにユキヒョウと地域居住者の関係性についての調査を実施した。同自然保護区の3,600m付近にトラップカメラ5台を設置して、ユキヒョウの行動観察および、棲息圏の暫定確認を行った。9月18日~翌4月末までに、ユキヒョウ映像25件、野生動物80件が撮影された。カメラ設置地点ではウマ、ヤク、ウシが通年で自由放牧しており、キルギス国内でももっとも人間の生活圏に近い宿営地と考えられる。
      草原世界のニッチ構築のなかで、キルギスでの動物との関わり合いのなかから生じた多様な精神文化は、「文明形成」を支えるひとつの文化様式でもあることが。

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    • 種の人類学的転回:マルチスピーシーズ研究の可能性

      文部科学省  科学研究費補助金・基盤研究A(一般)(課題番号:17H00949) 

      奥野克己

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      2017年4月 - 2022年3月

      資金種別:競争的資金

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    • 西部モンゴル遊牧民による気候変動および極限環境への適応戦略の解明

      日本学術振興会  基盤研究(C)(課題番号:17K02047) 

      相馬 拓也

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      2017年4月 - 2021年3月

      課題番号:17K02047

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      昨年に引き続き、モンゴル国の入国制限により渡航がかなわなかったものの、これまでの知見とデータに理論的な考察を加えることで、①伝統知のアクシオロジー、②環境適応アロスタシス、③伝統知の示唆する防災・減災術、などの理論的視座を整備することができた。
      遊牧民の培った草原への適応力と、幾度ものゾド災害への防災・減災・災害対処の伝統知T.E.K.は、遊牧民が人類の叡智に残した貢献として再評価できる。 モンゴル遊牧民は、定期的に起こるゾドを生活の一部として能動的に受容し、酷寒の大地と過酷な自然環境に寄り添う環境変化の適応者として自らを客体化することで、草原世界を生き抜いてきた。ローカルな環境保全にグローバルな姿勢で取り組む昨今の社会的要請に、本研究の中核テーマでもある「遊牧民の環境適応・生存戦略・防災減災術」は、環境適応アロスタシスのもっとも実践的なケーススタディとして応答できる有益な展望が見いだされる。
      ただし本研究では、地方での若者の遊牧離れと人口流出によるマンパワーの喪失、そして減災の伝統知の継承者不足など、社会問題化するコミュニティの災害対処能力の低下も明らかにすることができた。そして、モンゴルの自然環境を圧迫し、災害リスクの増長を加速させるのは、ほかでもない遊牧民の放牧態度や、草原資源の搾取にもその原因の多くが由来する。
      既存のデータに新たな視座を含めた議論は、『草原の掟―西部モンゴル遊牧社会における生存戦略のエスノグラフィ』(ナカニシヤ出版、2022年1月)として出版し、本科研の一定の成果として示すことができた。

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    • 日本列島における鷹・鷹場と環境に関する総合的研究

      日本学術振興会  基盤研究(A)(課題番号:16H01946) 

      福田千鶴

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      2016年4月 - 2021年3月

      資金種別:競争的資金

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    • アルタイ山脈のユキヒョウと遊牧民の相互調和圏の確立に向けた複合型生物誌の研究

      ㈶平和中島財団  平成31年度アジア地域重点学術研究助成 

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      2019年4月 - 2020年3月

      担当区分:研究代表者 

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    • アルタイ山脈のユキヒョウをめぐる生態観察、獣害対策、民俗伝承の複合型生物誌の研究

      早稲田大学  平成29年度特定課題研究助成 特定課題A(一般助成) 

      相馬 拓也

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      2017年4月 - 2018年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 極北系モンゴル遊牧民による極限環境下での環境適応戦略の実証的解明

      日本学術振興会  研究活動スタート支援 

      相馬 拓也

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      2016年8月 - 2018年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 研究成果公開促進費 『鷲使い(イーグルハンター)の民族誌: モンゴル西部カザフ騎馬鷹狩文化の民族鳥類学』, ナカニシヤ出版.

      日本学術振興会  科研費・研究成果公開促進費 (学術図書) 

      相馬 拓也

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      2017年4月 - 2018年2月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • アルタイ山脈の古カザフ語地名と土地利用観の民族地理学

      ㈶国土地理協会  平成28年度 学術研究助成 

      相馬 拓也

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      2016年9月 - 2017年8月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 北アジアの遊牧文明をささえた伝統知と環境共生レジリエンスの学際研究

      ㈶髙梨学術奨励基金  平成28年度研究助成 

      相馬 拓也

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      2016年6月 - 2017年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 極北系モンゴル遊牧民の家畜管理技術と環境共生観のヒューマン・エコロジー研究

      早稲田大学  平成28年度特定課題研究助成(新任教員) 

      相馬 拓也

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      2016年5月 - 2017年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 北アジアの遊牧文明をささえた伝統知(TEK)の再構築と継承性の民族考古学

      ㈶髙梨学術奨励基金  平成27年度研究助成 

      相馬 拓也

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      2015年6月 - 2016年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • 西部モンゴル牧畜社会の脆弱性とレジリエンスの学際研究

      国連農業開発基金(IFAD)/カッセル大学エコロジー農学部  Watecope Scholarship 

      相馬 拓也

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      2013年2月 - 2015年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • アルタイ=カザフ牧畜社会における騎馬鷹狩猟の民族考古学: 無形文化遺産としての持続性に向けた複合研究

      ㈶髙梨学術奨励基金  平成24年度研究助成 

      相馬 拓也

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      2012年6月 - 2014年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    • アルタイ・カザフにおける鷹狩猟の民族考古学:無形文化遺産としての狩猟方法と技術継承の基礎研究

      ㈶髙梨学術奨励基金  平成23年研究助成 

      相馬 拓也

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      2011年6月 - 2012年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

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    社会貢献活動

    • ヒマラヤ保全協会 (IHC)の運営

      助言・指導, 運営参加・支援

      2016年6月 - 現在

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      種別:その他

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    • 森の王 森の声 〜遊動の民ラウテ〜

      取材協力, 情報提供

      NHK(日本放送協会)  2023年3月

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      種別:テレビ・ラジオ番組

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    • 地球イチバン―地球最古のイーグルハンター

      取材協力, 編集, 助言・指導, 情報提供

      NHK(日本放送協会)  2014年11月 - 2015年1月

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      種別:テレビ・ラジオ番組

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    その他

    • JICA草の根技術協力事業(JPP) 「生活林づくりを通した山村復興支援プロジェクト」報告書

      2016年2月
      -
      2016年2月
       

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      平成22年度第1回 採択案件:1003654(ヒマラヤ保全協会 主催)

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    • NHKドキュメンタリー番組『地球イチバン:地球最古のイーグルハンター』(1月29日総合22:00~22:50放送)

      2014年11月
      -
      2015年1月
       

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      現地への撮影スタッフとの同行、取材協力、文化考証、映像編集等、番組全般の監修に従事。

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