2022/11/25 更新

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クロイワ ミエ
黒岩 三恵
KUROIWA Mie
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科
異文化コミュニケーション研究科 異文化コミュニケーション専攻 博士課程後期課程
異文化コミュニケーション研究科 異文化コミュニケーション専攻 博士課程前期課程
職名*
教授
学位
博士(文学) ( 東京大学 )
研究テーマ*
  • ゴシックからルネサンスのフランス美術が主たる研究領域である。特に写本彩飾を研究対象として、テクストとイメージの関係を考察している。これまで歴史書、円卓騎士物語、道徳説話集、聖人伝物語などの俗語文学や、聖書、聖務日課書、詩篇集、時禱書などのキリスト教写本に見られるレイアウト、装飾プログラムの様式分析、挿絵の図像分析等を行ってきた。近年は、一般キリスト教徒が愛用した時禱書について、美術的な制作のプロセスを多面的に解明するだけではなく、祈祷文、聖歌、挿絵、護符等が一体化したパフォーマティヴな信仰実践のよすがとして時禱書を捉え直し、典礼空間としての聖堂の建築と装飾を総合的に研究するアプローチとも呼応する総合的な美術・イメージ研究を模索している。

  • 研究キーワード
  • 西洋美術史

  • 学内職務経歴*
    • 2015年4月 - 現在 
      異文化コミュニケーション学部   異文化コミュニケーション学科   教授
    • 2020年4月 - 現在 
      異文化コミュニケーション研究科   異文化コミュニケーション専攻 博士課程前期課程   教授
    • 2020年4月 - 現在 
      異文化コミュニケーション研究科   異文化コミュニケーション専攻 博士課程後期課程   教授
    • 2008年4月 - 2015年3月 
      異文化コミュニケーション学部   異文化コミュニケーション学科   准教授
    • 2007年4月 - 2008年3月 
      文学部   文学科 文芸・思想専修   准教授
     

    研究分野

    • 人文・社会 / 美学、芸術論  / Art History

    経歴

    • 2020年4月 - 現在 
      立教大学   異文化コミュニケーション研究科 異文化コミュニケーション専攻博士課程前期課程   教授

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    • 2020年4月 - 現在 
      立教大学   異文化コミュニケーション研究科 異文化コミュニケーション専攻博士課程後期課程   教授

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    • 2015年4月 - 現在 
      立教大学   異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科   教授

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    • 2008年4月 - 2015年3月 
      立教大学   異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科   准教授

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    • 2007年4月 - 2008年3月 
      立教大学   文学部 文学科文芸・思想専修   准教授

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    • 2002年10月 - 2007年3月 
      東京大学大学院 人文社会系研究科 21世紀COE研究拠点形成プログラム「生命の文化・価値をめぐる『死生学の構築』」   特任研究員

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    学歴

    • - 1999年3月 
      東京大学   人文社会科学研究科   基礎文化研究専攻美術史学専門分野

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      国名: 日本国

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    • - 1991年3月 
      東京大学   人文科学研究科   美術史専攻

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      国名: 日本国

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    • - 1987年3月 
      東京外国語大学   外国語学部   フランス語学科

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      国名: 日本国

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    論文

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    MISC

    • 書評『小杉泰・林佳世子編 イスラーム 書物の歴史』(名古屋大学出版会、2014年) 招待有り

      黒岩三恵

      週刊読書人 ( 3059 ) 4   2014年10月3日

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      記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:株式会社 読書人  

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    • 新刊紹介Sandrine HÉRICHÉ-PRADEAU, Maud PEREZ-SIMON (éds.) Quand l’image relit le texte. Regards croisés sur les manuscrits médiévaux, Paris:Presses de la Sorbonne-Nouvelle, 2013 招待有り

      黒岩三恵

      西洋中世研究 ( 5 ) 178 - 179   2013年12月25日

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      記述言語:日本語   掲載種別:書評論文,書評,文献紹介等   出版者・発行元:西洋中世学会  

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    書籍等出版物

    • Jean Pucelle: Innovation and Collaboration in Manuscript Painting

      Mie Kuroiwa( 担当: 共著 ,  範囲: Working with Jean Pucelle and His Successors: The Case of the Saint Louis Master (Mahiet?))

      Harvey Miller  2013年  ( ISBN:9781905375462

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      記述言語:英語 著書種別:学術書

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    • 北澤洋子監修『西洋美術史』

      黒岩 三恵( 担当: 共著 ,  範囲: 第2章 中世 第1節「初期キリスト教時代」から第5節「ゴシック」まで)

      武蔵野美術大学出版局  2006年4月 

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      記述言語:日本語 著書種別:その他

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    • トリニティ・カレッジ蔵本ファクシミリ版 黙示録 MS.R.16.2 解説書

      黒岩 三恵( 担当: 共訳)

      岩波書店  2006年2月 

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      記述言語:日本語 著書種別:その他

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    • 全訳 マルコ・ポーロ 東方見聞録 『驚異の書』 Fr.2810 写本

      黒岩 三恵( 担当: 共訳)

      岩波書店  2002年3月 

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      記述言語:日本語 著書種別:その他

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    講演・口頭発表等

    • 私的祈祷文集写本の彩飾にみる聖書図像:中世末期の信仰の実践との関わりから

      黒岩三恵

      新約聖書図像研究会(NTIS)例会  2014年12月23日  新約聖書図像研究会(NTIS)

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:立教大学  

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    • 《聖王ルイの聖書(トレド大聖堂所蔵ビーブル・モラリゼ)》の挿絵に関する考察」:―「エステル記」、「ユディット記」を中心に―

      黒岩三恵

      日本基督教学会 第58回学術大会  2010年9月17日  日本基督教学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:立教大学  

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    • 「ドミニコ女子修道会における信仰の実践とイメージ:ポワシー、サン・ルイ王立女子修道院における彩飾写本の事例をめぐって」

      黒岩三恵

      日仏美術学会第115回例会  2010年7月2日  日仏美術学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:日仏会館  

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    • サン・ドニ大修道院《ヴァロワ礼拝堂》とロトンダ形式の聖堂―その起源と王室墓所―

      黒岩三恵

      関西フランス史研究会例会  2008年1月12日  関西フランス史研究会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:京大会館  

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    • 『ビーブル・モラリゼ』における生と死の表象

      黒岩三恵

      第7回新約聖書図像研究会例会  2007年12月15日  新約聖書図像研究会NTIS

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:立教大学  

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    • 「14世紀パリの写本彩飾画家 聖王ルイ伝の画家:ピュセル工房との関わりを 中心に」

      黒岩三恵

      日仏美術学会第97回例会  2005年2月25日  日仏美術学会

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      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:日仏会館  

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    • Maître de Vies de Saint Louis and His Workshop, in:Session 172: Jean Pucelle and His Legacy Reconsidered: Collaboration in Manuscript Illumination of Fourteenth-Century France 国際会議

      Mie KUROIWA

      国際中世研究会議  2004年5月6日  The Medieval Institute, Western Michigan University

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:Western Michigan University, Kalamazoo, MI  

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    • Maitre de Vies de Saint Louis and His Workshop, in:Session 172: Jean Pucelle and His Legacy Reconsidered: Collaboration in Manuscript Illumination of Fourteenth-Century France 国際会議

      Mie KUROIWA

      国際中世研究会議  2004年5月6日  The Medieval Institute, Western Michigan University

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      記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:Western Michigan University, Kalamazoo, MI  

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    所属学協会

    Works(作品等)

    • フランス パリ第四大学 第三課程 考古学美術史研究単位 留学 その他

      1992年10月
      -
      1999年1月

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      作品分類:その他  

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    • フランス パリ第四大学 Maîtrise課程 考古学美術史研究単位 留学 その他

      1987年10月
      -
      1988年9月

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      作品分類:その他  

      サンケイ・スカラシップ 昭和62年度派遣奨学生(第22回生)・フランス留学

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    • フランス パリ第四大学 Maitrise課程 考古学美術史研究単位 留学 その他

      1987年10月
      -
      1988年9月

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      作品分類:その他  

      サンケイ・スカラシップ 昭和62年度派遣奨学生(第22回生)・フランス留学

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    共同研究・競争的資金等の研究

    • 15・16世紀の彩飾祈祷書におけるイメージの総合的研究:ネーデルラントを中心に

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

      黒岩 三恵

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      2019年4月 - 2022年3月

      課題番号:19K00200

      配分額:3510000円 ( 直接経費:2700000円 、 間接経費:810000円 )

      Sars-cov2パンデミックによる入国制限により計画していたイギリス、オランダ、ドイツでの写本の実地調査は延期した。代わって15.16世紀ネーデルラントの霊性と美術に関する以下の二つの調査・分析で成果をみた。
      第一に、当該地域における聖体図像と聖体の祝日関連の資料をインターネット上のデータベースと二次文献から収集を進めた。その結果、聖体の祝日関連の資料の他、聖体図像では2件の新例を確認できた。一つは14世紀に起きたブリュッセルを舞台とする聖体冒涜事件と奇跡をめぐる伝承と図像であり、もう一つは14世紀以降に突如崇敬を集めた、4世紀の殉教聖人バルバラの聖人伝と図像である。前者は、聖体崇敬の一側面として無視できない反ユダヤ主義との関わりについて新たな研究の方向を示唆する。後者は、典礼、社会史、文献学的な先行研究をもとに、ネーデルラントでバルバラを奉じる複数の職能集団の同信会、複数の俗語聖人伝や聖人劇、複数の使用式の聖歌・式文の存在が確認され、社会階層を横断する聖女崇敬とそれを支える多彩な言説と図像から、より多角的に聖体信仰の深化の実態を覗うことが可能との感触を得た。
      第二に、上述の実地調査対象の彩飾写本のうち、インターネットの写本データベースで写本全体の頁を閲覧可能な1点、バイエルン州立図書館所蔵の「フィリップ善良公のいとも小さき祈祷書」について、限定的ながら写本学、彩飾の様式と図像プログラム、聖人請願を中心とする後補式文、手指皮脂汚れ等の観点から総合的な分析を行った。その結果、挿絵の擬古的な様式から名高い板絵画家や年代記作家を庇護した時期との関連や、本文、後補ともにバルバラ請願を含むという新事実の確認、当初のパリ使用式文を後補によってローカル化する意図、皮脂汚れと善良公の肖像の分析から彼の祈祷行為の実態等、一個人の霊的な実践と美術庇護の事例を具体的に解明し論文にまとめた。

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    • フランス中世美術とドミニコ会を中心とする托鉢修道会の関係に関する総合的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C) 

      黒岩 三恵

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      2013年4月 - 2016年3月

      課題番号:25370139

      配分額:3380000円 ( 直接経費:2600000円 、 間接経費:780000円 )

      本研究は、ゴシックから初期ルネサンス期のフランスを中心に、西欧各地の彩飾時祷書・祈祷集写本を主たる対象として、ドミニコ会士聖トマス・アクィナスに関連する祈祷文テクスト並びに彩飾の研究を通じて、当代の平信徒らの信仰の実践の深まりに寄与する視覚イメージの多彩性と機能の重層性の様態を解明し、ひいては中世美術におけるドミニコ会の貢献の一端を明らかにするものである。
      最古の作例は、ヴァロワ王族の為に14世紀末のパリに既存の図像を応用して成立した。その後の西欧各地への制作注文地の拡大に伴う図様の多彩化は、平信徒のトマス崇敬がドミニコ会の関与の下、聖体を中心とするトマス神学の記憶に依拠する可能性を示唆する。

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