氏名
小山 亘 (コヤマ ワタル)
KOYAMA Wataru
2021年2月1日より新システムをリリースしましたが、システム不具合のため、一時的に旧研究者情報の画面表示に戻しています。researchmapからのインポート等に関するお問い合わせは、リサーチ・イニシアティブセンター()までお願いします。
小山 亘 (コヤマ ワタル)
KOYAMA Wataru
異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科
異文化コミュニケーション研究科 異文化コミュニケーション専攻博士課程前期課程
異文化コミュニケーション研究科 異文化コミュニケーション専攻博士課程後期課程
教授
言語学、記号論、語用論、批判
主に言語人類学や記号論の枠組みに基づき、語用論や社会言語学、文化人類学、社会学などの知見にも依拠しながら、コミュニケーションの問題にアプローチし、コミュニケーション論の観点から言語や社会、文化の研究を行なっている。近代や現代の社会文化的な様態と、近現代における言語やコミュニケーションの有り様や、それらについての考え方とが、どのように結びついているのか、特に、「近代化」や「グローバリゼーション」などと呼ばれる現象が、実際の社会文化や言語の有り様、そしてそれらについての捉え方や語られ方とどのように結びついているのかについて、コミュニケーション論を基軸に探究し、その詳細を審らかにすることを試みている。
社会文化史的コミュニケーション理論の確立
研究期間: 2003年04月
~ 継続中
研究課題キーワード: 異文化コミュニケーション
専門分野(科研費分類): 言語学、地域研究、文化人類学・民俗学
メタコミュニケーション論の射程:メタ語用的フレームと社会言語
言語区分: 日本語
掲載誌名: 社会言語科学
19巻
1号
(頁 6
~ 20)
掲載紙 発行年月: 2016年10月
著者氏名(共著者含): 小山亘
掲載種別: 研究論文(学術雑誌)
共著区分: 単著
記号/運動――文字、肖像、増殖、文化、その断片
言語区分: 日本語
掲載誌名: 異文化コミュニケーション論集
12巻
(頁 45
~ 64)
掲載紙 発行年月: 2014年03月
著者氏名(共著者含): 小山亘
掲載種別: 研究論文(学術雑誌)
共著区分: 単著
国学と洋学
言語区分: 日本語
掲載誌名: 異文化コミュニケーション事典
(頁 459)
掲載紙 発行年月: 2013年
著者氏名(共著者含): 小山亘
掲載種別: 研究論文(学術雑誌)
共著区分: 単著
我と汝
言語区分: 日本語
掲載誌名: 異文化コミュニケーション事典
(頁 66
~ 67)
掲載紙 発行年月: 2013年
著者氏名(共著者含): 小山亘
掲載種別: 研究論文(学術雑誌)
共著区分: 単著
記号論
言語区分: 日本語
掲載誌名: 異文化コミュニケーション事典
(頁 269
~ 270)
掲載紙 発行年月: 2013年
著者氏名(共著者含): 小山亘
掲載種別: 研究論文(学術雑誌)
共著区分: 単著
コミュニケーション論のまなざし
記述言語: 日本語
出版機関名: 三元社
発行年月: 2012年04月
著者氏名: 小山亘
著書種別: 単行本(学術書)
著書形態: 単著
専門分野(科研費分類): 言語学
近代言語イデオロギー論
記述言語: 日本語
出版機関名: 三元社
発行年月: 2011年03月
著者氏名: 小山亘
著書種別: 単行本(学術書)
著書形態: 単著
専門分野(科研費分類): 言語学
言語人類学から見た英語教育
記述言語: 日本語
出版機関名: ひつじ書房
発行年月: 2009年05月
著者氏名: 「綾部保志」「榎本剛士」「小山亘」
著書種別: 単行本(学術書)
著書形態: 共著
記号の思想:現代言語人類学の一軌跡
記述言語: 日本語
出版機関名: 三元社
発行年月: 2009年05月
著者氏名: マイケル・シルヴァスティン
著書種別: 単行本(学術書)
著書形態: 共訳
批判的社会語用論入門:社会と文化の言語
記述言語: 日本語
出版機関名: 三元社
発行年月: 2005年10月
著者氏名: 小山 亘
著書種別: 単行本(学術書)
著書形態: 単訳
京都方言等の日本方言(社会方言を含む)に関する文献及び実地調査(シカゴ大学)
活動期間(研究年月など): 1997年04月
~ 2003年04月
研究活動区分: フィールドワーク
fieldwork on Japanese dialects, especially the Kyoto dialects (including archival studies)
活動期間(研究年月など): 1997年04月
~ 2003年04月
研究活動区分: フィールドワーク
アジアの文化・インターアクション・言語の相互関係に関する実証的・理論的研究
活動期間(研究年月など): 2003年04月
~ 継続中
言語にかかわる全領域:Linguista sum; linguistici nihil a me alienum puto(Roman Jakobson))
研究活動の中心は、critical socio-historic pragmatics の理論化、分析、提唱。基本的には、フランクフルト(第一世代)的な批判理論の方向で、パースの記号論、ヤコブソンの言語論、サピアの社会論、英米言語学・語用論などを統合し、現在、「言語学」、「文化人類学」、「社会学」、「歴史学」、「心理学」、「美学」などの諸人間科学によって取り扱われる領域をできるだけ総括的にカヴァーする「全体的人間学」を確立し、よって個別・歴史的に生起する経験的出来事をその人間的全体において把握できる可能性を切り開く理論の形成をめざしつつ、そのような「全体的人間学」(でさえも)が近現代科学として持つ史的・社会的限界を露呈させるという方向で研究・活動し、それにともなう教育活動を試行したい。