2024/01/16 更新

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ウエダ マコト
上田 信
UEDA Makoto
*大学が定期的に情報更新している項目(その他は、researchmapの登録情報を転載)
所属*
文学部 史学科 世界史学専修
文学研究科 史学専攻 博士課程後期課程
文学研究科 史学専攻 博士課程前期課程
職名*
特別専任教授
学位
文学修士
連絡先
メールアドレス
研究テーマ*
  • 中国社会史ならびにアジア社会論を研究テーマとする。前者では主に中国の明清時代を対象に、都市下層民の生活、親族関係と地域社会との関係、森林と社会との関係などを多面的に分析してきた。後者では海域アジア史・東ユーラシア史という視座から研究を進めている。

  • 研究キーワード
  • アジア

  • 中国史

  • 森林

  • 環境問題

  • ユーラシア史

  • 学内職務経歴*
    • 2023年4月 - 現在 
      文学部   史学科 世界史学専修   特別専任教授
    • 2023年4月 - 現在 
      文学研究科   史学専攻 博士課程前期課程   特別専任教授
    • 2023年4月 - 現在 
      文学研究科   史学専攻 博士課程後期課程   特別専任教授
    • 2006年4月 - 2023年3月 
      文学部   史学科 世界史学専修   教授
    • 2005年4月 - 2023年3月 
      文学研究科   史学専攻 博士課程前期課程   教授
    • 2005年4月 - 2023年3月 
      文学研究科   史学専攻 博士課程後期課程   教授
    • 1997年4月 - 2006年3月 
      文学部   史学科   教授
    • 1990年4月 - 1997年3月 
      文学部   史学科   助教授
    • 1989年4月 - 1990年3月 
      文学部   史学科   専任講師

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    研究分野

    • 人文・社会 / アジア史、アフリカ史

    経歴

    • 2006年4月 - 現在 
      立教大学   文学研究科 史学専攻博士課程前期課程   教授

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    • 2006年4月 - 現在 
      立教大学   文学研究科 史学専攻博士課程後期課程   教授

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    • 2006年4月 - 現在 
      立教大学   文学部 史学科世界史学専修   教授

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    • 1997年4月 - 2006年3月 
      立教大学   文学部 史学科   教授

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    • 1990年4月 - 1997年3月 
      立教大学   文学部 史学科   助教授

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    • 1989年4月 - 1990年3月 
      立教大学   文学部 史学科   専任講師

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    • 1982年4月 - 1987年3月 
      東京大学東洋文化研究所   助手

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    学歴

    • - 1982年3月 
      東京大学   人文科学研究科   東洋史学専攻

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      国名: 日本国

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    • - 1980年3月 
      東京大学   文学部   東洋史学科

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      国名: 日本国

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    論文

    • 細菌兵器と村落社会 ― 中国浙江省義烏市崇山村の事例 ―

      上田 信

      見市雅俊ほか編 疾病・開発・帝国医療 東京大学出版会   269 - 305   2001年8月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

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    • 感応する大地 ― 風水 ―

      上田 信

      鈴木正崇編 講座 人間と環境 昭和堂   30 - 56   1999年10月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

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    • アジアという差別 ― 地球と地域の対流 ―

      上田 信

      栗原彬 講座 差別の社会学 3・現代世界の差別構造 弘文堂   34 - 47   1997年2月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

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    • 史的システム論と物質流 ― 十八世紀中国森林史のために ―

      上田 信

      史潮 弘文堂   27 - 40   1996年2月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

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    • そこにある死体 ― 事件理解の方法 ―

      上田 信

      東京大学東洋文化研究所 東洋文化 ( 76 ) 65 - 93   1996年1月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)   出版者・発行元:東京大学東洋文化研究所  

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    • 伝統中国-<盆地><宗族>にみる明清時代

      講談社   249   1995年4月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

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    • 清朝期中国の災害と人口

      速水融・町田洋編『講座・文明と環境・第七巻,人口・疫病・災害』(朝倉書店)   236-248   1995年4月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

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    • 脱近代・脱欧脱亜・脱日本(1)~(3)

      上田 信

      現代思想 青土社   1995年1月1日

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

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    • 中国における生態システムと山区経済 ― 秦嶺山脈の事例から ―

      上田 信

      宮嶋博史ほか アジアから考える(6)長期社会変動 東京大学出版会   99 - 128   1994年10月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

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    • 中国の社会

      平凡社   351   1994年4月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

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    • 緑と村―中国の内発的緑化―

      上田 信

      思想 岩波書店 ( 816 ) 109 - 129   1992年6月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)   出版者・発行元:岩波書店  

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    • 問俗録-福建・台湾の民俗と社会-

      平凡社   254   1988年4月

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      記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)  

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    • 明清期・浙東における州県行政と地域エリ-ト

      上田 信

      東洋史研究46 ( 3 ) p533 - 558   1987年12月

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      記述言語:日本語   出版者・発行元:東洋史研究會  

      DOI: 10.14989/154213

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      その他リンク: http://hdl.handle.net/2433/154213

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    MISC

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    書籍等出版物

    • 東アジアと東南アジアの近世 : 一五~一八世紀

      中島, 楽章, 弘末, 雅士, 吉沢, 誠一郎, 岡本, 隆司, 岩井, 茂樹, 大木, 康, 杉山, 清彦, 柳澤, 明, 岡田, 雅志, 六反田, 豊, 松井, 洋子, 太田, 淳, 宮田, 絵津子, 新居, 洋子, 岸本, 美緒, 斎藤, 照子, 渡辺, 美季, 上田, 信

      岩波書店  2022年3月  ( ISBN:9784000114226

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      総ページ数:xi, 307p, 図版 [4] p   記述言語:日本語

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    • 日本にとって中国とは何か

      尾形, 勇, 鶴間, 和幸, 上田, 信, 葛, 剣雄, 王, 勇, 砺波, 護

      講談社  2021年6月  ( ISBN:9784065233771

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      総ページ数:455p, 図版 [2] p   記述言語:日本語

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    • アジアの海を渡る人々 : 一六・一七世紀の渡海者

      上田, 信, 中島, 楽章

      春風社  2021年3月  ( ISBN:9784861107290

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      総ページ数:484p   記述言語:日本語

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    • 海と帝国 : 明清時代

      上田, 信

      講談社  2021年3月  ( ISBN:9784065227770

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      総ページ数:609p, 図版 [2] p   記述言語:日本語

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    • 俠の歴史 : 士は己を知る者のために死す、「俠」に生きた勇者たち

      上田, 信

      清水書院  2020年11月  ( ISBN:9784389501235

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      総ページ数:425p   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 東洋編

      上田, 信

      清水書院  2020年11月  ( ISBN:9784389501235

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      総ページ数:425p   記述言語:日本語

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    • 人口の中国史 : 先史時代から一九世紀まで

      上田, 信

      岩波書店  2020年8月  ( ISBN:9784004318439

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      総ページ数:vi, 251, 4p   記述言語:日本語

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    • 死体は誰のものか : 比較文化史の視点から

      上田, 信

      筑摩書房  2019年5月  ( ISBN:9784480072245

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      総ページ数:233p   記述言語:日本語

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    • Regional states and the identities of overseas people

      上田, 信

      Centre for Asian Area Studies, Rikkyo University  2019年 

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      総ページ数:ii, 130 p.   記述言語:英語

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    • 歴史を歴史家から取り戻せ! : 史的な思考法

      上田, 信

      清水書院  2018年8月  ( ISBN:9784389500849

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      総ページ数:84p   記述言語:日本語

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    • 東アジア編 ; 南・東南アジア編

      上田, 信

      清水書院  2018年8月  ( ISBN:9784389500658

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      総ページ数:469p   記述言語:日本語

      CiNii Books

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    • 东欧亚海域史列传

      上田, 信, 寇, 淑婷

      廈门大学出版社  2018年5月  ( ISBN:9787561568590

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      総ページ数:3, 3, 3, 189p   記述言語:中国語

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    • 日本人眼中的中國 : 過去與現在

      尾形, 勇, 陳, 柏傑, 鶴間, 和幸, 上田, 信, 葛, 剣雄, 王, 勇, 砺波, 護

      臺灣商務印書館  2017年3月  ( ISBN:9789570530735

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      総ページ数:429p   記述言語:中国語

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    • 高等学校世界史A : 世界の歩みを探究する-新しい時代のために

      上田, 信, 大久保, 桂子, 設楽, 國広, 原田, 智仁, 山口, 昭彦

      清水書院  2017年2月  ( ISBN:9784389600334

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      総ページ数:224p   記述言語:日本語

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    • 貨幣の条件 : タカラガイの文明史

      上田, 信

      筑摩書房  2016年2月  ( ISBN:9784480016348

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      総ページ数:372p   記述言語:日本語

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    • 高等学校世界史A : 世界の歩みを探究する-新しい時代のために

      上田, 信

      清水書院  2016年  ( ISBN:9784389600334

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      総ページ数:224p   記述言語:日本語

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    • 森と緑の中国史 : エコロジカル・ヒストリーの試み

      上田, 信

      岩波書店  2014年8月  ( ISBN:9784007301230

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      総ページ数:viii, 259p   記述言語:日本語

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    • 海与帝国 : 明清时代

      上田, 信, 高 莹莹

      广西师范大学出版社  2014年 

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      総ページ数:viii, 509p, 図版[8]p   記述言語:中国語

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    • シナ海域蜃気楼王国の興亡

      上田, 信

      講談社  2013年9月  ( ISBN:9784062185431

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      総ページ数:350p   記述言語:日本語

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    • 高等学校世界史A : 世界の歩みを探究する--新しい時代のために

      上田, 信, 大久保, 桂子, 設楽, 國広, 原田, 智仁, 山口, 昭彦

      清水書院  2013年2月  ( ISBN:9784389600211

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      総ページ数:224p   記述言語:日本語

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    • ペストと村 : 七三一部隊の細菌戦と被害者のトラウマ

      上田, 信

      風響社  2009年9月  ( ISBN:9784894891357

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      総ページ数:242p   記述言語:日本語

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    • 大河失調 : 直面する環境リスク

      上田, 信

      岩波書店  2009年8月  ( ISBN:9784000282598

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      総ページ数:xxiii, 178p   記述言語:日本語

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    • 風水という名の環境学 : 気の流れる大地

      上田, 信, 「中国文化百華」編集室

      農山漁村文化協会  2007年5月  ( ISBN:9784540030970

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      総ページ数:206p   記述言語:日本語

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    • 東ユーラシアの生態環境史

      上田, 信

      山川出版社  2006年4月  ( ISBN:9784634348301

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      総ページ数:90p   記述言語:日本語

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    • 日本にとって中国とは何か

      尾形, 勇, 鶴間, 和幸, 上田, 信, 葛, 剣雄, 王, 勇, 砺波, 護

      講談社  2005年11月  ( ISBN:9784062740623

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      総ページ数:406p, 図版 [5] p   記述言語:日本語

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    • 海と帝国 : 明清時代

      上田, 信

      講談社  2005年8月  ( ISBN:9784062740593

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      総ページ数:526p, 図版 [7] p   記述言語:日本語

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    • 東アジア家系記録(宗譜・族譜・家譜)の総合的比較研究

      上田, 信

      [立教大学]  2004年3月 

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      総ページ数:132p   記述言語:日本語

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    • 中国の歴史

      砺波, 護, 尾形, 勇, 鶴間, 和幸, 上田, 信

      講談社  2004年 

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      総ページ数:12冊  

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    • トラが語る中国史 : エコロジカル・ヒストリーの可能性

      上田, 信

      山川出版社  2002年7月  ( ISBN:4634490501

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      総ページ数:198p   記述言語:日本語

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    • トラが語る中国史 ― エコロジカル・ヒストリーの可能性 ―

      上田 信( 担当: 単著)

      山川出版社  2002年7月 

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      記述言語:日本語 著書種別:その他

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    • 疾病・開発・帝国医療 : アジアにおける病気と医療の歴史学

      見市, 雅俊, 斎藤, 修, 脇村, 孝平, 飯島, 渉, 阿部, 安成, 鬼頭, 宏, 川越, 修, 劉, 士永, 加藤, 茂生, 上田, 信

      東京大学出版会  2001年8月  ( ISBN:413021067X

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      総ページ数:vii, 313p   記述言語:日本語

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    • 森と緑の中国史 : エコロジカル・ヒストリーの試み

      上田, 信

      岩波書店  1999年4月  ( ISBN:4000252852

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      総ページ数:viii, 259p, 図版 [2] p   記述言語:日本語

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    • 森と緑の中国史 ― エコロジカル・ヒストリーの試み ―

      上田 信( 担当: 単著)

      岩波書店  1999年4月 

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      記述言語:日本語 著書種別:その他

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    • 地球の環境と開発

      川田, 順造, 原, 洋之介, 丸山, 真人, 長山, 勝英, 細野, 豊樹, 米本, 昌平, 斎藤, 修, 古川, 久雄, 高谷, 好一, 佐藤, 仁, 上田, 信, 大塚, 柳太郎, 青木, 克己, 木村, 秀雄

      岩波書店  1998年3月  ( ISBN:4000108689

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      総ページ数:viii, 300p   記述言語:日本語

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    • 黄砂の村をゆく : 中国黄土高原の緑化に挑むNGO

      上田, 信

      緑の地球ネットワーク  1998年2月 

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      総ページ数:56p   記述言語:日本語

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    • 人と人の地域史

      上田 信( 担当: 共編者(共編著者))

      山川出版社  1997年12月 

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      記述言語:日本語 著書種別:その他

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    • 人口・疫病・災害

      速水, 融, 町田, 洋, 内嶋, 善兵衛, 寒川, 旭, 森脇, 広, 大井, 邦明, 早田, 勉, 安田, 喜憲, 安元, 稔, 石, 弘之, 杉山, 伸也, 伊藤, 繁, 家田, 貴子, 田島, 和雄, 新村, 拓, 上田, 信, 高橋, 眞一, 鬼頭, 宏

      朝倉書店  1995年9月  ( ISBN:4254105576

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      総ページ数:vi, 288p   記述言語:日本語

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    • 詳解世界史B : 指導と研究

      池田, 温, 市川, 健二郎, 上田, 信

      清水書院  1995年4月 

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      総ページ数:618p   記述言語:日本語

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    • 詳解世界史B

      池田, 温, 市川, 健二郎, 上田, 信

      清水書院  1995年2月 

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      総ページ数:384p, 図版   記述言語:日本語

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    • 伝統中国 : 「盆地」「宗族」にみる明清時代

      上田, 信

      講談社  1995年1月  ( ISBN:4062580357

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      総ページ数:249p   記述言語:日本語

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    • 伝統中国 ― <盆地><宗族>にみる明清時代

      上田 信( 担当: 単著)

      講談社  1995年1月 

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      記述言語:日本語 著書種別:その他

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    • 中国の社会

      上田 信( 担当: 共訳)

      平凡社  1994年4月 

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      記述言語:日本語 著書種別:その他

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    • 詳解世界史B

      池田, 温, 市川, 健二郎, 上田, 信

      清水書院  1994年 

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      総ページ数:384p, 図版   記述言語:日本語

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    • 社会的結合

      二宮, 宏之, 柴田, 三千雄, 若尾, 祐司, 上田, 信, 三浦, 徹, 三谷, 孝, 谷川, 稔, 川本, 正知, 喜安, 朗, 松村, 高夫, 萩原, 直, 成瀬, 治

      岩波書店  1989年12月  ( ISBN:4000040448

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      総ページ数:xiii, 307p   記述言語:日本語

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    • 歴史と近代化

      小島, 晋治, 野村, 浩一, 並木, 頼寿, 丸山, 松幸, 上田, 信, 河田, 悌一, 徳田, 教之, 安藤, 正士, 加々美, 光行

      岩波書店  1989年12月  ( ISBN:4000104241

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      総ページ数:xiv, 307, 5p   記述言語:日本語

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    • 問俗録 : 福建・台湾の民俗と社会

      陳, 盛韶, 小島, 晋治, 上田, 信, 栗原, 純

      平凡社  1988年12月  ( ISBN:4582804950

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      総ページ数:xii, 254p   記述言語:日本語

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    • 問俗録 ― 福建・台湾の民俗と社会 ―

      上田 信( 担当: 共訳)

      平凡社  1988年12月 

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      記述言語:日本語 著書種別:その他

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    • 東洋文化研究所所蔵中国土地文書目録・解説

      濱下, 武志, 久保, 亨, 上田, 信, 岸本, 美緒, 臼井, 佐知子, 寺田, 浩明, 林, 正子, 高見澤, 磨, 石橋, 崇雄, 楊, 国楨, 東京大学東洋学文献センター

      東京大学東洋文化研究所附属東洋学文献センター刊行委員会  1983年 

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      総ページ数:2冊  

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    • 仁井田陞博士輯北京工商ギルド資料集

      佐伯, 有一, 田仲, 一成, 仁井田, 陞, 濱下, 武志, 中山, 美緒, 上田, 信, 東京大学東洋学文献センター

      東京大学東洋文化研究所附属東洋学文献センター  1975年3月 

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      総ページ数:冊  

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    Works(作品等)

    • 中国社会史研究 その他

      1983年4月
      -
      1985年3月

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      作品分類:その他  

      中華人民共和国 南京大学 高級進修生

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    共同研究・競争的資金等の研究

    • 現代中国における歴史的連続と不連続(西村 成雄)

      科学研究費助成事業 

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      1996年4月 - 現在

      資金種別:競争的資金

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    • 中国地域経済の重層構造とその長期変動に関する研究(佐藤 宏)

      科学研究費助成事業 

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      1995年4月 - 現在

      資金種別:競争的資金

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    • 渡海者のアイデンティティと領域国家:21世紀海域学の史学的展開

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A) 

      上田 信, 重松 伸司, 中里 成章, 弘末 雅士, 山口 元樹, 渡辺 佳成, 疇谷 憲洋, 鈴木 英明, 赤嶺 淳, 宮田 絵津子

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      2017年4月 - 2021年3月

      課題番号:17H00931

      配分額:37050000円 ( 直接経費:28500000円 、 間接経費:8550000円 )

      本研究プロジェクトではアジア海域(インド洋・シナ海域・西太平洋)を舞台に、14世紀から19世紀にかけて往来した様々なヒトを取り上げ、送り出し側と受け入れ側の双方の領域国家との関係を解明した。具体的にはアジア海域で活動したポルトガルのコンベルソ(ユダヤ教からキリスト教に改宗した人々)、ディアスポラのなかで日本や東南アジアで活動したアルメニア人、郷里を離れてインドや中国に赴いたスコットランド人、中国・東南アジアと日本とのあいだで密貿易を展開した倭寇などの実態を明らかにした。さらに、メキシコのクエルナバカ教会壁画に描かれた長崎二十六聖人の図像を調査した。

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    • 近代移行期の港市と内陸後背地の関係に見る自然・世界・社会観の変容

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A) 

      弘末 雅士, 荷見 守義, 守川 知子, 石川 禎浩, 栗田 和明, 唐澤 達之, 中里 成章, 佐々木 洋子, 荒野 泰典, 土田 映子, 貴堂 嘉之, 清水 和裕, 渡辺 佳成, 高橋 秀樹, 疇谷 憲洋, 和田 郁子, 鈴木 英明, 上田 信, 柳澤 明, 齋藤 久美子, 野上 建紀, 阿久根 晋, 武内 房司, 澤田 英夫

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      2014年4月 - 2018年3月

      課題番号:26244035

      配分額:30940000円 ( 直接経費:23800000円 、 間接経費:7140000円 )

      4年間の研究を通して、港市と内陸社会の関係を多元的に考察でき、国民国家を台頭させる多様なネットワークが検討できた。ともすれば近代以降、交通や通信の発展により、港市と内陸社会の関係は均質なものに変容したと考えられがちであるが、必ずしも一元的な関係に収斂しないことが明らかとなった。また港市は、近代においても外世界と内世界を仲介する重要な役割を担う一方で、国民国家の成立後、内陸部で国境を接する地域が、国家間を仲介する重要な拠点となるケースがあることも示された。いずれにせよ、港市と内陸社会あるいは内陸社会間や諸海域間を仲介する存在の重要性が、改めてクローズアップされた。

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    • 交通路より見た西南中国・東南アジア大陸部地域の再検討

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      ダニエルス クリスチャン, 武内 房司, 飯島 明子, 新谷 忠彦, 上田 信

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      2014年4月 - 2015年3月

      課題番号:26283004

      配分額:4940000円 ( 直接経費:3800000円 、 間接経費:1140000円 )

      本研究は、英国、米国、フランス、及びヴェトナムの四か国のアーカイブズなどに所蔵される未公刊文書と在地文書(現地語文書)の中から資料を収集して詳細な分析を加え、西南中国と東南アジア大陸部地域が交易で連結されていた歴史的構造を明らかにすることを目的としている。また、この四か国のアーカイブズに蓄積された19世紀後半・20世紀初頭の経済地理調査報告、宣教師の文書、及び在地文書を閲覧し、交通路に関するデータベースを作成することも重要な目標の一つである。
      これは重要な意味を有する研究である。第一は、これまで、内陸の陸の孤島と見なされてきた西南中国地域が閉ざされた地域として理解されてきたが、収集したデータの分析をつうじてこれまでは中国史と東南アジア史の周辺にすぎなかった当該域地域が交易で外部と連結していた点を実証できる点である。第二は、交通路の確立・変更にともなって、人の移動、言語・方言、技術や宗教信仰など種々の要素をつうじて、西南中国・東南アジア大陸部との連続性も具体的に明示できると期待される点である。さらに、近年、西南中国と東南アジア大陸部の間に人的・文化的交流が緊密化している状況下で、その祖型ともいえる近代以前の地域間交通網の実態に着目し、西南中国・ミャンマー・タイ・ラオス・ヴェトナム周辺地域の経済交流を横断的に比較・考察する本研究には今日的な意義も認められよう。
      初年度に当たる本年度においては、データベースを構築するために基礎資料を収集する作業を重視した。年度の途中で、研究代表者が海外の大学に移籍することとなったが、離日する12月末日までに、米国フィラデルフィア長老教会歴史協会とヴェトナムのアーカイブズなどで資料を収集し、また交易路関係の文献と地図等の資料を収集することができた。また、交通路と言語・方言についてミャンマーとタイ王国において現地調査に基づいてデータを収集した。

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    • アジアの無形文化における仮頭の研究-仮面との比較から-

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      細井 尚子, 粟屋 利江, 板谷 徹, 竹本 幹夫, 中野 照男, 上田 信, 稲葉 明子, 山本 宏子, 宮本 万里

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      2007年 - 2010年

      課題番号:19401015

      配分額:14300000円 ( 直接経費:11000000円 、 間接経費:3300000円 )

      日本の伎楽面のように頭部を覆う仮頭は、顔につける仮面と区別されずに仮面研究の中に埋もれ、長らく死角となってきた。アジアに現存する仮頭を用いる芸態の調査、資料収集、分析により、仮頭の属性は仮面の仮装性とは異なり、「頭を挿げ替える」ことにあり、民俗・宗教的な文脈にのみ存在することが判明した。また仮頭を用いる存在は、民俗・宗教の相違を超えて空間を移動する点から人間の原初的な世界観という新たな課題を得た。

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    • グローバリゼーションと反グローバリゼーションの相克-捕鯨を手がかりとして-

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A) 

      荒野 泰典, 上田 信, 老川 慶喜, 藏持 重裕, 小峯 和明, 千石 英世

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      2004年 - 2007年

      課題番号:16201052

      配分額:49530000円 ( 直接経費:38100000円 、 間接経費:11430000円 )

      国内外に点在する捕鯨関連の史跡・資料を調査し、分担者および各地の協力者と共同研究を展開することによって以下の成果を得た。
      1.捕鯨という現象を人と鯨の関係性としてより広くとらえ、捕鯨史を人類史の不可欠の一環として見る視点を得た。
      2.捕鯨にまつわる諸言説の再検討を行った。たとえば、日本の伝統捕鯨が、日本で独自に発達したという言説の再検討。17世紀のオランダ・英国の東インド会社の日本関係史料に見られる、鯨油の大量輸出の事例や、日本側の史料のオランダの捕鯨技術の導入に関する記述の検討を通じて示唆した。また、従来の「捕鯨」の研究は、日本や欧米に限られる傾向があり、それが捕鯨研究を特殊な研究分野にとどめていた。日本以外の朝鮮・ベトナムの捕鯨を取りあげて、東アジア地域でも捕鯨は十分検討に値する課題であることを示した。
      3.捕鯨が、経済のみでなく、社会的文化的にも人々の生活や意識に深く浸透していたことを、岸壁画・神話・文学・鯨絵巻類の検討を通じて、明らかにした。
      4.捕鯨関連史料の収集作業を通じて、従来地元以外では見過ごされがちであった史料を鯨研究に利用するための環境を整えた。具体的には、壱岐郷土館、鯨賓館ミュージアム(江口文書)、対馬歴史民俗資料館(郡方毎日記)、太地くじらの博物館などの関連史料の目録化や翻刻を行った。

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    • 中国雲南をコアとする東ユーラシア交易圏の動態的研究

      民間財団等  (財)JFE21世紀財団 

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      2005年4月 - 2006年3月

      資金種別:競争的資金

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    • 近現代アジアにおける「健康」の社会経済史-疾病、開発、医療・公衆衛生-

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      脇村 孝平, 小林 茂, 上田 信, 飯島 渉, 鈴木 晃仁, 美馬 達哉, 見市 雅俊

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      2004年 - 2006年

      課題番号:16330065

      配分額:12600000円 ( 直接経費:12600000円 )

      本研究は、「健康」(health)をめぐる諸現象を、社会経済史的な視角から分析しようとする意図から始められた。
      上記の研究課題の解明を目標にして、三年間に行われた研究会活動は、通常の研究会が11回、国際ワークショップが1回、国際会議への参加が1回という内訳である。通常の研究会では「疾病史研究会」と名づけて、研究分担者のみならず、若手研究者も含む、多くの研究者が集うフォーラムを形成することに努めた。ちなみに、発表者の中にかなり多くの大学院生を含んでいる。この「疾病史研究会」では、疾病や医療という現象の分析によって、社会経済史学より広くは歴史学に新しい光を照射するという目標を、ある程度達成することができた。
      二年目に、国際ワークショップ(「疫病/環境変化/グローバル・ガバナンス-歴史的アプローチ」)を開催した。外国人の発表者が計11名、日本人が計12名という規模の国際会議を開催することができた。聴衆の数も最大で70、80人にまで達した。なお、この会議は、人文・社会科学振興プロジェクト研究(日本学術振興会)「グローバル・ガバナンスの解明」との共同開催で行われた。この国際ワークショップは、この分野(近代アジアに関する疾病史・医療史研究)のものとしてはわが国で初めての国際会議であったと言える。
      また、三年目には、フィンランド・ヘルシンキで開催された第14回国際経済史会議において「近代アジアの疾病と環境変化」(‘Diseases and Environmental Changesin Modern Asia')というセッションを組織し、本科研メンバーからも三名(飯島、鈴木、脇村)が参加した。このセッションは、前年に行った既述の国際ワークショップの延長線上に位置づけられる。
      国際ワークショップ(二年目)と国際経済史会議のセッション(三年目)における発表論文を基に、英文の論文集を刊行予定である。現在の時点では、出版社は未定であるが、出版計画の詳細がほぼ固まり、実現性は高いと考えている。

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    • 中国における新たな政治経済体制とその変動モデルに関する研究:学際的、国際的接近

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      小島 朋之, 中兼 和津次, 佐藤 宏, 高原 明生, 園田 茂人, 渡邊 真理子, 上田 信

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      2002年 - 2004年

      課題番号:14390049

      配分額:13300000円 ( 直接経費:13300000円 )

      本研究は、現在中国の体制変動への問題意識を共有した日本の中国研究者に欧米の中国研究者が協力して、共通テーマについて共同研究に取り組んできた。1980年代以降に本格化した中国における改革・開放政策の著しい進展によって変化してきた中国の新たな政治経済体制に注目し、その変動モデルの発見をめざして、政治学、経済学、社会学、歴史学など様々な専門領域の日本だけでなく欧米の中国研究者が国際的な共同研究に取り組んできた。
      共同研究は一つに日本側では国内で定期的に研究会を開催して、各自の研究について報告・討論を繰り返してきた。同時に欧米の研究メンバーとはこの研究会が開設したホームページやEメールを通じてバーチャルな研究交流を進めてきた。いま一つに毎年1回、日本あるいは海外でワークショップを実施し、研究メンバー全員とともに関連したメンバー以外の研究者にも適宜参加を要請し、メンバー各自の研究成果を報告するとともに、議論を通じて研究の質の向上につとめてきた。
      共同研究を通じて、いくつかの知見を発見した。第1に、たしかに改革・開放にともなって新しい体制が出現したこと、とくに経済については市場メカニズムに基づく体制が定着していることである。しかし第2に、新しい経済体制に呼応する政治の体制はまだ見えてこないことである。いぜんとして共産党の一党体制が強固に存続している。第3に存続にもかかわらず、経済・社会構造の変化にともなって政治体制も変容を迫られ、共産党によるガバナンスが危機に陥りかけていることである。本研究はこうした成果を研究の代表者と分担者に海外協力者を加えて論文を提出し、平成17年度中に英文出版(Restructuring China - Party, State, and Society)することになっている。

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    • グローバリゼーションの歴史的前提に関する学術的研究(荒野泰典)

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

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      2000年4月 - 2003年3月

      資金種別:競争的資金

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    • メコン川中上流域の森林と開発

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      大崎 正治, 比嘉 政夫, 上田 信

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      2001年 - 2003年

      課題番号:13571021

      配分額:10800000円 ( 直接経費:10800000円 )

      本調査研究は、山岳少数民族の社会を対象とし、彼らの森林と共生する生活様式を、当該地域の今後の経済社会の構築の中核に据えるべく、その現代的な意義と価値を探る事を目的とした。近年の東南アジアにおける政治的安定と経済グローバル化の深化の中で、開発対象として急速に注目を集めている巨大国際河川メコン河(中国名:〓〓江)水系に住む合計6民族9ヶ村(中国西双版納〓族自治州〓海県、〓〓地区〓〓県・双江県、保山地区〓冲県の〓Dai族3ヶ村、〓Wa族2ヶ村、布朗Bulang・哈尼Hani(愛尼Aini)・〓〓Lisu・拉〓Lahu族各1ヶ村)で調査(本調査3回、補足調査1回)を行った。
      当該研究では,1.村落社会における森林政策・制度の影響、2.村落の歴史と自然環境の変遷,3.森林利用とその結果(森林利用に焦点を当てた生業活動の実態と慣習法、)、4.世界観(村落世界の民族固有の環境認識)の4点に問題関心を絞った。もちろんそれぞれの民俗,村落でその負って来た歴史は異なるものの,調査結果の分析から,概して次のような諸点を指摘できる。
      当該地域の少数民族の多くは、森林に尊崇を払いつつそれを利用して長年生活を営んできた。第二次世界大戦後の中国革命成立による激烈な中央集権化と、世界的な物的生産力の急激な拡大の中にあって、彼らの伝統的な自給的生活様式は大方、無視・否定され、大きな破壊を被ってきたし、今なおさらなる破壊の危機に直面しているといってよい。その傾向の一部は皮肉にも、近年の、商業主義的開発と抱き合わせとなった森林保護政策によっても、促進されている。
      我々は、彼らが長年にわたって主体的に編み出してきた森林保護の思想や文化が、森林の維持と利用を両立させるために重要な機能を持っており、その中に今後の森林環境を保護していくための第一の意義と価値を見出すものである。森林保護とそこに生きる民族の生存とが密接不可分の関係にあること、森林保護に森林利用民の排除は必要ないだけでなく、むしろ当事者でない者に決定権を持たせることは森林破壊を導き当該地域社会を混乱に導くものと考える。森林利用の当事者である、我々が調査対象としたような少数民族をこそ、森林保護の一番の担い手に据えるべきであるという結論を得た。
      最後に,本調査研究の成果の一部を公開する目的で,国際シンポジウムを開催したことを附記する。

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    • 東アジア家系記録(宗譜・族譜・家譜)の総合的比較研究

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B) 

      上田 信, 宮嶌 博史, 森本 一夫, 中西 裕二, 嶋 陸奥彦, 瀬川 昌久, 豊見山 和行, 上田 信

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      2001年 - 2003年

      課題番号:13571027

      配分額:12000000円 ( 直接経費:12000000円 )

      研究成果報告書では、3年間にわたる東アジアの家系記録の比較研究の成果に基づき、各研究分担者および研究協力者の論考を執筆した。嶋の論考では、アメリカ合衆国ユタ系譜資料館などに所蔵されている朝鮮関係の家系記録の検討を行い、朝鮮の家系記録の所蔵状況について、データを掲載した。さらに現存する最古の15世紀に編纂された『安東権氏世譜 成化譜』を分析している。この成果は、今後の朝鮮家系記録の研究に対して、研究の基礎を提供するものである。中西は、これまでベトナム北部を中心として進められてきた族譜研究から一歩進んで、ベトナム南部のある村落における家系記録を対象に研究を進めた。キン族が族譜を外来の文化要素として受け入れたことを指摘し、族譜が記憶の装置としてどのように利用されてきたのかを分析した。森本は西アジアの家系記録の分析を進め、東アジアの家系記録の特質を浮かび上がらせた。研究協力者の田中藤司は天草の墓石に関する研究を、現地の状況を伝える写真とともに紹介し、墓石を家系記録のなかに位置づけた。倉橋は中国江南の族譜に基づき、文化資本という視点を採り入れながら族譜分析の新しい可能性を示した。上田はフィールドワークと科研で収集した族譜資料に基づき、村落の空間に残された家系記録として、家屋や祠堂の意味づけを分析した。

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    • グローバリゼーション下の東南アジアの社会変容と地域変化

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A) 

      梅原 弘光, 弘末 雅士, 元木 靖, 白坂 蕃, 鳥居 高, 高橋 昭雄, 上田 信

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      2000年 - 2002年

      課題番号:12308003

      配分額:18850000円 ( 直接経費:14500000円 、 間接経費:4350000円 )

      本研究は、研究分担者・協力者13人と海外共同研究者4人からなる研究組織により実施された。最初に設定した主要課題項目(植民地支配、近代化政策、農業商業化、階層分化、労働力移動、都市化、環境変化)に沿って、年次ごとに重点を少しずつ移動させながら現地調査と研究集会を繰り返し、3年目には国際会議を開催した。最終報告書の構成は、植民地下の社会変容(第7・11章)、近代化政策(第2・3・8・9・12章)、それに伴う農村および都市の社会変容(第4・5・6・13・15・16章)、その地域的投影としての地域分化(第1・10・14・17章)からなる。変化の態様は同じ東南アジアでも地域ごとに多様で共通していえることは多くはないが、以下の諸点はほぼ確認できた。第1に、1960年代の東南アジアでわれわれが目の当たりにしたのは、いわゆる伝統的農民社会ではなくて、植民地期に大きく変貌した後の農民であり、農民社会であった。第2に、1970年代以降の農業社会変容は、基本的に「緑の革命」とその後の農業商業化を契機とするものであった。それは生産物と同時に生産過程の商業化を進めて農村部に一大農業資材・サービス市場を形成、それに地元の米穀商など商人層がすばやく反応した。第3に、近代化政策は農村住民を大量に農村から排除した。大半は雇用を求めて都市に移動したが、かなりのものが土地を求めて山地部に向かい、商業伐採跡地などの貧弱な二次林に住み着いて焼畑耕作を行った。これが森林の後退につながった。第4に、東南アジアの農村経済はどこでも所得の源泉を農業から非農業部門に拡大した。土地利用は稲から換金作物へ、農地から非農業用地へと転換した。この傾向をどう解釈するかが重要であるが、それには農村実態調査の更なる蓄積、近代化過程の国際比較、理論的研究としての「農業問題」研究の再開・継続が必要に思われる。

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    • NGO(民間公益団体)と大学とのパートナーシップの可能性

      科学研究費助成事業 

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      1998年4月 - 2000年3月

      資金種別:競争的資金

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    • 中国江南地方における宋以降の都市と農村文化の総合的研究(尾上 兼英)

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 

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      1994年4月 - 1997年3月

      資金種別:競争的資金

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    • 地域性の形成における人口・環境要因の作用(宮嶋 博史)

      科学研究費助成事業 

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      1985年4月 - 1997年3月

      資金種別:競争的資金

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    • 中国地域経済の重層構造とその長期変動に関する研究--一次統計資料の発掘と解析--

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 国際学術研究 

      佐藤 宏, 大島 一二, 上田 信, 加藤 弘之, 杜 進, 中兼 和津次, 呉 柏均, 張 楽天, 厳 善平

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      1995年 - 1997年

      課題番号:07041049

      配分額:6800000円 ( 直接経費:6800000円 )

      1.本研究の主目的は,浙北平原の一養蚕農村(嘉興地区H市)を対象として,(1)1950年代以降の,農家,村(自然村,行政村),郷鎮,県レベルの統計・文献資料を系統的に収集すること(とくに村レベル以下の資料,たとえば村の会計帳簿,戸籍登録資料などに重点を置く),(2)それと同時に農家調査,基層幹部などへの聞き取り調査など独自の実地調査をも実施すること,(3)収集した資料を整理して包括的な地域経済データベースを構築し,その解析を通じて,中国農村経済社会の長期変動を多面的に明らかにすることにある。2.平成7〜9年度の研究活動を通じて,(1)1950年代初め〜90年代前半をカバーする農家経済データベースおよび(2)1960年代初め〜90年代前半をカバーする地域経済長期統計データベース,を学界で初めて整備することができた。また学界への成果公開を目的として,上海(平成8年度),東京(平成9年度,2回)において公開ワークショップを開催した。3.本研究から得られた主な知見は以下の通りである。(1)調査地においては多くの側面で市場経済化が進みつつあるが,市場化過程には農業集団化以前の伝統的市場関係が復活している側面と,集団農業時代の経済変革が今日に至って開花している側面が併存している。(2)他方で農業の主軸である養蚕はなお強い国家統制下にあり,また現在も維持されている土地の集団所有制度が調査地農村経済をその深部において規定している,(3)以上を要するに,中国農村地域経済を理解するためには,社会主義化以前の市場経済の経験と,集団農業時代以来の制度的連続性といういわば二重の伝統に注意を払うことが必要である。換言すれば,今日の中国農村は,統制と市場が併存する固有の制度環境に置かれており,この意味において中国における経済移行過程の漸進主義的性格が典型的に現れている。

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    • 中国の方言と地域文化(平田 昌司)

      科学研究費助成事業 

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      1993年4月 - 1996年3月

      資金種別:競争的資金

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    • 現代中国農村社会の地域史的研究

      民間財団等  トヨタ財団 

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      1993年4月 - 1994年3月

      資金種別:競争的資金

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    • 地球環境の変動と人口の変動(速水 融)

      科学研究費助成事業 

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      1991年4月 - 1994年3月

      資金種別:競争的資金

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    • 日本人の死生観・他界観の比較文化的研究-伝統と変容

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 一般研究(A) 

      木田 献一, 関 正勝, 上田 信, 小西 正捷, 小島 孝之

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      1992年 - 1993年

      課題番号:04401002

      配分額:11800000円 ( 直接経費:11800000円 )

      1.フィールドワーク調査
      地域班・類型班を中心に下北恐山・沖縄における他界観の調査・五島、平戸、生月におけるキリシタン遺跡の現地調査を共同で行った。また熊野・天童・奈良・名古屋などにおいて個別調査を行った。それぞれの報告会及び討議を行った。その成果を中心に報告書にまとめた。
      2.アンケート調査
      倫理班・現代班を中心に「現代の都市における墓地と葬制」及び「脳死および臓器移植」についてのアンケート調査を行い、その成果を報告書にまとめた。
      3.比較文化的考察
      琉球大学・比嘉政夫氏、赤嶺政信氏、アイオワ大学ブラストス氏等の報告をもとに討議を行った。
      4.公開シンポジウム
      豊島区教育委員会の協力を得て「他界観の諸相」及び「現代における生と死」のシンポジウムを本学で行った。その成果を報告書にまとめた。
      5.報告書の作成
      標題「日本人の死生観・他界観の比較文化的研究-伝統と変容」の報告書を作成し、各関係機関に配布した。
      (総括)
      以上多くの成果をあげることが出来たが、研究は未だ単緒にある。殊にフィールドワークにおける学術研究が、社会的に還元されるためには大きな課題を残しており、今後再度の申請によって本研究の充実がはかられるべきものであることを確認した。

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    • 都市の内部ネットワーク

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 重点領域研究 

      佐藤 次高, 小杉 泰, 川北 稔, 加納 啓良, 加納 弘勝, 上田 信

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      1988年 - 1990年

      課題番号:01625005

      配分額:5000000円 ( 直接経費:5000000円 )

      「都市の内部ネットワーク」を研究課題とするE班は、平成元年度中に研究会を4回、研究打ち合せ会を2回開催した。第1回の研究会はK班、R班との合同で行われ、「外からみた『イスラム都市』」をテーマに、中国およびヨーロッパの専門家の目からみた「イスラム都市」について討論した。第2回は、「都市を読む」の第2回目としてハキーム著の『アラブ・イスラム都市』をとりあげた。第3回はR班との合同研究会であり、「ムスリム都市とヨーロッパ都市」のテーマの下に、新しい比較の視点を求めて活発な議論が展開された。最後の第4回もJ班、R班との合同で行われ、「都市と祭」についてアラブ、東南アジア、ヨーロッパの具体的事例が報告された。
      また研究打ち合せ会では、研究分担者相互の情報交換を行うと共に、都市の内部ネットワークについての研究をどのように進めていくベきかが討論された。結論だけを要約すれば、これまでの研究に加えて、神秘主義教団と街区住民との関係、パブ・チャイハネ・茶館、人口移動の問題を扱うことが、内部ネットワークの解明には不可欠であることが確認された。またE班独自のテーマとして、これからも「都市を読む」読書会を来年度も続けることが提案された。
      都市研究をすすめるためには、関係図書を利用することが不可欠であるが、E班では研究分担者から必要文献のリストの提出を求め、英語、フランス語、ドイツ語のイスラム都市関係図書をそれぞれ数十冊ずつ計75冊を購入した。

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    • 都市の内部ネットワーク

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 重点領域研究 

      佐藤 次高, 小杉 泰, 川北 稔, 加納 啓良, 加納 弘勝, 上田 信

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      1988年 - 1990年

      課題番号:02207104

      配分額:5000000円 ( 直接経費:5000000円 )

      「都市の内部ネットワーク」を研究課題とするE班は、最終年度である平成2年度中に研究会を4回、研究打ち合せ会を3回開催した。第1回の研究会はD班、F班との合同で、「華僑送金と都市のネットワーク」をテーマに報告と討論が行なわれた。第2回は、「イスラム都市を読む」の第3回目としてフセインースルタンーザーデ著『イランにおける都市と都市集住の歴史入門』をとりあげた。第3回は「暮しのなかのつきあいーパブ、コーヒー店、茶館ー」のテーマの下に、都市における集合のあり方を多角的に検討した。最後の第4回は、「都市の社会生活と砂糖」をテーマとして沖縄で開催し、「イスラム都市社会と砂糖」および「イギリス近代史上の砂糖」の報告に続いて、製糖工場の見学を行い、多くの知見を得ることができた。
      また研究打ち合せ会では、研究分担者相互の情報交換を行うと共に、都市の内部ネットワークについての研究のすすめ方を検討した。内部ネットワークの解明には、神秘主義教団と街区住民との関係を扱うことの重要性が指摘された。しかし秋の「全体集会」をにらんで、とりあえず「都市における集合」問題をとりあげ、パブ・コーヒー店、茶館のテーマから開始することを決定した。なお、「イスラム都市を読む」(読書会)は、E班独自のテーマとして有用であり、魅力的であることが改めて確認された。
      なおE班独自の活動ではないが、昨年度E班の読書会でとりあげたハキーム著『イスラーム都市ーアラブのまちづくりの原理ー』の翻訳出版が実現した。

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    • 都市の内部ネットワーク

      日本学術振興会  科学研究費助成事業 重点領域研究 

      佐藤 次高, 小杉 泰, 川北 稔, 加納 啓良, 加納 弘勝, 上田 信

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      1988年 - 1990年

      課題番号:63625005

      配分額:4000000円 ( 直接経費:4000000円 )

      「都市の内部ネットワーク」を研究課題とするE班は、63年度中に研究会および研究打ち合わせ会をそれぞれ3回ずつ開催した。第1回目の研究会は、「任侠、無頼の世界」をテーマとし、中国、イスラム、ヨーロッパ世界のアウトローについて比較検討した。第2回は、D、E、F、S班の合同研究会であり、ここでは都市社会の基本単位である街区(ハーラあるいはマハッラ)について集中的な討論が行なわれた。第3回は、『イスラム都市』と題するアラビア語の著書を読む読書会でありこの書の内容紹介とそれにもとづく意見の交換がなされた。
      また研究打ち合わせ会では、研究分担者相互の情報交換を行うと共に、都市の内部ネットワークについての研究をどのように進めていくべきかが討論された。結論だけを要約すれば、人口の集中、街区の構成、神秘主義教団と職人組織との関係、祭と都市生活などE班として取りあげるべき問題は数多くあるが、個々のテーマを扱いながらも常に「都市」あるいは「都市性」とは何かを問うことの重要性が確認された。これは来年度以降の研究活動に生かされるはずである。
      都市研究をすすめるためには、関連図書を利用することが不可欠である。E班では研究分担者から必要文献のリストの提出を求め、これにもとづいて若干の図書資料を購入した。内訳は、アラブ、イラン、トルコ世界の都市関連図書がそれぞれ約20点づつとなっている。なお、提出された文献リストは、現在パーソナル・コンピューターによって入力中である。

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    • Ecological History of China.

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      資金種別:競争的資金

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    • NGOと大学のパートナーシップ

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      資金種別:競争的資金

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    • Partnership between NGO(Non-garvenmental organization)and University

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      資金種別:競争的資金

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    • Social History of China.

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    • 生態学的歴史学-中国を中心として-

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      資金種別:競争的資金

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    • 中国社会史

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