2024/10/02 更新

写真b

オザワ ミチヒロ
小澤 康裕
OZAWA Michihiro
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
経済学部 会計ファイナンス学科
経済学研究科 経済学専攻 博士課程前期課程
職名*
准教授
学位
博士(経営学) ( 明治大学 )
研究テーマ*
  • 研究テーマは、監査人の判断および意思決定である。財務諸表監査において監査人が行うさまざまな判断および意思決定を解明し、改善策を提示することを目的としている。そのためには、まず、質問票調査などによって、実際に監査・保証業務を行っている監査人の判断および意思決定の過程や特徴などを検証する必要がある。CSR報告書の保証についても研究している。

  • 研究キーワード
  • 監査 会計

  • 学内職務経歴*
    • 2008年4月 - 現在 
      経済学部   会計ファイナンス学科   准教授
    • 2008年4月 - 現在 
      経済学研究科   経済学専攻 博士課程前期課程   准教授
    • 2006年4月 - 2008年3月 
      経済学部   会計ファイナンス学科   専任講師
    • 2006年4月 - 2008年3月 
      経済学研究科   経済学専攻 博士課程前期課程   専任講師
    プロフィール

    2024年4月~現在    立教大学 大学教育開発・支援センター 副センター長

    2020年4月~2024年3月 立教大学 大学教育開発・支援センター センター長

    2018年4月~2020年3月 立教大学 総長補佐

    2015年4月~2017年3月 立教大学 経済学部 会計ファイナンス学科長

    2010年4月~2011年8月 University of New South Wales(Sydney, Australia), Senior Visiting Fellow

     

    研究分野

    • 人文・社会 / 会計学

    経歴

    • 2008年4月 - 現在 
      立教大学   経済学研究科 経済学専攻博士課程前期課程   准教授

      詳細を見る

    • 2008年4月 - 現在 
      立教大学   経済学部 会計ファイナンス学科   准教授

      詳細を見る

    • 2010年4月 - 2011年8月 
      ニューサウスウェールズ大学   客員研究員

      詳細を見る

    • 2006年4月 - 2008年3月 
      立教大学   経済学部 会計ファイナンス学科   専任講師

      詳細を見る

    • 2003年4月 - 2006年3月 
      神戸大学大学院経営学研究科   助手

      詳細を見る

    • 2002年4月 - 2003年3月 
      明治大学経営学部   助手

      詳細を見る

    ▼全件表示

    学歴

    • 2000年4月 - 2003年3月 
      明治大学   大学院   経営学研究科博士後期課程

      詳細を見る

      国名: 日本国

      researchmap

    • 1998年4月 - 2000年3月 
      明治大学   大学院   経営学研究科博士前期課程

      詳細を見る

    • 1993年4月 - 1997年3月 
      千葉大学   法経学部   経済学科

      詳細を見る

      国名: 日本国

      researchmap

    委員歴

    • 2014年8月 - 現在 
      日本簿記学会   幹事

      詳細を見る

      団体区分:学協会

      researchmap

    • 2021年9月 - 2024年9月 
      日本監査研究学会   幹事

      詳細を見る

    • 2020年9月 - 2023年9月 
      日本会計研究学会   特別委員会 委員(非財務情報の保証の枠組みに関する研究)

      詳細を見る

      団体区分:学協会

      researchmap

    • 2019年9月 - 2021年9月 
      日本会計研究学会   スタディグループ 委員(財務諸表監査の基礎概念に関する研究)

      詳細を見る

    • 2017年9月 - 2019年9月 
      日本会計研究学会   スタディグループ 委員(顧客との契約から生ずる収益の認識 に関する会計諸問題の研究)

      詳細を見る

      団体区分:学協会

      researchmap

    • 2006年8月 - 2008年8月 
      日本簿記学会   簿記実務研究部会 委員(会計帳簿の現代的意義と課題)

      詳細を見る

      団体区分:学協会

      researchmap

    ▼全件表示

    論文

    • テクノロジーによる内部監査の変化と財務諸表監査への影響

      小澤康裕

      立教経済学研究77 ( 2 ) 25 - 38   2023年10月

      詳細を見る

      担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

      researchmap

    • 新収益認識基準が比較可能性に与える影響 -アンケート調査結果を用いた実証分析 査読有り

      中村亮介, 塚原慎, 小澤康裕, 吉田智也

      グローバル会計研究 ( 3 ) 17 - 35   2022年8月

      詳細を見る

    • 非財務情報利用者の投資判断に対する保証提供主体の影響に関する実験研究

      小澤康裕, 福川裕徳, 町田祥弘

      日本会計研究学会特別委員会『開示情報に対する保証の枠組み に関する研究』(最終報告書)   173 - 190   2022年8月

      詳細を見る

    • オーストラリアにおける非財務情報の開示と監査

      松尾慎太郎, 小澤康裕

      日本会計研究学会特別委員会『開示情報に対する保証の枠組み に関する研究』(中間報告書)   127 - 145   2021年9月

      詳細を見る

    • 財務報告の枠組み

      小澤康裕

      日本会計研究学会スタディ・グループ『財務諸表監査の基礎概念に関する研究』(最終報告書)   63 - 74   2021年9月

      詳細を見る

    • 監査公準

      小澤康裕

      日本会計研究学会スタディ・グループ『財務諸表監査の基礎概念に関する研究』(最終報告書)   21 - 35   2021年9月

      詳細を見る

    • 収益認識基準変更の影響分析-上場企業へのアンケート調査に基づいて-

      塚原慎, 中村亮介, 小澤康裕

      一橋大学大学院経営管理研究科マネジメント・イノベーション研究センター ワーキング・ペーパー237 ( 237 ) 1 - 22   2020年7月

      詳細を見る

      掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

      researchmap

    • 新収益認識基準が企業に与える影響 : 上場企業へのアンケート調査の結果に基づいて

      塚原 慎, 小澤 康裕, 中村 亮介

      企業会計 = Accounting72 ( 4 ) 566 - 571   2020年4月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   出版者・発行元:中央経済社 ; 1948-  

      CiNii Article

      researchmap

    • 新収益認識会計基準に関するアンケート調査

      中村, 亮介, 塚原, 慎, 小澤, 康裕

      日本会計研究学会スタディ・グループ最終報告書『顧客との契約から生ずる収益の認識に関する会計諸問題の研究』   102 - 110   2019年9月

      詳細を見る

    • 収益認識に係る監査上の留意点

      小澤康裕

      日本会計研究学会スタディグループ『顧客との契約から生ずる収益の認識 に関する会計諸問題の研究』(最終報告書)   85 - 92   2019年9月

      詳細を見る

    • 情報技術の進展と財務諸表監査 (倉田幸路教授記念号)

      小澤 康裕, オザワ ミチヒロ, Michihiro Ozawa

      立教経済学研究72 ( 3 ) 187 - 194   2019年1月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   出版者・発行元:立教大学経済学研究会  

      DOI: 10.14992/00017850

      CiNii Article

      researchmap

      その他リンク: http://id.nii.ac.jp/1062/00017850/

    • 利用者が認識するCSR報告書に対する保証

      小澤 康裕, オザワ ミチヒロ, Michihiro Ozawa

      立教経済学研究70 ( 1 ) 29 - 40   2016年7月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   出版者・発行元:立教大学経済学研究会  

      DOI: 10.14992/00012408

      CiNii Article

      researchmap

      その他リンク: http://id.nii.ac.jp/1062/00012408/

    • Governance Mechanisms in the Malaysian Banking Sector: Mitigation of Fraud Occurrence 査読有り

      Zuraidah Mohd-Sanusi, Mohd Nor Firdaus Rameli, Normah Omar, Michihiro Ozawa

      ASIAN JOURNAL OF CRIMINOLOGY10 ( 3 ) 231 - 249   2015年9月

      詳細を見る

      記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:SPRINGER  

      The recent credit crisis has forced banks to take a critical look at their governance and control system and exposed considerable weaknesses in risk management across the financial services industry. This study examines several elements of governance mechanisms that may be modified to reduce the occurrence of fraud in the Malaysian banking sector. These mechanisms include corporate governance, internal control procedures, fraud prevention programs, and risk management. A survey was conducted among bank managements, with focus on branch managers and assistant managers. Results showed that in general, the most common fraud case in branches that handled mortgage and other (credit) loans was money laundering, which was a common occurrence in the banking sector of Malaysia. Based on regression analysis, results of the study indicate that only risk management can significantly affect fraud occurrence. By contrast, corporate governance and fraud prevention program would affect negatively to the occurrence of internal or employee fraud, while risk management is negatively related to the external or customer frauds in the Malaysian banking sector. This paper also discusses the implications of the study and possible future studies.

      DOI: 10.1007/s11417-015-9211-4

      researchmap

    • CSR報告書に対する保証についての利用者の認識 : 質問紙調査結果の概説

      小澤 康裕, オザワ ミチヒロ, Michihiro Ozawa

      立教経済学研究68 ( 4 ) 155 - 163   2015年3月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   出版者・発行元:立教大学経済学研究会  

      DOI: 10.14992/00011066

      CiNii Article

      researchmap

      その他リンク: http://id.nii.ac.jp/1062/00011066/

    • CSR報告書に対する保証付与者の選択要因 : 試論

      小澤 康裕, オザワ ミチヒロ, Michihiro Ozawa

      立教経済学研究67 ( 1 ) 141 - 148   2013年7月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   出版者・発行元:立教大学経済学研究会  

      CiNii Article

      researchmap

      その他リンク: http://id.nii.ac.jp/1062/00006488/

    • プロトコル法を用いた証券アナリストの判断研究

      小澤 康裕

      立教経済学研究65 ( 1 ) 115 - 121   2011年7月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   出版者・発行元:立教大学  

      DOI: 10.14992/00003153

      CiNii Article

      researchmap

      その他リンク: http://id.nii.ac.jp/1062/00003153/

    • 発話プロトコル法による監査判断研究

      小澤 康裕

      立教経済学研究64 ( 3 ) 141 - 147   2011年1月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   出版者・発行元:立教大学  

      DOI: 10.14992/00003140

      CiNii Article

      researchmap

      その他リンク: http://id.nii.ac.jp/1062/00003140/

    • 会計帳簿の存在意義

      小澤康裕

      日本簿記学会簿記実務研究部会 『会計帳簿の現代的意義と課題』(最終報告)   7 - 14   2008年8月

      詳細を見る

    • 財務諸表監査におけるビジネス・リスク・アプローチ

      小澤 康裕

      企業会計 (株)中央経済社60 ( 3 ) 145 - 150   2008年3月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

      researchmap

    • 財務諸表監査におけるビジネス・リスク・アプローチの具体的適用とその特徴(研究ノート)

      小澤 康裕

      立教大学 立教経済学研究61 ( 4 ) 247 - 255   2008年3月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

      researchmap

    • 監査基準における「重要な虚偽表示のリスク」概念の採用の背景とその問題点

      小澤 康裕

      (財)産業経理協会 産業経理66 ( 2 ) 127 - 135   2006年7月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)   出版者・発行元:産業経理協会  

      CiNii Article

      researchmap

    • 19世紀末から20世紀初頭にかけての英国及び米国の監査方法の変化

      小澤 康裕

      神戸大学 経営研究 ( 52 ) 1 - 14   2005年10月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

      researchmap

    • ビジネス・リスク・アプローチへの監査方法の変化の妥当性

      小澤 康裕

      国民経済雑誌192 ( 3 ) 59 - 75   2005年9月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)   出版者・発行元:神戸大学  

      CiNii Article

      researchmap

    • 監査人のリスク評価の適切性―監査判断の心理学的研究へのプロローグ―

      小澤 康裕

      明治大学 経営学研究論集 ( 17 ) 81 - 102   2002年9月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)   出版者・発行元:明治大学大学院  

      CiNii Article

      researchmap

    • 監査リスク評価モデルの生成に関する史的研究 査読有り

      小澤 康裕

      明治大学社会科学研究所紀要39 ( 2 ) 389 - 403   2001年3月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)   出版者・発行元:明治大学社会科学研究所  

      CiNii Article

      researchmap

    • 監査リスク・モデルの誕生

      小澤 康裕

      産業経理60 ( 4 ) 110 - 118   2001年1月

      詳細を見る

      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

      researchmap

    ▼全件表示

    MISC

    ▼全件表示

    書籍等出版物

    • 経済系のための情報活用2 Office2019対応 統計データの分析

      櫻本健, 藤野裕, 小澤康裕, 一ノ瀬大輔, 安藤道人, 田浦元, 倉田知秋

      実教出版  2020年10月 

      詳細を見る

    • 経済系のための情報活用1 Office2019対応 統計データで学ぶ情報リテラシー

      櫻本健, 倉田知秋, 小澤康裕, 藤野裕, 安藤道人, 菊地進

      実教出版  2019年10月 

      詳細を見る

    • 簿記会計のしくみ~企業・経済を読み解く

      大橋英五, 倉田幸路, 諸藤裕美, 小澤康裕, 坂本雅士, 熊谷重勝, 松田真由美, 湯澤直樹, 内野一樹, 北井不二男, 松井泰則, 北島 治, 田村八十一( 担当: 共著)

      唯学書房  2009年4月 

      詳細を見る

    • 会計学辞典(第六版)

      神戸大学会計学研究室( 担当: その他 ,  範囲: 監査制度(アメリカ)他7項目執筆)

      同文舘出版  2007年8月 

      詳細を見る

      記述言語:日本語 著書種別:事典・辞書

      researchmap

    • 公認会計士監査―米国POB:現状分析と公益性向上のための勧告―

      小澤 康裕( 担当: 共訳)

      白桃書房  2001年10月26日 

      詳細を見る

      記述言語:日本語 著書種別:その他

      researchmap

    講演・口頭発表等

    • 認識されていない無形資産に対する投資の優位性

      小澤康裕, 藤野裕, 木下貴博

      日本会計研究学会  2009年9月2日 

      詳細を見る

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:関西学院大学  

      researchmap

    • 簿記実務研究部会「会計帳簿の現代的意義と課題」 最終報告

      多賀谷充

      日本簿記学会  2008年8月29日 

      詳細を見る

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      researchmap

    • 統一論題「監査におけるリスク評価への多面的アプローチ」

      小澤康裕

      日本監査研究学会東日本部会  2008年7月12日 

      詳細を見る

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      開催地:専修大学神田校舎  

      researchmap

    • 簿記実務研究部会「会計帳簿の現代的意義と課題」 中間報告

      多賀谷充他

      日本簿記学会  2007年8月 

      詳細を見る

      記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

      researchmap

    所属学協会

    共同研究・競争的資金等の研究

    • 新収益認識会計基準の適用が企業行動に及ぼす影響に関する多面的研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      吉田 智也, 小澤 康裕, 中村 亮介, 塚原 慎

      詳細を見る

      2023年4月 - 2026年3月

      課題番号:23K01710

      配分額:4810000円 ( 直接経費:3700000円 、 間接経費:1110000円 )

      researchmap

    • 非財務開示情報に対する監査・保証の枠組みに関する研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      松本 祥尚, 高田 知実, 松尾 慎太郎, 異島 須賀子, 町田 祥弘, 林 隆敏, 小澤 康裕, 上妻 京子, 堀古 秀徳, 福川 裕徳, 小松 義明, 笠井 直樹

      詳細を見る

      2021年4月 - 2024年3月

      課題番号:21H00764

      配分額:13000000円 ( 直接経費:10000000円 、 間接経費:3000000円 )

      現在、わが国では有価証券報告書等の法定開示書類に含まれるESGやCSR情報等の非財務情報の拡張が議論されているが、その信頼性の確証に関する議論は進んでいない。そんな中、国際監査・保証基準審議会(IAASB)が法定開示書類に含まれる財務諸表以外の情報に対しても監査人が関与することを求める監査基準を定め、企業会計審議会もわが国監査基準に導入した。この結果、わが国でも法定開示書類に含まれる財務諸表以外の情報(その他の情報)に対して監査人が関与することになっている。ただし依然として任意開示書類に対しては、たとえ投融資のための情報であったとしても、当該情報の信頼性を保証する仕組みはわが国には存在しない。つまり情報の信頼リスクと情報の分析リスクから構成される投融資リスクのうち、わが国では情報の信頼リスクが軽減されないまま投融資の意思決定が行なわれていることになる。
      そこで2021年度は、資本市場における情報に対する保証の必要性を明らかにするとともに、国際監査基準を既に法定開示書類に対して適用している欧州諸国(イギリス・ドイツ・フランス)、アジア(シンガポール)、大洋州(オーストラリア)、北米(カナダ・アメリカ)の監査・保証制度について実態調査を行ない、財務諸表以外のその他の情報(非財務情報)に対する制度監査・保証をどのような構成要素に基づいて提供させているのか、を明らかにした。
      同時に、2022年度以降に予定している非財務情報に対する監査・保証の必要性やその効果を実証的に検証する準備段階として、非財務情報に対する保証を扱ったわが国及び海外における先行研究を渉猟し、そこで用いられている検証方法や結果について要約し報告している。
      これらの実態調査ならびに先行研究サーベイについては、2021年度の日本会計研究学会特別委員会における中間報告書として公表した。

      researchmap

    • 財務諸表監査の概念フレームワークに関する研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      林 隆敏, 松尾 慎太郎, 瀧 博, 松本 祥尚, 町田 祥弘, 前山 政之, 小澤 康裕, 永見 尊, 堀古 秀徳, 福川 裕徳

      詳細を見る

      2020年4月 - 2023年3月

      課題番号:20H01560

      配分額:15080000円 ( 直接経費:11600000円 、 間接経費:3480000円 )

      本研究の目的は、財務諸表監査の理論研究、監査基準を初めとする監査規範の形成、社会制度としての財務諸表監査の制度設計等にあたって参照枠組みとなりうる財務諸表監査の概念フレームワークを構築することである。
      この目的を達成するために、研究初年度である2020年度には、(1)基礎となる前提・概念の洗い出しと確定を行い、(2)研究代表者及び研究分担者個々人が基礎となる前提・概念の研究に取り組み、原稿を執筆し、その原稿に他のメンバー全員が関与して意見交換を繰り返すことにより議論を深め、研究課題に関する全員の理解を深めるという作業を行った。
      現時点での個別の研究領域(基礎となる前提・概念)は以下のとおりである。
      <総論>監査の定義と目的、監査公準、監査の機能 <主体論>正当注意と懐疑心、 独立性、倫理・公正性 <実施論>監査命題、監査証拠、監査手続・技術、監査計画、監査調書・査閲、合理的な保証、監査リスク、重要性 <報告論>監査報告書の性質、監査意見、監査意見以外の監査報告書記載事項
      また、具体的な作業内容は、基礎となる前提の意義及び概念の定義の明確化を目標として、(1)洗い出した前提・概念を巡る表記や意味合いの変遷及びその理論的・制度的背景を明らかにし、(2)当該前提・概念に関係する既存研究を棚卸し、学説研究を行い、(3)少数意見にも言及しつつ、当該前提の意義及び概念の定義を確定すること、および(4)用語の表記(日本語・英語)の揺らぎや翻訳上の問題点を整理することである。

      researchmap

    • CSR報告書に対する保証の多面的実証研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      小澤康裕

      詳細を見る

      2013年4月 - 2016年3月

      担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

      researchmap

    • 契約上の支払義務に係る監査人およびアナリストの判断の分析

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      菱山淳

      詳細を見る

      2009年4月 - 2011年3月

      課題番号:21530477

      資金種別:競争的資金

      契約によって支払義務を負っていながらも会計基準が十分に整備されていないことや、会計処理選択権が行使されることなどを原因にして、会計情報が財務諸表の本体に計上されずに、脚注に開示される場合がある。情報が財務諸表に認識されたり、または脚注に開示されたりするという代替的な会計処理方法は、監査人やアナリストなどの情報利用者の各種の判断に影響を及ぼす可能性があるため、これを排して会計基準を整備する必要がある。

      researchmap

    • ビジネス・リスク・アプローチ監査における監査判断の研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      小澤 康裕

      詳細を見る

      2008年4月 - 2010年3月

      課題番号:20730313

      資金種別:競争的資金

      ビジネス・リスクに注目した監査アプローチに関する情報およびデータを収集するため,監査人を協力者とする実験を実施した。この実験によるデータの収集は,発話プロトコル法によって行った。
      まだ分析中ではあるが,現時点までに,リスク評価戦略(リスク判断において証拠資料をpositiveな面から考えるか,negativeな面から考えるか)の違いが,リスク評価結果に影響を与えている可能性があることがわかった。

      researchmap

    • 会計帳簿の現代的意義と課題

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      多賀谷 充, 佐藤 信彦, 町田 祥弘, 小俣 光文, 濱本 明, 福島 隆, 小澤 康裕

      詳細を見る

      2007年4月 - 2009年3月

      課題番号:19530413

      資金種別:競争的資金

      第一に,アンケート調査により,わが国における実務上の帳簿の範囲や紙媒体としての帳簿利用の意義及び傾向を確認したこと,第二に,会計システム化の一層の進展とXBRL 等の新技術の導入のもとで,財務諸表の作成の基礎としての会計帳簿の必要性は低下していくと見られる一方,XBRL が法定開示の財務諸表レベルで導入されても,直ちに企業内部の会計システムに取り入れられるわけではないこと,第三に,個別財務諸表準拠性の観点からも連結財務諸表作成における会計帳簿の独自の位置づけが必要になる可能性があることを明らかにした。

      researchmap

    • 財務諸表監査におけるビジネス・リスク・アプローチの調査

      立教大学  立教大学学術推進特別重点資金(立教SFR) 

      詳細を見る

      2007年5月 - 2008年3月

      資金種別:競争的資金

      配分額:450000円 ( 直接経費:450000円 )

      researchmap

    • リスク・アプローチ監査の生成・発展・現状の分析

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

      小澤 康裕

      詳細を見る

      2005年4月 - 2007年3月

      課題番号:17730276

      資金種別:競争的資金

      欧米各国を中心に,過去十数年間の会計監査実務の変化は目覚しく,米国等を中心にビジネス・リスク・アプローチと呼ばれる新たな監査方法が登場するに至っている。そこで,本研究では,平成17年度において,ビジネス・リスク・アプローチの基礎となっている従来の「リスク・アプローチ」という監査方法に焦点を当て,その生成及び発展の過程を明らかにし,論文2編及び博士学位請求論文としてまとめた。
      また,これらの研究成果を踏まえ,リスク・アプローチの現状を分析すべく,平成18年度においては,監査リスクの構成要素である固有リスク及び統制リスクについて検討した。これらは,ビジネス・リスク・アプローチあるいはわが国の監査基準で採用された「事業上のリスク等を重視したリスク・アプローチ」では,「虚偽表示リスク」として結合して評価されるリスクである。そこで,リスク・アプローチ監査に関する先行研究を踏まえ,この結合リスクである「虚偽表示リスク」概念が導入された背景を示し,さらに,虚偽表示リスクの評価における固有リスク評価の問題点を検討した論文を公表した。
      今後は,これらをさらに発展させ,ビジネス・リスク・アプローチには,どのような特徴があるのか,特に,ビジネス・リスクの把握方法(ツール)とそれを監査手続に反映させる方法に焦点を当てて調査し,また,上記のわが国の監査基準に取り入れられた監査方法が,いわゆるビジネス・リスク・アプローチと等しいものなのか等について調査していく予定である。

      researchmap

    ▼全件表示

    その他

    • 応用情報処理技術者

      2022年6月
      -
      現在
       

      詳細を見る

      経済産業省 応用情報処理技術者試験 合格

      researchmap

    • JDLA Deep Learning for GENERAL 2020#1 合格者

      2020年3月
       

      詳細を見る

      一般社団法人日本ディープラーニング協会

      researchmap

     

    お問い合わせ先
    外部の方
    学内の方